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【職場の迷惑な人】被害妄想が強い人への対処法と困ったときの相談窓口

被害妄想が強い人 こころの悩み
この記事は約5分で読めます。

職場にいる迷惑な人の中でも、被害妄想が強い人との接し方に悩んでいる人もいるでしょう。この記事では被害妄想が強い人と一緒に仕事をするときの注意点、振り回されないための予防法、被害妄想が強い人にロックオンされたときの対処法などを解説します。

この記事でわかること
  • 被害妄想が強い人にありがちな特徴や考え方
  • 職場に被害妄想が強い人がいるときのトラブル回避法
  • 日頃から職場の人との関係性構築が大切な理由
  • 被害妄想が強い人に振り回されないコツ

職場にいる被害妄想が強い人の特徴

ちょっとしたことでひどく傷ついたり、「あの人に攻撃された!」と大げさに受け取ったりする人は、被害妄想が強い人かもしれません。

被害妄想が強い人には、下記のような特徴が見られます。

被害妄想が強い人の特徴
  • 繊細
  • 他人の言動を深読みする
  • 自分に甘く、人に厳しい
  • オールオアナッシングの思考に陥りがち
  • 指導・アドバイスと攻撃的発言の区別がつかない
  • 物事を主観的に捉えることが多い
  • 承認欲求が強い
  • 他責思考が強い
  • 自分に自信がない
  • コンプレックスが強い

被害妄想が強い人は、業務上必要な指摘や指導も自分に対する攻撃と捉えることが多いでしょう。人の言動に対して繊細に反応し、深読みしてしまう傾向がみられます。

思考は極端に走りやすく、主観的に「あんなこと言うなんてひどい!」「私は悪くないのに!」と一気にヒートアップしてしまうことも。褒め言葉以外は受け入れられなかったり、納得がいかないことがあると人を責めるところもあるかもしれません。

このように他人の言動に過敏になるのは、自分に自信がなかったりコンプレックスがあることが原因の場合も考えられるでしょう。

被害妄想が強い人が巻き起こす職場トラブル

仕事は利害関係が大切ですので、責任の所在を考えることは悪いことではありません。ただし、「私は悪くない。あの人が悪いに決まっている」という考えに陥りがちな被害妄想が強い人は、仕事でトラブルを巻き起こすこともあります。

被害妄想が強い人が原因で起きる職場トラブル
  • ミスを認めず、責任を放棄して職場を混乱させる
  • 職場の人にいじめられていると言い出す
  • 事実無根のハラスメントを訴えだす
  • 取引先と衝突する

被害妄想が強い人は、事実を受け止めきれずに歪んだ認識をすることがあります。そのため、ミスをしてしまってもなかなか認められず、修正がうまくいかないことも。

思い込みから「冷たくあしらわれた」「責めるような目で見られた」など、事実確認や客観的な視点が欠けたまま、職場のいじめやハラスメントを訴える人もいます。

他責思考が強く、同僚や上司のみならず取引先を責めることもあり得ます。そうした場合、取引先からの契約解除や取引停止に発展するおそれもあるでしょう。

被害妄想が強い人に加害者と認定されないためのポイント

職場に被害妄想が強い人がいると、事実無根にも関わらず職場いじめやハラスメントの加害者にされてしまうおそれがあります。最悪の場合は退職に追い込まれる可能性も……。

被害妄想が強い人から身を守るためにも、下記のことを意識してみましょう。

2人きりで話さない

被害妄想が強い人と2人きりで話すのは危険です。相手が誤解した場合、第三者の視点がないと収拾がつかなくなります。業務で2人きりになる時間が多い場合、なるべく必要最低限のコミュニケーションに留めるのが安心です。

やり取りは口頭よりもメッセージで!

被害妄想が強い人のトラブルに巻き込まれたとき、「それは事実と違います」と周囲に理解してもらうためには証拠の有無が大切になります。

被害妄想が強い人と仕事のやり取りをするときは、基本的にはメッセージや議事録などで記録を残しておきましょう。どうしてメッセージに残すのかと聞かれたら「忘れないように念のため!」など説明すると安心ですよ。

仕事の進捗や担当分けは記録に残す

被害妄想が強い人は、責任逃れをしたい気持ちが強いことがあります。そのためトラブルを引き起こしても、「あれは私の仕事じゃないのに押し付けられた」という主張で逃げようとすることも。

こうした責任逃れを防ぐためにも、仕事の進捗や担当分けは書面に残し、管理職にもこまめに提出しておきましょう。後々トラブルになったとき、時系列順に遡るとどちらの言い分が正しいかわかりやすくなります。

職場の人と十分にコミュニケーションをとる

被害妄想が強い人は、自分は被害者であると強く主張し、周囲を味方につけようとします。そうしたときに孤立しないためにも、職場の人とのコミュニケーションは日頃からとっておきましょう

イラっとしても冷静を心がける

被害妄想が強い人に巻き込まれると、あることないことをまくしたてられて心が乱れることもあるでしょう。しかしそんなときこそ冷静になり、しっかりと事実を第三者に伝えることが大切です。

ここで怒りを露わにしてしまうと、第三者からの印象がダウンしたり、ご自身も支離滅裂なことを言ってしまいかねません

被害妄想が強い人にロックオンされたときの相談先は?

被害妄想が強い人にロックオンされてしまい、事実無根のことを主張されて困ったときは、まずは上司に相談しましょう。「泣き寝入りすればいいか」と思うかもしれませんが、事実を訂正しないでいるとトラブルの内容によっては、会社の信頼や取引先との関係性に悪影響を与えてしまいます。

ただし「それならどちらが正しいのか」という議論になりますので、それまでの経緯や事実を第三者に説明できるように、なるべく書面などを残しておくのがスムーズです。

上司に相談してもトラブルが続く場合、人事部にも相談してみましょう。被害妄想が強い人が原因で退職に追い込まれるなどの事態になった場合は、弁護士や法テラスに相談するという方法もあります。

おわりに:日頃から職場の人間関係を大事にしつつ、被害妄想が強い人には冷静に対処!

職場の被害妄想が強い人への対処法を紹介してきました。もしものときを想定して、2人きりでは話さない、こまめにやり取りを書面に残すなどしておくことで、トラブルが発生したときも冷静に対処できるようになりますよ。

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