人は見た目が9割という考えがありますが、見た目は強みにもコンプレックスにもなります。スラッと高い身長は男性の魅力ですが、Sサイズ男子にも魅力はあるのです。
今回は、そんなSサイズ男子におすすめのファッションコーデをご紹介します。Sサイズ男子ならではの魅力は何か、避けたいNGコーデについてもチェックしておきましょう。
- この記事でわかること
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- 身長低めのSサイズ男子のファッションポイント
- 柄や色、アクセサリー使いでスタイルアップする方法
- Sサイズの魅力を最大限に引き出すファッション
- 女子からの好感度を下げないコーディネート
- パーソナルスタイリストからもらえるアドバイスとは
Sサイズ男子におすすめ!コーデの基本テクニックとは?
まずは、基本的なコーデテクをおさえましょう。パーツごとのテクニックと、全身のシルエットでコーデする方法をご紹介します。
パーツごとにおさえておきたい基本テクニック
Sサイズ男子は、ボトムの選び方で大きく印象が変わります。「なるべく濃い色」「アクセントは上半身に」「スキニーやテーパード」「靴と色を合わせる」の4つのポイントに注意しましょう。
- なるべく濃い色で収縮効果を
- 色には「膨張色」と「収縮色」があり、「収縮色」である濃い色を選ぶのがポイント
- 収縮色なら脚が細く長く見える効果があるので、身長を高く見せられる
- 特に、ブラックなど収縮効果が高い色を選ぶのがベター
- 小物でアクセントをつけるなら上半身に
- 下半身にボリュームがあると、重たい印象でスラリと見えづらい
- スキニーやテーパードで細見えシルエット
- 足のラインにぴったり沿う「スキニー」や、足首に向かって細くなる「テーパード」がおすすめ
- これらのシルエットは、脚がすらりと長く見えやすい
- 靴と色を合わせて脚長効果
- 黒のスキニーに白の靴、など色を変えると境界線ができ、目線が分散してしまう
- ボトムと同じ、または色味の近い色を靴に選ぶと、脚がその分長く見える
上半身にアクセントをつけて視線を上に誘導する
首から上にボリュームを出したり、小物を上半身に持ってきたりする方法です。ハイネックパーカーやボリュームネックのトップスといった年間を通じて使えるアイテムのほか、秋冬ならスヌードなどで実用性と一石二鳥のコーデも良いでしょう。
全身のシルエットはIライン・Yラインで魅せよう
全身のコーデをまとめるときは、Iライン・Yライン型を意識しましょう。Iライン型とは「トップスからボトムスまで細め、キレイなシルエット」のコーデ、Yライン型とは「トップスにボリュームのあるアイテムを、ボトムスに細めのアイテムを合わせる」コーデのことです。
前述のボリュームネックやスヌードはYラインコーデのアイテムとして使えますし、春や初秋など暖かい時期ならレイヤードで少しロング気味の長袖シャツなども上半身をボリュームアップできます。
いずれの場合も足をすらりと長く見せるため、細めのボトムスを選ぶというポイントは変わりません。逆に足を短く見せてしまうワイドパンツや腰パンといったファッションは避けておきましょう。
スタイルを縦長に見せるおすすめファッションアイテム
基本コーデでもご紹介しましたが、スタイルを縦長に見せるためには上半身にアクセントをつけ、視線を上に誘導するのが有効です。そこで、ネックレス・ハット・サコッシュ・ボディバッグなどの目立つアイテムを上半身に使いましょう。サコッシュやボディバッグなどは上半身にボリュームを出せますし、シンプルなネックレスはいろいろなコーデに合わせやすいです。
ボトムが暗い色や細身などある程度限られている分、上半身ではぜひさまざまなおしゃれを楽しんでみてください。ただし、ネックレスなどのアクセサリーをじゃらじゃらさせすぎてしまうのはいわゆる「チャラい」イメージになったり、子どもっぽいイメージになったりしてしまいますので、あくまでもほどほどのスタイルを心がけましょう。
また、ピンポイントで以下のようなアイテムを使うことも、スタイルを縦長に見せやすくなります。
- ストライプシャツ
- ストライプ柄をトップスに持ってくると、視覚効果で縦に長く見せやすい
- 柄物をトップスに持ってくることで、見る人の視線を上に持っていきやすい効果も
- ソールの高さで身長アップ
- シークレットブーツなど、靴を工夫して身長を稼ぐ方法もある
- 単純かつシンプルに身長を高くできるので、直接的な解決方法とも言える
- さまざまな靴に使えるシークレットインソールなら、いつもの靴で身長アップできる
かわいいは魅力!Sサイズだからこそ楽しめるコーディネート
小柄な男性はすらりと背の高い男性に比べて魅力がないのではないか、と思っているSサイズ男子も多いのですが、逆にSサイズ男子ならではの魅力もあります。最も大きな魅力は、かわいい服装が似合うこと。他にも、威圧感がなく安心感がある、若く見えるといった魅力もありますので、決してSサイズ男子に魅力がないということはありません。
そこで、大柄な男性はチャレンジしにくい、ちょっとかわいめのコーデにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。威圧感を感じさせない、明るめのカラーや丸いフォルム、ドット、イラストなど、カッコイイ系よりもかわいい系で柔らかい印象を目指しましょう。若く見えやすいSサイズ男子なら、ドットやイラストもアンバランスにならず、しっかり魅力的に感じられるはずです。
逆に言えば、お兄系やセレカジ系など、身長が高い男性に特化したファッションをわざわざ着てしまうと、不自然に背伸びしたり、見栄を張ったりしているような印象になりかねません。がっちり男らしいファッションよりも、ユニセックスやフェミニンなど、かわいい印象のコーデを心がけてみましょう。
腰パンは逆効果で女子受けダウン!避けたいメンズコーデとは?
