「大人になってから音楽を始めたい!」と思ったとき、初心者はどんな楽器から始めるのが楽しいのでしょう。この記事では社会人におすすめの音楽系趣味の種類、レッスンの費用目安、独学のメリット・デメリット、音楽バンドの組み方を紹介します。
- この記事でわかること
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- 社会人になってから音楽系趣味を始めるポイント
- 大人になっても楽しめる楽器や音楽の趣味
- 社会人バンドで気の合うメンバーを探す方法
- 挫折せずに音楽系趣味を楽しむコツ
大人になってから音楽を始めても遅くない?
趣味として音楽を始めるなら、ほとんどの楽器やジャンルに年齢は関係ありません。楽器の種類はとても豊富で、シニア・プレシニアの人のように年齢を重ねても楽しめるものが多いのが特徴です。
子どもの頃に音楽の習い事をしていたけれど辛かった、練習が嫌で挫折してしまったという人で、大人になってから改めて音楽に触れ合い、その楽しさにハマったということもあります。
楽器にチャレンジしたい人で、楽器を持っていないこともあるでしょう。楽器を持っていなくても音楽系の趣味は始められます。自分で購入する、音楽教室に入会して楽器をレンタルするなどの方法があります。
社会人が歌や楽器を始めるメリットと楽しみ
運動やアート、旅行など社会人に人気の趣味は多いものですが、音楽系の趣味には次のメリットがあります。
- 音楽系趣味のメリットや魅力
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- 音楽系趣味は準備するものが多くなく、気軽に始めやすい
- 一人でも楽しめる、複数人でも盛り上がる
- 練習して上達する手応えを感じると、自信につながる
- 楽器や音楽のジャンルは幅広く、飽きにくい
- 作詞や作曲など、チャレンジの範囲が広がる
- 何歳になっても音楽を趣味として楽しめる
- 音楽教室の数が多く、教室を選びやすい
- 自宅周辺や通勤ルートなどの教室だと通いやすい
- 音楽系趣味のデメリット
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- 楽器の種類や教室によっては金銭コストが大きい
- なかなか上達しないと挫折しやすい
- 騒音問題など自宅での練習が限られる
- 音楽系趣味の例
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- ピアノ
- バイオリン
- ギター
- ドラム
- サックス
- ウクレレ
- 三味線
- 和太鼓
- ボーカル・声楽
- 吹奏楽
- 合唱・コーラス
上記はあくまで一例です。世の中にはたくさんの楽器や音楽がありますので、まずはどんな音楽をやりたいのか考えてみるのもおすすめですよ。
音楽系の趣味にかかる費用って?楽器やレッスンの相場
音楽初心者は、音楽教室に通い基礎をしっかりと学ぶのがおすすめです。譜面の読み方、楽器の演奏方法、お手入れの仕方など一連の流れをプロの講師から教わることができます。
たとえばボイストレーニング・楽器レッスンに通う場合、下記の費用がかかります。
- ボイストレーニングレッスンの相場
- マンツーマンレッスンの場合は1時間3,000円~8,000円。グループレッスンの場合は1時間2,000円~4,000円が相場です。
- 楽器レッスンの相場
- 楽器の種類やレベルによって大きく変動します。月謝制の場合は一か月12,000~25,000円ほどです。
- 楽器の購入費用相場
- 楽器の購入価格は種類によってさまざまです。バイオリンやギターであれば1万円程度の練習用があります。長期的な趣味とする決意をしている人や経験者は、5万~10万円の楽器やそれ以上の楽器を購入するのもありでしょう。
教室の制度や雰囲気との相性も大切ですので、体験レッスンが開催されているなら試しに参加してみると安心ですよ。
マンツーマンで技術をきっちりと学びたい人は個人レッスン、複数人で和気あいあいと趣味を楽しみたい人はグループレッスンが合うでしょう。
独学で楽器やボイトレをしても上達できる?
