【前編】気分にムラがある理由とは-気分屋の人の特徴とデメリット

気分のアップダウンが顔に出やすい人人間関係の悩み
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気分にムラがある人は、他人から好かれにくい傾向にあります。気分が良いときは明るく振る舞えるのですが、気分が落ちているときは他人を無視したり、邪険に扱ったりと、周囲が驚くほど態度が変わってしまうからです。

こうした人は、なぜ気分屋になってしまうのでしょうか。まずは気分屋の人の特徴やデメリットを理解していきましょう。

この記事でわかること
  • 気分をコントロールできないとどんな行動につながる?
  • 気分屋の人が持つ感情面のメリット
  • 気分屋の人の恋愛の傾向
  • 仕事において感情的になることのリスク

気分のムラがある気分屋な人の特徴は?

「気分屋」とは、「その時の気分で言動や行動が変わる人」という意味です。例えば、数日前は「今度の飲み会、行けますよ」と言っていたのに、当日になって「やっぱり行けません」と、特に理由もないのに断ってくるような人のことです。もちろん、誰でも気分に波があるのは普通のことですが、それによって言動が変わって周囲を振り回してしまうと「気分屋」と呼ばれることになってしまいます。

こうした気分屋な人には、性格にも行動にも一定の共通した特徴が見られます。性格と行動それぞれの面から、気分屋な人の特徴をチェックしてみましょう。

気分屋な人の特徴【性格編】

気分屋な人は、以下のような性格の特徴を持っていることが多いです。

感情を隠したり、制御したりすることができない
  • 感情をいつもストレートに表してしまうので、心の状態がわかりやすい
  • 思っていることを内面に隠しておけず、態度や言葉で伝えてしまう
完璧主義で、思い通りにならないとすぐイライラする
  • 自分の思い描く理想像を強く持っていて、それが周囲の人にとっても良いことだと信じきっている
  • 理想に向けて思い通りに進まないと、強いイライラを感じる
  • イライラを制御することができず、周囲の人に八つ当たりする
一つのことに没頭できず、飽き性
  • 集中力が続かず、一つのことに没頭して打ち込めない
  • ちょっとしたつまずきや、つまらないと感じた瞬間にあっさり熱が冷め、諦めてしまう
  • 次々に入ってくる新しい情報を追いかけるため、仲間うちで何かを始めるきっかけの発言や言動の源となることは多いが、最後までやりきることは少ない
周囲より優位に立ちたい、支配したいなど承認欲求が強い
  • 自分の意見が正しいということに絶対の自信を持っているのは、承認欲求の強さの現れでもある
  • 自分の考えや行いを褒められたり、尊敬されたりしたいと強く思っている
  • 承認欲求の強さから、負けず嫌いや嫉妬深さにつながることも
良くも悪くも自我を通せる気の強さがある
  • 思ったままに自分の意見を主張できるのは、そもそも気が強いから
  • どんな意見を言うときも、行動をとるときも、周囲の人の反応や気持ちは気にしない
  • ある意味、自分らしく行動し続け、自我を通せるメンタル面の強さ、ずぶとさがある
ストレスや悩みを抱え込みにくい
  • ストレスフルな状況であっても、悩み続けず簡単に気分を切り替えられる
  • 仕事で大きなミスをした、色々なところに謝りに行ったなど気分が落ち込みがちな状況でも、ケロッとしていられる

気分屋と呼ばれる人は、感情を隠したりコントロールしたりできない場合が多いと言えるでしょう。ある意味、素直な性格と言えます。例えば、好意を持っている相手に対してアプローチの好機を伺うといったことができず、ストレートに行動してしまうのも気分屋の人の大きな特徴です。

感情のコントロールができないのは、集中力の欠如として現れることもあります。初めは没頭するのですが、ちょっとしたつまずきで飽きたり諦めたりしてしまうため、一つの物事に集中し続けることができません。誰かと話をしている最中でも、自分の気になることが頭をよぎると、脈絡がなくても突然喋り始めてしまいます。

集中力が少ないと執着も少ないように見えるのですが、承認欲求を満たすことには人一倍強い執着を見せます。そのため、嫉妬を感じると素直に行動できなくなり、周囲の人を困らせたり、負けず嫌いな一面によって、自分の思い通りに行かないと急に意見を変えたりと、周囲に迷惑をかけてしまうのです。

とはいえ、気分屋特有の自我の強さや、ストレスや悩みも長く続かないという特徴は、メンタルの強さといった長所になることもあります。大きなミスをしたり、強いストレスがかかったりしても、悩み続けることなくけろりと気分を変えられたり、自分らしい行動を取り続けられたりするのも気分屋の人の特徴なのです。

