ひとりの行動が世界を変える!身近な社会貢献活動やSDGsの具体例って?

社会人が取り組みたい社会貢献活動こころの悩み
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地球温暖化や経済格差、食料危機など将来に向けて解決すべき地球規模の課題はたくさんあります。

未来を良くしていくためには、いまから一人ひとりが行動を変えていく必要があります。
今回は世界を変えるために私たち個々人ができることを、求められる行動変容について、ジャンル別の具体例とともに見ていきましょう。

この記事でわかること
  • CSR活動やSDGsなど社会貢献とつながりの深い言葉の意味
  • フードロスや環境汚染を防ぐためにできること
  • ヘアドネーションに必要な髪の長さ
  • スマホアプリで気軽に社会貢献する方法

社会貢献活動ってどんなこと?

未来を変えるため、私たち一人ひとりが意識すべきこととして社会貢献があります。社会貢献とは、簡単に言うと「より良い社会を作るために行動すること」です。

一つひとつの活動は些細なものでも、個人や企業、各種団体が考え、それぞれが社会・将来のためになると思い起こした行動が、社会貢献活動に当たります。

例えば個人レベルで行う地域の清掃活動や社会的弱者などへのボランティア、企業活動の一環として行われるCSR活動、このどちらも社会貢献活動です。

CSR活動とは
「Corporate Social Responsibility」の略。企業には事業活動を通じて社会や地域に貢献する責任があるという考えを根拠に、企業が自主的に行う社会貢献活動のこと

これからの時代は「SDGs」が国際的なキーワードに?

日本語で「持続可能な開発目標」と訳される「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」は、「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月の国連サミットで採択された国際目標です。

具体的には以下17の目標を、2016~2030年の15年間で達成することをめざしています。

SDGs、17の目標

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任 つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsの考え方、また目標とする項目には、社会貢献と重なる部分が多いですよね。このため、社会貢献活動はSDGs活動にもつながりやすく、国際的に見ても社会貢献活動がSDGsに沿って行われる傾向が見られます

そこで次章からは、社会貢献活動とSDGs活動につながる、個人でもできる活動の具体例をジャンル別に紹介していきます。社会貢献活動の方法を決めかねているなら、ぜひ参考にしてくださいね。

【食事・買い物】無駄な買い物を避け、質や産地に意識を向けよう

まず、毎日の買い物や食事をするうえでできる社会貢献活動の例としては、以下が挙げられるでしょう。

  • すぐに使わなくなる、壊れる、捨てるようなものは購入しない
  • ものを買う前によく考え、本当に必要なものだけを買うよう意識する
  • 地域企業の雇用を守り、経済活動を促進するため可能な限り地元で買い物する
  • フードロスをなくすため、消費期限の近づいた値引き品や規格外などの訳あり品を積極的に買うようにし、食材は必要な分を必要なときに買う
  • 外で食事を買ったり食べるときは、食べきれる量だけ注文して食べ残しをしない
  • 環境汚染の大きな原因となっているプラスチックごみを減らすため、マイバッグを使う
  • 各国の企業、労働者たちと適正な価格、公平・公正な取引で作られた「フェアトレード」品を可能な限り優先的に購入する

上記を意識して買い物と食事をするだけでも、環境や気象状況、食糧不足の改善、途上国の生産者・労働者の生活改善に貢献できますよ。

【医療】髪の毛の寄付や献血で誰かを助けられる

続いて、個人が医療のためにできる社会貢献活動を紹介します。

日本赤十字社への寄付や献血

紛争や災害、病気などで苦しむ人を助けるために作られた団体の日本支社である日本赤十字社は、主に献血活動や災害時の医療支援等を行っています。

この団体に寄付をすれば、団体の医療活動や医療人材の教育に役立ててもらえます。また輸血用血液として自身の血液を献血をすれば、1円も支払わずとも社会貢献ができます。血液は長期保存が効かないため、定期的に献血をすることで何度でも医療支援、社会貢献活動の機会を得られるでしょう。

