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女性のキャリアアップのポイントは?転職に役立つ資格を紹介

キャリアアップを目指す女性キャリアアップ・求職
この記事は約12分で読めます。
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結婚や出産、育児、介護など女性の働き方はライフイベントで大きく影響されることがよくありますよね。一方で女性ならではの視点や子育てママの経験が、仕事で大きな強みとなることも!

今回は、女性がキャリアアップを叶えるためのポイント、取得すると自己アピールにつながる資格、女性の活躍や登用に力を入れている企業・業種などを紹介します。

この記事でわかること
  • 女性の職場定着を阻む要因には何がある?
  • 女性が活躍している業界や企業の調査結果!
  • 必見!女性が利用したいキャリア制度
  • 転職でキャリアアップを目指すときの準備
  • 強みと自信とキャリアにつながる資格取得って?
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  1. 女性がキャリアアップで悩む理由は?結婚・出産・育児の影響は?
  2. 女性の管理職が多い会社と業種って?
    1. 【女性管理職比率が多い業種】
    2. 【女性管理職の比率が高い15の企業】
  3. 女性のキャリアアップをサポートする社内制度はあるの?
    1. 【産前・産後休業について】
      1. 《概要》
      2. 《利用の条件》
    2. 【育児休業について】
      1. 《概要》
      2. 《利用の条件》
  4. 転職でキャリアアップなら条件交渉がポイント
    1. 【転職時、キャリアアップのための条件交渉のポイント】
  5. 女性のキャリアアップに役立つ国家資格は?
    1. 【1:行政書士】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    2. 【2:通関士】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    3. 【3:Webデザイン技能士3級】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    4. 【4:キャリアコンサルタント】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    5. 【5:宅地建物取引主任者(宅建)】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    6. 【6:保育士】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    7. 【7:管理業務主任者】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    8. 【8:総合旅行業務取扱管理者】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    9. 【9:登録販売者(一般医薬品)】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
    10. 【10:ファイナンシャル・プランニング技能士3級】
      1. 《取得の難易度》
      2. 《試験にかかる費用の目安》
      3. 《キャリアへの活かし方》
  6. おわりに:ライフイベントを考慮した計画的なプランニングが、女性のキャリアアップ成功の要!

女性がキャリアアップで悩む理由は?結婚・出産・育児の影響は?

一般的に、キャリアは仕事の経験年数、企業への勤務年数に応じ形成されることが多くなります。

女性の場合、結婚や妊娠、出産、育児といったライフイベントのために一時的なキャリアの中断を余儀なくされることが少なくありません。

特に肉体的にも精神的にも大きく変化し、ダメージを受ける妊娠・出産の前後には、以前と同様に女性が働き続けることは難しくなります。

近年では妊娠・出産・育児に伴う休暇制度を設け、女性がキャリアアップしやすい仕組みを持つ企業も増えてきました。

しかし、育児中の女性を好待遇で雇い入れてくれる企業はまだ多いとはいえません。既婚女性や子どもを持つ女性を雇用する企業の多くが、勤務できる時間の短さや急な欠勤の可能性をリスクと捉えるため、女性たちを正社員雇用したがらないのが実情です。

このため結婚・妊娠・出産・育児との両立、またこれらのライフイベントに伴って仕事との選択に悩み、うまくキャリアアップできない女性が非常に多いと言われています。

女性がキャリアアップをめざすなら、キャリアを10年、20年単位で考え、最終的な目標地点から逆算してキャリアプランを立てておくなど、長期的な計画を立てるのがおすすめです。

自分がどのような生き方・働き方をしたいかを軸に、キャリアプランを構築しましょう。

女性の管理職が多い会社と業種って?

