社内結婚すると夫婦は同じ部署では働けない?異動となる理由とは

職場結婚と異動人間関係の悩み
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結婚のきっかけのひとつが職場での出会いです。社内恋愛を経て結婚した人は、どのようにして知り合ったのでしょう。また、社内結婚では仕事上どんなことに配慮すべきなのかも気になりますよね。

この記事では、社内結婚についてメリットとデメリット、結婚に伴う異動などについて解説します。

この記事でわかること
  • 社内結婚のメリット・デメリット
  • 社内結婚で気を付けたいこと
  • 社内結婚で異動が必須となるケース
  • 社内結婚が周囲の人に与える影響
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相談や飲み会が?社内結婚のきっかけや出会いって?

社内結婚をした人たちの出会いのきっかけには、下記のような例が挙げられます。

同じ部署で仕事をしていた

社会人になると一日の大半を会社で過ごすようになります。部署が同じだと、一緒に過ごす時間も長くなり、親しくなるチャンスが増えます。

同じプロジェクトに参加していた

部署が違う場合は、プロジェクトを通して知り合うこともあるようです。同じ目標に向かって協力していくうちに距離が縮まります。

仕事の相談相手だった

辛いときや悩んでいるときに相談に乗ってもらうと、信頼関係が生まれます。相談に乗ってもらった感謝の気持ちのお返しで、お茶や食事を一緒にすることもあるでしょう。

飲み会で仲良くなった

会社では部署ごと、プロジェクトごとの飲み会が開かれたり、忘年会などの大規模な飲み会が開催されることが多いです。食事をしながら仕事以外の話をしているとプライベートな一面も見え、気になる相手になることがあります。

同期入社で励まし合った

同期入社同士だと、新人研修などで協力する機会が多いものです。年齢が近いこともあり、気持ちを分かり合うこともしやすいでしょう。

こうしたきっかけを得つつ、相手に恋愛対象として見てもらうには工夫も必要です。仕事をしながら好印象を抱いてもらうためには、下記のことを心がけましょう。

  • 挨拶は笑顔で愛想よく!
  • 笑顔で「ありがとうございます」を忘れずに
  • 雑用なども積極的に引き受けて、相手を接するチャンスを増やす

推進企業も?社内結婚のメリット

職場恋愛をすると交際が順調に進み、社内結婚するカップルもたくさんいます。それでは社内結婚にはどんなメリットがあるのでしょう。

性格や考え方をしっかり知った上で結婚できる

仕事とプライベートでは性格がまるっきり異なる人もいますよね。社内結婚の場合は、どちらの面も知った上で結婚をするかどうか考えることができます。仕事での周囲の人への接し方やプロジェクトへの向き合い方などを通して、見えてくる魅力もあるでしょう。

お互いの仕事への理解が深まる

お互いの仕事内容がわかりますので、忙しい時期は相手への気遣いが深まります。仕事上での関わり方によっては、仕事をフォローし合うこともできるでしょう。

職場の人間関係に知り合いが多い

飲み会が多いパートナーに対して不安や不信が募り、破局する夫婦もいます。社内結婚の場合は仕事の人間関係や職場の雰囲気がわかりますので、安心につながります。

同じ会社に入社した人同士、性格が似ていることもある

同じ会社に所属しているということは、求める給与基準や福利厚生など、価値観が共通している部分が多いといえます。本人たちが採用されるときに、人事部や会社は人柄を見ていることもあるでしょう。その採用基準を満たした者同士、性格に似ている部分があっても不思議ではありませんね。

社内結婚の悩みやデメリット

メリットもたくさんある社内結婚ですが、人によっては負担に感じることもあります。

職場での評価や噂が伝わってしまう

会社が同じだと、仕事ができる・できない、人望が厚い・薄い、上司との関係性がいい・悪いなどの評価が伝わってきてしまいます。噂もまた耳に届きやすいでしょう。

喧嘩すると職場でも家でも気まずい

プライベートで喧嘩すると職場でギクシャクしてしまうことがあります。また、仕事で意見が対立したときは家庭でもピリピリしかねません。仕事とプライベートのオン・オフを切り替えないと、ストレスが溜まりやすくなります。

いつも一緒でリラックスできない

職場でも家でもいつも一緒にいると、なかなか気が休まらないこともあります。繁忙期が重なると、家事や育児のフォローが難しくなるでしょう。仕事を家庭に持ち込まない、繁忙期の家事はどう分担するかなど、生活の擦り合わせが必要です。

会社の経営状況が悪いとき、家計のリスクが高まる

同じ会社に所属していると、会社の経営状況が悪化したときのボーナスカットや所得減のリスクが同時に発生します。会社が倒産した場合は、どちらも職を失います。

離婚したとき、職場で気を遣われる

社内結婚した夫婦が離婚すると、同僚や上司に気を遣わせてしまうでしょう。転職しない場合は離婚後も同じ会社に所属しまうので、気まずい思いをすることもあります。

どちらかに異動の可能性が発生する

社内結婚では、どちらか一方が異動することが多いといえます。異動を望んでいなくても辞令が出る可能性もありますので、キャリア形成に影響が出ます。

社内結婚で仕事に支障が…解決法はあるの?

