おならが出やすいのはなぜ?回数やにおいが強くなる食習慣や便秘の改善方法とは?

おならに悩む女性からだの悩み
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おならの回数やにおいに変化があったなら、腸の状態が悪化しているのかもしれません。

今回は1日に出る回数や我慢することによる体への影響、回数やにおいを抑えるためにできる具体的な対策まで、おならについて解説していきます。

この記事でわかること
  • 腸内環境の悪化とおならの関係性
  • 善玉菌を増やしておならのにおいを和らげる方法
  • 便秘改善がおならの悩み解消の近道!食事の注意点
  • 薬でおなら解消したいときにチェックしたい成分
  • おならは健康のパラメータ?どんな病気の可能性があるか

1日にどのくらいおならは出るの?我慢すると体に悪い?

おならは、鼻や口から飲み込んだ空気と腸内細菌が食べ物を分解するときに発生したガスが合わさり、肛門から排出されたものです。

健康な人でも、1日あたり400~1200mlものおならが生成・排出されていると言います。

音やにおいが気になるため、自宅やトイレ以外ではおならを我慢するという人も多いでしょうが、おならを我慢することは体に以下の悪影響を及ぼします。

【おならを我慢することによる体への影響】

  • 我慢を続け腸内におならが溜まると、一部が血液に溶けだし口臭や体臭が臭くなる
  • 腸内環境の悪化を招き、さらに臭いおならや便秘の原因となる
  • 腸内環境の悪化により、口周りを中心に肌荒れが起きやすくなる

おならのにおいは、腸内細菌が食べ物を分解するときに発するガスの成分で決まります。

腸内環境を整える善玉菌が多い腸内であれば、においの少ないガスしか排出されないため、おなかの調子が良い人のおならはほぼ無臭なのです。
しかし腸内環境が悪く、悪玉菌に分類される腸内細菌が多い腸では、食べ物の分解時ににおいの強い以下のような成分がつくられてしまいます。

【善玉菌が食べ物の分解時に出すガスの成分】
窒素、酸素、水素、二酸化炭素、メタン  など
【悪玉菌が食べ物の分解時に出すガスの成分】
アンモニア、硫化水素  など

おならが異常に臭い、または成人の平均回数である1日あたり7~20回以上出るようであれば、体や腸内環境が変化していると考えられます。

おならが出やすくなる食べ物は?匂いが強くなるのはなぜ?

おならのにおい、回数に変化をもたらす要因としては、まず食生活の変化が挙げられます。

例えば以下のような食べ物が、それぞれおならの回数を増やしにおいを強くする原因となります。

【おならの回数を増やす食べ物】

  • キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜
  • 全粒粉を使ったパンやパスタ、オート麦など茶色い穀物
  • 牛乳やヨーグルト、チーズなど乳製品
  • リンゴやモモ、バナナなどフルーツ
  • えんどう豆、レンズマメ、ナッツなど豆類
  • 人口炭酸水、ソーダ水などの炭酸飲料

【おならのにおいを強くする食べ物】

  • 肉や卵などの動物性タンパク質

食物繊維が多いもの、乳製品や肉、卵、豆類の食べすぎと炭酸飲料の飲みすぎは、おならの回数を増やしにおいも強くすると覚えておきましょう。

便秘で腸内にガスが溜まる?便秘改善方法とは?

おならが出やすくなることと、便秘の原因の多くは、同じく腸内環境の悪化にあります。

便秘で腸内に便が溜まっていくと、腸内細菌以外に便もガスを生み出し、おならの生成量が増えていきます。

また、溜まった便とガスによってさらに腸内環境が悪化するため、おならの回数が増えて臭くなり、便秘も解消されないという悪循環に陥ってしまうのです。

便秘の自覚がある場合は、便秘を解消することでおならの回数・質の改善も望めます。

以下を参考に生活や食事の習慣を見直し、便秘の改善をめざしましょう。

【今日からできる便秘改善の方法】

  1. 腸の働きを司る自律神経が正しく働くよう、規則正しい生活を心がける
  2. 便を柔らかくし排便を促すため、豆類や緑黄色野菜、イモ類、海藻類などの食物瀬に豊富な食材と水分を積極的にかつこまめに摂る
  3. ブドウ油やエゴマ油など、オレイン差豊富な脂肪を摂取して腸を刺激し、排便を促す
  4. できる限り便意を我慢せず、便意がきたらトイレに行くようにする
  5. 排便をリズムを整え、便を押し出す腹筋を鍛えるため毎日適度な運動をする
  6. 便秘はストレスによっても起こるので、自分に合った方法でこまめにストレス発散する

ストレスのせいでおならが出やすい?

