お店で一人飲みをしている人は“通”に見えたり格好よく見えますよね。ですが一人飲み初心者からすると「何をすればいいか」「周囲からどう思われているか」など落ち着きません。この記事では一人飲みの楽しみ方のコツや常連さんとの接し方、一人飲みしやすいお店の特徴などを解説します。
- この記事でわかること
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- 一人飲みのメリット・デメリット
- 一人飲みにおすすめの曜日
- 一人飲み初心者が知っておきたい注意点
- 一人飲みしやすいお店の見つけ方
お店で一人飲みをしてみたい!メリットや魅力って?
お酒というと大人数の飲み会や友人・恋人との食事というイメージはありませんか? ですが、お店で一人飲みという楽しみ方もあります。一人飲みには、自分のためだけにお酒を楽しめるという魅力があります。
会社の飲み会では予算がはっきり決まっていたり、上司や取引先の好みに合わせなくてはいけません。友人や恋人と飲むときも、相手の酒量や食事のリクエストを考慮すると、なかなか自分の好みを優先できないことも。
一人飲みではとことん自分の好みを追求できます。お酒はもちろん、食事やお店の雰囲気、お店の所在地も自分の好みで選べるのはメリットといえるでしょう。
お店で一人飲みは寂しくて恥ずかしい?
メリットの多い一人飲みですが、「自宅でなら一人でも飲めるけど、お店は抵抗がある」という人もいます。お店で一人飲みすることに対しては、ネガティブなイメージとポジティブなイメージを抱かれるでしょう。
一人飲みに対するネガティブなイメージ
一人飲みに対しては、ネガティブなイメージを持たれることもあります。飲み会で賑やかにお酒を楽しむことが一般的な人からすると、一人飲みはちょっと寂しく映りがちです。一人飲みに対しては、下記のようなネガティブなイメージを抱かれるかもしれません。
- 一人飲みに対するネガティブなイメージ
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- 孤独で寂しそう
- 友人や仲間が少なそう
- 手持ち無沙汰で暇
- 周囲が気になってくつろげない
- 止める人がいないため、飲みすぎる
- 知らないお店に一人で入るのに勇気が必要
- 周囲の客から絡まれないか不安
- コスパが悪いことがある
一人飲みに対するポジティブなイメージ
一人飲みをしている人にポジティブなイメージを抱く人もたくさんいます。一人飲みにはこんなポジティブなイメージが抱かれているでしょう。
- 一人飲みに対するポジティブなイメージ
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- マイペースに飲める
- お酒の味を堪能できる
- お酒に詳しくなる
- 好きなお酒や好きなつまみを食べられる
- 思い立ったらすぐに立ち寄れる(人を誘う必要がない)
- 飲み会の煩わしさがない
- 家族や会社から離れてリフレッシュできる
- 新しい出会いがありそう
- お店を開拓する楽しみがある
- 自分の趣味が合って充実している
人によっては一人飲みはハードルが高く、誰かと一緒に飲む方が向いているように感じられます。「飲み会も好きだし一人飲みも好き」という人も少なくありません。どちらか一方が正しいというわけではないことを理解しておきましょう。
一人飲みは何をすればいい? 話しかけられたらどうする?
一人飲みはマイペースにお酒を楽しめるのなど、メリットがたくさんあるお酒のたしなみ方です。ところがいざ一人飲みをしようと思っても、友人や同僚がいないのに何をしながらお酒を飲めばいいかわからない人もいるのではないでしょうか。
お店の一人飲みでは下記のことを試してみましょう。
- 一人飲みの楽しみ方
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- 店員さんとの会話を楽しむ
- 他のお客さんと仲良くなる
- お酒と食事に集中し、ゆったり過ごす
- お酒や食事を写真撮影し、記録にまとめる
- お店に備え付けられているテレビや漫画を楽しむ
- 窓から見える外の景色を楽しむ
- 短時間でちょい飲みで済ませる
上記の楽しみ方はお店の雰囲気や客層、そのときのタイミングによっても異なります。お店に来る目的は人それぞれですので、周囲に迷惑をかけないように心がけましょう。
お店で一人飲みしながらスマホで動画を見ていい?
お店で一人飲みしているときに何をすればいいかわからず、スマホで動画を見たくなることもありますよね。スマホで動画視聴すると、お店によってはマナー違反とみなされるでしょう。
スマホで動画を見るということは、長時間利用につながりやすくなります。回転率を上げたいお店や席数があまりないお店からすると、飲食する時間よりも動画を見る時間の方が長いお客さんは迷惑になることも。スマホで動画視聴をしても構わないというお店でも、イヤホンをつけて音が漏れないようにするなど、店主や他のお客さんへの配慮を忘れずに!
