【後編】学歴と就職の関係性とは?前向きに生きるための学歴コンプレックス克服法

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学歴コンプレックスを抱えていると、他人と自分を比べて卑屈になったり自信を失ったりするデメリットがあります。前編では高学歴とされる大学を挙げながら、学歴コンプについて説明しました。

この記事では、学歴コンプレックスを乗り越えるためのおすすめの方法を紹介します。

この記事でわかること
  • 取得すると自信やキャリアアップにつながる資格
  • 社会人が大学受験するための準備や試験って?
  • 学歴にとらわれない生き方をするには?

学歴コンプ克服法-特技や難関資格習得で自信をつける

学歴コンプレックスを克服する方法のおすすめが、特技や難関資格取得で自分に自信をつける方法です。例えば、自分の好きなことや趣味をとことん追求し、高学歴な人でもなかなかたどり着けないような何かを自分で手に入れられれば、自分の自信にもなりますし、周囲からの評価にもつながるでしょう。

自信や周囲からの評価が得られれば自己肯定感も高まりますし、学歴を気にして卑屈にならずにいられるようになります。

同じように、学歴こそなくても何らかの資格を取得し、就職において強い武器とする方法もあります。資格はたいてい年齢に関わらず取得できますし、それがあることで給料が上がったり、転職の際に有利になったりします。

資格を取得するときは、次の2点を満たす資格を選ぶと学歴コンプレックスの克服につながりやすいでしょう。

難易度が高い資格
  • 取るのが難しい資格を取得できれば、達成感が得られる
  • 達成感は自分の自信につながり、学歴コンプレックス解消の助けになる
人に評価される資格
  • 取得難易度が高くても、他人に評価されないとなかなか自信がつけにくいことも
  • 持っていることで「すごい」「仕事ができそう」と思ってもらえそうな資格を選ぶと良い

さらにもう一歩進み、学歴に頼らず周囲から信頼を得ることも、大きな自信につながります。

例えば、一流大学を出た人は周囲から期待の目で見られますが、同時に期待に添える実績が出せないと「なんだ、こんなものか」とがっかりされてしまうこともあります。一方で、期待は大きくなかったとしても堅実に実績を積み上げていくことは、周囲からの揺るがぬ信頼につながります。

信頼を得る方法
  • 自分から積極的に仕事をもらう
  • わからないことがあったら恥ずかしがらずに何でも質問する

上記のように、意欲的に仕事をしてみましょう。最初は大変かもしれませんが、その頑張りを見てくれている人は必ずどこかにいるはずです。そして、最終的に仕事ができるという社会人としての信頼を上司や同僚から得られれば、学歴コンプレックスも克服できるでしょう。

役立つ資格・とれたらスゴイ難関資格の種類

難易度の高い資格の中でも、就職や転職、社内で役立つ資格には以下のようなものがあります。

中小企業診断士
中小企業の経営に関わる知識を持つ人で、いわゆる経営コンサルタント。多くの業界で評価が高く、大企業でも取得が奨励される
宅地建物取引士
不動産の売買や賃貸物件をあっせんする際に、お客様に詳しい説明ができる。難易度は高く、企業のニーズも高い資格
登録販売者
ドラッグストアなどで一般用医薬品の第2類・第3類(かぜ薬や鎮痛剤など)を販売できる。有資格者は小売店でまだまだ不足しているので、女性にとくにおすすめ
税理士
顧客や顧問先の依頼に応じて税務書類を作成し、税務上の指導や助言を行う。経験があれば、独立にも転職にも役立つ有望な資格
電気工事士(第二種)
電気設備の安全を守るため、この資格がある人でないと電気工事ができない。未経験者でも、独学で取得できる
基本情報技術者
ITの経験があれば、同業界への転職が有利に働く
応用情報技術者
基本情報技術者と比べ、さらに転職が有利
簿記検定
実務経験があれば採用が有利に。できれば2級以上が望ましい
管理業務主任者
マンションの管理会社で必要な資格
危険物取扱者
特定の施設や設備で需要があり、必要性が高い
消防設備士
消火器などの設備を点検するための国家資格
保育士
需要が高く、就職先に困らない。待遇は就業場所次第
測量士補
全くの未経験でもかなり簡単に取得でき、求人が多い
旅行業務取扱管理者
旅行業界ではぜひ持っておきたい国家資格
衛生管理者
会社で信頼されている社員という証。受験制限がある
TOEIC
スコアが高ければ、採用の際に評価する会社も多い
秘書検定
新卒で準1級以上なら、評価される可能性もある

他にも、以下のような資格は難易度が高く、持っていると一目置かれる可能性が高いです。学歴コンプレックスを跳ね返すために、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

  • 司法試験、司法試験予備試験、司法書士、弁理士、公認会計士
  • 国家公務員総合職、裁判所職員採用総合職(院・大卒程度試験)
  • 衆・参議院事務局職員、外務省専門職(国家公務員専門職 大卒程度試験)
  • 医師国家試験、防衛医科大学校
  • 第一級総合無線通信士、総合職(大卒程度試験)国立国会図書館職員
  • 国際公務員アソシエート・エキスパート等選考試験

転職でスキルアップすると評価も上がる?

