仕事が忙しかったり充実している一方で、家族との時間が足りていないことに悩んでいる人は多いはず。「家族を大切にできていないかも!」と感じたとき、どんなことに気をつけるとよいのでしょう。この記事では家族みんなで幸せになるためのコミュニケーションのポイントを解説します。
- この記事でわかること
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- 仕事が忙しい人が抱えるジレンマ
- 家族のコミュニケーション不足のリスク
- 家庭円満のために夫婦で話し合うべきこと
- 家族を大切にしたい人におすすめの習慣
家族を大切にできていない…と思うのはどんな瞬間?
家庭円満でプライベートを充実させたいのに、なかなかうまくいかないこともありますよね。「家族を大切にできていない」と感じる瞬間には、下記のようなものがあるでしょう。
- 家族を大切にできていないと思う瞬間
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- 仕事が忙しい
- 顔を合わせる時間が少ない
- リスケやドタキャンが増えた
- 会話などコミュニケーションが減った
- すれ違いや喧嘩が増えた
- イライラやストレスをぶつけてしまった
- 感謝の言葉を伝えられない
- 記念日を忘れた
一緒に過ごす時間が取れない
社会人の場合、仕事やスキルアップに時間を取られ、家族との時間を確保できないことに悩んでいる人は多いものです。特に繁忙期、トラブルが発生したタイミング、昇進や転職の前後はやることが多く、自由にできる時間が少なくなりやすいでしょう。家族との約束をリスケしたりドタキャンしたりすることが増えると、罪悪感に襲われたり家族から責められることも増えます。
喧嘩など家族トラブルが増えた
家族に対してストレスをぶつけたりしていると、喧嘩などトラブルを招いてしまいます。悪気はなくとも疲労が溜まっていると、不機嫌そうな表情になったり、返事が上の空になることも。
尊敬や感謝を伝えていない
夫婦は一緒に家庭を構築する仲間でもあります。お互い支え合うことで家庭が成り立ちますので、日々の感謝は大切です。感謝をしっかり伝えられずに甘えることが増えたり、記念日などを忘れてないがしろにしていると、家族を大切にできていない状態に当たるでしょう。
特に子どもの誕生日や学校行事に参加できていないと、家族からの不信感は募りやすくなるでしょう。
家族の信頼回復は難しい…!離婚や不仲の原因に
仕事と家庭のバランスの取り方は、常にコントロールできるとは限りませんよね。会社の状況や取引先からの依頼など、どうしても仕事に時間を取られることもあるでしょう。しかし「家族なら、仕事で大変なことをわかってくれているだろう」と甘く見ているうちに、家族から見放されることもありえます。
「家族のことは後回しなんだ」「約束しても守ってくれないでしょ」と、あなたに期待することを諦めているかもしれません。すると、家族の信頼を回復することはとても難しくなります。夫婦仲が冷え切って離婚を迫られることもあれば、親子関係がギクシャクしてしまうことも。
「家族だから大丈夫」と甘く見てはいけません。家族を大切にできていないかも…と思ったら、すぐにでも対策を打つことをおすすめします。
「家族<実家」は夫婦喧嘩の原因になることも!
家族を大切にするとき、注意したいのが実家との関係性です。自分の家族よりも実家を優先している人は、家族から不信感を抱かれているかもしれません。妻や子どもに予定があるのに、「実家が呼んでいるんだから、予定はキャンセルして実家に行く」と勝手に決めるのはおすすめできません。
また、女性に比較的多いのが実家依存をしているケースです。家事や育児を実家に頼りすぎて、夫の都合はお構いなしということになってはいませんか?
家族を大切にするならば、「家族<実家」ではなく「家族>実家」を基本の考え方にしましょう。もちろん、実家の家族も大切な存在です。ただし、家族の時間やコミュニケーションを考えたとき、実家との関わり方が偏り過ぎていないか改めて考えてみましょう。
家族を大切にするための7つのポイント
家族を大切にするためには、ライフスタイルや仕事に対する考え方を帰る必要があります。急にすべてを変えるのは簡単ではありませんので、下記のことを参考にできることから始めてみてくださいね。
食事を一緒に食べる
家族のコミュニケーションの中でも、食事を一緒に食べることは大切です。「おいしいね」と幸せな時間を共有することで、お互いリラックスして過ごせます。一緒に食事の準備をすることで、支え合う実感も育まれます。
食事を通して、相手の健康状態に気付くこともあります。「今日、あまり食べてないけどどうしたの?」「前は苦手だった食べ物が食べられるようになったんだね」など、家族の変化を見逃さないためにも、食事を一緒に食べる時間を大切にしていきましょう。
家事・育児を分担する
家事・育児の分担は、夫婦仲を円満に維持するポイントになります。近年は共働きが一般的になり、収入の差があったとしても家事を分担するのが自然になってきました。このとき、それぞれのやり方に不満を溜め込むのではなく、「この家事はこうすると効率的だよ」「僕はこの家事が苦手だから、子どもの送り迎えは任せて!」など、話し合いをしながらお互いにとって負担の少ない分担方法を見つけていくのがおすすめですよ。
子どもがいるなら一緒に過ごす時間を確保
子どもと一緒に過ごす時間はしっかりと確保しましょう。コミュニケーション不足は、愛情不足を感じる原因となります。どうしても一緒に過ごす時間が取れないときは、LINEや電話で会話をするなどの方法もあります。
コミュニケーション不足が続くと子どもが情緒不安定になったり、親への不信感を抱くおそれもあるので要注意です。
「ありがとう」「ごめんね」を忘れない
家族のために家事をしたり、頑張っているパートナーを労わる時間を確保できないときもありますよね。そんなときこそ「ありがとう」と感謝をこまめに伝えましょう。仕事が忙しくて予定をキャンセルしたときは、「ごめんね」と素直に謝りましょう。夫婦間はもちろんですが、子どもも立派なひとりの人間です。子どもに対しても、感謝と謝罪は欠かさないようにしてくださいね。
有給の使い方を相談する
仕事で有給を取得するときは、家族に相談してみましょう。夫婦で日にちを合わせることができれば、一緒に過ごす時間を確保できます。一方で、「自分の時間が欲しい!」と思うことも珍しいことではありません。この場合も、素直に有給の使い方について夫婦で話し合うのもおすすめです。パートナーも自分の時間が欲しくなったとき、あなたに相談しやすくなるでしょう。
心と体の健康をキープする
家族を大切にするためにも、心と体の健康を意識しましょう。あなたがケガや病気になった場合、家族はとても悲しむはずです。家族みんなで健康になれるように、日々の食事や運動習慣、住環境に気を配ってみましょう。
お互いの時間・価値観を尊重する
家族を大切にするなら「いつも一緒で心もひとつ!」とは限りません。家族といえど、一人ひとり個性を持った人間です。お互いの時間を尊重し、一人の時間を持つということも大切だと覚えておきましょう。
家族の時間確保のためにアウトソーシングに頼むのも◎
家族を大切にするためには、コミュニケーションの時間を確保することが欠かせません。ただし仕事に家事に追われていると、時間の確保もままならないですよね。解決策としては、家事・育児のアウトソーシングサービスを活用することです。お金はかかりますが、プロフェッショナルの仕事にはそれだけの価値があります。
おわりに:家族が何に幸せを感じるか改めて話し合ってみよう
家族のためを思うなら、一緒に過ごす時間やみんなが健康でいることが欠かせません。家族みんなで大切にしたいことは何か、じっくりと話し合うこともおすすめですよ。
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