独身男性が自信を持って人生を楽しむ方法とは？平均初婚年齢や婚活のポイントも紹介

30代・40代の独身男性は周囲からのプレッシャーや評価に悩むこともあるのではないでしょうか。この記事では30代・40代の独身男性がヤバいと言われる理由、男性の平均初婚年齢や婚活の方法、独身ライフをもっと充実させる方法を紹介します。

この記事でわかること

20代～30代男性の恋愛経験や結婚観とは
男性の平均初婚年齢と婚活のポイント
独身男性に対する周囲のイメージ
QOLが上がる独身男性の人生の楽しみ方

恋愛経験のない独身男性が増えている？
30代・40代の独身男性がヤバいと言われるのはなぜ？
1. 男性の平均初婚年齢は3〇歳！
独身男性は昇進できないの？仕事の評価に影響はあり？
結婚したい独身男性がチャレンジすべきこと
QOLが上がる！独身男性の人生を充実させる方法
おわりに：30代・40代男性は自信を持って独身ライフを充実させよう

恋愛経験のない独身男性が増えている？

2022年に内閣府が「2022年版：男女共同参画白書」を発表し、話題になりました。この報告によると、20代～30代の結婚観や恋愛経験にある特徴が見られました。

「配偶者、恋人はいるか」という設問に関しては、20代男性の65.8％が「配偶者、恋人はいない」と回答。30代男性では「いない」が35.5％にのぼりました。「配偶者、恋人はいない」と答えた20代女性は51.4％、30代女性は27.0％です。

また、恋愛経験についても男女差でやや差が出ました。「これまでデートした人数」に関する設問については、20代独身男性の約40％がデートした人数が「ゼロ」という結果でした。20代独身女性で「ゼロ」と回答した割合は約25％ということで、男女で差が出たといえるでしょう。デートした人数が「ゼロ」と答えた30代独身男性の割合は約35％、30代独身女性は約20%でした。

女性と比較すると男性の方が恋愛経験が少なめで、異性とのコミュニケーションも低い可能性があります。恋愛経験の有無は、結婚にも影響しているかもしれません。30歳以降、つまり30代・40代の独身男性がどのように人生を過ごしていくかは、QOLや人生の充実度において重要になっていくでしょう。

30代・40代の独身男性がヤバいと言われるのはなぜ？

日本は男女ともに晩婚化しているといえますので、20代で独身であってもさほど目立つわけではありません。ところが30代、40代になって独身だと「ヤバい」と言われることも。独身男性がヤバいというイメージを持たれることには、次のような理由が考えられるでしょう。

30代・40代の独身男性に対するイメージ

収入や貯蓄が少なそう
家事など生活能力が低そう
女性に求める条件が高そう
プライドが高そう
まだまだ女性と遊んでいそう
マザコンなど性格に難がありそう
モラハラをしていそう
人間関係が得意でなさそう
女性が苦手もしくは恋愛経験が乏しそう
恋愛や結婚よりも仕事や自分の時間を最優先しそう
家族に問題がありそう

30代・40代の独身男性に対しては、「何か結婚できないワケがあるのでは」というイメージが持たれることが少なくありません。結婚するためには、結婚資金があること・生活を営む力があること・女性と良い関係を構築できることなどのスキルや条件がある程度求められます。

そのため、独身の男性にはそうしたスキルや条件がないのでは、というイメージが持たれてしまうというわけです。

男性の平均初婚年齢は3〇歳！

厚生労働省が発表した令和4年度の平均初婚年齢のデータによると、男性の平均初婚年齢は31.1歳でした。これは前年の31.0歳より若干上昇した結果となりました。女性の平均初婚年齢は29.7歳で、こちらも前年の29.5歳より若干の上昇が見られました。

▼ 参考：厚生労働省

初婚年齢が約31歳ということは、その数年前くらいには結婚相手と出会っていると考えてよいでしょう。スピード婚の場合は出会ってから一年未満で結婚することもありますが、20代半ば～20代後半までには結婚相手の女性と出会い、恋愛をしていると平均初婚年齢に近い年齢で結婚する可能性が高くなります。

独身男性は昇進できないの？仕事の評価に影響はあり？

「男なら結婚して一人前」という考え方は、従来からある価値観ですよね。近年は結婚に対する価値観が多様化してきたため、昔ほど「結婚していない男は信用できない」などの考え方をストレートに出す会社は減ってきています。

ところが、独身者と既婚者を比較したときに昇進などで既婚者が優遇されることは、ないとは言い切れません。たとえば「〇〇は結婚して子どももいる。生活費も必要だし、家庭もちゃんとしているから昇進させよう」という気持ちが芽生えるケースもあります。

