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【後編】40代50代から考える健康のための自己投資-睡眠改善・メンタルヘルス・VIO脱毛

中高年におすすめの健康的な体づくり からだの悩み
この記事は約2分で読めます。

健康に不安があると、趣味など日々の生活の楽しみが薄れてしまいますよね。特に老後の人生には、介護や痴呆症など心身の不安を感じることも。対策としておすすめなのは、40代、50代の若いうちから自己投資をして、健康づくりに取り組んでおくことです。

この記事では中高年におすすめの自己投資として、睡眠、ヘルスケア、VIO脱毛について説明していきます。

この記事でわかること
  • 肥満や生活習慣病を引き起こす睡眠不足のリスク
  • ストレスが引き起こす心身の不調の種類
  • カウンセリングに期待できる効果
  • 男性の施術希望者増加中の介護脱毛の受け方

睡眠の質を上げる自己投資とは?

睡眠には、長さだけでなく質が重要だということはだんだんと知られてきていますが、特に質の悪い睡眠は生活習慣病のリスクを高め、症状を悪化させてしまうこともわかってきました。糖尿病・高血圧のほか、生活習慣病の元とされる肥満などは、一見、睡眠の質とは関係ないと思いがちですが、その発症メカニズムと睡眠時間の関係が明らかになってきたのです。

肥満と睡眠の質の関係
日本人男性約2万人の平均睡眠時間と肥満のなりやすさの関係を調べたところ、睡眠時間が5時間以上の人に比べ、5時間未満の人は肥満になりやすいことがわかりました。

  • 寝不足は、食欲を抑える「レプチン」と、食欲を増進する「グレリン」という2種類のホルモンのバランスを崩す(レプチンが減り、グレリンが増える)
  • グレリンが多いと高脂肪食や高カロリー食を好むようになり、肥満につながる
睡眠不足で糖尿病にかかりやすくなる?
平均睡眠時間と糖尿病の関係を調査した研究によれば、睡眠時間が7〜8時間の人の糖尿病有病率を1とすると、睡眠時間が6時間以下の人で1.7倍、5時間以下の人で2.5倍になることがわかっています。

  • 慢性的な睡眠不足によって、血糖値を下げるインスリンの働きが弱まり、血糖値コントロールのバランスが悪くなる
  • 睡眠不足は糖尿病の発症リスクや悪化リスクを高める
高血圧なのは睡眠不足が原因かも
血圧が正常な25歳〜74歳を8〜10年追跡調査したところ、32〜59歳で平均睡眠時間が5時間以下だった人が最も高血圧になりやすいとわかりました。

  • 一晩徹夜するだけでも血圧が上がるので、睡眠不足が続くことは心臓に大きな負担をかける

上記の調査結果をまとめると、睡眠時間が5時間以下では肥満・糖尿病・高血圧の割合が大きく高まり、糖尿病の発症リスクを下げるためにはできれば7〜8時間の睡眠時間が欲しいと言えます。常に7〜8時間の睡眠時間を確保するのは難しいかもしれませんが、少なくとも睡眠時間が慢性的に5時間以下とならないよう気をつけましょう。

さらに、睡眠は生活習慣病だけでなく、うつ病など精神的な疾患の発症にも影響を及ぼす可能性があるとされています。

夜勤などを含む交代勤務がある職業では、就寝時間が不規則になることから質の良い睡眠がとれなくなりがちですが、実際に交代勤務の有無とうつ病の有病率の関係を調査した結果によれば、勤続年数1〜5年では5%以下だった有病率が、勤続年数5〜10年になると30%近くに上昇しました。

一方で、不眠症の人が治療をきちんと行い、コンスタントに睡眠がとれるようになると、うつ病が予防できるという調査結果もあります。睡眠の時間と質を確保することは、心身の健康を保つために非常に重要な要素の一つなのです。

自分に合う寝具で、睡眠の質をアップ!

