婚活という言葉が浸透しましたが、タイミングは重要ですよね。アラサーといえば仕事の楽しみが増したり、自分好みのライフスタイルが確立してきた頃。結婚も意識しつつ、結婚と恋愛の違い、現実的な問題も気になってくるはず。この記事は婚活を意識し始めたアラサー女性に向けて、幸せな結婚を実現するために押さえておきたいポイントについて解説していきます。
- この記事でわかること
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- 結婚生活にリスペクトが必要な理由
- 婚活にかかる費用や時間の目安
- お金について話し合うときのマインドセット
- 幸せな結婚のために必要な気づき
結婚相手を考えるときの大切なポイント
結婚相手を選ぶ際に最も重要なのは、自分にとって何が「大切」かを明確にすることが欠かせません。恋愛感情だけでなく、価値観や生活スタイル、将来への考え方など、現実的な要素も重視する必要があります。
価値観のすり合わせ
パートナーとの価値観が大きく異なると、結婚生活で衝突が生まれやすくなります。特に金銭感覚や仕事に対する考え方、家事分担などは、結婚後の生活に直結するもの。事前にしっかりと話し合うことをおすすめします。
リスペクトできる関係性
結婚生活においては、コミュニケーションの質が幸福感に大きな影響を与えます。お互いに意見を尊重し、率直に話し合うことができる関係性を築くことが、幸せな結婚生活の鍵です。些細なことでも気軽に相談できる雰囲気、お互いをリスペクトする関係性が大切といえます。
お互いをリスペクトできない状態では、相手の話を聞き入れることや違いを受け入れることもなかなかできません。結果として、喧嘩が増えたり不満ばかり募るという結婚生活に陥ることも。
将来のビジョン
結婚相手は、今後の人生を共に歩むパートナーです。お互いの将来の目標やビジョンが一致しているか、同じ方向を見ているかどうかも重要なポイントです。たとえば、住みたい街、出産の希望、キャリアプランなど、将来に対する具体的なイメージを共有しておくと良いでしょう。必ずしも一致していなくてはいけないわけではありませんが、そういった場合に互いを応援できるのかも見極めたいポイントです。
婚活資金や婚活期間の目安
婚活を始めるにあたり、気になるのが費用や期間についてです。どのくらいの時間とお金をかけるべきなのか、あらかじめ目安を立てておくことは計画的な婚活のために重要です。
婚活資金の目安
婚活にかかる費用は、利用するサービスや手段によって大きく異なります。たとえば、婚活パーティーやマッチングアプリの利用は比較的安価ですが、結婚相談所に登録する場合は初期費用や月額料金、成婚の手数料などが必要となるケースが多いです。大手の結婚相談所では、年間で数十万円ほどかかることもあるため、どのような手段を使うか事前にリサーチし、婚活の予算を立てることが大切です。
婚活期間の目安
婚活の期間については一概には言えませんが、一般的には1〜2年を目安に活動を進める女性が多いようです。出産の希望が強い場合は、「〇歳までに子どもを産みたい」という希望から逆算する必要もあるでしょう。
婚活期間が長すぎると、いい人と出会えているのに「もっといい人が現れるかもしれないから」とお断りしてしまうケースも。かといって期間を短くし過ぎると焦りのもとです。焦らずに相手をしっかりと見極めるためにも、ライフプランやキャリアプランを考えつつ、「いつ結婚したいのか」をイメージしながら婚活を進めることが大切です。
幸せな結婚には「お金の話し合い」が必須?!
