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自分の時間がない人向け 趣味やスキルアップ、リラックスの時間を確保する方法

社会人が自由に使える自分の時間 こころの悩み
この記事は約13分で読めます。

いつも仕事や家族のために頑張っていて、自分の時間がない人は少なくありません。自分の時間を作るためには生活習慣のコツや意識の変化が必要です。

この記事では時間がない原因や仕事・家事の効率アップ、時間を確保するための方法を紹介します。効率的に有意義な時間を過ごすためにチェックしてみてください。

この記事でわかること
  • 社会人になると自分の時間がなくなる理由
  • 時間の管理が苦手な人によくある特徴
  • 有給が付与される条件や日数の例
  • 時間を作るためにおすすめのアウトソーシング
  • スキマ時間を自分のために使う方法

いつも時間がないと焦っている人の原因は?男女の家事に費やす時間の違いはある?

そもそも、時間がないとはどういう状況なのでしょうか。まずは、1日のうちで費やす時間が長い「仕事」について見ていきましょう。NHKの「国民生活時間調査」によれば、仕事を持つ人の平均仕事時間量を調べたところ、10時間を超えて働く人が2000年に2割を超え、その後も増加傾向にあります。

2015年には有職者の半数以上が1日8時間を超えて働いていて、男性の有職者では3人に1人が10時間を超えて働いていることもわかりました。有職者全体の仕事時間は2000年にピークを迎えて以降は減少傾向に転じていましたが、2010年から2015年にかけては再び増加。仕事時間は全体的に増加傾向にあり、特に長時間労働が増えているということです。

仕事と並んで費やす時間が多い「家事」についても変化がありました。成人女性の場合、家事に割く時間が平日・土曜・日曜とも4時間を超え、最も家事時間が長い30代女性の場合、日曜には6時間を超えることもわかっています。とはいえ、2010年と比べると2015年には平日の主婦の家事時間が減少し、代わりに男性40・50代の平日、男性60代の日曜の家事時間が増加。このことから、家事分担の割合が少し公平に近づいてきたと言えそうです。

家事の内容別では、大まかに「炊事・掃除・洗濯」「買い物」「子どもの世話」「家庭雑事」の4つに分けたとき、成人男性では「炊事・掃除・洗濯」をする人が多く、平日・土曜・日曜とも2010年に比べて増加しました。一方、成人女性も最も多い項目も「炊事・掃除・洗濯」ですが、いずれの曜日も8割以上を負担していて、全員の平均時間は2時間を超えます

長時間労働が多い現状と考え合わせると、1日のほとんどが仕事と家事で終わってしまう人は多いと考えられます。特に、仕事時間が8時間未満の男性は徐々に家事をする時間が増えているのに対し、仕事時間が10時間以上の男性は家事をする時間が数分程度増えたにとどまったことからも、長時間労働の人は家事をする時間すらないと考えられます。

時間がない人は時間の管理や段取りが苦手?

仕事や家事の量が多い人は、時間を確保することが難しくなりますよね。しかし、仕事にも家事にも追われていない人は、なぜ時間がなくなるのでしょうか。どのような原因が考えられるか、4つのポイントについて見ていきましょう。

優先順位をつけるのが下手
  • 今やるべきことをやらず、後でいいことを優先する傾向がある
  • やらなくてはならないことが後回しになり、時間に追われてしまう
  • 優先順位の低い仕事は2分以下でできるものだけその場で行い、それ以上の時間がかかるならスケジュールを組み直す
整理整頓ができていない
  • 部屋の中や職場で使う机の上などが整理整頓できていないと、物事を処理する時間がかかりやすい
  • 整理整頓すると探しものなどにも時間をとられず、余った時間を活かせる
予定を詰め込みすぎている
  • 他の人が3日かけてやることを1日でやろうとするなど、スケジュールを詰め込みすぎ
  • せっかちですべてを雑にこなすことになり、やり直すはめになりがち
時間の見込みが正確にできない
  • 3時間かかるタスクを1時間で済むと考えてしまい、計画通りにいかない
  • 1日に入れる予定を減らす意識が必要

