同性から好かれる人は、信頼が高く人望が厚い人が多いですよね。異性から好かれる人も魅力的ですが、同性に好かれる秘訣はあるのでしょうか。今回は、主に仕事中や職場での人間関係を中心として、同性に好かれやすい人・嫌われやすい人の特徴をご紹介します。同性との対人関係に悩む人、関係改善したい人はぜひチェックしてください。
- この記事でわかること
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- 女性同士うまくコミュニケーションが取れる人の特徴
- サバサバしているとはどんな人のことを指すか
- 職場の同性から信頼されたい男性が気をつけるべきこと
- 同性ウケのためのビジネスマナーやヒューマンスキル
【女性】同性から好かれる女性は自立しつつ共感力が高い
まずは、同性から好かれる女性の特徴を「感情面」「行動面」のそれぞれから見ていきましょう。
[感情面]同性から好かれる女性の特徴4つ
同性から好かれる女性は、感情面で主に以下の4つの特徴を持っています。
- 陰口を言わない
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- 人が集まると愚痴や陰口を言う人もいるが、それに同調しない
- 場の空気を悪くすることなく「その人にはこういういいところもあるよ」などさらりと言える
- 決して周囲を否定せず、悪口や陰口は言わない、という人
- 感情的になりにくい
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- 感情的になると、言わなくてもいいことまで言ってしまいやすい
- 異性相手だとお互いに「分かり合えない」ことを前提として話しやすいが、同性相手だと甘えが出やすい
- 感情的にならず、でも意見や必要なことは伝えられる
- サバサバしている
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- 何かに失敗したとき、反省はしながらも感情的な切り替えは素早く、引きずりにくい
- 苦手な相手に対しても、仕事上は割り切って分け隔てない態度で接することができる
- 誰かに頼りすぎず、自分の力で困難に立ち向かえる自立した姿勢を持っている
- 適度な距離感を保てる
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- 人に依存することがない
- 仕事は協力するが、プライベートな時間には踏み込まないという切り分けができる
- あくまで「職場の人」としての付き合い方ができる
女性どうしの対人関係で問題になりやすい感情として、陰口や派閥などなにかとドロドロしていたり、仲の良い友人とはべったり依存型になってしまったりというウェットなものが挙げられます。そのため、ウェットな感情を持たない、あるいは必要以上に見せない女性はトラブルを起こしにくく、同性から好かれやすいのです。
また、何か困難にぶつかったとき、自分で解決しようとする自立した姿勢は、単に好かれるだけでなく憧れや信頼の対象にもなるでしょう。
しかも、こうした女性は仕事とプライベートの切り分けも上手く、仕事上の付き合いをプライベートに持ち込むことがありません。
[行動面]同性から好かれる女性の特徴3つ
同性から好かれる女性の行動面の特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。
- カバーし合う姿勢が持てる
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- 仕事が忙しいとき、困っているときは助け合いができる
- 自分の仕事が終わったからと一人だけ帰ったり、自分の手柄しか考えていなかったりすることがない
- 仕事は一人でやるものでなく、協力してやるものだと理解している
- ポリシーがある
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- 言動や考え方に一本の芯があり、自分なりのポリシーがある
- 何かがあっても言うことがコロコロ変わったり、簡単にポリシーを曲げたりしない
- 自分と違う考え方も「自分は自分、他人は他人」と肩肘を張らない自然体でいられる
- 謙虚さがある
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- 自慢ばかりする、マウントをとるなどの傲慢な姿勢がない
- 決して自己肯定感が低いわけではないが、自分軸で生きていて、それゆえに謙虚でいられる
- 自分の非は素直に認めて成長を目指し、かつ、自分自身を大切にする気持ちも持っている
感情面ではさっぱりした人が好まれますが、ビジネスライクすぎる人もまた、同性からは共感性が低いと疎まれやすい傾向にあります。仕事をする上で必要なことは助け合い、自分と違う考えを素直に認め、いつでも謙虚に学ぶ心を持つ女性は共感力が高いとされ、同性からの支持を集めやすいでしょう。
センスが良い女性は同性から好かれやすい!?