婚活ではお金について考える時間をしっかりと取りましょう。婚活そのものにお金がかかるということもありますが、結婚生活で避けて通れないテーマの一つがお金に関する問題です。
お金の使い方や貯金の意識は個人によって異なるため、お相手が見つかった場合でも結婚前にお金について話し合っておかないと、後々トラブルに発展する可能性があります。
お金に対する考えを話し合おう
結婚後、どのように家計を管理するのかは早めに話し合っておきましょう。生活費をどのように分担するのか、貯金や投資にどのくらい回すのかなど、現実的に結婚生活をイメージしながら話し合うのがおすすめです。心がけたいのは、一方的に自分の価値観や希望をまくしたてないこと。お互いが納得いく着地点を探ることが大切です。
価値観の違いを受け入れられるラインを見極めよう
お金の使い方や貯め方は、さまざまなことに影響します。たとえば、趣味にお金を使うことに重きを置く人もいれば、将来に備えてしっかり貯金をすることを重視する人もいます。どちらか一方が正しくて、もう一方が間違っているというわけではありません。どこまで理解できるか、お互いに見極める機会も必要です。疑問を感じたら、話し合いをすることで折り合いがつくこともあるでしょう。
出産・育児についての価値観のすり合わせ方
アラサー女性が婚活を始める理由として、「子どもが欲しい」という希望があるからという人は少なくありません。この点については、結婚前にお互いの考えを確認しておくのが安心です。
子どもを持つタイミング
「何歳くらいで子どもがほしいか」ということは、人によって実にさまざまです。結婚後すぐに子どもを持ちたいというカップルもいれば、しばらく二人の生活を楽しみたいと考える人もいます。キャリアプランを考慮してタイミングを決めたい、という人もいるでしょう。子どもの人数や教育方針のズレも、後々の不満や衝突になりやすいポイントですので、お互いの考えを知ることができると安心ですよ。
育児の協力体制
出産や育児では女性の負担が大きくなりやすい、ということが不安な女性もいますよね。育児の分担やキャリアプランが大きく関わってくるポイントです。家事もそうですが、育児はパートナー同士の協力体制が欠かせません。育休への考え方、育児情報に関するアンテナの高さなどを聞いてみるのもおすすめです。女性のキャリアを尊重してくれそうかもチェックしましょう。
婚活を始めるときに考えるべきポイント
婚活は思ったようには進まないこともあります。アラサー女性が婚活を始める際、変に焦ったり不安な気持ちに振り回されないようにすることも大切。メンタルバランスを保つためにも、いくつかの心構えを持っておくと、納得できる結果に結びつけやすくなります。
結婚相手に求めるものを明確にする
結婚相手に求める条件は、外見や年収だけでなく、性格や価値観、ライフスタイルなど多岐にわたります。まずは自分が結婚において何を最も大切にしているのかを明確にし、その条件に合った相手を探すことが大切です。
ここがあやふやな状態で婚活をしても、迷いばかりが生まれてしまいます。「この選択で良かったのかな」「こんなはずじゃなかった」という事態に陥らないためにも、あなたにとって幸せは何かを見つめなおしましょう。もちろん、婚活を進めるうちに考え方が変わることもあるはず。そのときは客観的に自分を分析し、前進するためのアップデートをしていきましょう。
自己分析をしっかり行う
婚活において、自己分析は非常に重要です。自分がどんな人間で、どのような結婚生活を送りたいのかを理解していないと、相手にばかり依存してしまいがちです。自己分析を深めることで、相手との相性や関係をより良いものにできます。
自己分析と聞くと、自分で自分を深掘りするイメージがありますよね。ですが、時には第三者の意見を聞くことも効果的。家族や友人、職場の人など、複数の人に「私ってどんな人に見えてる?」と聞いてみると、あなたが持つ多様な魅力が見えてくるかもしれません。より効率的に自己分析を進めたい場合、プロの婚活アドバイザーに相談するのもおすすめです。
無理をしない
婚活は長期戦になることも多く、時には疲れることもあるでしょう。しかし、無理に結婚を急いだり、理想を下げて妥協するのではなく、自分の気持ちに正直でいることが幸せな結婚には欠かせません。「うまくいかないな」と思ったときは、改めて自己分析をしてみると、いつの間にか自分の中で変化が起きていたことに気づけるかも。
婚活から少し離れて楽しい時間を過ごすのもおすすめです。
おわりに:自分を信じるためにも自己分析やライフプランが大切
結婚は人生における大きな決断ですが、現実的な視点を持ちながら進めることも大切。キャリアプランやライフプランを考えているアラサー女性ならなおさらです。焦りや不安に突き動かされるのではなく、自分の意思で一歩一歩を踏み出してくださいね。
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