いずれの場合も自分の傾向がわかれば、優先順位を変えたり整理整頓をしたり、予定を見直したりすることができます。時間がないと焦りやすい人は、一度自分の傾向を振り返ってみましょう。

タスク管理のコツがわかれば時間を作りやすくなる

前述のように、優先順位や整理整頓でロスタイムを減らすと時間に余裕が持てるようになります。まずは、抱えているタスクをすべて洗い出し、洗い出したタスクに優先順位をつけることから始めましょう。次の手順でタスク整理を進めるのがおすすめです。

  1. 抱えているタスクをリストアップする
  2. タスクに優先順位をつける
  3. タスク処理に必要な時間を割り振る
  4. タスクを進めるための環境整備をする
  5. タスクに取り掛かる

タスクを洗い出すことで、なぜ忙しいのか現状を把握できますので、改善ポイントもわかりやすくなります。
パソコンや紙などにタスクを書き出したら、作業に優先順位をつけましょう。ざっくりと「緊急性の高いもの」「低いもの(後回しにしてもいいもの)」に分け、緊急性の高いものから順に進められるようにします。慣れてくればより細かく効率的な分類方法が体感的にわかってきますので、最初はざっくりで構いません。

また、タスクあたりの作業時間をしっかり把握しておくことも重要です。もし、必要以上に時間がかかりすぎているなら「書類1枚につき、かける時間は30分まで」というように制限時間を設けるのも良いでしょう。タスクにメリハリがつきますし、効率的に作業を進められます。

身の回りの環境を見直すことも時間確保のコツ

優先順位がついて少し時間の余裕ができたら、さらなる効率化のためにデスクの整理整頓を行いましょう。ペンやメモなど仕事に必要な文具を探す時間の節約になり、ロスタイムが発生しにくくなります。物を探している時間は仕事の生産性につながらない、いわゆるムダな時間となってしまいますので、時間に余裕ができた時点で早めに整理整頓しましょう。

やや大掛かりですが、職場の近くに住んで移動にかかる時間を減らしてしまうというのも時間の短縮になります。通勤時間中に読書をしたり学習アプリをしたりする人もいますが、混み合う電車に乗る時間は少ない方が疲れにくく、仕事の後の趣味やスキルアップに使う体力も温存しやすいです。何かとバタバタしがちな朝に余裕ができるのも嬉しいポイント。長く勤めるつもりの会社であれば、思い切って引っ越してしまうのも一つの方法です。

有給休暇を取ってプライベートの時間を確保する方法

休むための時間がないのであれば、有給をとってしっかりと仕事から切り離してはいかがでしょう。有給休暇とは、名前のとおり「給与をもらって会社を休むことができる」制度のことです。通常は会社を休むと欠勤扱いになってしまい、給与が減ってしまいますが、有給を取得した場合は出勤したものとみなされ、給与が発生します。正式名称は「年次有給休暇」で、労働基準法第39条によって以下のように定められています。

一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のこと

有給休暇は原則として入社してすぐに取得できるわけではなく、以下の2つの条件を満たす必要があります。

  • 勤務開始日から6ヶ月以上が経過していること
  • その期間、全労働日の8割以上を出勤していること

ただし、会社によっては入社の時点や、入社後3ヶ月の時点で有給が付与されることもあります。付与する日数も労働基準法で定められており、一般的には入社後6ヶ月以降、以下のように付与されます。

  • 6ヶ月:10日
  • 1年6ヶ月:11日
  • 2年6ヶ月:12日
  • 3年6ヶ月:14日
  • 4年6ヶ月:16日
  • 5年6ヶ月:18日
  • 6年6ヶ月以上:20日

また、有給休暇中の給与は原則として通常勤務したのと同じだけの給与が支払われますが、ごくまれなケースとして、会社が有休取得日の給与の計算を特別な方法で行っている場合、通常の給与よりも少なくなることがあります。こうした特殊なケースの場合、就業規則に記載されているはずなので、おかしいと思ったらまずは規則を確認し、さらに不明な点があれば会社に確認しましょう。