常連などから話しかけられたらどうする?
お店で一人飲みしているときに、他のお客さんから話しかけられることもあり得ます。常連さんが気を遣って話しかけてくれる場合もあるでしょう。一人で静かに飲みたい気分のときは、話しかけられると困ってしまうかもしれません。
ですが無視をするのは印象が良くありません。会釈したり軽めの挨拶をしておくと安心です。しつこく絡まれたり連絡先の交換を求められたりして困っているときは、店主に助けを求めましょう。
他のお客さんとコミュニケーションするのが嫌でない場合、会話をきっかけにして友人になったり、仕事の人脈が広がることがあるかもしれませんよ。
金曜・土曜は避けると安心!
金曜日は飲み会を開く人が多いため、お店が混みやすくなります。恋人たちがデートをすることも多いでしょう。一人飲みが浮いてしまったり、周囲の勢いに押されて落ち着かない雰囲気になったりします。
土曜日も混みやすい曜日といえます。次の日が休みの人たちが飲み会をすることが多いからです。一方、日曜日の夜は比較的お店が落ち着いていることも多いです。ただしレストランなどでは、家族連れが日曜日の夜に夕食を楽しんでいることが多いでしょう。
静かに一人飲みを楽しみたい場合は、金曜日と土曜日を避けるのがおすすめです。気になるお店があったら、お店の人に「何曜日が空いていますか?」と聞くと、予定を立てやすくなりますよ。
一人飲み初心者が入りやすいお店の選び方
これから一人飲みにチャレンジしたい人や一人飲みに憧れている初心者は、どんなお店だと入りやすいのでしょう。一人飲み初心者におすすめのお店の特徴を挙げますので、お店選びの参考にしてくださいね。
【一人飲みしやすいお店】カウンター席がある
大きなテーブル席ばかりがあるお店は、団体客や家族連れが多いでしょう。一人飲みを歓迎しているお店は、小さなテーブル席が多かったり、カウンター席があります。
カウンター席は一人飲みにおすすめです。店員さんとの会話を楽しみやすく、他のお客さんとも程よい距離感を確保できます。入店したときに「お好きな席へどうぞ」と言われたら、カウンター席に座るのもおすすめですよ。
【一人飲みしやすいお店】外から中が見える
一人飲みのお店の開拓は楽しいものですが、どんな雰囲気のお店か、どんなお客さんがいるか、中が見えないと不安ですよね。インターネットのレビューでお店の内観やお客さんの層をリサーチすることもできますが、実際の雰囲気やその日の入り具合はインターネット通りとは限りません。一人飲み初心者さんは、外からお店の中が見える造りの店舗を選ぶと安心です。
【一人飲みしやすいお店】「一人飲みセット」がある
メニューに「一人飲みセット」があるお店は、一人飲みのお客さんを歓迎しています。気さくに対応してもらえたり、居心地が良い可能性が高いでしょう。飲食店によっては料理一品の量が2~3人分のこともありますよね。特に夜の時間帯はランチのように一人分の量を提供していないことも。一人飲みセットだと丁度良い量の食事を楽しめますので、食べ残しの心配もありません。
【一人飲みしやすいお店】一人飲みしている人から紹介してもらう
すでに一人飲みをエンジョイしている知人や友人がいる場合、おすすめのお店を紹介してもらいましょう。もちろんお店の雰囲気やお酒のラインナップなどはそれぞれ好みが異なりますが、信頼できる口コミですので安心してそのお店を利用できるはずです。
【一人飲みしやすいお店】スポーツバーなど趣味に合うお店
スポーツ観戦が好きな人は、スポーツバーで一人飲みをしてみるのはいかがでしょう。大きなテレビが設定されており、お酒を飲みながらスポーツ観戦を楽しめます。ほかにもブック(本・読書)バー、ギャラリーバーなど、ご自身の趣味に合うお店を見つけるのも楽しいですよ。
おわりに:ハマる人はハマる一人飲み!お気に入りのお店でエンジョイしよう
一人飲み初心者におすすめのお酒の楽しみ方を紹介しました。初めての一人飲みは緊張することもあるでしょうが、ぜひお気に入りのお店を見つけて、一人飲みを楽しんでくださいね。
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