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食べ方が汚いのが恥ずかしい!マナー違反を直すポイントとは

食事のマナー こころの悩み
この記事は約7分で読めます。

食事のマナーや箸の使い方を注意された経験がある人は多いはず。「食べ方が綺麗だな」と思ってもらうには、どんなことに気をつけるのがよいのでしょう。この記事では覚えておきたい食事中のマナー違反や綺麗な食べ方をするためのポイントなどを解説します。

この記事でわかること
  • 印象ダウンを招く食事中のマナー違反
  • 覚えておきたい箸のマナー違反10種
  • マナーにはさまざまな考え方がある理由
  • 綺麗な食べ方を身に付けるポイント

食事のマナー違反

食事は一緒にテーブルを囲む人が気持ちよく食べられるよう、さまざまなマナーがあります。マナー違反をしてしまうと、「一緒に食事したくない」「常識がない人だ」と思われることも。

下記からは、やってしまいがちな食事中のマナー違反を解説していきます。

箸の持ち方が正しくない

箸の持ち方は食事の基本マナーともいえます。子どもの頃の癖で、間違った持ち方をしている人は少なくありません。正しい持ち方でなくても食事できるため、大人になっても癖が抜けない人も多いでしょう。箸の持ち方が正しくないと、箸の細かな動きを上手にできず、食べこぼしが増えるなどのデメリットを招きやすくなります

また、箸で口に入れるのは箸先五部(1.5cm)程度までがよいと考えられています。3cm以上の長さを口に入れると、ねぶり箸やくわえ箸と見られる可能性が高まるでしょう。

「指し箸」など箸の使い方でマナー違反がある

箸の使い方にもたくさんのマナーがあります。詳しくは次章で紹介しますが、会話に夢中になって箸で人を指す「指し箸」は、お行儀が悪いという意味でもマナー違反ですが、箸という先端が尖ったものを人に向ける危険な行為だとみなされます。

クチャラー(口を開けて食べる)

口を開けながら食べると、クチャクチャと咀嚼音が発生しやすくなります。口を開けながら食べる人を「クチャラー」と揶揄する言葉があり、嫌悪感を示す人も多いマナー違反です。

食べ物を口に入れたまま食べる

クチャクチャ音を立てなければ、食べ物を口にいれながら食べてもよいとはいきません。咀嚼中の食べ物が見えてしまい、相手の食欲を減退させたり、楽しい食事の時間を台無しにしてしまうおそれがあります。

ゲップをする

ゲップは、マナー違反とみなされます。生理現象として出てしまうときは、ハンカチやナフキンで口を覆い、ゆっくりと吐き出すのが対処法としておすすめです。ゲップは欧米でもマナー違反とみなされます。日本では笑って済まされるケースもありますが、ゲップに関しては日本以上に厳しい目が向けられることに注意しましょう。

肘をついたり膝を立てて食べる

テーブルに肘をついて食べることはマナー違反です。床に座って食べるとき、膝を立てて食べることも好ましくありません。

かきこんで食べる

器に口をつけ、かきこむように食べる方法は「犬食い」「かき箸」と呼ばれる食べ方で、マナー違反として顔をしかめる人も多くいます。かきこみながら食べる人は概ね早食いであり、本人は気をつけているつもりでも、食べ物が周囲に散ってしまうこともあります。

食べ残しが汚い

「一粒のお米には七人の神様がいる」と言い伝えがあるように、食べ残しは歓迎されません。マナー違反として指摘されることが多いのは、ご飯茶碗に点々と米粒が残されているケースです。食べ残しがあるとしても、散らかすような残し方はマナー違反とみなされやすくなるでしょう。

偏食

食べ残しがマナー違反といっても、苦手な食べ物やアレルギーを引き起こす食べ物を絶対に残してはいけないとは限りません。その日の体調によっては食べきることが難しいこともあるでしょう。マナー違反とみなされやすいのは、メニューをよく確認せずに頼むだけ頼んでほとんど残したり、味付けや盛り付けに難癖をつけて残したりすることです。

ながら食い(スマホ見ながら食い など)

スマホを見ながら食事したり、漫画を読みながら食事をすることはマナー違反です。一緒に食事をする人に失礼ですし、食べこぼしにもつながります。

インスタ映えのための写真撮影

食べ物の写真はインスタなどSNS映えしやすく、食事中に写真を取る人は多いですよね。ところがインスタ映えのためにオーダーし、写真が撮れたらほとんど口をつけずに捨てる人が増えています。これは作った人の気持ちを踏みにじる行為でもあり、近年問題視されているマナー違反・モラル違反です。

箸のマナー違反10種類は覚えておこう!

