毛穴をなくすことは可能?皮脂詰まりやたるみで大きくなった毛穴の改善方法

毛穴ケアの洗顔からだの悩み
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きちんと洗顔していても、毛穴の開きや黒ずみはなかなか解消されません。女性でも男性でも開いた毛穴に悩む人は多いもの。毛穴をなくし、陶器のような美しい肌を手に入れることは可能なのでしょうか。

今回は、根本的な毛穴の仕組みから黒ずみや広がり改善に役立つ適切なお手入れの方法まで、毛穴を目立たなくするための方法を解説していきます。

この記事でわかること
  • 毛穴の大きさに個人差がある理由と毛穴のタイプ別特徴
  • 美肌のために避けたい生活習慣とNGスキンケア
  • 糖質や脂質が多い食事で毛穴が開きやすくなる理由
  • 目立つ毛穴が気になる男性におすすめのスキンケア
  • 毛穴ケアで抑えておきたい洗顔と保湿のポイント
  • 皮膚科や美容クリニックの主な毛穴ケア施術

毛穴の大きさはどうやって決まるの?あなたの毛穴タイプはどれ?

毛穴とは、皮膚に毛が生え皮脂を分泌するために存在する穴状の組織のことです。毛穴の大きさは毛穴から生える毛の太さや質、皮脂腺の大きさによって決まり、そして毛の質と皮脂腺の太さは以下2つの要素に左右されます。

毛穴の大きさを左右する二大要素

  • 遺伝的な要因
  • 男性ホルモンの影響

毛穴の大きさは皮膚の衛生状態だけでなく、その人が持つ遺伝的な体質によってかなり変わってくるのです。

それでは、毛穴の開き方には原因や個人による差はあるのでしょうか。

以下に、原因別に分類された6種類の毛穴タイプを紹介します。鏡で確認しながら、自身の毛穴がどのタイプに当てはまるのか見比べてみてくださいね。

6種類の毛穴タイプと原因

1:角質肥厚(ひこう)型
皮脂に含まれる遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)という成分に刺激された毛穴入り口の角質が異常を起こし、厚くなって盛り上がり、毛穴が開いてしまった状態。角化異常と呼ばれる状態の角質は盛り上がり、毛穴をすり鉢状に開かせてしまう。
2:角栓毛穴
毛穴から分泌される皮脂と古い角質が混じってできる「角栓」によって、毛穴が詰まり塞がった状態。鼻や眉間、おでこの周辺など皮脂分泌の多い箇所に特にできやすい。
3:帯状毛穴
皮膚の弾力が弱くなったことで楕円形に変形した毛穴が、大きく開いたように見える状態。主に加齢による真皮のコラーゲン、エラスチンの減少によって起こる現象で、頬や口周りの毛穴に多く見られる。
4:乾燥毛穴
皮膚の真皮層が乾燥することで肌の弾力が低下し、毛穴が開いてしまった状態。
5:皮脂過剰型毛穴
皮脂の過剰分泌により、毛穴が広がってしまった状態。普段から皮脂分泌量の多い脂性の人や、脂漏性皮膚炎の人に多い。
6:メラニン毛穴
毛穴周辺にメラニン色素が沈着し、シミのような状態になってしまった状態。実際に毛穴が広がっているわけではなく、メラニン色素によって毛穴が目立って見えている。

毛穴から分泌される皮脂は乾燥から肌を守ります。毛穴は人体の機能の一部であり、完全になくすことはできません。しかし毛穴を目立たなくさせれば、美肌に近づくことができます。

毛穴パックや洗いすぎはNG?毛穴が目立つ原因って?