睡眠の質を上げるためには、寝具が自分に合っているかどうかも重要なポイントです。眠りによって十分な休息を得るためには、「寝床内環境」を快適に保ちましょう

寝床内環境とは
「掛け布団と敷き寝具の間の空間の温度・湿度」のことを指します。良い眠りに適した寝床内環境は「温度33℃±1℃、湿度50%±5%」とされています。そのためには、寝室の温度を夏は28℃前後、冬は18℃前後に保ち、湿度は1年を通じて50%前後に保つと良いでしょう。

また、敷き寝具を選ぶときは、以下のようなチェックポイントに注意しましょう。

  1. 硬さを感じたり、尾底骨周辺などに痛みを感じたりしないか
  2. 蒸れなどによる不快感はないか
  3. 朝起きたとき、腰などに痛みを感じないか

仰向けの状態で寝転がると、体重が頭からかかとにかけて分散しますが、中でもお尻の周辺にかかる割合は最も大きくなります。そのため、分厚くても柔らかすぎる敷き寝具ではお尻が沈み込んで不自然な体勢になってしまいますし、薄い敷き寝具では寝具の下の床などの硬さがお尻に伝わり、痛みを感じてしまいます。敷き寝具は、自分の体型に合った沈み込みになるよう、適度な反発力があるものを選びましょう。

また、柔らかい敷き寝具は身体にフィットしやすいので、隙間がなく寝やすいと感じるかもしれませんが、空気が移動しにくいため通気性や吸湿性が高い素材であることが重要です。通気性や吸湿性が低いと蒸れてしまい、逆に通気性が高すぎると冬場に温かい空気が逃げて寒く感じてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

メンタルヘルス・ストレス緩和のための自己投資とは?

近年、精神的なストレスが心だけでなく、身体や行動にも大きな影響を及ぼすことが科学的にもわかってきました。例えば、以下のような影響が発生します。

身体への影響
肩こり、目の疲れ、疲労、肌荒れ、脱毛、頭痛、腰痛、不眠、自律神経の乱れなど
心への影響
不安、落ち込み、イライラ、怒り、気力や集中力の低下、希望が失われるなど
行動への影響
生活習慣の乱れ、暴飲暴食、散財、過剰な飲酒、喫煙、ギャンブル、暴言暴力、遅刻、欠勤など

上記のような状態は、一時的なものであればストレス反応と考えられ、ストレスを感じたことによって現れる正常な心身の防御反応と言えます。しかし、ストレスを受け続けてこうした状態が長引き、慢性化すると心身に以下のような疾患や症状を引き起こすことがあります。

ストレスと関連する身体の病気
  • 自律神経失調症、胃や腸など消化器系の疾患、血圧や心臓など循環器系の疾患
  • ストレスによって、免疫力低下で感染症にかかりやすくなる、免疫の働きが過敏になってアレルギー症状が重くなる、生活習慣病を発症するなどが考えられる
ストレスと関連する心の病気
  • 不安障害、アルコール依存症、パニック障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ病など

とはいえ、人間が生きている以上、ストレスと全く無縁で生活することはまず不可能です。大切なのは、避けられるストレスはできるだけ避けることや、ストレスを受けたときに上手に解消することです。精神的なストレスを上手に解消したり、ストレスの受け止め方を和らげたりするためには、カウンセリングを受けるという方法があります。

カウンセリングを受けると、以下のような効果が得られるとされています。

カタルシス効果
  • 緊張や不安が取り除かれ、安らぎと癒しを得られる
  • 自分が抱えている思いや考えを表現し、心を開放することが癒しやリラックスに
バディ効果
  • 同じ立場に立って受け止めてくれる安心感や、信頼感を得られる
  • 自分のことを丸ごと理解してもらえる、という体験が人間関係における信頼感を取り戻す
アウェアネス効果
  • 自分の心の中にある気持ちに気づき、現実に立ち向かう勇気を得る
  • 自分が無意識に避けていた問題に気づき、問題や自分自身と向き合うことができるようになる

医師以外によるカウンセリングは基本的に保険がきかないので、相談機関にもよりますが1回60分あたり10,000円前後のところが多いようです。また、1回限りで終わるものではなく、継続する必要がありますので、患者さんにとっても経済的な負担が大きくなります。そのため、カウンセリングを始める際には、患者さん自身の経済的な状況も考慮に入れなくてはなりません。

VIOの「介護脱毛」も自己投資のひとつ!アンダーヘアが白髪になる前に受けた方がいい?

最近、中高年の男女ともに近年注目と人気が高まっているのが「介護脱毛」です。介護脱毛とは、介護が必要になる前にあらかじめデリケートゾーンやワキなど、気になる部分を脱毛処理しておくことです。脱毛をしておけば、高齢になって介護が必要になったとき、介護する側にとってもされる側にとっても負担が軽減される、いわばエチケットのようなものと考えられています。

特に、デリケートゾーンに毛があると、下の世話をしてもらうときにキレイに拭き取れず、不衛生になってしまうことがあります。オムツなどをつけるときにも、蒸れてニオイが出てしまうこともあります。こうした事態を防ぐため、介護脱毛としてのVIO脱毛を受ける人が増えているのです。