最初にもご紹介しましたが、Sサイズ男子が避けるべきコーデの一つに「腰パン」があります。中高生やB系好きな人など腰パンを好む人も多いのですが、腰パンは足を短く見せてしまうため、Sサイズ男子にとっては特にNGなコーデなのです。
他にも、横幅を強調させてしまう「オーバーシルエットのトップス」「ワイドパンツ」「ボーダー柄の服」は避けておきましょう。ボーダー柄のTシャツなどは定番アイテムなのですが、特に幅が太いボーダー柄は横幅を強調する上、非常にカジュアルに見えてしまうのでSサイズ男子には似合わないことが多いです。前述のように、線を使った柄ならボーダーよりストライプを選びましょう。
パーソナルスタイリストに相談してコンプレックス克服!
自分に似合う洋服をプロに相談してコンプレックスを克服したい、という人の場合、パーソナルスタイリストに相談するという方法もあります。例えば、以下のような悩みがある人におすすめです。
- どこのお店やサイトが自分に合っているのかわからない
- お店で店員さんに話しかけられるのが苦手
- 持っている洋服との合わせ方がわからない
- いくつもお店やサイトを回るのが面倒くさい
- サイトで購入するとき、試着できないのでサイズを間違えたり、買ってもイメージと違って着なかったりという失敗が多い
- 婚活など、大切なシーンで着る服を選べない
- そもそも買い物が好きではない
こうした悩みを持っている人にとって、専門知識を持ったスタイリストが本人の話を聞きながらトータルコーディネートを考え、最適なアイテムを選んでくれるパーソナルスタイリストの存在は大きなメリットになることでしょう。仕事で忙しく、そもそも買い物に行く時間がないという人にもおすすめです。
着こなしの基本的なルールを理解できることはもちろん、年齢に応じた着こなしや、ビジネスシーン・婚活シーンなどでの印象アップにもつながります。例えば、一例として男性向けコーディネートサービス「ライフブランディング」では以下のような流れでコーディネートが行われます。
- 1:アンケート記入
- ライフスタイルや、希望するスタイルなど、事前のアンケートに記入する
- 2:ヒアリング
- アンケート内容に沿ってヒアリングを行い、着るシーンやどんなイメージを与えたいかなど、コーディネートの方向性を共有
- 3:コンサルティング
- 洋服やブランドの選び方、各アイテムの費用配分など、基本的な知識をアドバイス
- 4:写真撮影(ビフォー)
- 現在の服装、体型などを撮影
- 5:サイズ計測
- バスト・ウエスト・肩幅など、各サイズの採寸を行う
- 6:サンプルコーディネート
- サンプルの洋服を使い、体型やイメージに合ったコーディネートをする
- 7:写真撮影(アフター)
- サンプルのコーディネートを撮影
- 8:モニターでチェック
- 写真を見ながら、コーディネートのポイントや改善点をフィードバック
- 9:アイテム設計見積り
- 必要なアイテムをピックアップし、予算に応じて見積りを作る
- 希望があれば、実際にアイテムを用意する
以上の初回ファッションコンサルティングすべてで5,000円(税抜)です。だいたい90分程度が目安ですが、90分を過ぎた場合でも追加料金がかかるわけではありません。そのままアイテムを購入することもできますし、オーダーメイドすることもできます。ただし、いずれも手元に届くまで2週間〜1ヶ月程度かかる場合がありますので、注意しましょう。
オプションサービスとして、ヘアスタイルのコーディネートやアイウエア(眼鏡)のセレクト、ワードローブのチェックなども受けられます。服だけでなく髪やメガネも合わせたトータルコーディネートを求める人や、現在持っている洋服が自分にふさわしいかどうか確認してほしい人は、こうしたオプションサービスも検討してみましょう。
おわりに:コーデの基本はおさえながら、Sサイズ男子にしかない魅力を追求しよう
小柄なSサイズ男子は、濃い色で細めのシルエットになるようなボトムを選んだり、上半身にボリュームのあるアイテムを持ってきたりするような基本的なコーデテクニックをおさえながら、Sサイズ男子ならではの魅力を追求するのがおすすめです。
自分に合う服がなかなか見つからない、わからない場合は、パーソナルスタイリストに依頼してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けたり、服を買う時間を短縮できたりします。
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