皮脂の過剰分泌や角質の異常、色素沈着など、毛穴が目立つ原因はさまざまあります。ここからは、毛穴が目立ってしまう原因や毛穴の開きを招く誤った生活習慣を、具体的に紹介していきます。

ストレスによる皮膚の状態、皮脂の量の変化

まず挙げられるのが、ストレスの影響です。ストレスが蓄積した体では、自律神経のうち興奮状態を司る交感神経が優位になり、毛穴に以下のような変化をもたらします。

  • 全身の血流が低下し、皮膚にも十分な栄養がいかなくなる
  • 皮膚の弾力維持に必要なコラーゲン、エラスチンが不足し毛穴がたるむ
  • 皮脂の分泌が促進され、毛穴の開きや詰まりを誘発する

睡眠不足によるターンオーバーの乱れ

骨や皮膚の成長、代謝をコントロールする成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。このため十分に眠れていないと成長ホルモンの分泌量が低下し、皮膚の代謝が乱れてホルモンバランスも低下し、皮脂の分泌が過剰になり毛穴が開く原因となるのです。

脂っこいもの、甘いものの摂りすぎ

高脂肪、高糖質な食事は皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を促進します。さらに高脂質・高糖質な食事は消化時に腸内環境を悪化させるため、皮脂の過剰分泌や詰まりだけでなく、毛穴の炎症を引き起こす一因ともなります。

日焼け止めを塗らないなど、紫外線対策を怠っている

紫外線は皮脂の酸化から毛穴の開き、炎症を誘発するとされています。さらに、UV-Aと呼ばれる紫外線が皮膚の深いところにまで届くとコラーゲン、エラスチンが破壊されてたるみ、毛穴の黒ずみをも引き起こすのです。

洗顔が不十分で、メイクや皮脂、汚れが毛穴にのこっている

皮膚にのこった汚れやメイクは毛穴をふさぎ、角栓となって毛穴を広げます。また、角栓を放っておくと徐々に酸化が進んで黒ずみやたるみ、毛穴開きや炎症などさまざまな毛穴トラブルをの原因となります。

スクラブやピーリング、角栓パックによるダメージ

毛穴から角栓や皮脂を取り除こうと、頻繁に刺激を与えるのも毛穴が開く原因となります。さきほど「メイクなどの汚れが毛穴が目立つ一因」と述べましたが、過剰にきれいにしようとすると防衛反応が起こり、かえって皮脂の分泌や角化が進む恐れがあります。

男性の肌は皮脂分泌が多くて毛穴が目立ちやすい!髭剃りや喫煙の影響も

ホルモンバランスにより、男性は女性に比べ皮膚表面の皮脂分泌量が多い傾向があります。また日常的にスキンケアをする習慣がなく、飲酒や喫煙、脂っこい食事、髭剃りや紫外線と言った体の内外からの肌ダメージを蓄積しやすいところも男性の特徴です。このため、一般的に女性に比べ男性の方が毛穴が開き、目立ちやすいと考えられています。

以下に、特に男性におすすめの毛穴の開きを改善するための対策をまとめていますので、参考にしてくださいね。

男性向け、毛穴の開き改善法

  • 自身の肌質に合った髭剃りを使い、ジェルをつけるなどして刃滑りもよくする
  • 肌に刃を無理に押し付けないように注意して、正しい方法で短時間で髭剃りを行う
  • 日差しが強くなり、肌がヒリヒリする春~夏の間だけでも日焼け止めを塗る(年中塗布するのが理想的)
  • 毎日の洗顔、髭剃りの後には化粧水を塗って保湿するなど、スキンケアの習慣をつける

毛穴を目だたなくさせるスキンケア!洗顔やクレンジングの方法

毛穴が開き、目立って見える原因がわかったところで、ここからは毛穴を目立たなくさせるためのスキンケア方法を具体的に見ていきましょう。

まず、自宅で毎日できる基本的な毛穴対策としては、以下が挙げられます。

毛穴を目立たなくする毎日の基本ケア

  1. 朝と夜、良く泡立てた洗顔料でやさしく顔を洗い皮脂と汚れを落とす
  2. 洗顔後は適量の2倍を目安に、たっぷりと化粧水と美容液を使ってケアをする
  3. 化粧水は肌を引き締める効果のある「収れん化粧水」を選び、過剰な皮脂分泌を抑制
  4. 美容液は毛穴を引き締め、過剰な皮脂分泌を抑えるビタミンC入りがおすすめ