楽器を購入し、独学で練習する方法もあります。カラオケなどで歌を練習する人もいるでしょう。マイペースに低コストで練習したい人は、独学で音楽を楽しんでいます。
独学でのおすすめの勉強法として、関連書籍やyoutubeなどの動画を参考にすると上達につながります。
社会人バンドを始めたい!メンバーの集め方のおすすめ
高校や大学だと学校に軽音楽部や吹奏楽部、合唱部などがあったり、メンバーを見つけやすいものですよね。
社会人が音楽バンドを始めたい場合、次のような方法でメンバーを探す方法がありますよ。
社会人バンドのサークルや会社の部活に参加する
地域のバンドサークルに参加すると、同じ目的を持った仲間と出会うことができます。会社に音楽系のサークルや部活がある人は、そちらに参加してみるのもおすすめですよ。
音楽教室でバンドを組む
音楽教室に通っている人で、教室でバンドメンバーを見つける人は多いものです。個人レッスンよりはグループレッスンの方がほかのレッスン生と知り合うチャンスが多いでしょう。
個人レッスンの場合は、先生に「バンドを組みたい」ということを伝えてみるのがおすすめです。
SNSで募集する
SNSでバンドメンバーを募集する人も増えています。面識のない人同士ですので、初心者バンドなのか、ある程度の実力が欲しいのかなど、バンドメンバーに求める条件を公開するとスムーズでしょう。
音楽好きの友人を誘う
友人の中に音楽好きの人や演奏に興味がある人がいたら誘ってみましょう。
高校や大学時代の友人に声をかけてみたら、バンド結成をきっかけに友情が復活するということもありますよ。
楽器店に足を運ぶ
楽器を購入したり手入れのための道具を買うときは、ネット通販ではなく実際に楽器店に行くのもいいきっかけになります。
店員さんや店主と仲良くなると、音楽好きの輪が広がりやすくなりますよ。
音楽イベントに参加する
コンサートやワークショップに参加したときに、同じ趣味の人と出会うこともあります。
社会人の音楽サークルが主催するライブや発表会を鑑賞し、雰囲気や音楽ジャンルがご自身の好みと合うようなら、後日そのサークルに連絡するのも良いでしょう。
社会人バンドは目的やスケジュールの確認が重要!
社会人は仕事がありますし、育児など家庭の都合も趣味に影響します。そのため、バンドメンバーと良好な関係を保つためには、バンドを始めるときに下記のことを確認しておくようにしましょう。
- バンドメンバー集めで確認したいこと
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- 練習に参加できる頻度や曜日
- バンドを組む目的(ライブや発表会を希望するか)
- 楽器の演奏レベル
- 演奏したい音楽ジャンル
また、ひとりで音楽をしていたときに比べて、下記のコストが必要になることがあります。
- バンドを組むと発生するコスト
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- 練習で使用するスタジオ代
- ライブや発表会のための費用
- 打ち合わせなどの食事代
スタジオ代などはバンドメンバーで折半することになるでしょう。
ライブや発表会、資格取得など目標設定のおすすめ
音楽系趣味を長続きさせるには、目標を設定してモチベーションを保つのがコツです。音楽系趣味の目標の例を紹介しますので、参考にしてくださいね。
- ライブや発表会で演奏したい
- 好きな曲を完コピしたい
- youtubeなどに演奏動画をアップロードしたい
- 作詞や作曲などオリジナル曲を制作したい
- 演奏できる楽器の種類を増やしたい
音楽系趣味を楽しむなら著作権の知識も身に付けよう
著作権のある音楽をライブで演奏したり、動画サイトに演奏動画をアップする場合、その行為が著作権を侵害していないか注意が必要です。
演奏したい曲、どんな用途で曲を演奏するか、ライブや発表会は営利目的かどうかなど、演奏の条件によっては、無断で曲を演奏すると著作権に抵触します。
演奏する前に、著作権管理団体のHPなどから許可の必要があるかどうか確認するようにあいましょう。
おわりに:バンドの演奏会などを目指して音楽を長く楽しもう
楽器や歌など音楽系の趣味は何歳から始めても遅くありません。音楽教室や独学など楽しみ方も選べます。みんなとワイワイ音楽を楽しみたい人は、社会人サークルなどに参加してバンドを組むのもおすすめですよ。
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