派手な女性は同性からも異性からも敬遠されることがありますが、「センスがいいな」と感じられる女性は同性から好かれやすいものです。ファッション・メイク・贈り物など、さりげなくその人のセンスが感じられると、女性は「ステキだな」と憧れの気持ちを抱きやすいです。例えば、以下のような人はセンスが良いと感じられるでしょう。
- 清潔感があり、上品な着こなしができる
- 自分に似合うファッションを知っていて、実践している
- TPOに合った振る舞いができる
- 高級品でなくても、おしゃれなコーディネートができている
- 人がもらって嬉しいプレゼントを選ぶのが得意
これらはいずれも、自分が目立ちたい、魅力をアピールしたいといったものではなく、誰かに対する気遣いから生まれるものです。例えば、清潔感やTPOに合った振る舞いは、合う人を不快にさせないため、人がもらって嬉しいプレゼントは、相手のことをよく見て考えているから、と考えられます。
つまり、同性に好かれる「センスの良さ」とは、気遣いが上手いことと言い換えられます。こうしたセンスを磨くためには、他人に対する気遣いを学ぶことが重要です。他人のことをよく見て相手の立場になって考えられれば、おのずと同性に好かれるようなセンスの良さを身につけられるでしょう。
【男性】同性からの憧れも!仕事がデキると人望が集まる
では、同性から好かれやすい男性はどんな特徴を持っているのでしょうか。こちらも「感情面」「行動面」のそれぞれについて見ていきましょう。
[感情面]同性から好かれる男性の特徴3つ
同性から好かれる男性は、感情面で主に以下の3つの特徴を持っています。
- 気さくで明るい
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- 話していて楽しくなる、明るくユーモアがある、大らかで気さく
- ノリが良い、話し上手、愛嬌があるなど、相手を楽しい気持ちにさせられる
- 「この人とはなんだか話しやすいな」と感じさせられる天性の明るさ
- いつも人の輪の中心にいて、それでいて気取ることがない
- 裏表がなく、素直
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- 嬉しいときは素直に喜び、悲しいときは悲しそうにする、裏表のない素直さ
- 自分の気持ちに嘘がつけない、わかりやすい人とも言える
- 相手によって態度を変えることがなく、見栄を張らないのでいつでも等身大で可愛らしい
- 曲がったことが嫌いで、真っ直ぐな心を持っていることも多い
- 気取らない人は誰とでも平等に接するため、男女問わず他人から好かれる
- 仲間や家族思いで優しい
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- 情に厚く、周囲の人を大切にする思いやりや、約束を守る義理堅さを持った優しい人
- 両親への感謝があったり、兄弟など身内への面倒見が良かったりする
- 彼女ができても友達との時間を持つなど、友情を大切にすることも忘れない
一般的に、男性は女性よりさらにウェットな感情を好まない傾向にあります。そのため、気さくで明るい人や、誰にでも分け隔てなく話す人、素直で裏表がない人などが特に好まれやすいです。一方で、「情に厚い」という意味でのウェットさは「男泣き」などの言葉に代表されるように、男性からの指示を集めやすいでしょう。
「話しやすさ」と、ポジティブな意味での「感情の豊かさ」は同性に好かれやすい男性のキーワードと言えます。どんなに仕事ができても、話しかけにくく機械のように感情を感じられない男性は、同性から見てもとっつきにくいのです。等身大の自分を素直に見せることが、男性が同性から好かれる近道でしょう。
[行動面]同性から好かれる男性の特徴2つ
同性から好かれる男性は、行動面で主に以下の2つの特徴を持っています。
- 仕事に真面目で、結果を出している
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- 仕事に対して真剣に取り組み、かつしっかり成果も上げている
- 人当たりの良さと妥協しない心の両方を持っているため、成果に結びついている
- 決断力があり、一度決めたことをブレずに貫き通せるため、言葉と行動が一致していて上司や取引先からの信頼も厚い
- 人付き合いがよく、フットワークが軽い
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- 人と関わることを好み、好奇心でいつも目がキラキラと輝いて楽しそうに見える
- 友人や身内と過ごす時間を大切にし、恋人だけに入れ込みすぎない