デメリットの多くは、仕事とプライベートの切り替えを心がけたり、夫婦でルールを決めたりすることで課題を解決することもできるでしょう。しかし社内結婚に伴う異動は、本人の努力でコントロールできるとは限りません。次章からは、社内結婚で異動が発生する場合について詳しく見ていきます。

社内結婚で異動が発生するケースって?

社内結婚で異動が発生するのは、多くの場合が同じ部署に所属していたケースです。

同じ部署で社内結婚した場合
社内結婚をするカップルが同じ部署に所属している場合、夫か妻のどちらかが部署異動となることが多いです。異動発生には、次のような理由が挙げられます。

  • 周囲の人が気を遣い、仕事に支障をきたす
  • どちらかが上司だった場合、指示を出しにくい・受けにくい
他部署で社内結婚した場合
同じ部署に所属していない場合は、異動が発生することはあまりありません。ただし、部署間のやり取りが多い場合は異動となることもあります。

本人と周囲のため?社内結婚した人が意識したいこと

社内結婚後も夫婦で同じ部署に所属し続けることもあります。ただし、その場合は下記のようなデメリットを招くこともあり得ます。

仕事にプライベートの影響が出やすい

社内結婚では、職場でも家でも一緒にいることになります。家で夫婦喧嘩したときは、気持ちの切り替えをしないと仕事に悪影響を及ぼします。相手に対してピリピリしていると、本人が思う以上に周囲の人にその精神状況は伝わるものです。同僚たちが2人を気遣って疲れてしまうことがあります。

仲良しの2人を不快に思う社員も

喧嘩による不仲が周囲を疲れさせるとお伝えしましたが、夫婦仲が良すぎても周囲がリアクションに困ってしまいます。職場はあくまで仕事をする場ですので、職場ではけじめをつけて同僚として接し合いましょう。

情報漏洩など周囲が不安を感じる

たとえば夫が部署の管理職を勤めている場合、同僚たちは妻と会話するときにも緊張してしまう可能性があります。ちょっとした日常会話も妻から夫へ伝わり、評価が左右されるのではないかと不安に思うこともあるのです。

社内結婚したあとに本人たちが気をつけたいこと

このように、社内結婚では会社の同僚たちに負担をかける可能性があります。もちろん社内結婚を応援している人もいますし、同じ部署に夫婦がいることを問題視しない人もいます。ですが社内結婚をするならば、職場での公私混同は避けるのがマナーです。たとえば職場での呼び方と家庭での呼び方はしっかりと分けましょう。

異動となるにはどんな条件を満たす必要があるの?

部署が同じ人同士が結婚したとしても、異動がない場合もあります。異動命令とは、就業規則や労働契約書に基づいて発されるものです。

そのため、異動となるには下記の条件を満たす必要があります。

  1. 業務上の必要性があること
  2. 不当な動機・目的による異動でないこと
  3. その異動によって、労働者が通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を受けないこと

つまり、結婚に伴う異動が業務上必要でなければいけません。たとえば同じ部署に所属する夫婦が親戚の冠婚葬祭に出席するとなると、職場では2人が同時に休暇をとることになります。2人同時に休まれると部署の運営に著しい支障をきたすなど、組織運営に影響を与えるならば異動命令は業務上必要といえるでしょう。一方、部署の人員が十分で業務分担がスムーズにできる場合は、異動は必ずしも必要な措置とは言えません。

また、社内結婚に伴う異動は女性に発せられることが少なくありません。ところが男女雇用機会均等法では、労働者の配置については性別を理由として差別してはいけないと定められています。そのため、「社内結婚に伴う異動は女性のみ」という措置は法律違反となるおそれがあります。

社内結婚を希望する人で異動は避けたい場合、職場の上司や人事部に相談してみるのがおすすめですよ。

おわりに:社内結婚した夫婦は職場の人たちへの配慮を忘れずに

共働き夫婦が多い中、社内結婚では互いの仕事への理解ができ、夫婦の協力体制が築きやすいという魅力があります。一方で仕事とプライベートの切り替えができていないと、職場の人たちに気を遣わせてしまいかねません。社内結婚では、独身時代より一層周囲の人への気遣いを忘れずに仕事をしてみてはいかがでしょう。

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