中学生が習い事を始めるメリットや続けるためのポイントは?

キーボードを弾く中学生人間関係の悩み
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小学校を卒業し、中学生となる12~15歳の期間。節目となる中学校入学のタイミングで、自分の好みや将来的な夢の実現のため、新たなことに挑戦する子どもたちは少なくありません。

そこで今回は中学生から習い事を始めるメリットと、カテゴリ別の中学生におすすめな習い事と続けるためのコツと一緒に紹介していきます。

この記事でわかること
  • 中学生が習い事をやめるきっかけとなる変化
  • 達成感やコミュニケーションなど習い事で身につく経験
  • 水泳、ダンス、ゴルフなどスポーツ系習い事の魅力と費用
  • 将来の仕事にも役立つプログラムや英会話の教室の費用
  • 音楽、絵画、将棋、料理の習い事で伸びる力と費用

小学生まで続けていた習い事を中学入学でやめることも?

子どもたちが通う習い事は、年齢に応じて変化していくことが多いですよね。一般的には、子どもたちはどのタイミングで習い事をやめること、あるいは新たに始めることを決めているのでしょうか。

子どもが習い事をやめる機会として最も多いのは、進学・進級のタイミングと言えます。特に勉強の難易度が上がり、部活が始まって生活リズムが大きく変わる小学校から中学校へ進学するタイミングは、習い事を続けるかどうかを見直す重要なタイミングとなっているようです。
また習い事の仕組みとして、対象を「小学生まで」「中学生以上」などと年齢で区切っていることが多いのも、進学・進級で習い事をやめる人が増える要因でしょう。

もう一つ、大きな区切りとして挙げられるのが何らかの目標を達成したタイミングです。習い事をするうえで、本人や教える側が「〇級になるまで」「次の発表会まで」「○○の大会で優勝するまで」など、目標や期限を決めて頑張ることは多いはず。
このため、掲げていた目標を達成したタイミングでキリよく習い事をやめて、次のステップへ進む子どもたちが多いのです。

なお中学生になると、将来的な受験を見据えて学習塾に通い出す子どもが増えてきます。部活が始まると十分な勉強時間を確保するために、小学校までの習い事をやめる中学生も多いのでしょう。

中学生が習い事を続ける・始めるとこんなメリットが!

部活に勉強にと、何かと忙しくなるのが中学生です。小学生の頃のように習い事に没頭できる時間は少なくなりますが、それでも自分の興味・関心に合った習い事を新たに始めたり、続けるメリットはあります。

中学生という多感な時期に、本人の意思で勉強以外の習い事をするメリットとしては以下が挙げられるでしょう。

  • 自分で目標を立て、その達成のために計画的に努力する経験ができる
  • 目標を達成した際には大きな達成感と、自己を肯定し信じる気持ちを得られる
  • 学校以外のコミュニティに身を置くことができるため、人間関係が広がる
  • 学校ではできない体験を通して、本人が持っている能力や個性を伸ばしてあげられる
  • 人間関係や勉強へのストレスを発散することができ、気分転換に役立つ

