本メディアではアフィリエイト広告を利用していますが、コンテンツ制作は悩まにゅある編集部が独自で行っています。メーカー等はコンテンツの内容や商品のランキング・評価等の決定に一切関与していません。

仕事のための自己投資はスキルアップや資格取得だけじゃない?大人のための自己投資って?

資格取得のための勉強をする社会人 お金の悩み
この記事は約9分で読めます。

自分にないものを得たいなら、いまから時間とお金を使い勝ち取りに行かねばなりません。

限られた予算と時間で自己投資を成功させるには、目的を明確にする必要があります。
そこで今回は、いまのあなたが未来のためにできる自己投資や成功させるためのポイント、どんなことが自己投資になり得るかなどについて解説していきます。

この記事でわかること
  • コンディション維持やスキルアップなど自己投資のメリット
  • 自己投資のために明確にしておきたいこと
  • 業務独占資格、名称独占資格を取得するメリットとは
  • 心身のリフレッシュも自己投資につながる理由

未来の自分のための自己投資の種類って?

自己投資とは、自分の将来のためにいまある時間やお金を使うことを意味する言葉です。自分磨きと表現されることもあり、キャリアアップのためのスキルや資格取得の他、美しさや健康な心身を得ることを目的とした自分への投資も、自己投資に含まれます。

以下に、自己投資を目的別に9つの種類に分けて紹介しますので、確認してくださいね。

目的別、自己投資の種類
  1. 身体能力の向上…体の機能を維持、または向上することを目的にした自己投資
  2. 健康状態の維持…幸せに働き、暮らすために必要な健康な心身を保つための自己投資
  3. 若さと美しさの維持…年齢を重ねても、若々しく美しい見た目を維持するための自己投資
  4. 人脈作り…さまざまな人に会う機会や時間を作り、将来的に助けてくれる人を増やす
  5. 新しいことへのチャレンジ…精神的に若く、柔軟かつポジティブであり続けるために、興味のある未経験のことに時間とお金を使う
  6. 知識を増やす…本を読む、講座を受けるなどして将来の自分を助けてくれる知識を増やす
  7. 資格を取得する…現職、または将来的に就きたい職に役立つ、または趣味や興味のあることへの理解、造形を深めるための資格取得にお金と時間を使う
  8. 海外留学…奨学金や自身で働いて貯めたお金を使い、語学習得や学位取得のため留学する
  9. ワーキングホリデー…現地で働きながら語学や文化、グローバルな感覚を身に付ける

モチベーション次第ではただの浪費に終わるかも…

投資は、将来的に利益を得ることを見越して現在の資産をつぎ込むこと。このため自己投資も、ただ学びや交流の機会と時間を得て満足するのではなく、将来的に利益を得て初めて成立します。

「目的達成」という明確な利益を得ないまま、体づくりやリフレッシュ、資格取得や留学に大金を費やしたのでは、自己投資ではなく浪費です。例えば、以下のような自己投資は効果が低く、浪費に終わってしまう可能性が高いと考えられます。

効果が低く、浪費になってしまいやすい自己投資の特徴
  • スキルや資格を取得したのに、実践の機会を作らず覚えたことを忘れてしまう
  • 資格を取得した、講座や教室を卒業したことで燃え尽きてしまい、仕事などに活かせない
  • 講座や教材への申し込みなど、スキルや資格取得のための準備で満足して勉強しない
  • 現在の自分のスキルに見合わない、高難易度の資格取得を目標に自己投資を始めてしまう
  • ネームバリューやイメージだけで自己投資の内容を決めてしまい、実際に取得や経験をした後に活かし方がわからず、かけた時間とお金が無駄になる

大人の自己投資には利益の獲得、つまりゴールとなる目的を明確に設定したうえで、実行することが大切だと理解しましょう。

スキルアップや資格取得など仕事に役立つ自己投資

ここからは、特に仕事において将来的に利益を回収できる可能性の高い、おすすめの自己投資法を5つ紹介します。将来的にキャリアアップや年収アップ、未経験職種への転職を希望しているなら、参考にしてくださいね。