自分の髪の毛を、ウィッグ用として寄付する

「ヘアドネーション」とも呼ばれる社会貢献活動で、小児がんや脱毛症、事故等で頭髪を失くした子ども用ウィッグを作るため、自身の髪の毛を寄付するという社会貢献です。

極端なダメージのある髪以外は、どんな色や性別、国籍の髪でも社会に役立てられます。ただし、31㎝以上の長さが必要など、ヘアドネーションを行える髪にはいくつかの条件があるため、NPO法人と提携する美容室等で切ってもらうのがおすすめです。

【自然環境】ゴミを増やす習慣や意識をちょっと変えよう

美しい自然を守り、環境問題の解決に貢献したいなら、以下を参考に毎日の生活で出るごみを少しでも減らす取り組みをしましょう。

  • マイバッグやマイボトルを持ち歩き、木製または金属製のストローを使う
  • プラスチック容器に入った総菜や肉、魚、野菜の購入を控えるようにする
  • 大型スーパーよりも、紙やマイバッグに商品を包んでくれる地域商店を利用する
  • プラスチックバッグを使う場合は、バイオマスプラスチック製を使う
  • ごみを出すときは、自治体の指定に従った分別方法でリサイクルできるよう協力する
  • 不用品のうち、まだ使えるものは中古品回収業者に売ったり、他者に譲ったり寄付するなどして捨てないようにする
  • 水やガス、電気の使用量を抑えるように意識し、使わないときは消すよう習慣づける
  • 海岸や川辺、街の清掃活動にボランティアとして定期的に参加してみる
  • 森林ボランティアの一員として、森林の整備や保全、環境教育や啓発イベント、地域づくりや山村と都市の交流活動などに参加する
  • 印刷をする際、ミスプリントで捨てる紙が減るように必ず印刷プレビューをする
  • 印刷して保管する必要のないものは、プリントアウトせずデータでのみ保存する

【その他】動物愛護や観光サポートなどできることはたくさん

ここまでに紹介したもの以外にも、個人でできる社会貢献活動の例には以下があります。

  • 保護猫、保護犬の里親を探す譲渡会にボランティアとして参加する
  • 保護猫や保護犬を飼育する団体の一員として、飼育舎の掃除や散歩などのお世話をする
  • 猫や犬の保護をしている団体に対し、フードやトイレシートなどの物資を寄付する
  • 社会貢献活動を行う団体の業務を無償で引き受け、在宅でボランティア活動をする
  • 語学力を生かして「グッドウィルガイド」「善意通訳」と呼ばれるJNTO会員となり、街や駅で困っている外国人旅行者などを手助けする
  • 地域の活性化、伝統文化継承、まちづくりのために行われている行事の運営に参加する
  • 地域で行われているお祭りに対し、お客として積極的に参加し楽しみ、盛り上げる

社会貢献活動と言っても、なにも難しいことではありません。

自分が不自由なく暮らしていける範囲で、食事や買い物の仕方、不用品やごみの処分方法や空いた時間の使い方を少し変えるだけでも、十分な社会貢献活動が可能なのです。

災害時に個人ができることと注意点

災害時に被災地の人や動物の暮らし、住宅や施設等の復旧に役立つ活動をすることも、社会貢献活動に当たります。

日本や世界のどこかで災害が起きたとき、被災地に行かずともできることは、実はたくさんあるのです。

災害時、自宅にいながらできる社会貢献活動

お金を寄付する
  • 日本赤十字社などの団体を通し、被災者へ直接渡される義援金としてお金を寄付する
  • 被災地でボランティア活動を行う団体に対し、支援金というかたちでお金を寄付する
  • ふるさと納税の仕組みを使い、納税というかたちで自治体へ直接お金を寄付する
被災地で不足している物資を送付する
  • 被災地に知人がいるなら、個人宛に食べ物や消耗品などの救援物資を送付する
被災地の産品を購入する
  • 被災者の暮らし、被災地企業の経営を応援するため被災地の名産品等を購入する
  • 被災者が寄付等を募るため、手作りした品物などを購入する
  • ある程度復旧ができた段階で、被災地へ観光に訪れてお金を使う

ただし、下記の被災地へ救援物資を送る場合の注意点を守りましょう。

  • 保管やチェックが難しくなるため「避難所宛」などへ大量に送るのは避ける
  • チェックと配布を迅速に行えるよう、1つの段ボールには1種類の物資だけ入れる
  • 食品を贈る場合は消費期限の近いものは避け、調理なしで食べられるものを選ぶ
  • かえって迷惑になるため、不用品や中古品を救援物資として避難所に送らない
  • 民間の配送業者に配達を頼む場合、荷物が被災地に着くまでに時間がかかり、大量に届く頃には救援物資が必要なくなっている可能性もあることを知っておく

