趣味に関する話題で上がりやすいのが「旅行」ですよね。旅行が苦手だと会話に入れずに所在なさに困ることも。「旅行が苦手」「旅行にはあまり行ったことがない」のがコンプレックスになっている人は、この記事を参考に旅行にチャレンジしてみてはいかがでしょう。旅行好きになるヒントやおすすめの国内・海外旅行スポットを紹介します。
- この記事でわかること
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- 旅行が苦手なことがコンプレックスになる理由
- 旅行好きな人・旅行が苦手な人の特徴
- 社会人が旅行に行くことで得られるメリット
- 旅行初心者でも楽しめる国内・海外旅行スポット
社会人で旅行が苦手な人は意外と多い!
就職活動や会社の飲み会などで「趣味は何ですか?」と聞かれることは多いですよね。そんなときに「旅行」と答える人は多いのではないでしょうか。趣味が同じだと会話が盛り上がり、親しみも感じやすいものです。
ただし中には旅行が苦手な人もいます。
- 旅行が苦手になる理由
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- 家で過ごすのが好き・インドア派である
- 旅行は体力的に疲れてしまう
- 旅行の計画を立てるのが得意でない
- 交通の便や宿泊先などの確保に疲れる
- 旅行のためのお金がない
- 旅行のための時間がない
- 旅行に関する嫌な思い出がある
- 旅行に行きたいが一緒に行ってくれる人がいない
- 旅行は好きだが人と行動するのが苦手
- 車やバイクがないなど、交通手段を持っていない
旅行が苦手になる理由は人それぞれで、「進んで旅行したいわけではない」という人もいれば「旅行はまったく好きじゃない」という人もいます。
ただし旅行にまったく行かない人と旅行に行く人とでは次のような違いが生まれることがあります。
旅行が苦手な人のメリット・デメリット
旅行が苦手・旅行にはあまり行かないということは、悪いことではありません。旅行が苦手な人は、下記のメリットとデメリットを得やすくなるでしょう。
- 旅行が苦手な人のメリット
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- お金が浮く
- 時間や体力を確保できる
- おうち時間を充実させることができる
- 近所や地域に詳しくなる
- 日常を大切にする
- 休日をゆっくり過ごすことができる
- 旅行以外の趣味や生きがいを楽しめる
- 旅行が苦手な人のデメリット
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- 日常の外の世界に触れる機会が少ない
- 多様な人や文化に触れる機会が少ない
- 文化や地理に関する知識は増えても、実体験が増えにくい
- 旅行好きな人との会話が盛り上がりにくい
- 旅行の手配などに関する経験値が上がらない
- 行動的ではない人だという印象を持たれやすい
- 就職活動などで使える自己アピールのネタが少ない
旅行が苦手な人の場合、傾向として上記の特徴が見られることもあります。もちろん人間の成長は旅行以外の趣味や成果で習慣でも促されますので、この限りではありません。
旅行が好きな人の性格や特徴
旅行好きの人には次のような特徴が見られます。
- 旅行が好きな人の特徴
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- 好奇心旺盛でアクティブな性格をしている
- 旅行のために仕事や貯金を頑張っている
- 知識や経験が豊富で、頼れる一面を持っている
- 旅行先での思い出やエピソードなど、会話の引き出しが多い
- 人と一緒に行動することができる(複数人での旅行の場合)
- 一人でも行動できる(一人旅の旅行の場合)
- 旅行を通して計画力や行動力が磨かれている
- 語学力が高いことがある
- 遠方の人や海外の人とも気さくにコミュニケーションできる