「いい年齢なのに独身なのは、何か問題があるのでは」という考え方を持っている人もいるため、独身であることが昇進や仕事の評価でマイナスに働くこともあるのが現実です。ただし仕事の評価体制が整備されている会社であれば、こうした差がつくことも少なくなるでしょう。

結婚したい独身男性がチャレンジすべきこと

結婚したいと考えている独身男性は、結婚するためにどんなことを実践すべきなのでしょうか。平均初婚年齢が約30歳と考えると、20代半ば～20代後半までに結婚相手を見つけている男性が多いことを解説しました。ということは、30代以降は結婚相手を見つけるのが難しくなっていくともいえます。

つまり、結婚したい気持ちが強いのであれば早めに行動するのがおすすめということです。もちろん結婚のペースや価値観は人それぞれですので、早ければ確実に良いとは言い切れません。ですが年齢が上がるほどチャンスは減ると考えておきましょう。

その上で、結婚したい男性は下記のことを実践してみるのがおすすめです。

結婚相談所などプロのサポートを頼る

結婚したいのにできない男性は、プロや第三者のアドバイスが必要なのかもしれません。女性とのコミュニケーションや自己アピールの仕方、女性からの印象を上げるための身だしなみなど、自分では今のままで問題ないと思っていても改善点を発見できることも。

結婚相談所に登録しているということは、女性も結婚を意識して相手を探しているということです。そのため目標を共有しながらお互いのことを知っていくこともできます。できるだけ早く結婚したい男性は、結婚相談所に登録するという方法がおすすめですよ。

婚活アプリに登録する

婚活アプリに登録してお相手を探すという方法もあります。結婚相談所と比較すると低コストで始められるのがメリットです。ただし結婚相談所に登録している人よりも、結婚に対する本気度はやや低めなことも。まずは恋愛から始めてゆっくりとお互いのことを知っていきたい人におすすめでしょう。

また婚活アプリには遊び目的の人、サクラの人もいます。詐欺やぼったくりなど犯罪の温床となっていることもありますので、婚活アプリの利用には注意も必要です。

友人や同僚に相談する

結婚を希望しているということを、友人や同僚に相談してみるのもおすすめです。結婚相手と知り合うきっかけは、友人や同僚からの紹介であることもあります。共通の友人・知人を介しているということは、それなりに信頼できる相手である可能性も高いでしょう。

結婚相談所や婚活アプリに抵抗がある人におすすめですが、結婚観や求める条件とマッチするかどうかは友人・知人次第になります。

QOLが上がる！独身男性の人生を充実させる方法

「結婚もいいだろうけれど、独身ライフを楽しみたい！」という男性もいますよね。独身ライフを楽しみたい男性におすすめの、人生をもっと充実させるポイントを紹介します。

【QOLが上がる独身ライフ】やりたいことや目標を見つける

人生をもっと充実させるためには、やりたいことや目標を見つけましょう。仕事のスキルアップやキャリアアップを目指して頑張ることでも、生活にハリが生まれるでしょう。ただし仕事だけでなく、プライベートでも夢中になれることを見つけるのがおすすめです。

仕事を忘れて没頭できることが見つかると、QOLがぐっと上がります。海外旅行やドライブ、推し活など自分にとっての幸せを感じることを見つけてくださいね。

【QOLが上がる独身ライフ】睡眠・食事・運動を意識する

独身ライフのQOLを左右するのが、心と体の状態です。メンタルが落ちていたり、体の調子が悪かったりすると人生を楽しみ切れません。心と体の健康の基本となるのが、睡眠・食事・運動です。

良質な睡眠を確保するために寝具やルームウェアにこだわりましょう。食事は暴飲暴食を避け、栄養バランスを意識した食事内容を意識してください。適度な運動は生活習慣病の予防や良質な睡眠につながります。スタイルキープにも運動は欠かせませんので、見た目を気をつけたい人も日常的に体を動かしましょう。

【QOLが上がる独身ライフ】貯蓄や投資をする

年齢が上がるとともに、さまざまな支出が必要になることも。病気やケガのリスクが高まったり、家や車を購入したいと考える人もいるはずです。そうしたときにお金は必要となりますので、コツコツと貯蓄をしたり投資を始めてみるのがおすすめですよ。

【QOLが上がる独身ライフ】自信を持つ

独身男性の人生を充実させるキーワードとなるのが、自分に自信を持つことです。独身男性に対して周囲はネガティブなイメージを持つこともありますが、自分で自分を否定してしまうのは悲しいことです。自信を持って人生を楽しむためにも、「〇年後はこういう自分になりたい」「自分の良いところをもっと伸ばそう」など、ポジティブに成長していくことを意識してみましょう。