東洋経済オンラインが実施した「女性管理職が多い50社ランキング」2019年発表版の調査結果によると、女性管理職比率が高い業種は以下の通りです。

【女性管理職比率が多い業種】

  1. 保険業…19.39%
  2. サービス業…17.66%
  3. 銀行業…15.94%
  4. 証券・商品先物…14.74%
  5. 小売業…13.52%
  6. その他金融業…11.90%
  7. 不動産業…10.30%
  8. 海運業…10.02%

特に他者と接する接客関係の仕事、また金融商品を扱う業種において、女性管理職の比率が高い傾向が見られます。

なお全従業員に占める、女性管理職の比率が高い企業としては以下15社が挙げられます。

【女性管理職の比率が高い15の企業】

  1. ABC Cooking Studio…91.2%
  2. シーボン…88.4%
  3. ミュゼプラチナム…83.8%
  4. スタジオアリス…80.3%
  5. ニチイ学館…78.2%
  6. MRKホールディングス…62.7%
  7. しまむら…59.0%
  8. ブロッコリー…57.1%
  9. パートナーエージェント…56.0%
  10. ケア21…51.0%
  11. ボルテージ…48.8%
  12. ツクイ…42.0%
  13. ツヴァイ…39.6%
  14. ユニマット・リタイアメント・コミュニティ…39.6%
  15. 翻訳センター…38.2%

ひとつの企業で経験を積んで昇進し、管理職として活躍したい女性は、上記のような業種・企業への就職や転職を考えると良いでしょう。
社会の変化や会社の働き方改革などによって毎年順位は変動しますので、こういった女性のキャリアに関する情報を収集することも大切ですね。

女性のキャリアアップをサポートする社内制度はあるの?

結婚や妊娠、出産、育児などを経ても女性がキャリアを中断せず、長期的にキャリアアップをめざすことを支援する社内制度としては以下が挙げられるでしょう。

  1. 短時間勤務制度
  2. 産前休業、産後休業制度
  3. 育児休業制度

上記のうち1は、勤務形態にかかわる社内制度です。
利用すれば、育児をはじめ私生活により多くの時間をさけるよう、1日の所定労働時間を原則6時間まで減らすことができます。

なお法律上、この制度適用の該当者となるのは3歳までの子を養育するフルタイム労働者とされますが、該当者の基準は各企業によりある程度変更可能です。

また、短時間勤務制度に似た勤務制度として「時短勤務制度」が挙げられます。
この場合も労働者の事情に合わせ、1日あたり2時間程度、労働時間の短縮が可能になります。制度を利用するための基準が、企業により柔軟に設定されているのが特徴です。

2と3の産前休業と産後休業、育児休業制度の概要と法律に定められた取得のための条件は、それぞれ以下の通りです。

【産前・産後休業について】

産前・産後に取れる休業の概要と利用条件を紹介します。

《概要》

  • 出産予定日の6週間前(双子の場合は14週間前)から取得可能な休業制度
  • 就業不可と定められる出産の翌日から8週間以内までの期間の休業制度

《利用の条件》

  • 上記条件を満たし、請求することで誰でも取得ができる

【育児休業について】

育児休業の概要と取得の条件を紹介します。

《概要》

  • 1歳に満たない子どもを養育する男女労働者に申し出る権利がある休業制度
  • 子どもが1歳になるまでの間、希望する期間を育児のために休業できる

《利用の条件》

正社員の場合は…

  • 同一の事業主に1年以上雇用されている
  • 子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されると見込まれる

雇用期間の定めのある派遣社員や契約社員、パート、アルバイトの場合は…

  • 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている
  • かつ、子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
  • 子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ
    契約が更新されないことが明らかでない

取得出来ないのは…

  • 雇用された期間が1年未満の人
  • 1年以内に雇用関係が終了する見込みの人
  • 週の所定労働日数が2日以下の人
  • 日雇いでの労働に従事している人

上記のような制度が現在の職場、また就職・転職予定の企業内で制度として設定されているか、また自身が利用・取得の条件を満たしているか確認してみましょう。

転職でキャリアアップなら条件交渉がポイント

仕事内容や環境を変え、女性が転職を通したキャリアアップをめざすなら、キャリアプランを叶えるための給与や待遇、勤務体制などについて条件交渉することをおすすめします。

ただ、採用する企業側の意向を無視して自分の希望を押し付けては、交渉はうまくいきません。

以下に、女性のキャリアアップに役立つ転職時の条件交渉のポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。