なお体力的・時間的に余裕があり、自ら被災地に赴いてボランティア活動をするのも良いでしょう。しかし、何も考えずに被災地へ行くとかえって被災者の迷惑となったり、何もできないまま帰ってくる事態にもなりかねません。

直接被災地へ行って社会貢献活動をしたいなら、以下のポイントを確認し、入念に準備したうえで出発してください。

被災地に行く前に確認・準備すべきこと

まずは情報収集
  • 地域別の被害状況や店舗等の開き状況を、自治体のサイトやテレビからチェック
  • ボランティアの受け入れを行っている団体や、申し込みできる条件、場所を確認
  • 気象庁等のサイトから二次災害の危険性や、事故のリスクなどもチェックしておく
  • 交通規制や道路の寸断状況を確認し、被災地までの経路と行き方を考える
  • 災害時のボランティアは「自分のことは自分で完結」が基本なので、自身の衣食住について被災者へ頼らずに済むよう必要物を確認する
自分の暮らし、持ち物の準備
  • 近隣のホテル、知人の家、自家用車、避難所など活動中の宿泊場所を確保する
  • 自分がボランティア活動中に摂る水と食料、トイレットペーパー、タオル、消毒液、マスク、ウェットティッシュ、ティッシュ、衣類などの日用品を活動日数分用意する
  • 活動中、安全のために身に付けるヘルメットやゴーグル、長靴、安全靴、ゴム手袋、帽子、身分証明書などを用意する
  • その他簡易トイレ、通信機器、電池、ラジオ、懐中電灯、洗面用具、常備薬、食器、水筒、ビニール袋など自身が必要とする物品も用意してする
もしものときのため、保険に加入する
  • 自身のケガや事故が心配なら、一部保険会社が提供するボランティア保険に加入しておく

アプリで社会貢献活動やSDGsをもっと身近に

ここまでに紹介した社会貢献活動をするような時間も、精神的な余裕もないという人におすすめなのが、スマホアプリを使った社会貢献です。

以下に、社会貢献活動やSDGs活動ができるスマホアプリを3つ紹介しますので、ぜひ利用してみてくださいね。

1:actcoin(アクトコイン)

個人の社会貢献活動を可視化できるアプリ。
登録するNPO法人等の活動、プロジェクトに参加すると独自のコインがもらえる仕組みで、各プロジェクトはSDGsの17の目標にから検索して選択可能です。

プロジェクトへの参加なら1,000コイン、SNSでプロジェクトをシェアするだけでも100コインを受け取れて、自身や他者の社会貢献活動の履歴を見ることができます。

2:tabekifu(タベキフ)

フードロス解消に貢献できる、飲食店探しから食事代の支払いまで可能なアプリ。

現在地から提携しているお店を探し、その店で食事をし、食事体験を友達にシェアすることで社会貢献活動につながります。なお社会貢献活動のスコアは、グラフで確認することも可能です。

3:Global Goals(グローバルゴールズ)

SDGsへの理解を深め、寄付活動をすることもできるアプリです。17ある目標や、それぞれの達成への進捗度や統計データを見ることができる他、目標を選択した後に現れる広告を見るだけで、目標達成のための寄付もできる仕組みとなっています。

またスマホのロック画面へのメッセージ表示機能をオンにすれば、SDGs目標とゆかりのある内容、歴史上の人物からの力強いメッセージも受け取れます。

おわりに:一人ひとりの社会貢献活動が、SDGs達成につながる!

どんなに大きな目標も、たったひとりの人間の一歩から達成への道が始まります。世界を、未来をより良いものに変えるという達成不可能に思えるような目標も、一人ひとりがその意識を持ち、少しずつ行動を改めることでしか達成への道はないのです。今日から私たちが、少しずつ買い物やごみの処理方法を変えるだけで、未来は変えられるかもしれません。アプリも上手に使い、あなたが無理なくできる範囲で社会貢献活動を始めましょう。

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