学歴ではなく能力が評価される会社へ思いきって転職してしまうことも一つの手です。特に、スキルが必要な専門職や技術職であれば、スキルを身につければ転職でも有利になりますし、転職後もスキルを評価してもらいやすいでしょう。

学歴コンプ克服法-大学に再チャレンジ

学歴コンプレックスを持っていると、高学歴な先輩や同僚が優秀に見えてしまったり、高学歴な人と自分の待遇の差を感じてしまったりして、辛いこともあります。

「どうしても学歴でないとコンプレックスを跳ね返せない」と思うのであれば、受験し、社会人学生になったり、大卒認定のために通信制の大学に通ったりすることも決して不可能なことではありません

また、高卒であることが根本的なコンプレックスになっている場合は、大学の卒業資格を取得するのもおすすめです。大学の卒業資格を得られれば肩書が「大卒」に変わりますので、多くの場合はコンプレックスをすっきり解消できます。

大学や大学院で学ぶのは、社会人になってからでも遅くはなく、社会経験があるからこそ自分に必要なものがはっきりわかり、より意味のある大学生活を送れるかもしれません。しかし、完全に退職して学生になるならともかく、働きながら大学の課題もこなすことは非常に大変なことです。それを押しても学歴が欲しいのかどうか、よく考えてから決めましょう。

大学の社会人入試とは?

社会人入試とは
大学・大学院が一般入試とは別の社会人枠として実施する入学試験。
メリット
社会人入試は通常の入試よりも受験科目が少なく、社会人でも挑戦しやすい内容になっています。
スケジュール
一般的に9〜11月が出願・受験、翌年1月以降が合格発表や入学手続きが予定されています。必ずしもこの通りのスケジュールで行われているとは限りません。入学したい大学の募集要項をしっかり確認しましょう。
出願条件
「現在、満22歳以上」「社会人経験が3年以上」など、各大学によって異なります。

試験内容、スケジュール、出願条件は各学校で異なります。少なくとも1年くらい前から準備を行い、計画的に受験対策をすることも重要です。

社会人入試では、入学願書の他に志望理由書(なぜ社会人になって大学に進学しようと思ったのか、という志望理由)、調査書や成績証明書(出願資格を満たしているかどうか、評定平均値など)、外国語検定試験のスコアを証明できるもの(TOEICや英検のスコアなど)が必要となる場合があります。これも各大学の募集要項を確認し、必要に応じて準備しましょう。

学歴コンプ克服法-自分自身を認める

根本的に学歴コンプレックスを解決する方法として、自分の学歴コンプレックスにしっかり向き合い、学歴コンプレックスを持っている自分を認めてしまうということも重要です。

また、学歴コンプレックスを持つ人は、たいていその人自身も学歴で他人を判断しています。自分がされて辛いことを人にもしてしまっているのです。

そんな自分を見つめ直し、自分自身、他人を学歴で評価することがなくなれば、自分自身の学歴もだんだんと気にならなくなっていくことでしょう。

起業で自分の力を試すのもおすすめ

思いきって起業してしまうのも学歴コンプレックスを克服する一つの方法です。

起業は学歴が高く優秀な人でないとできないのではないか、と思われがちですが、起業するのに学歴は関係ありません。起業すること自体大きな挑戦であり、自分の自信につながる経験となるでしょう。挑戦に学歴はないと実感できれば、学歴コンプレックスを克服できます。

学歴コンプ克服法-広い世界を知る

グローバルな視点を知ることも、学歴コンプレックスを克服するのに役立つことがあります。

世界的には、日本国内で高学歴ともてはやされる大学であっても、逆に低学歴と揶揄される大学であってもほとんどネームバリューがないこともあるのです。つまり、グローバルな視点で言えばどちらもたいして変わらないと言っても良いでしょう。

ですから、英語などの外国語を学び、思いきって広い世界に飛び出してしまうのも一つの方法です。日本国内で悩んでいたことが、案外ささいなことに思えるかもしれません。

前編はこちら

【前編】学歴と就職の関係性とは?高学歴の大学といえば?
「お受験戦争」などと呼ばれていたような学歴至上主義の時代は過ぎ去りつつあるとされていますが、まだまだ学歴は就職や収入に影響すると考える人は少なくありません。 そのため、中には学歴を気にしてコンプレックスとなってしまう人もいます。そこで今回は、学歴コンプレックス(学歴コンプ)と高学歴とされる大学について紹介します。

おわりに:学歴と就職にはある程度の関係はあるものの、社会人としての評価は別

学歴はたしかにその人の側面ではありますが、学歴の評価がそのまま社会人としての評価に結びつくわけではありません。仕事上で信頼を得たり、難易度の高い資格に挑戦したり、思いきって大学に入り直したりするのも学歴コンプレックス克服に有効です。ぜひ、学歴コンプレックスを跳ね返して前向きに生きていきましょう。

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