【転職時、キャリアアップのための条件交渉のポイント】

  • 交渉して成立させたい条件は、あらかじめ優先順位を設定しておく
    例)入社日、給与額、手当の有無、勤務体制、勤務地  など
  • 交渉するときは「対話すること」を強く意識し、自分の主張だけを通そうとしない
  • 希望と根拠は併せて示し、交渉に応じる価値のある人材であることを伝える
  • 最終面接や内定後の面談など、企業側から就業にあたっての条件を提示されたタイミングを待って交渉を持ちかける
  • 内定承諾のタイミングまで、企業側から自分が交渉したい条件についての話題が出なかった場合のみ、こちら側から条件について尋ねてOK

女性のキャリアアップに役立つ国家資格は?

ライフイベントや、パートナーや家族の都合による転居にかかわらずキャリアを築いていくには、資格や専門的なスキルを取得し手に職をつけるのが現実的です。

以下からは、女性の手に職をつけてキャリアアップ、収入アップの実現に役立つ10種類の国家資格の難易度、概要、試験費用などをそれぞれ紹介していきます。

【1:行政書士】

行政手続きを行うための専門資格で、官公庁に提出する申請書類の作成及び提出手続き代理、法務サービス全般に役立ちます。

《取得の難易度》

  • 300時間相当の学習が必要
  • 年に1回開催される試験に合格する必要があるため、難易度は高め

《試験にかかる費用の目安》

  • 7,000円
  • 学習費用は独学なら30,000円、スクールを利用するなら80,000円

《キャリアへの活かし方》

  • 法律の専門知識を活かし、法務関連職への就業がしやすくなる
  • 将来的には、独立して行政書士事務所を開業することも可能
  • 【2:通関士】

    通関の手続きに必要な知識を持つことを証明する専門資格で、企業の輸出入品の通関手続き代行、申告書類の審査や申告に役立ちます。

    《取得の難易度》

    • .350時間相当の学習が必要
    • 年に1回開催される試験に合格する必要があるため、難易度は高め

    《試験にかかる費用の目安》

    • 3,000円
    • 学習費用は独学なら40,000円、スクールを利用するなら60,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 海外と取引のある商社、貿易関係企業への就職や転職が有利になる
    • 特に海外と関わりのある仕事、外資系企業での仕事、貿易事務業務に役立つ

    【3:Webデザイン技能士3級】

    Webサイト制作に必要な知識、スキル証明に役立つ資格で、インターネットやWebサイトの構築、運用に役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 20時間相当の学習が必要
    • 年に4回開催される試験に合格する必要があり、難易度は中程度

    《試験にかかる費用の目安》

    • 10,000円
    • 学習費用は独学なら20,000円、スクールを利用するなら40,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 実務未経験であっても、Web関係業務の即戦力性を示すことができる
    • 実技試験を通し、インターネットの仕組みや著作権、知的財産権などWebサイトにかかわる法律についての知識が身に付く

    【4:キャリアコンサルタント】

    職業の選択や能力開発に関する相談、助言をするための専門資格で、大学やハローワーク、企業内に籍を置いて学生、求職者、在職者に対しアドバイスをするときに役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 150時間相当の学習が必要
    • 年に3回開催される試験に合格する必要があり、難易度は中程度
      ※実技試験があるため、講座受講による学習が必要となる。

    《試験にかかる費用の目安》

    • 38,800円
    • 学習費用は独学なら400,000円程度
      ※ただし、教育訓練給付金制度による40%の給付あり。

    《キャリアへの活かし方》

    • 資格を保有していれば、公的に「キャリアコンサルタント」と名乗れるようになる
    • 大学や行政機関、人材サービス業、再就職支援を行う企業への就職や転職に役立つ

    【5:宅地建物取引主任者(宅建)】

    不動産取引を行うための専門資格で、宅地または建物の売買、交換、賃借の取引に役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 300時間相当の学習が必要
    • 年に1回開催される試験に合格する必要があり、難易度は中程度