ストレスがおならの回数や質に影響する理由としては、以下が挙げられます。

【ストレスと腸内環境、おならの関係】

  • 精神的な緊張状態が続くと自律神経の働きが乱れ、腸の動きが低下または過活動となる
  • 食欲に異常をきたすこともあるため、極端な食欲不振または過食で腸の働きの低下、腸内環境の悪化が起こりやすくなる
  • 無意識につばを飲み込む回数が増え、口から腸内へ摂り込まれる空気の量が増える

私たちの感情やストレスを感知する脳、呼吸や心臓の動きなど生きていくのに必要な働きを司る自律神経と腸は、実はすべてつながっています。

このため、精神的な緊張状態を生み出すストレスの有無や大小も、おならの回数や質に大きく影響するのです。

市販薬や漢方薬で腸内ガスを抑えることはできるの?

おならの回数やにおいは、腸の調子を整える市販薬や漢方薬である程度抑えられます。

以下に、具体的な症状別におすすめの整腸剤の選び方をまとめていますので、薬局等で市販薬を購入する際の参考にしてくださいね。

【ストレスによる腸内環境の悪化には…】
乳酸菌、または納豆菌が配合された整腸剤がおすすめです。ただ、根本原因であるストレスが軽減されなければ症状の劇的な改善も望めないので、夜はしっかり眠りこまめにストレスを発散しましょう。
【おなかが張りやすく、おならがたくさん出るようなら…】
町内でのガスの発生を抑える消泡剤、胃腸の働きを改善する健胃生薬が配合された整腸剤を選んでください。また先述した便秘解消法の実践、こまめなストレス発散も併用し改善をめざしましょう。
【回数よりも、おならのにおいが気になるなら…】
腸内環境の悪化が主な原因と考えられるので、善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれる乳酸菌、納豆菌配合の整腸剤を服用してください。同時に動物性タンパク質の摂取量を減らし、野菜や豆類を多く摂るようにしましょう。

おならが増えたのが病気のせいなら病院の受診を!

短期間で急激におならの回数が増えた場合は、腸の病気が原因かもしれません。

症状におならの回数増加が現れる病気としては、以下が挙げられます。

【おならの回数が増えたときに疑われる病気】

  • 腸の機能が低下し、便が停滞して慢性的な便秘状態となる「機能性便秘」
  • 腸に明確な異常はないものの、便秘や腹部膨満感などの症状が起こる「過敏性腸症候群
  • 食事のとき人よりたくさんの空気を飲み込んでしまい、腸の働きが低下する「呑気症」
  • 大腸内の一部粘膜がイボのように盛り上がり、働きに支障をきたす「大腸ポリープ」
  • 腸内でがん細胞が発生、増殖し、腸の働きに異常をきたす「大腸がん」

上記のうち、特に大腸ポリープと大腸がんは発症頻度は少ないものの、早期の治療が必要な重大な疾患です。

おならの回数の他にも気になる症状があるなら、医療機関を受診し相談しましょう。

おわりに:腸内環境の悪化や病気が現認で、おならの回数やにおいは変わる!

健康な人で1日に7~20回出ると言われるおならは、食事の際に飲みこんだ空気と腸内細菌が作るガスによって起こる生理現象です。腸内細菌のうち、腸内環境を悪化させる悪玉菌が優位になると、おならの回数や質にも変化が生じることがわかっています。おならの回数を減らし、においを軽減するには、腸内環境を整えるのが効果的です。食事と生活の習慣を改めるとともに、症状に合った市販薬や漢方薬も服用しておなかの調子を整えましょう。

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