1:英会話を習得する
英語を話すことができれば、ほとんどの国の人とコミュニケーションを取れます。自己投資をするうえで大切なのは、単に英語を「学ぶ」だけでなく「習得する」こと。文法やライティング、リスニングだけでなく、しっかり発話して実践的な英語を身に付けられるよう会話力を鍛え、700点以上のTOEICスコア獲得もめざしてください。
なお英会話は教室でのグループレッスン、マンツーマンレッスン、カフェでの個人レッスンなどの他、近年ではオンラインでのビデオ通話でも学べます。特にオンライン教室は安価で、月額5,000円前後から英会話を学ぶことができるのでおすすめですよ。
2:パソコンスキルを向上させる
どんな職種に就いても、パソコンでの書類作成スキルは必須です。このためWordやExcel、PowerPointなどと言ったMicrosoft Officeソフトを扱うスキルを磨いておいて、損はありません。
やりたいことがあるわけではないけど、何か資格・スキルを取得して将来のキャリアに役立てたいと考えているなら「マイクロソフトオフィススペシャリスト」の取得がおすすめ。実際のソフトの扱い方、そして知識の両面から各ソフトについて学んで資格を取得すれば、バックオフィスで一目置かれる存在になれるでしょう。
3:プログラミングスキルを身に付ける
2020年より小学校でも必修科目となったプログラミングの習得は、インターネットが社会インフラとなった現代において、人気の自己投資先です。プログラマーへの転職をめざす人なら、月額10万円ほどの講座へ行くのも良いでしょう。
なお、プログラミングを本業にしていない人でも、Web業界で働く人にはおすすめ。
Webの世界がどのようにできているのか、その理解が深まれば自身の仕事をより多角的に見られるようになりますし、ビジネスチャンスの発見にも役立ちます。
4:会計の知識を身に付ける
経営状況の安定した転職先・取引先を選ぶには、決算書を読み解ける目が必要です。将来的に役職者、経営者になることを目標としている人はもちろん、営業職など企業を見る目が必要な仕事に付いている人なら、会計の知識を身に付けておいて損はありません。
数字に抵抗がなければ、簿記検定やビジネス会計検定資格などの取得をめざし、お金の流れから企業を評価できる目を養ってください。
5:業務独占資格、名称独占資格を取得する
業務独占資格、名称独占資格とは、それぞれ以下のような資格のことです。

  • 業務独占資格…国家資格の分類のひとつ。その資格を有することで特定の職種を名乗り、特定の業務に独占的に携われるようになる資格のこと。
  • 名称独占資格…持っていなければ、特定の職種名を名乗ることのできない資格のこと。

看護師、介護福祉士、助産師、美容師、保育士、栄養士などがこれに当たり、いずれも学歴条件を満たし実習を経て、筆記試験に合格しなければ取得できないものばかり。将来的に就きたい職種、入りたい業界がはっきりしているなら、お金と時間をたっぷりかけて業務独占資格、名称独占資格を取得するのも良いでしょう。

趣味や旅行も仕事に役立つ自己投資になる

現職、または将来的に就きたい職種・役職になるために時間とお金を使うことだけが、自己投資ではありません。自分の好きなこと、興味のあることに時間とお金を使って未知の世界に触れたり、共通の趣味を持つ仲間を得ることも、将来的な利益獲得につながる立派な自己投資です。

また、仕事の損得や家族の役割を超えた「好きなもの」を基準にしたつながりは、あなたにとって職場と家庭以外の居場所となり、精神的な支えにもなってくれるはず。SNSなど、共通の趣味を持つ人が集まるコミュニティに参加し、楽しみながら人脈を広げるとよいでしょう。

行ってみたい場所があるなら、国内外を問わず旅行で訪れてみるのもおすすめです。
写真や文章、動画など、本やネット上の情報からは感じられない気温や湿度、匂い、現地の文化との触れ合いが、心身のリフレッシュと今後の人生への刺激となってくれます。

もしかすると、趣味のつながりや旅行先での出会い、インスピレーションが将来の仕事に結びつくかもしれません。勉強や資格でなくても、あなたがいま「時間とお金を投資したい」と思えるものがあるなら、思い切って自己投資してみましょう。

社会人留学や大学など社会人の学び直しで自己投資!