有給休暇を取得するときの注意点

有給休暇の申請方法や、何日前までに申請するかは法律で決まっていませんので、各企業の独自のルールが定められています。とはいえ、あくまでも従業員が有休を取りやすいことが前提ですから、極端に手間のかかる手順を踏ませたり、1ヶ月以上前に申請しなければ無効、などの制限を設けたりしてはいけません。申請方法は申請書を提出するほか、口頭やメール、チャットアプリなど、申請期限は前日〜1週間前とする会社が多いようです。

有給休暇をいつ取得するかは基本的に従業員の自由ですが、「その日に有給休暇を取得されると事業の正常な運営を妨げる恐れがある」と会社側が判断した場合、有給の取得日を変更させることができます。これは「時季変更権」と呼ばれ、会社の規模や他の従業員の出勤状況、有休取得を希望する従業員の仕事内容などにより、以下のような場合に認められます。

  • 同じ日に有給休暇を申請している従業員が既に複数いる場合
  • 一時的に大量の発注を受け、納期までに納品することが難しくなる場合

会社が時季変更権を使うためのハードルは非常に高く、よほどのことがない限り従業員は自由に有給休暇の取得日を決められます。また、有給休暇を取得する理由も自由であり、旅行・ライブなど趣味の他、ただ休みたいという場合にも取得できます。さらに、会社が「有給を取得したから」「私用で有給を使ったから」などの理由でその従業員の評価を下げることは法律違反とされています。

ですから、そもそも有給休暇を取得するとき、取得の理由を会社に告げる必要は本来ありません。聞かれた場合でも「私用のため」と答えて構いませんし、具体的に答える義務はないのです。どうしても会社が納得してくれないときは、「役所の手続き」「家族・親戚との用事」「通院」「ボランティア活動」などと答えておくと、比較的納得されやすいようです。

とはいえ、大袈裟な嘘をついて会社にバレてしまうと、後々トラブルに発展してしまう可能性も考えられます。会社側が有給休暇の取得を妨害するために理由を聞いているとは限りませんので、できるだけ本当の理由を伝えるようにしましょう。

家事の負担を減らして時間を確保!家事代行・アウトソーシングサービスの利用法

最初にご紹介したように、家事は平日でも土日でも非常に時間がかかるものです。家事が多くてなかなか自分の時間が確保できない、という人には以下のような家事代行サービスや、家事の中でも特に時間がかかりがちな料理だけをアウトソーシングするサービスを活用するのもおすすめです。

おすすめ家事代行サービス「Casy

「Casy」は、1時間あたり税込2,409円という低価格を誇る家事代行サービスです。リーズナブルでも損害保険にはしっかり加入していますので、万が一のことがあっても安心。さらに、24時間365日、いつでも簡単に予約・キャンセル・変更ができます。急に予定が変わったというときでも、すぐに対応してもらえて便利です。

キャストはベテラン講師による少人数制の研修を受けていて、訪問前に評価や自己紹介も確認できるので、どんな人なのかわかります。もし、キャストと合わないと思ったときは事前に変更もできますので、気軽に相談しましょう。

「Casy」で頼める家事代行サービスは、以下の3つです。

お掃除代行
  • キッチン・お風呂・トイレなど水周りの掃除、リビングなど部屋の掃除、廊下や玄関の掃除など
  • 住宅内の掃除全般を行えて、定期利用ならさらにおトクにキレイをキープできる
  • 1時間2,409円〜、交通費別
お料理代行
  • 3食の作成、作り置きや食材カットなどの下拵え、調理後の後片付け、記念日やホームパーティ用の料理など
  • 有料オプションで買い物から頼むことも可能
  • 1時間2,409円〜、交通費別
ハウスクリーニング
  • ガスレンジフードの分解洗浄、エアコンの分解洗浄、浴室の専門清掃など
  • 専門知識と技術を持ったプロが、専用の機材や洗剤で徹底洗浄

ハウスクリーニングは専門知識を持ったプロに頼むことになりますので、料金は通常の家事代行サービスと異なり、場所や内容によって変わります。普段のお掃除では行き届かない場所を徹底敵にキレイにしたい、というときはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