上記を踏まえ、次章からは中学生に人気の高い習い事を「スポーツ系」「学習系」「芸術・文科系」と3つのカテゴリ別に紹介していきます。

【スポーツ系】中学生に人気の習い事

まずスポーツ系の習い事で、中学生に人気の種類の特徴・費用相場は以下の通りです。

水泳
体力・運動能力の向上に役立つ全身運動でありながら、水中で行うため他のスポーツに比べてケガのリスクが少なく、学校の授業でも役立つ人気の習い事です。
必要な費用相場は、初期費用として水着やゴーグル、タオル、キャップなどの備品代が10,000~20,000円、その後月謝として10,000円前後が毎月かかるとみておきましょう。
ダンス
リズム感や柔軟性、体力、筋力と記憶力を楽しく鍛えられる習い事です。個人だけでなく複数人で演技する機会もあるため、協調性を伸ばしたり、チームで一つの目標に向かい努力する経験も積むことができます。
体育の授業でも必ず行われる分野なので、学校の授業でも役立ちます。必要な費用はウェアの購入費10,000円前後と、月々の月謝が5,000~10,000円が継続的にかかります。
体操
マットやトランポリンの上で跳ねたり、鉄棒などを通して体の動かし方を学び筋力、柔軟性を高めていくことのできる習い事です。子どもの身体能力向上、体育授業のマット運動や組体操で役立つ点が大きな魅力でしょう。
なお必要な費用の相場は、練習用・試合用のウェアの購入費用数万円と、毎月の月謝5,000~10,000円です。
ボルダリング
人工的に作られた突起付の壁を登り、筋力やバランス感覚、判断力を養う習い事です。徐々に難所を登れるようになっていく達成感と、アクロバットな動きができるようになることを楽しみながら身体能力を高めることができます。
必要な費用は、週1回の利用を前提とした月額費用が8,000円前後です。また、ボルダリングをするには専用のシューズと動きやすい服装、チョークなどがありますが、無料で貸し出してくれる施設も多く初期費用を抑えられます。
サッカー
チームで勝利をめざす協調性、社会性、豊富な運動による体力向上に役立つ習い事です。学校でも取り組みやすいスポーツですが、部活よりもクラブチームの方がレベルが高いケースが多いため、本格的な技術を身に付けたい場合は習い事として通うのがおすすめです。
必要な費用は月謝が5,000~20,000円、その他ユニフォーム代や合宿費、試合のための遠征費、交通費などが随時発生します。
空手や剣道などの武道
礼儀作法や護身術が身に付き、精神面が鍛えられるなどのメリットがある習い事です。他人に対しての丁寧な振る舞いや、いざというときに役立つ身体能力が自然と身に付くとして、特に保護者から人気を集めています。
月謝の相場は5,000~10,000円ですが、その他にも道着や防具・竹刀代など、随時費用がかかってきます。
ゴルフ
集中力と全身の筋力が身に付くゴルフも、中学生から人気の高い習い事のひとつです。体の成長が著しい中学生では飛距離が伸びやすいため、子ども本人が楽しく続けられる可能性も高いでしょう。
ただ通える教室が少なく、用具が高額なのがネックといえます。なお子どもも受け入れているクラブなら月謝が1,000円から、用具のレンタルや販売も応じている良心的なところもあるので、親子で通うのもおすすめです。

【学習系】中学生に人気の習い事

続いて、塾以外の学習系の習い事で中学生におすすめなものの特徴・費用相場は以下の通りです。

プログラミング関係
2021年度より、プログラミングは中学校の必修科目となりました。子ども本人がプログラミングに強く興味を示している、または学校での授業内容についけいけず不安を感じているようなら、学校外のスクールでも学ばせてあげましょう。ただし、プログラミングはシステム開発やゲーム開発、サイト作成、ロボティクスなどさまざまな分野があります。
月謝は10,000円前後が目安ですが、本人が学びたい分野や学び方、必要な教材や設備内容など教室の特徴をよく調べ、しっかり理解したうえで入会してくださいね。
英会話
ライティングやリーディングメインの学校授業では学びきれない、リスニングやスピーキングの英語力を高めたいなら英会話教室に行くのがおすすめです。
英検やTOEICなど、将来的な受験や就職活動に役立つ資格取得のための学習にも必要な能力を鍛えられます。子ども本人が語学好きなら、ぜひ習わせてあげてください。
なお月謝は大人数のクラスで10,000円前後、少人数やマンツーマンクラスで20,000~30,000円が目安ですが、この他にも教材費などがかかるので注意しましょう。