- 自分の殻にこもったり、恋人だけに入れ込んだりせず、あらゆる人付き合いを大切にできる
仕事に対して真面目に取り組んでいる様子が感じられ、かつ、成果を出している男性は同性から憧れの対象となることでしょう。また、情に厚くフットワークが軽い人、恋人だけでなく友人も大切にできる人は同性に好かれやすい傾向にあります。同性から好かれる男性とは、仕事と人付き合いの上手な両立ができている人なのです。
男女共通!職場で好かれる人は挨拶や謝罪がきっちりしている
職場で好かれやすい人とは、性別を問わず人柄が良い人、気持ちが良い人だと言えます。人柄や接しやすさで良い印象を持たれるためには、日頃から以下の4つのポイントを心がけましょう。
- 日々の挨拶がしっかりできる
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- 同性・異性を問わず、挨拶がきちんとできる人は人に好かれやすい
- 相手の目を見て、笑顔で挨拶できるとより魅力的に
- 逆に挨拶を無視してしまう、返事の声が小さすぎるなどは相手に悪印象
- 自分に非があったとき、素直に謝れる
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- 自分に非があるとき、「自分は悪くない」という態度をとらない
- 下手な言い訳をすることがなく、卑屈になるわけでもなく、誠意をもって謝罪ができる
- 逆に、ミスを隠してしまい後から発覚すると取り返しのつかないことに
- 仕事中にミスをしたら、サッと報告して素直に謝ることが最も良い印象になる
- 助けてもらったとき「ありがとう」が言える
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- 仕事で助けてもらったとき、相手に素直に「ありがとう」が言えるのは好印象
- 上司に対しては媚びへつらうことなく、同僚に対しても意地を張ることがない
- 素直に感謝を伝えられる人はとても魅力的で、信頼関係も築きやすい
- 仕事の基本「報・連・相」ができている
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- 報告・連絡・相談は社会人の基本。最低限のコミュニケーションと考えよう
- 上司にとっても、日頃から報連相がある部下の方が話しやすく、業務も円滑に進みやすい
- 人当たりがよく、相手と人間関係を構築しようと努力できる
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- 休憩時間にあまり仲良くない人と隣になっても、自分から話を振るなど人間関係を作る努力をしている
- 誰に対しても態度を変えず、同じように明るく愛嬌ある接し方をしている
「報・連・相」ができることは社会人として基本中の基本と言えますが、挨拶や「すみません」「ありがとう」と謝罪や感謝の気持ちを素直に表せることも職場で好かれるポイントです。こうした人は裏表がないので、誰に対しても好印象に映ります。もちろん、裏表のなさには人の陰口や悪口を言わないことも当然に含まれます。
同性に嫌われる女性度診断 自己中が過ぎる人は女性受けが悪いかも…
では、最後に同性に嫌われてしまう人の特徴についてご紹介します。同性になぜか嫌われてしまう、同性との関係が上手くいかないと悩んでいる人は、無意識に以下のようなことをやっていませんか?自分にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
- 不幸アピール、不幸マウントが多い
- ワガママ、傍若無人な振る舞いをする
- 相手の立場によって態度を変える
- 異性に媚びる
同性から嫌われる女性の一番の特徴は、不幸アピールや不幸マウントが多いということです。「こんなに辛いことがあった」「自分は恵まれていない」「あなたはいいわね」と不幸アピールや自分の方が辛い、という不幸マウントを繰り返していると、会話をしている相手は不快な気持ちになります。
辛いことや悲しいことを話すことそのものが悪いわけではありません。しかし、いつも不幸なことばかり話す、自分の不幸はアピールするけれど他人の愚痴には寄り添わない、あるいはマウントをとる、という人は自分のことしか考えていないと嫌われてしまいます。辛いことを誰かに聞いてほしくなったら、TPOを考えて信頼できる人にだけそっと話しましょう。
自分のことしか考えていないという態度がワガママさに出る人も、同性から嫌われやすいです。女性は男性よりもさらにその場の空気感を重視する傾向があるので、周囲の意見や空気感を無視してしまうと「ワガママ」と捉えられてしまいます。例えば、以下のようなことはワガママと反感を買いやすいです。