学生時代にできなかった海外留学や、大人になってから学びたい分野が出てきた人には、海外留学や進学に投資するのがおすすめです。社会人留学の種類としては、期間や滞在中の過ごし方などにより以下の種類があります。

社会人留学の種類

短期留学
1週間以上、2か月未満を目安に短期間のみ留学をするスタイル。長期休暇や転職するまでの期間を利用して海外へ渡り、海外の語学学校や大学付属の語学コースに通ったり、観光を楽しみながら留学できる。
語学留学
2か月以上、数年単位で語学習得を目的に海外へ渡るスタイル。現地の語学学校、または大学付属の語学コースに通いながら語学の習得をめざす。なお一般語学の他、ビジネスレベルを習得できるコース、試験対策を重視するコースなどもある。
ワーキングホリデー
最長1年間、海外で学び、働きながら暮らせるビザで留学するスタイル。ビザが規定する時間内であれば自由に働くことができる。もちろん、集中して語学学校に通っても良い。ただし、ワーキングホリデービザの取得には年齢制限がある。取得可能な年齢の上限は国により異なるが、18~30歳が目安。
インターンシップ
2週間前後、仕事またはボランティアすることを目的に海外へ渡るスタイル。現地では英語、または現地語を用いて働くことが前提となるため、利用するには一定以上の語学力が必要。ビジネスの現場に身を置くため、より実践的な語学力や国際感覚が身に付く。
専門スキルアップ留学
3か月以上、数年以上を海外で過ごし、語学力に加え専門スキルや資格の取得をめざす。滞在中は現地の効率器官、私立の専門学校などに通って授業を受け、語学力と専門分野に関わる知識を向上させるのが一般的。
大学・大学院留学
2~4年、現地の大学または大学院卒業をめざし留学するスタイル。授業を聞くことはもちろん、研究や研究報告、発表もできるレベルの高い英語または現地語の語学力と、選考する分野の知識・スキルが身に付く。自己投資の方法として、海外留学をするメリットとしては以下が挙げられるでしょう。
  • 日本で学ぶよりも実用的で、高いレベルの語学力が短期間でも身に付く
  • 多様な人種、文化的背景を持つ人との交流により、広い視野と国際感覚が身に付く
  • 留学中、将来的な仕事や海外移住に役立つ幅広い人脈を築くことができる
  • TOEICスコアなど語学系資格を取得しておけば、実践的な語学力と共に転職に役立つ
  • 帰国後の転職時、自身の魅力や強みを具体的なエピソードと共に紹介しやすい

一方、日本の大学や大学院で大人が学びなおしをすることのメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 長期間通わなくても、履修証明プログラムを使えば特定分野だけを短期間で学べる
  • 1~2年で、企業経営に必要な能力が身に付くMBA教育が受けられる大学、オンラインクラスがある
  • MBAを取得すれば、将来的な管理職への昇進や起業、転職にも役立つ

履修証明プログラムではなく大学・大学院の卒業をめざす場合、課題を提出する必要もあるため、時間的な負担は大きくなります。

しかし、その時間とお金の投資により将来の選択肢や、キャリアアップの可能性が高くなるなら有意義な時間となるはずです。

おわりに:目的をはっきりさせたうえで「価値がある!」と感じることに自己投資しよう

一般的に自己投資と言うと、キャリアアップのための勉強や資格取得をイメージする人が多いでしょう。しかし美容や健康、知識欲を満たすため、趣味を楽しみ人脈を築いていくことも、将来的な利益獲得のためにやっているなら立派な自己投資です。一般的なイメージや他人の意見に惑わされず、あなたにとって価値がある、将来に必要と思うことを選び、あらかじめ目的を設定したうえでお金と時間を投資しましょう。

コメント