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女子大ならではの学歴コンプレックスに悩む人に伝えたい女子大のメリット・強み

女子大学のメリットや強み こころの悩み
この記事は約9分で読めます。
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学歴コンプレックスとは大学のランクや就職率の高さを比較し、鬱屈した気持ちや嫉妬、自信のなさを抱えることを指します。女子大の学生や女子大出身者も学歴コンプレックスを感じることがあるようですが、その理由はどこから生じるのでしょう。

この記事でわかること
  • 共学と比較してわかる女子大のメリット・デメリット
  • 関東・関西の高学歴女子大学
  • 現代社会が女子大に期待すること
  • 女子大の学生が将来に向けて心がけたいこと
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女子大学生の学歴コンプレックスとは?

就職活動における学歴フィルターの存在や大学の知名度から、学歴コンプレックスに悩む人は絶えません。女子大の学生や女子大の卒業生の中にも、学歴コンプレックスを抱えている人がいます。女子大には女子大だからこそのメリットや魅力があるものですが、学歴コンプレックスを抱えてしまうのはなぜでしょう。

共学の大学に対する女子大の学歴コンプレックス

歴史的に見ると、大学が創立された当初は男子学生のみが入学を許されていたこともあり、国内トップレベルの大学は東京大学や京都大学、慶応大学、早稲田大学など、共学かつ大規模であることが多いです。

そのため、下記の理由などから共学の大学に対して学歴コンプレックスを抱えることもあるようです。

  • 大学の規模を比べてしまう
  • 共学の大学との偏差値の差が気になる
  • 男子学生がいることをうらやましく感じる

女子大に対する学歴コンプレックス

同じ女子大同士でも学歴コンプレックスを抱える人もいます。女子大同士で学歴コンプレックスを抱える理由には、次のものが挙げられます。

  • 偏差値のランキングで比べてしまう
  • 就職率で比べてしまう
  • 大学の環境やサポートを比べてしまう
  • 女性らしさや女子力を比べてしまう

女子大で高学歴と言えるのはどこから?

一般的に高学歴とみなされる女子大は、どこの大学を指すのでしょう。全国的に有名なのは、「御三家」と呼ばれる女子大です。この章では、まずは女子大御三家について解説し、高学歴とみなされる女子大の例を紹介します。

女子大御三家はどの大学?

東京の女子大学御三家とは、津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学をまとめた総称です。関西では、京都女子大学、同志社女子大学、神戸女学院大学が御三家とされています。

御三家に加えて、高学歴と見なされることの多い女子大について、関東・関西の地域別に紹介します。

【関東】高学歴の女子大

国立
お茶の水女子大学
公立
群馬県立女子大学
私立
  • 東京家政大学
  • 東京女子医科大学
  • 日本女子大学
  • 津田塾大学
  • 東京女子大学
  • 女子栄養大学
  • 昭和女子大学
  • 学習院女子大学
  • 共立女子大学
  • 実践女子大学
  • 鎌倉女子大学
  • 大妻女子大学
  • 聖心女子大学

【関西】高学歴の女子大

国立
奈良女子大学
公立
福岡女子大学
私立
  • 京都女子大学
  • 神戸女子大学
  • 同志社女子大学
  • 金城学院大学
  • 椙山女学園大学
  • 武庫川女子大学
  • 神戸女学院大学
  • 安田女子大学

海外にも女子大ってあるの?

海外にも女子大は存在しています。アメリカの名門女子大の七校は「セブンシスターズ(Seven Sisters)」と呼ばれており、高い人気と実績を誇っています。

  • バーナード大学(Barnard College)
  • ブリンマー大学(Bryn Mawr College)
  • スミス大学(Smith College)
  • マウント・ホリヨーク大学(Mount Holyoke College)
  • ヴァッサー大学(Vassar College)
  • ウェルズリー大学(Wellesley College)
  • ラドクリフ大学(Radcliffe College)※現在はハーバード大学と合併

アメリカ以外にも女子大を創設している国は多いですが、大学数は共学に比べるとやはり少なめです。女子大出身者は国内外で少数派ですので、女子大に入学・卒業した場合はそのメリットをいかんなく発揮し、社会で活躍することをおすすめします。

女子大のメリットとは?

女子大の学校数は日本国内で多くはありません。国立は二校、公立は二校のみです。私立は74校(2022年時点)あります。数としては少ないですが、人気や実績のある大学が多いのが魅力です。

女子大に入学するメリットや女子大の人気が高い理由には、下記が挙げられます。

教育が行き届いている

大規模の共学と比べると女子大の規模は小さく、学生数も少なめです。そのため、授業が小規模で教員との距離が近くなりやすいのがメリットです。大人数の学生相手の授業よりも、細かいところまで教員の目が行き届きますので、質問や相談もしやすくなります。

大学から手厚いサポートを受けられる

伝統や歴史のある女子大では、社会で活躍する女性の育成を理念としていることが多く、教員一同で理念の達成に取り組んでいます。学生に対するサポートが手厚く、指導もしっかりと行われることもあります。

大学のセキュリティや防犯意識が高い

女子大の施設はセキュリティがしっかりしていることが多いです。女子学生が地域の犯罪マップを作成したり、防犯に関するサークルを発足するなど、周囲と協力しながら自発的に防犯に取り組む例も見られます。

同性の友人や知人のつながりが強まりやすい

女性という共通点をきっかけに、女子学生同士の絆が深まりやすいのも女子大の魅力です。性別の隔てのない人間関係も大切ですが、同じ女性だからこそ理解し合ったり励まし合えることもあるでしょう。