    《試験にかかる費用の目安》

    • 7,000円
    • 学習費用は独学なら30,000円、スクールを利用するなら70,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 不動産業界、金融業界、建設業界への就職や転職に役立つ
    • 資格保有による給与アップ、手当支給や将来的な独立開業も見込める

    【6:保育士】

    保育所など、児童福井市施設において子どもの保育を行うための専門資格で、専門的な知識やスキルを用い、児童の保育や保護者への保育指導に役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 120時間相当の学習が必要
    • 年に2回開催される試験に合格する必要があり、難易度は中程度

    《試験にかかる費用の目安》

    • 12,950円
    • 学習費用は独学なら30,000円、スクールを利用するなら70,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 保育施設や児童福祉施設、クリニックなどへの就職・転職に役立つ
    • 人材需要の高い職種なので、年齢にかかわらず転職や復職しやすくなる

    【7:管理業務主任者】

    マンション管理を行うための専門資格で、いわゆる管理人としての業務に役立つ資格で、管理委託契約時の重要事項説明の代行、組合への管理状況報告などの職務に役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 400時間相当の学習が必要
    • 年に1回開催される試験に合格する必要があり、難易度は中程度

    《試験にかかる費用の目安》

    • 8,900円
    • 学習費用は独学なら60,000円、スクールを利用するなら80,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 不動産業界、マンション管理業界への就職・転職に役立つ
    • マンション管理や運営のコンサルタントとして、将来的な独立開業も可能になる

    【8:総合旅行業務取扱管理者】

    顧客との旅行取引の責任者になるにあたり、必要な専門資格で、旅行業者、またその営業所などにおいて旅の企画立案や取引、実施などに役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 300時間相当の学習が必要
    • 年に1回開催される試験に合格する必要があるが、難易度は低め

    《試験にかかる費用の目安》

    • 6,500円
    • 学習費用は独学なら60,000円、スクールを利用するなら80,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 主に旅行業界での昇格や昇進、就職、転職に役立つ
    • 旅行代理店として、将来的な独立開業も考えられるようになる

    【9:登録販売者(一般医薬品)】

    第二類、大三塁医薬品を販売できるようになる資格で、顧客からの医薬品についての相談の受付や、情報提供などに役役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 220時間相当の学習が必要
    • 年に1回開催される試験に合格する必要があるが、難易度は低め

    《試験にかかる費用の目安》

    • 14,200円
    • 学習費用は独学なら30,000円、スクールを利用するなら60,000円
      ※ただし、受験費用は各都道府県により異なる。

    《キャリアへの活かし方》

    • 薬について、薬剤師に次ぐ知識を持つことの証明となる
    • 薬局やドラッグストアなど、薬や医療にかかわる現場への就職、転職に役立つ

    【10:ファイナンシャル・プランニング技能士3級】

    お金にかかわる幅広い知識を持ち、資金計画についてアドバイスできるようになる資格で、顧客の情報をもとに、住居や教育、老後にかかるお金の計算やライフプランに即した資金計画の提案、アドバイスなどに役立ちます。

    《取得の難易度》

    • 100時間相当の学習が必要
    • 年に3回開催される試験に合格する必要があり、難易度は低め

    《試験にかかる費用の目安》

    • 6,000円
    • 学習費用は独学なら20,000円、スクールを利用するなら30,000円

    《キャリアへの活かし方》

    • 不動産業界、金融業界への就職や転職に役立つ
    • 将来的には生活にかかわるお金の専門家として、独立開業もめざせるようになる

    おわりに:ライフイベントを考慮した計画的なプランニングが、女性のキャリアアップ成功の要!

    家庭生活において女性に期待される役割の比重はまだまだ大きく、結婚や妊娠、出産、育児に伴いキャリアを中断する女性も多いです。しかし、このようなライフイベントの有無にかかわらず、女性がキャリアアップを叶えていく方法はあります。ライフイベントの発生も考慮したうえで逆算し、計画的に必要な経歴や資格、専門知識を獲得すれば、着実にキャリアアップしていけるはずです。常に考えながら、柔軟にキャリアアップをめざしましょう。

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