【芸術・文化系】中学生に人気の習い事

最後にスポーツ、学習のいずれにも分類されない文化・芸術系のおすすめな習い事を4つ、紹介していきます。

絵画教室
美術科目やスケッチ、作図が必要な理科系科目の成績アップ、また想像力やクリエイティブ力向上に効果的な習い事です。将来的な美術科高校や美大受験の他、文化祭や体育祭、課題提出による内申点の獲得にも役立つでしょう。
月謝は5,000~10,000円が目安ですが、その他に絵の具やキャンバス、筆などの画材代も継続的にかかります。比較的高額な費用が必要な習い事と理解しておきましょう。
ピアノなど、音楽教室
集中力と忍耐力向上、知能の発達が見込めるとされる習い事です。左右の指を別々に動かすことによる脳の刺激が成績アップに役立つ他、ピアノが弾ければ学校の文化祭や音楽祭、入学・卒業式で伴奏者として活躍できる可能性も上がるでしょう。
また、ピアノなど「楽器ができること」は教育学部や芸術学部への進学、教育関係職に就く際にも求められる能力なので、習っておけば子どもの将来の選択肢が広がります。
月謝は5,000~10,000円が目安ですが、コンクール時には別途衣装代や参加費が必要です。
将棋教室
考える力や集中力、礼儀作法、先を見通す力の付く文化・芸術の習い事として、中学生におすすめしたいのが日本の伝統的なボードゲームである将棋です。「将棋を習い事にする」ことにピンとこない人もいるかもしれませんが、講義メインや対局形式など、さまざまなかたちで将棋を教えている教室はたくさんあります。
必要な費用は教室・内容により異なりますが、目安は以下の通りです。参考にしてください。

  • 月謝制の場合…入会金が5,000~10,000円、月々の費用が3,000~9,000円
  • 1レッスン制の場合…個人指導で90分あたり1,500~5,000円
  • 自由対局制の場合…道場の1日の利用料金が500~1,000円
料理教室
将来に向け、子どもの生活力を鍛えたいという人には料理教室がおすすめです。料理をする工程を通して物事を段取りよく進めるための論理的思考力や計画性が、そして食材を扱わせることで、栄養や食べ物に関する興味や知識も身に付いていくでしょう。
リスクとしては、火傷や包丁で手を切るなどのケガをする可能性があること、そして自宅で道具一式を揃える場合は別途費用がかかることが挙げられます。
ただ、月謝としては10,000円前後が目安となるので、教室に通うだけならそんなに費用はかかりませんよ。

中学生が勉強や部活と習い事を両立させるポイント

せっかく子どもの将来のため、または子ども本人の希望で習い事を始めても、本業である学校での勉強や部活がおろそかになっては困りますよね。学校での勉強や部活に割くべき時間が限られる中学生は、大人が考えているより多忙です。

中学生から新しく習い事を始めるときは、以下のポイントに注意して習い事を選び、本人が無理なく通えるよう周囲の大人が工夫してあげてください。

  1. 子どもが楽しんで続けられるよう本人が興味を持てる習い事にする
  2. 経済的な事情でやめさせてしまうことのないよう、習い事に必要な費用は把握しておく
  3. 宿題や部活に割く時間も考慮し、無理なく通い楽しめる立地や内容の習い事を選ぶ
  4. 時間的、体力的に教室へ通うのが難しいなら、オンラインで続けられる習い事を探す
  5. 習い事や教室へ通う時間が子どもにとって負担になっているようなら、本人の意思を確認したうえで送迎するなど、続けられるよう配慮してあげる
  6. 子ども本人が学校、部活、習い事も両立ができず苦しんでいるようなら、一旦やめさせて様子を見ることも必要と考えておく

おわりに:中学生から始める習い事は、子どもの世界を広げてくれる!

小学校に通っていた頃に比べ、勉強と部活に割く時間が増える中学生になると、子どもの毎日は一気に慌ただしくなります。このため、小さい頃から続けてきた習い事を中学校入学のタイミングでやめる子も少なくありません。中学生になったら、本人が興味・関心を持てる内容の習い事を、子どもの時間的・体力的に無理のない範囲でやらせてあげてください。学校外に居場所を作ることで、子どもの世界や将来の選択肢が広がっていきますよ。

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