男子学生の目を気にしなくていい

女子大の学内では、男子学生の目を気にしなくていいことがメリットになる場合もあります。周りがほとんど女性だからこそ自然体でいられるという人もいるでしょう。

ただし、彼氏が欲しい女子学生や幅広い交友関係を築きたい女子学生にとっては、女子しかいないことはデメリットにもなります。また、マナーや礼儀に厳しい女子大の場合、教員や職員からの厳しいチェックが入ることもあり、別のプレッシャーが感じられるかもしれません。

女性ならではの視点が磨かれる

ジェンダーフリーや女性の活躍の重要性が増す中、女性ならではの視点はあらゆるシーンで重宝されます。女子大での大学生活を通して、同級生や先輩・後輩など、多くの女性が抱く価値観や悩み、強みが発見できるはずです。

女子大で得た気づきや学びを社会に還元することで、キャリアアップや社会貢献につながるでしょう。

女子大との連携を希望する企業や自治体がある

女子大には、企業や自治体からの注目が集まっています。産学連携や産官学連携の一環として、企業や自治体とプロジェクトを協働する女子大が出てきています。企業や自治体としては、女子大の学生ならではの視点や感性を活かし、企画や商品開発に役立てる狙いがあります。実践的なプロジェクトに参加することで、学生のうちからビジネスや社会課題解決に取り組むチャンスを掴めるでしょう。

産学連携や産官学連携は、各大学のHPで確認することができます。

就職に強い女子大はどこ?

東洋経済オンラインが発表した就職偏差値を参考に、就職に強い女子大を紹介します。ただしこのランキングには、医科大・歯科大は反映されていません。

女子大トップは昭和女子大学(全体14位)、以下に東京家政大学(全体17位)、安田女子大学(全体31位)、椙山女学園大学(全体38位)、武庫川女子大学(全体42位)、実践女子大学(全体49位)が50位内にランクイン。100位以内には、金城学院大学や京都女子大学、日本女子大学、同志社女子大学、共立女子大学がランクインしました。
(引用:東洋経済オンライン「「本当に就職に強い大学ランキング」トップ150校(2021年9月))

上記のランキングはあくまで東洋経済オンラインによる調査結果であり、ほかの調査では順位が変動します。また、大学の取組や学生たちの実績によってもランキングは変わりますので、大学に興味を持つきっかけにしてください。

女子大が就活で有利になるって本当?

女子大に進学することが就活に不利になるか、有利になるかというと、明確な答えはありません。どんな将来設計を描いているか、卒業後はどんなキャリアプランを歩みたいかによって、大学生活で得られる学びや経験は変わります。大学生活を有意義なものにして就活にポジティブな影響を与えられるかどうかは、本人次第の要素も大きいでしょう。

しかしながら、女子大の就職率は共学と比べて高い傾向も見られます。女子大が就職に有利になると言われる理由には、女子大ならではの特色による影響が考えられるでしょう。

就職サポートが充実している

女子大の大学運営事務局では、就職サポートの充実を目指しているところが多いです。就活関連のセミナーやイベントの開催、企業への推薦枠を活用できると、就活をスムーズに進められるでしょう。

資格取得やキャリアアップ教育を推奨している

女性の社会進出をサポートするため、資格取得を推奨している女子大は少なくありません。保育士や栄養士など専門知識を要する資格取得から、大学によっては女性のリーダーシップ教育に積極的です。

他大学提携や留学を推奨している

女子大では他大学と提携を結んでいることも多く、横のつながりで人脈を作ることも可能です。女性のグローバルな活躍を推奨している女子大の場合、留学も推奨していることがあり、留学に関する相談やサポートを受けやすいでしょう。

女子大入学を通して、大学の外の世界に飛び出していくことも可能というわけです。

マナー教育に積極的

女子大では就活とは直接的に関係しない段階から、マナー教育を意識していることが多いです。正しい敬語の使い方や目上の人に接するときのマナー、TPOに合った服装など、在学中に基本的なマナーが身に付くような指導を受ける機会が比較的多いと言えます。

社会で活躍する女子大OG

歴史や伝統のある女子大や特色ある女子大では、社会で活躍しているOGの存在も大きいでしょう。OGの活躍を通して、企業が抱く女子大へのイメージがアップすることがあります。

就職活動では、OG訪問などでOGから直接アドバイスをもらうチャンスも作れます。自分のキャリアプランを考えるときに、OGをロールモデルにするのもおすすめです。

女子大卒の著名人はこんなにいる!

各界で活躍する女子大出身者の一例を紹介します。

  • 緒方貞子さん:国連難民高等弁務官(聖心女子大学)
  • 石井桃子さん:児童文学作家・翻訳家(日本女子大学)
  • 平塚らいてうさん:評論家・作家(日本女子大学)
  • 平岩弓枝さん:作家(日本女子大学)
  • 橋田壽賀子さん:脚本家(日本女子大学)
  • 近藤麻理恵さん:片付けコンサルタント(東京女子大学)
  • 干場弓子さん:ディスカヴァー・トゥエンティワン創業者(お茶の水女子大学)

たくさんの女子大出身者が、能力や才能、経験、感性を発揮しています。企業家や研究者、作家、政治家、アナウンサーなど、その活躍の幅はとても広いです。

女子大だからといって学歴コンプレックスを抱えたままでいるのはもったいないことですので、ポジティブな気持ちで将来に向かって歩んでみてはいかがでしょう。

おわりに:女子大は企業からの注目度が高くメリットも大きい!

偏差値や就職力など、女子大にも学歴のランキングはたしかに存在しています。しかし女子大そのものが持つメリットや強みも大きく、社会から重宝される人材になるチャンスを掴める環境でもあります。女子大で得た学びや経験を活かして、魅力的な大人になることを目指しましょう。

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