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【職場の困ったさん】体調不良アピールをする人にどう接すればいい?

体調不良アピール こころの悩み
この記事は約5分で読めます。

職場で何かと「頭が痛い」「具合が悪い…」と辛そうにしている人はいませんか? 大丈夫かなと心配になる一方で、体調不良アピールにどのように対処すればいいか悩むこともあるはず。この記事では体調不良アピールが多い同僚の特徴、上手な接し方を紹介します。

この記事でわかること
  • 体調不良についての考え方
  • 体調不良アピールが多い人の特徴
  • 体調不良アピールをされたときの対処法

体調不良の自己申告は大切だけど…?

健康管理は社会人の基本スキルと考えられていますが「365日毎日元気!」とは限りませんよね。風邪やウイルス、怪我など、ご自身が望まずとも体調のハプニングは起きるものです。

体調不良を感じたら、欠勤や早退などの相談をしっかりとしなくてはいけません。たとえばインフルエンザに感染したときは出勤停止になることが法律で定められています。個人の「休みたくない」「上司に相談しづらい」「めんどくさい」などの事情や感情で出勤を決めてはいけないということなのです。

そのため、発熱や吐き気などの体調不良は自己申告することが大切。同僚や取引先、お客様に感染させないためにも、体調不良を放置することはおすすめできません。

感染症でなくとも、病気や怪我、体調不良は早期発見・早期治療がとても重要ですので、健康管理の面から見ても、「体調の異変は我慢すれば良いというものではない」ということを理解しておきましょう。

ただし、いつもどこか具合が悪いと言っている人は、周囲を困らせていることがあります。いわゆる体調不良アピールが問題になるのはどんなときなのでしょう。

体調不良アピールに疲れる理由

「今日は頭が痛い」「手首が痛くてパソコン作業が辛い…」と、日々どこかの不調を訴えている同僚がいる場合、ちょっと困ってしまうこともありますよね。

体調不良アピールをしがちな人は、周囲をこんなトラブルに巻き込むことがあるでしょう。

他人に仕事を押し付ける

体調不良アピールが多い人は「体が辛いから、〇〇さんに仕事を手伝ってほしい」など、仕事を他の人に手伝ってもらうことも増えがち。仕事の分配面で不平等を感じる人が出てきやすいのが懸念点です。

気を遣わなくてはいけない雰囲気になる

体調不良の人がいたら、たくさんの人が気遣いをしますよね。「大丈夫?」「仕事代わろうか?」と声かけをしてくれる雰囲気の職場も少なくありません。行きすぎた体調不良アピールは周囲に気遣いをさせることが増え、負担になることもあるのです。

やたらと遅刻・早退・欠勤が多い

体調不良が原因で、遅刻や早退、欠勤が多くなる人もいます。その分のフォローは周囲の人が負担しますので、チームワークに影響を与えることも。

被害者意識が強くなる

体調不良アピールをしがちな人の中には、被害者意識が強く出てしまうタイプも。「辛くてもこんなに頑張っているのに、もっと仕事をしろと言うんですか?」と、仕事量や労働環境、待遇面でクレームを訴えることが増えるケースがあります。

体調不良アピールをするのはどうして!?

体調不良アピールをする人には、次のような特徴が見られます。

体調不良アピールをする人の特徴
  • 構ってほしい
  • 仕事を手伝ってほしい
  • 口癖になっている
  • 本当に体調不良が辛い

体調不良アピールは、「構ってほしい」「心配してほしい」など、気にかけてほしい気持ちの表れのことがあります。このタイプはコミュニケーションが十分に取れさえすれば、体調不良アピールが治ることも。

仕事が忙しい、キャパシティを超えている、モチベーションが下がっている、という理由から体調不良アピールをするタイプもいます。仕事量の調整やモチベーションアップができると、体調不良を訴えることが減るかもしれません。

「しんどい」「体調が悪い」と言うのが口癖になっているタイプも少なくはありません。不健康自慢のように、ブラックジョークのつもりのタイプもいます。

本当に体調が悪くて困っているタイプもいます。慢性的な体調不良の場合は深刻な病気のサインの可能性もありますので、病院の受診をすすめるのも安心です。

体調不良アピールをする人への対処法

体調不良アピールをする人が職場にいると、なかなか自分の仕事に集中することが難しくなりますよね。代わりに仕事をしてあげたり、体調不良の愚痴を聞いている時間がもったいなく感じられることも。

体調不良アピールをする人への上手な対処のポイントを紹介しますので、参考にしてくださいね。

サラッと気遣う

体調不良アピールをされたら、「心配だね!」「大丈夫?」と声がけをするにとどめます。「仕事手伝いますよ」などの協力の提案は、相手が自分で依頼するのを待ちましょう

受診をすすめる

体調不良が多い場合、本当に何かの病気が原因の可能性もあります。本人が体調不良を訴えているけれど、病院を受診していないようなら「早めの対処が肝心!」と受診をおすすめするのも思いやりです。

ただし、無理に受診をすすめるのは控えましょう。プライバシーに立ち入りすぎるおそれがあります。

上長に一緒に相談する

体調不良を理由に仕事を手伝ってほしいと頼まれたら、「上長にも状況を共有しておこう!」と提案しましょう。上長は部下やチームの仕事を把握・管理するのが仕事です。勝手に仕事を入れ替えたり担当を変えたりすると、後々大きなトラブルや連絡ミスにつながることも。

仕事の相談に乗る

体調不良アピールをする人が部下の場合で、仕事量や待遇面で不満を言いがちな場合、仕事について話し合う時間を設けましょう。相談に乗るうちに、働きやすい環境づくりや、相談者本人が抱える悩みに気づくこともあるはずです。

おわりに:体調不良アピールをする理由はさまざま! 冷静に対処しよう

体調不良アピールをする人は、実際に心身の不調を抱えていることもあれば、そのほかの理由がある人もいます。体調不良アピールをされたときも、冷静にケースバイケースで対処するのが安心ですよ。

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