食事中に人の目線が集まりやすいのが手元です。特に箸の持ち方や使い方は、印象を左右することもあります。箸のマナー違反は多々ありますが、ここでは基本として抑えておきたい10種類を紹介します。

ねぶり箸

箸についたものを口でなめ取る。

くわえ箸

箸を口でくわえる。

箸渡し/箸私

箸と箸で食べ物の受け渡しをする。

刺し箸/突き箸

食べ物に箸を突きさして取る。

握り箸

箸を握って持つ。手がグーのかたちのようになる。

そら箸

一度は食べようとして食べ物を箸でさわった(さわりかけた)が、食べずに戻す。

指し箸

箸で人を指す。

迷い箸

どの食べ物を取ろうか迷い、あちこちへ箸を動かす。

たて箸/仏箸

ご飯に箸を突き刺す。

寄せ箸

箸を使って器を手前に引き寄せる。

欧米では食器を叩いて人を呼ぶけど日本では?

欧米で生活した経験がある人や海外の動画が好きな人は、欧米圏の人たちがスプーンでお皿を叩いて人を呼んだり、何か発表があるときに食器で音を鳴らしてお知らせをする場面を見たことがあるかもしれません。

欧米ではこうした食器を叩くことはマナー違反になりませんが、日本では「たたき箸」と呼ばれるマナー違反になります。各国に食文化があり、マナーもそれぞれで発展してきた歴史があります。食器で音を立てるという行為は、日本では歓迎されないことを理解しておきましょう。

食事のマナーは国や地域ごとに異なることが少なくありません。グローバル化、多様化が進む現代で、自分もみんなも気持ちよく食事ができるよう、アンテナを張っておくことも大切です。

食べ方が綺麗!と褒められるためのポイント

食べ方が汚いと、人からの印象がダウンすることが少なくありません。反対に、食べ方が綺麗な人は「上品」「育ちが良い」「一緒に食事をしていて楽しい」と印象がアップします。「食べ方が綺麗」と褒められるために、下記のことを意識していきましょう。

箸の持ち方・使い方を直す

正しい箸の持ち方ができるよう、改めて持ち方を直してみましょう。矯正箸を使うと、実践しながら正しい持ち方を習慣化できます。慣れないうちは手が疲れたり、上手に食べ物を口に運べないことも多いので、3食のうちゆっくりと時間を確保できる夕食から持ち方の矯正にチャレンジするなど、無理のないペースでチャレンジしましょう。

箸の使い方のマナー違反の改善は、持ち方の矯正より取り組みやすいといえます。前述のマナー違反などを参考に、正しい使い方を心がけましょう。

美姿勢で食べる

食事中は背筋を伸ばしましょう。肘はテーブルにつけず、食器をやさしく扱うのもポイントです。床に座って食べるときは正座が基本ではありますが、辛いときは周囲の人に断りを入れて適度に足を崩すこともできます。

食べながら話さない

クチャラー防止のためにも、食べながら話さないよう気をつけましょう。食べながら話してばかりいると空気を余分に飲み込んでしまい、ゲップの原因にもなります。食べながら話さないことを心がけているうちに、ゲップが減ることも期待できるでしょう。

聞き上手になる

食べ物を口に入れたままおしゃべりする癖がある人は、「食事中は聞き上手になる!」と心に決めて食事を楽しむのもおすすめです。話したくてうずうずするときは、「一口30回は噛む」ことを目標にし、ゆっくりと食事を味わいましょう。早食い防止にもつながるので、食べ過ぎや肥満を防ぐことにも役立ちます。

食事中はデジタルデトックス

スマホ中毒の人が多い現代では、スマホを見ながら食事をする人もたくさんいますよね。スマホを見ながらだと猫背にもなりやすく、姿勢の乱れや食べこぼし、食事中のコミュニケーション不足などデメリットだらけです。食事中はデジタルデトックスの時間と考え、スマホからは距離を取りましょう。

和食のマナー講座に参加するのもおすすめ!

綺麗な食べ方を身に付けるためのセルフケアを紹介してきましたが、自分だけでは気付けないマナー違反や知らなかった食文化がたくさんあるかもしれません。「私の食事の作法、大丈夫かな」と不安を感じていると、せっかくの食事も楽しめません。

不安を払拭し、食べ方に自信を持ちたい場合は、食事のマナー講座に参加するという方法もあります。実際に食事をしながらマナーを学べるレッスンは、食べることが大好きな人にもおすすめです。

料亭や格式高いホテルで開講される講座は、コース料理の場合は1万円以上~数万円とコストが高めなこともあります。その分、和食のコース料理の一連の流れやマナーをしっかりと学習できるでしょう。一般のマナー講座やマナースクールの参加費は数千円程度~1万円ほどが目安です。予算や目的に応じて、ご自身が受講しやすいレッスンを選ぶのがおすすめですよ。

おわりに:綺麗な食べ方を身につけて食事をもっとおいしく♪

自分の食べ方が気になってくると落ち着いて食事ができないものですよね。箸の持ち方や使い方などを見直して、食事の時間を楽しめるようにしていきましょう。

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