- 空気を読まない、雰囲気を乱すような発言をする
- 気に食わないという表情、あるいは興味のなさそうな表情で話を聞く
- ランチに誘われても、断り続ける
どんな仕事も、会社に勤めて行う以上はチームワークです。協調性を一切持たない人はチームとしてやっていけません。周囲が今、どんなことを考えているのか、自分に求められていることはなんなのか、よく考えながら行動しましょう。
異性の前でだけ態度を変える、上司には媚びるのに同僚や後輩には当たりがきついなど、損得勘定だけで人への接し方を変える人も嫌われやすいです。これは女性に限ったことではありませんが、特に異性の前ではあからさまに態度を変える、という人は同性から反感を買いやすいものです。
誰しも、好きな異性の前でよく思われたいのは当たり前のことですが、それ以外の人を邪険に扱ってしまうと反感を買ってしまいます。その評価が巡り巡って好きな異性の耳に入り、自分の評価を下げてしまうことにもなりかねません。むしろ、異性に良く思われたいと思うなら、同性からも良く思われるようにしておくのが賢明でしょう。
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同性に嫌われる男性度診断 上下関係を乱す男性は敬遠されるので要注意
男性が同性に嫌われる場合、どんなところを見ているのでしょうか。同性との関係で悩んでいる男性は、ぜひ以下のチェックリストにいくつ当てはまるかチェックしてみてください。無意識にやっていることがあれば、改善することをおすすめします。
- 女性の前でだけ良い格好をする
- 行動が異性中心すぎる
- ひたすら女性にモテる
- プライドが変な方向に高すぎる
- 自慢話が多い
- 否定的な反応が多い
- 清潔感がない
- 敬語が使えない
男性は女性よりもさらに、異性の前で態度が変わったり、異性との予定を優先するあまり同性の友人との予定をすっぽかしたりする人が多いです。中には、「女性にさえ好かれれば、男性からどう思われようと構わない」と極端な考え方に走ってしまう人も。女性にモテたいのは男性共通の心理かもしれませんが、だからこそ、モテるのに必死すぎると幻滅されてしまうでしょう。
異性にモテたいという意識は女性より男性の方が強いとされていますが、そのため、本人がモテようとしていなくても女性にモテる男性も、やはり同性からやっかみの対象になりやすく、距離を置かれたり陰口を言われたりしてしまう傾向にあるようです。こればかりは本人のせいではないのですが、同性の友人との関係をより大切にすると良いでしょう。
プライドや体面を気にするのも男性に多い傾向ですが、これも行きすぎると同性からも異性からも嫌われてしまいます。自分の自慢話ばかり延々とする年上の男性に閉口したことはありませんか?自分が同じことをしないよう、部下や同僚といるときはいっそう気を引き締めておきましょう。
また、プライドが高すぎたり、自分の自慢話ばかり聞いてほしかったりする人は、人の話に対して否定的な反応が多いです。「それはおかしくない?」「ありえない」「無理に決まってる」など、他人のことを否定して自分のプライドを守ろうとしているのです。人の意見や考え方を理解できないばかりか否定する人は、どうしても話しづらい人と思われてしまいます。
清潔感がない、敬語が使えないというのは社会人としての基本的なマナーですが、これらのマナーは相手を不快にさせないという配慮から来ているものです。匂いや服装、髪型、爪といった身だしなみのほか、基本的な敬語は使えるようにしておきましょう。せっかく仕事ができても、こうした態度で印象を悪くしてしまうのはもったいないです。
男性の場合、特に以下のような行動をする人は嫌われやすいです。思い当たることがあれば、すぐにでも直していきましょう。
- 上司の前では良い顔をするけれど、それ以外ではサボる
- 自分のことだけを大事にして、他人のことは気にもとめない
- 上司に対し、平気でタメ口を使う
- 新入社員なのに、雑用をしない
おわりに:職場で好かれるのは人当たりが良く、裏表がない人
男女それぞれ、同性に好かれやすい人と嫌われやすい人の特徴をご紹介しました。性別で多少の違いはあるものの、基本的には素直で明るく、人当たりよく裏表がない人が好かれやすい傾向にあります。
挨拶や感謝、謝罪の言葉、身だしなみや清潔感、最低限の協調性などは、社会人としての基本的なマナーでもあります。ぜひ、気づいたところから身につけ、同性からの印象を良くして職場の人間関係をスムーズにしましょう。
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