気分屋な人の特徴【行動編】

気分屋な人は、行動面では以下のような特徴を持っています。

機嫌によって、言動や振る舞いが左右されてしまう
  • 気分に応じてどう行動するか決めるので、立居振る舞いがよく変わってしまう
  • 仕事上のことでも、昨日と今日で全然違うことを言うため、周囲の迷惑に
  • やる気も機嫌によって左右されやすく、同じシチュエーションでも機嫌が違うこともよくある
イライラしていると、人やモノに八つ当たりする
  • イライラしていることも隠すことなく、ストレートに表現してしまう
  • 悪気なく気分次第で暴力を振るう人もいる
  • イライラすると突然攻撃的な言動が増えることもある
頑固でこだわりが強い
  • 瞬間的に理想を抱いて公言するが、実際の状況に当てはまらないことも多い
  • 自分の意見に執着心を持つので、どんなに現実と離れていても突き進もうとする
  • しかし、飽き性なのでたいていは時間が経てば何事もなかったかのように振る舞う
自分に都合が悪いと避けたり、知らん顔をしたりする
  • 直感的に自分に都合が悪くなりそうなことを悟ると、その状況を避けたり知らん顔をしたりする
  • 都合が悪くなる、という状況がそもそも気分の変わる分岐点
  • それまで一生懸命取り組んでいたプロジェクトなどでも、都合の悪さで一気に態度が変わってしまう
直感に従って行動する
  • 直感的な判断を瞬時に下し、すぐに自分の発言や行動に反映させられる
  • 感性を大切に生きていて、感じたことをとにかく全身で表現せねば、と感じてしまう
  • これまでの発言との整合性などを考慮しないので、自分のこれまでの主張と全く違っても一切気にしない
  • 言動の根拠は直感だけなので、なぜそうなのかという根拠には非常に乏しい

気分屋の人は、やる気もテンションも態度も、発言も意見も主張もコロコロと変わってしまいます。そのため、上司が気分屋だと日によって指示が変わり、部下が多大な迷惑を被ることもあります。しかし、気分屋の人は自分の意見に頑固にこだわる反面、気分が変わればけろりと何事もなかったかのように振る舞います。

一つのことをじっくり考えて結論を下すということが非常に難しいため、その場その場でのインスピレーションだけを大切にしています。仲間内などで事前に伝えられていた情報などにはほとんど目をやることがありません。あくまでもその瞬間、自分がどう思ったかだけが判断基準なので、理性で考えるということは非常に苦手です。

気分にムラがあると恋愛や仕事でデメリットが多い?

気分にムラがあると、人間関係でも仕事でもデメリットが多いとされています。ここでは、恋愛を中心とした人間関係と、仕事面でのデメリットについてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

気分屋のデメリット①:恋愛など人間関係

人間関係におけるデメリットとして、そもそも気分屋の人の周囲からは人がどんどん離れていってしまうということが挙げられます。自分の気分で周囲を振り回す人は「自分勝手」という評価になってしまいますが、当然自分勝手な人は人に嫌われやすいです。しかし、空気を読むのが苦手な気分屋の人は、人が離れていく理由もわからないかもしれません。

自分勝手な人は、同時に自己中心的という評価にもなりやすいです。自分一人で行動するなら好きにすれば良いのですが、周囲に人がいてもお構いなしになることもあります。自分の思うように周囲が動いてくれないと嫌だ、と思っている人も多いです。このタイプになると、自分の気質が周囲に迷惑をかけているから治さなくては、と認識するのも難しいでしょう。

また、恋愛の相手に対しても非常に気分が変わりやすいため、ちょっといい感じになっても急に冷たくするなど、振り回されてしまいます。片想いのときはそれでも刺激的で良いと思う人も多いのですが、付き合い始めた後でも気分の変わりやすさは続くので、ついていけなくなってしまう人は少なくありません。

気分の変わりやすさは好みにも適用されるので、今日はあの人が良い、と思っていたのに明日には違う人が良い、と思ってしまうこともよくあります。そのため一人に絞れず、すぐに関係が発展しないと片想いの状況に飽きてしまってどんどん想い人を変えるので、不誠実な印象になってしまうことも。最終的にはそんな自分が面倒になり、恋愛自体を投げ出してしまうという気分屋の人もいます。

気分屋のデメリット②:仕事

仕事においても、気分屋の気分の変わり具合はデメリットに働きます。気分の浮き沈みや揺れ動きで好調なときとそうでないときの差が出やすく、しかもその差が激しいのが気分屋の人です。体調や気分で多少の波があるのは普通のことですが、その波が大きすぎてパフォーマンスが安定せず、業務に支障を来たしてしまうのが問題です。

気分屋の自覚がない人の場合、どのタイミングで気分が変わるか自分でもよくわかっておらず、昨日は元気だったのに翌日いきなり絶不調になる、といったことも珍しくありません。疲れやすい(易疲労性)のも気分屋の特徴なのですが、モチベーションが下がった状態で仕事をして余計に疲れる悪循環に陥ることもあります。

また、「この人は何がしたいんだろう」と思われてイライラされてしまうのも気分屋の人のデメリットです。気分によって言動も行動も、パフォーマンスさえも変わってしまうため、特にチームで仕事をするときには周囲が振り回されてしまうことも多いです。

意見をまとめようとしてもまとまらない、せっかくまとまったと思ったら違う意見を言ってくる、自分の意見が通らないと急に不機嫌になるなど、仕事をする上で最低限の協調性もないと思われて呆れられてしまうこともあります。

後編はこちら

【後編】気分にムラがある理由とは-感情の落ち着かせ方や気分屋の人への対処法
気分にムラがあると、仕事や恋愛など人付き合いにトラブルが起こりがちです。どうして感情をコントロールできなくなるのか原因を理解し、対処法を取りましょう。 この記事では、気分屋の人におすすめの感情をコントロールする方法、気分屋の人が身近にいる場合の接し方などを解説します。

おわりに:気分屋の人は人間関係のトラブルに要注意

気分にムラがある人は感情や言動が変わりやすく、周囲の人は振り回されることがあります。恋愛や仕事で気分屋の人と関わっていると、戸惑うことも多いでしょう。また、自分自身が気分屋であるために人間関係がうまくいかないことも少なくありません。後編では、気分屋の人や気分屋の人が身近にいる場合の対処法を紹介します。

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