介護脱毛のメリットを具体的にまとめると、以下の4つがあります。

①介護に対する不安や悩みが減る
  • これまでムダ毛を自己処理していた人は、その手間や負担がなくなる
  • 自分で処理しなくても問題ない状態にしておくことで、精神的な安定感につながる
②普段のお手入れが楽になる
  • 自己処理が大幅に楽になり、手入れしなくても素肌がキレイになる
  • 楽にキレイになれることから、早くしておけば良かったと思う人もいる
③介護をする人が楽になる
  • アンダーヘアの処理がされていると、下の世話にかかる時間と手間が軽くなる
  • オムツになっても、脱毛されていれば雑菌も繁殖しにくく、清潔に保ちやすい
  • ワキなど蒸れやすい部分も、脱毛でニオイを抑え快適に過ごしやすくなる
④デリケートゾーンの疾患に早く気づける
  • 特に女性は、デリケートゾーンの異常に気付きやすくなる
  • 婦人科系の疾患などを発症しても、早期発見につながりやすくなる

中高年がレーザー脱毛するときの注意点

ただし、中高年が脱毛する場合は注意が必要です。レーザー脱毛は、アンダーヘアが白髪になる前に施術しておかなくてはいけません。これは、レーザー脱毛とはメラニン色素に選択的に反応する医療用レーザーを毛と毛母(毛の根本にある、毛を作る細胞)に照射し、強い熱エネルギーで毛の生える組織を破壊するものだからです。つまり、黒い色素にしか反応しないので、白髪にかけても意味がありません。だいたい40〜50代前半までには済ませておくと良いでしょう。

脱毛は一回で完了するものではありません。その人の毛の量などによって、6回~12回ほどかかります。もっと回数が必要になることもあります。

医学的には8割が脱毛されれば「永久脱毛」と呼ぶのですが、ほとんどの人は95%くらいの毛が脱毛されるそうです。照射の頻度は毛の生える周期に合わせて1〜2ヶ月に1回、5〜8回が目安です。これで、よほど濃い人でなければ無毛の状態にできるでしょう。施術の直前にはシェーバーなどで剃毛しておく必要があるのですが、これも3回ぐらい行った頃から毛量が半分ぐらいに減り、毛も柔らかくなるので剃るのも楽になってきます。

介護脱毛ではどんな風に処理をする?

VIOのうちどの部位を脱毛するかはもちろん個人の自由ですが、介護脱毛という観点から考えるなら、すべて脱毛するのが望ましいです。完全に無毛状態(欧米ではハイジニーナ(清潔にするという意味)と呼ばれる)にするのに抵抗がある人は、Vラインを少し残し、IとOを完全に脱毛してしまう方法があります。日本ではこれが主流のようです。

Vの部分の毛をどう残すかについては、本人の好みで事前に医師と相談しながら決めましょう。とりあえずIとOだけ脱毛を済ませておいて、後からVもやっぱり脱毛しよう、というように分けて施術することもできます。また、施術のときの体勢が気になる人も多いでしょうが、だいたいは以下のように行います。

  • Vゾーン(ビキニライン):仰向けに寝て、軽く脚を開く
  • Iゾーン(性器周り):仰向けに寝て軽く脚を開き、背術する側の膝を立てて外側に倒す
  • Oゾーン(肛門周り):横向きに寝て膝を軽く曲げ、臀部を突き出すようにする

部位によっては、レーザーを当てる部分の皮膚を引っ張りながら行うこともあります。施術する側はプロですから、必要以上に恥ずかしがらなくても良いでしょう。介護脱毛を考えている方は、一度医療脱毛を行っている機関に相談してみてはいかがでしょうか。

前編はこちら

【前編】40代50代から考える健康のための自己投資-運動習慣やオーラルケア
「自分磨き」や「自分探し」など、自分のためにお金をかけて何かを行うことを自己投資と言います。その中でも近年特に注目を集めているのが、高齢になっても健康に過ごすための自己投資です。人生100年時代の現代、高齢になってからの時間は決して短くありません。健康的に、人生を楽しく過ごすための自己投資について見ていきましょう。

おわりに:健康のための自己投資は、今の自分と将来の自分のためになる

自分の健康に対して投資することは、生活習慣病や認知症などのリスクを減らし、将来的にかかる医療費を軽減することにつながります。また、健康寿命を伸ばすことで、元気で楽しく長生きすることができるでしょう。将来の自分はもちろん、今の自分にとっても良い効果が期待できますので、早めに自己投資を始めてみてくださいね。

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