中学校や高校、大学などの同窓会は参加・不参加を迷うこともありますよね。参加する場合はどんな服装・話題で楽しむのがよいのでしょう。この記事では20代・30代の人に向けて、不参加の場合に考慮すべきポイントなども併せて解説します。
- この記事でわかること
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- 同窓会を楽しむための考え方
- 同窓会で着飾りたいときのポイント
- 20代・30代の同窓会が盛り上がる話題
- 同窓会を断るときの気遣いのコツ
20代・30代が同窓会に行くメリット・行かないメリット
20代・30代の社会人は、同窓会の誘いが来ることもあるでしょう。「参加しようかな。どうしようかな」と迷うときは、同窓会に行くメリット、行かないメリットを考えてみるのがおすすめです。
- 同窓会に行くメリット
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- 普段合わない同級生に会える
- 情報交換ができる
- 人脈が広がる
- 気持ちが若返る
- 恩師に会える場合もある
- 成長した自分を見てもらえる
- 同窓会に行かないメリット
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- 気疲れしない
- 日程調整や移動などをしなくて済む
- マウンティングしない・されない
- 酒癖が悪い同級生を回避できる
- 会いたくない人に会わなくて済む
- 服装などの準備をしなくていい
同窓会に行くメリットと同窓会に行かないメリット、共感できるものが多い方がご自身の素直な気持ちかもしれません。学生時代は楽しい思い出もあれば、綺麗とはいえない思い出もありますよね。社会人になると、同窓会のためにスケジュールを調整するのが大変だったり、疲れ切って面倒に感じられることもあるでしょう。
次章からは、同窓会に参加したときの楽しみ方や参加を断るときのポイントなどを解説していきます。
20代・30代は同窓会で何を話せばいい?
同窓会の楽しみといえば、同級生との会話に花を咲かせることですよね。ですが久しぶりに会った同級生と何を話せばいいか困ってしまうことも。同窓会では、次のような話題で盛り上がることが多いでしょう。
思い出話
同窓会といえばやはり思い出話は外せません。体育祭や文化祭で盛り上がったこと、部活動などで頑張った記憶が一気に蘇ってきます。当時の気持ちを思い出していると、なんだか心が若返ったように感じられる人もいるはずです。
盛り上がるか不安なときは、同窓会に行く前に卒業アルバムなどを見返しておくと安心ですよ。
地元の情報
同窓会の共通の話題として上がりやすいのが、地元の話です。「新しい商業施設ができた」あるいは「学生時代によく行ったあのお店が閉店した」など、地域の変化に関する情報が入手しやすいのが同窓会。地域の情報通がいると、人間関係に関する情報も得ることができるでしょう。
仕事の悩みや自慢
同窓会では現在の自分たちの話をすることも多いです。どの会社でどんな仕事をしているのか、社会人同士で話が弾むことも。会社の人には話せない悩みを聞いてもらったり、「こんな仕事で成果を出せた」と自慢話を聞いてもらうこともできます。あまり深刻な話をしたり自慢ばかりしていると、同級生が困惑してしまいますのでほどほどに。
恋愛・結婚・育児の近況
昔の恋愛の話で同窓会が盛り上がることもあります。学校公認のカップルやモテていた人は特に話題の的になりやすいでしょう。
現在の恋愛や結婚について話をする人も少なくありません。20代・30代はちょうど結婚をする人が増えていきます。子どもを産んでいる人は、育児について話をすることもあるでしょう。
同窓会に来ない人の話
同窓会に不参加の人について話をすることもあります。かといって不参加であることを責めるとは限りません。「今日は来ていないけど、会いたかったな」「今は何をしているんだろう」と気にかけてくれる人もいますよ。
同級生の名前を忘れたときの対処法は?