忙しくても栄養満点の料理が食べたい人に「つくりおき.jp

料理専門のアウトソーシングサービスとして「つくりおき.jp」があります。料理は実際に調理している間だけでなく、献立を思い出しながら栄養バランスを考慮したメニューを考え、買い出しに行くという手間もかかります。しかし、「つくりおき.jp」なら栄養バランスがしっかり考慮された週替わりのメニューが届きますので、メニューを考えたり買い出しに行ったり、調理したりという一連の手間が省けます。

料理は栄養士監修のメニューを専任のシェフが自社キッチンで手作りし、一つ一つ容器に詰めてくれるので、スーパーのお惣菜や冷凍食品よりも身体に優しい作り立てのご飯が食べられます。ミールキットなどのように作る手間は要りませんし、料理代行サービスのように他の人が自宅に来ることで、気を遣う必要もありません。

「つくりおき.jp」の料金は以下の2つのプランから選ぶことができます。価格はすべて税抜き、1食分は4名分(大人2人、子ども2人)を想定して作られていて、自宅までの送料も含まれます。プランを途中で変更することや、週によって配達をお休みすることもできますので、今週は時間があって自炊できる、来週は時間がないのでお願いしたい、というような柔軟な対応も可能です。

週3食プラン:7,800円/週
自炊と組み合わせて使いたい人におすすめ
週5食プラン:12,800円/週
平日はすべてお任せしたい人におすすめ

スキマ時間は朝活や資産運用など自分のための貴重な時間

スキマ時間とは、文字通り用事と用事の間にあるちょっとした時間のことを指します。待ち時間や移動時間、小休憩、育児や家事の合間など、だいたい5〜10分程度の時間から、通勤にかかる1時間くらいの時間もスキマ時間と考えられています。スキマ時間には読書や仮眠をする人が多いですが、他にもちょっとした仕事や運動、掃除、調べごとなどができます。

スキマ時間を活用するポイントは、「自分のプラスになることをする」ということです。プラスになること、というとどうしても「ビジネス関連、スキルアップ」と考えてしまいがちですが、「ダラダラと暇つぶしをせず、時間を有効活用する」と考えられる内容なら、何をやっても構いません。

暇つぶしにやってしまいがちなSNSやゲームなどは、時間を決めるのがおすすめです。ちょっとだけと思っても、SNSやゲームを始めるとあっという間に時間が過ぎてしまうことがあります。リフレッシュやコミュニケーションのためと考え、手持ち無沙汰だからとついつい時間を費やしすぎないようにしましょう。スキマ時間を有効活用する具体的な例としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 電車やバスでの移動中に、読書やメール返信をする
  • 飲食店での待ち時間に、その日や明日の予定の整理をする
  • 待ち合わせで誰かを待っている間に、為替のチェックをする

このように、短時間でできるタスクは意外と多いものです。3章で仕事の効率アップのためにタスクの優先順位をつけ、かかる時間を把握することをおすすめしましたが、タスクにかかる時間が短いときはスキマ時間を利用して終わらせてしまうのも良い方法です。

一見、やることを詰め込みすぎて疲れそう、と思う人もいるかもしれませんが、その後にまとまった時間をとれるためかえって自由な時間が増え、リラックスにも趣味にも打ち込みやすくなります。心身をすっきりリフレッシュするためにも、スキルアップの勉強にしっかり集中するためにも、ぜひスキマ時間を有効活用しましょう。

おわりに:時間がないなら、仕事の効率アップの工夫や家事代行サービスがおすすめ

自分の時間がない人は、基本的に仕事の時間と家事の時間が長いことが大きな問題です。仕事の効率をアップし、ロスタイムを減らす工夫をしたり、移動時間などのスキマ時間を活用してできるタスクを済ませたりしてしまいましょう。

また、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。特に料理はメニューの考慮・買い出し・調理と時間を大きく取られますので、料理だけアウトソーシングして自分の時間を確保する方法もあります。シニア・プレシニアの人は、このようなアウトソーシングが、とくに時短・効率アップにつながりやすいです。

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