社会人こそ旅行に行くのがおすすめな理由
旅行に行かないことが必ずしもデメリットになるとは限りません。ただし旅行にはたくさんのメリットがあり、中には旅行に行ったことで人生がガラリと変わる人もいます。
社会人になって働き始めると自由に使える時間が少なかったりお金の問題に悩まされたりもしますが、社会人だからこそ旅行がおすすめな理由があるのです。
視野が広がる
いつもの日常は職場と家の往復だという人にとって、旅行は大きな刺激になります。自分とは異なる文化の人や環境に触れることで、それまで持っていた思い込みが解消されたり、新しい知識や経験が積み重なるからです。
海外旅行の経験者はよく視野が広がったと言うことがありますが、国内旅行でも視野は広がります。その土地の風土や文化、歴史、観光などを注視したり体験したりすると、貴重なものを得られるでしょう。
人間として成長できる
旅行は楽しい趣味でもありますが、旅券の手配や時間管理などのスキルもある程度必要です。旅行先の地域によっては、日本と異なるマナーが求められるため事前の下調べも重要です。情勢が不安定な地域などに旅行するときは、危機管理能力も欠かせません。
一人旅行の場合は現地の人とコミュニケーションする力などが必要ですし、グループ旅行であれば協調性が求められます。旅行の経験を積むほど、人間としてのスキルも磨かれていくでしょう。
ビジネスチャンスを発見する
非日常の環境に身を置くことで、普段ならたどり着けなかったであろう発想を得ることがあります。地方や海外の知られざる魅力やポテンシャルを発見したことが、日常に戻ったときにビジネスで活かされることもあるのです。
仕事のモチベーションが上がる
社会人でこれといった趣味がない人は、貯金が増えていくということもあるでしょう。貯金が増えるのはうれしいことですが、使い道が定まると仕事のモチベーションが上がるはず。仕事で嫌なことがあっても「あこがれの国へ旅行に行くためだ!」と気持ちを切り替えるきっかけにもなりますよ。
旅行好きな人になるための方法とマインドセット
旅行が苦手なことがコンプレックスな人、そろそろ旅行を思い切り楽しみたい人は、次のことを試してみてください。
- 旅行が好きになる方法
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- 旅行好きな人と友人になる
- 近場の旅行や日帰り旅行から始めてみる
- 自分の趣味に関連した場所に旅行に行く(アニメ、グルメ、スポーツなど)
- できるだけお得なプランや方法で節約する
- 旅行の準備や計画では、旅行好きな人からアドバイスをもらっておく
- ToDoを決めすぎず、旅行先での瞬間瞬間を楽しむ
- 旅行に行った後、写真や思い出話などをシェアする
- お土産を買って人を喜ばせる
- 旅番組や旅動画を見る
旅行初心者におすすめの国内観光スポット
旅行が苦手な社会人におすすめの観光スポットを紹介しますので、旅行先を検討するときの参考にしてくださいね。
北海道
北海道は観光スポットやグルメなど楽しみどころが多い人気のスポットです。札幌を拠点とすると、電車で小樽に足を伸ばしたりバスツアーで旭山動物園に行くこともできます。
北海道の自然豊かな地方であれば道路も広く、運転に不慣れな人も緊張がほどけやすいでしょう。フェリーに乗って利尻島を観光するのもおすすめです。ただし北海道は想像以上に土地が広いため、広範囲を移動する予定のときは日程に余裕を持たせましょう。
京都
国内外からの人気が高い、歴史と伝統のある日本の古都です。京都の中心地は碁盤目状に街が発展したため、地図が見やすく街歩きしやすいのもメリットでしょう。
清水寺などの有名観光スポットのほか、京料理などを味わうのも京都旅行の楽しみです。
大阪
食いだおれの旅といえば大阪と言われるくらい、グルメ旅行にぴったりのスポットです。お食事系からスイーツ、お土産まで数多くの大阪グルメを楽しめます。ガイドブックや大阪旅行に役立つ情報がたくさん出ていますので準備も捗るはず。