毎日の基本ケア以外に、毛穴を目立たなくするために日常生活で意識してほしいポイントとしては以下が挙げられるでしょう。

毛穴を目立たなくするため、取り入れたい生活習慣

  • 化粧品または食事、サプリメントでビタミンC、A、Bを積極的に摂る
  • 毛穴を広げる原因となる糖質、脂質の多い炭水化物、お菓子、お酒の摂取を減らす
  • 適度な運動、時間をかけた入浴、旅行など自分に合った方法でストレスを軽減する

あなたの生活リズムに合わせ、できそうなところから挑戦してみてくださいね。

間違ったセルフケアより皮膚科が安心!毛穴改善の施術って?

基本的なスキンケアと生活習慣の改善以外に、素人ができる毛穴対策は多くありません。毛穴の黒ずみや詰まりを何とかしようと自己流で処置をしても、かえって炎症がひどくなり状態が悪化する可能性が高いでしょう。

前項で紹介したケアをしても効果が見られないときは、皮膚科のクリニックを受診しプロの治療を受けるのがおすすめ。毛穴やシミ、シワを目立たなくする作用のある塗り薬や、肌の代謝を促す飲み薬などの処方を受けられます。

また薬の処方以外にも、皮膚科のクリニックでは施術による治療を受けることも可能です。

以下に、毛穴の状態・タイプ別に皮膚科のクリニックで受けられる施術の例を紹介していきますので、参考にしてくださいね。

角栓や皮脂の詰まりで、毛穴が開いているときは…

  • 古くなった角質を剥がし、皮膚の代謝を促進する「ケミカルピーリング」
  • 肌の代謝とともに、コラーゲンの増生も促す「コラーゲンピール」
  • 皮膚に極細な針を刺し、自己治癒力を高め毛穴トラブルを改善する「ダーマペン」
  • ダーマペンとコラーゲンピールを同時に行う「ヴェルベットスキン」
  • ダーマペンの後、角質ケアに効果的な薬剤を浸透させる「ウーバーピール」
  • 毛穴の皮脂、汚れを取り除く「スキンスクライバー」や「ディープエレクトロクレンジング」
  • 皮脂腺の働きをコントロールし、毛穴を引き締める「イオン導入」や「ケアシス」

短い毛やシミによる毛穴の黒ずみが気になるときは…

  • 黒色に反応する光を当て、脱毛や皮脂腺を収縮させる「レーザーフェイシャル」

均一な毛穴の開き、たるみが気になるときは…

  • 皮膚に極細な針を刺し、肌細胞の生成を促す「ダーマペン」や「CO2フラクショナルレーザー」
  • ダーマペンとコラーゲンピールを同時に行う「ヴェルベットスキン」
  • ダーマペンの後、角質ケアに効果的な薬剤を浸透させる「ウーバーピール」
  • 極細の針の先端からラジオ波を照射し、皮膚の代謝を促す「イントラセル」
  • 皮脂腺の働きをコントロールし、毛穴を引き締める「イオン導入」や「ケアシス」
  • 肌にハリを出し、毛穴と皮脂腺を引き締める「レーザーフェイシャル」

おわりに:適切なスキンケアと治療で、毛穴の開きやたるみはかなり改善可能

文字通り体毛が生えたり、皮脂の分泌を担っている毛穴は、私たちの体に必要な器官です。しかし皮脂の過剰分泌や角質の異常、炎症、紫外線、加齢などの影響から毛穴が開きたるんだ状態を見ると、気分が落ち込んでしまいます。毛穴を小さくするには、基本的な衛生管理とスキンケア、生活習慣の改善が効果的です。ときには皮膚科のクリニックでプロの力も借りながら、毛穴トラブルを解消しましょう。

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