同窓会に参加したとき、困るのが同級生の名前を忘れてしまった状況です。「あの頃あんなに一緒にいたのに!」と思っても、なかなか思い出せないことはあり得ます。そんなときは、下記のことを試してみましょう。
聞き役になって名前が出てくるのを待つ
同級生の名前を間違えて呼んでしまうと、相手に対して失礼になってしまいますよね。まずは聞き役になって、友人の誰かがその人の名前やあだ名を呼ぶのを待ってみましょう。なかなか名前がわからないときは、近くの友人にこっそりと耳打ちして教えてもらうの無難です。
LINEなどSNSを交換する
同級生の名前をど忘れしてしまったとき、思い切ってSNSの連絡先を交換すると、名前やあだ名を知ることができますよ。
名刺交換する
同窓会ではそれぞれが自分の仕事について話すことがあり、ビジネスの人脈を広げるチャンスにもなります。ですので、「今、こういう会社で仕事をしているんだ」「もし何か協力できそうなことがあったら、今度仕事でも会おう」など、名刺交換を提案してみましょう。相手も名刺を出してくれた場合、名前を知ることができます。
近年は紙の名刺ではなく、ビジネスに特化したSNSも浸透しています。ビジネスSNSの連絡先を交換することでも、名前を知ることにつながるでしょう。
20代・30代の同窓会は服や髪型にこだわるべき?
同窓会のドレスコードは会場によって異なります。ホテルやレストランで開催されるときは、服装や髪型、足元も上品にまとめると安心です。居酒屋で開催される同窓会では、上品なドレスやスーツは浮く可能性も。TPOに合わせつつ、自分らしい服装や髪型で参加しましょう。
服装やメイク、髪型にこだわるのが恥ずかしい、という人もいますよね。特に学生時代からの知り合いだと、ありのままの自分を知られているから尚更です。ですが成長した自分や綺麗になった自分、カッコよくなった自分を見てもらいたい人は少なくありません。
女性であればメイクやヘアアレンジを楽しむと、同窓会自体がさらにワクワクしたものになるでしょう。男性も近年はスキンケアをしている人が増えてきました。同窓会では清潔感を意識しつつ、大人になった自分を見てもらうのもおすすめですよ。
同窓会で再会したことをきっかけに、恋愛や結婚へと発展することもあります。自信を持って参加できるように、服選びやメイク、ヘアアレンジにこだわるのも楽しいはずです。
同窓会に行かない人の理由って?
同窓会に行きたくない人、不参加の人もいますよね。同窓会に行かない人には、次のような理由が見られます。
- 同窓会不参加の理由
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- 予定が合わなかった
- 地元を離れた場所に住んでいる
- 健康上の理由で難しい
- 家族の都合・体調が理由で参加できない
- 面倒くさく感じられる
- 会いたくない同級生や地域の人がいる
- 同級生との交流を特に必要としていない
- 仲のいい友人とは個別に会っているから十分
- 大勢で飲んだり食事をするのが苦手
- 自分の近況を知られたくない
- 同級生と自分の現在を比較してしまう
社会人にもなると、予定を合わせることが難しい人も増えてきます。特に地元から離れた場所で暮らしていたり、家庭を築いていたりする人はスケジュール調整が難しいことも考えられるでしょう。
同窓会に魅力を感じられない人もいます。むしろ地元や同級生とは距離を置きたい人もいますので、同窓会に無理に参加する必要はありません。
同じ時間を過ごした同級生と会うのが気まずい人もいるでしょう。今の自分に自信がない人、他人と自分を比較する癖がある人も、同窓会に参加すると気持ちが辛くなることがあります。
同窓会に行きたくないときの上手な断り方
同窓会に行きたくないときは、幹事に対して失礼にならないような断り方をするのがおすすめです。同級生に声をかけたり、招待状を準備するのは簡単ではありません。そんな幹事の労力に対して、返事をしなかったり無下に断ったりするのはマナー違反といえるでしょう。
20代・30代ともなると、立派な社会人としてのマナーや配慮が求められます。たとえ同級生同士であっても、基本的なマナーをもって接してくださいね。
「せっかくの誘いだけど予定が合わなくて」「また今度誘って」など、一言添えて断ることで幹事も報われます。今は同窓会に参加したくない気持ちが強くても、いつ「今度は参加したい!」と思うかわかりません。いざ同窓会に参加したくなったときに呼んでもらえるように、参加を断るときは幹事や参加者たちへの思いやりを忘れずに。
おわりに:参加するなら楽しみたいのが同窓会!不参加の人は断り方に注意
20代・30代の同窓会について解説してきました。参加する人はせっかくの同窓会を楽しんでくださいね。不参加の人は幹事に対しての礼儀や気遣いを忘れずに!
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