テーマパークが好きな人はUSJで遊ぶのもおすすめですよ。ただし旅行シーズンは入園客が多く、アトラクションの行列が長くなるでしょう。
福岡
福岡は屋台や水炊きなどのグルメのほか、季節のお祭りなどイベントも楽しい観光スポットです。福岡を拠点として九州旅行の計画を立てるのも楽しいでしょう。九州は新幹線も通っていますので、旅行日程や体力、予算と相談しながら交通手段を選ぶのが安心ですよ。
世界遺産に登録された志賀島など、自然豊かな島で過ごすのもおすすめです。
四国
四国は愛媛県・高知県・徳島県・香川県の四つの県からなるエリアです。四国というとお遍路が有名で、ハイキングやウォーキングが好きな人はお遍路を少し体験してみるのも楽しいでしょう。
四つの県それぞれの特徴を味わうのも四国旅行の醍醐味です。それぞれ特産品やゆかりのある偉人、自然豊かな観光スポットを持っています。
旅行初心者におすすめの海外観光スポット
海外旅行は国内旅行と違い、言葉の壁や文化の違いが心配の種になることもあるでしょう。この章では旅行初心者でも安心して楽しめる海外観光地を紹介します。
台湾
台湾は親日の国として有名で、日本語を話すことができる人が多いのが特徴です。買い物や街歩きでわからないことがあっても、台湾の人が日本語で対応してくれることもあります。台湾の面積は日本の九州ほどの大きさですので、スケジュール次第では台湾全体を楽しむことも可能。もちろん人気の高い台北を中心に観光するのもおすすめです。
食文化もアジア圏というだけあって日本と似ているところがあり、「食事が口に合わなくて辛かった」という事態は起こりにくいでしょう。
韓国
K-POPやエンターテインメントの分野で世界的な人気が高まりつつある韓国は、日本から近い距離にあり訪れやすい国です。K-POPが好きな人や韓国ドラマにハマったという人は、推しゆかりのスポットをチェックしたりドラマの撮影地を巡礼するという楽しみ方もあります。
日本国内にも韓国料理は多数ありますが、現地に行くことでその時点での韓国最新流行グルメを味わえます。
アメリカ
アメリカも日本人観光客から人気が高い国です。日本からは直行便でも10時間以上かかるのが一般的ですので、往復の移動時間だけで旅行1日分を費やすことを覚悟しておきましょう。
アメリカは国土が非常に広い国ですので、スケジュールに余裕がない場合は「ニューヨークを堪能する」「アメリカのディズニーを満喫する」など目的をはっきりさせるのが効率的です。
国立公園などの自然豊かな観光スポットのほか、ブロードウェイやディズニーリゾート、ラスベガスなどのエンターテインメントも見どころです。
イギリス
ヨーロッパ圏へ旅行に行ってみたいならば、イギリスを拠点とするのもおすすめです。言語が英語のため他のヨーロッパ諸国と比べてコミュニケーションが取りやすく、トラブルに遭遇したときの心配が軽減されるでしょう。
イギリス旅行を堪能するのも良いですし、足を伸ばしてフランスやイタリア、オランダなどを巡るのも刺激的です。ただしヨーロッパの共同通貨である「ユーロ」は加盟している国のみで使えます。たとえばイギリスではユーロを使うことは基本的にできなくなりましたので、ポンドを準備することを忘れずに!
オーストラリア
南半球の海外旅行ではオーストラリアが人気です。「グレートバリアリーフ」や「エアーズロック」「オペラシティ」など観光スポットが多く、言語が英語なのも魅力ですよね。
日本とは季節が逆となりますので、日本が夏ならばオーストラリアは冬の季節になっています。そうした違いを楽しめるのも海外旅行の醍醐味でしょう。
おわりに:思い立ったら行動!旅行に対するコンプレックスを克服しよう
旅行が苦手だけど興味はあるという人は、思い切って旅行に出かけてみましょう。もしも思ったより楽しめなかった場合でも、旅行先を変えたり一緒に行く人を変えるだけでも感じ方は変わるかもしれません。近場でも遠方でも、チャンスがあったら旅行してみてくださいね。
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