クリスマスやハロウィンなど「イベントが苦手!」と悩んでいる人はいませんか? この記事では、意外と苦手に感じている人が多いイベント、イベントが苦手な人の心理や考え方、イベント時期を心穏やかに乗り切るコツを紹介します。
- この記事でわかること
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- 苦手な人が意外と多いイベント
- イベントが苦手になる理由
- イベント参加のお誘いを断る口実
- イベントシーズンを穏やかに乗り切る方法
〇〇のイベントが苦手!に共感できる?
イベントが苦手な人は意外と少なくありません。特にクリスマスや大晦日、ハロウィンなどのイベントが苦手だという意見もあります。
クリスマスが苦手!
クリスマスは世界的なイベントのひとつ。クリスマスツリーの飾り付けやプレゼント、クリスマスディナーなど、イベントの種類も目白押しです。特に恋人同士や家族ではクリスマスのお祝いは大切な意味を持ちますよね。
一方で、世の中がクリスマスムード一色になることへの抵抗感を覚えたり、一か月ほど続くお祭りムードにうんざりしてしまう人、シングルライフを楽しんでいる人にとっては辛い時期になることも。
大晦日のカウントダウンが苦手!
大晦日から新年への年越しは、眠らずにカウントダウンを楽しむ人がたくさんいます。カウントダウンライブに参加したり、友人たちとパーティーをして年越しの瞬間を逃さないようにするのもこの時期の楽しみです。
ただしカウントダウンの高揚感が苦手な人、年末年始はゆっくり過ごしたい人もいます。
ハロウィンが苦手!
10月31日のハロウィンは、お化けやモンスターなどのコスプレ、トリックオアトリートなどを楽しむイベントとして、年代を問わず日本でも浸透してきたイベントです。ハロウィンは元々、古代ケルト人の収穫祭でもあり、死者の霊が家族に会いに来る日でもありました。長い歴史の中でその楽しみ方は変わってきましたが、日本では若年層からの支持が高めといえるでしょう。
ハロウィンは問題視されている側面もあります。渋谷のハロウィンは有名ですが、人の密集、ハロウィンを楽しむ人のマナー、ゴミ問題などが浮上しました。こうした問題点から、ハロウィンを苦手だと考える人もいます。
バレンタインデーが苦手!
バレンタインデーは恋人同士でチョコレートを贈り合うイベントとして日本で楽しまれてきました。実はバレンタインデーの起源にチョコレートは関係ありません。西暦269年2月14日に処刑された、司祭のウァレンティヌス氏(ヴァレンタインと呼ばれることも)にちなんだ日とされています。
当時のローマ皇帝は、若い兵士の結婚を禁じていました。ウァレンティヌス氏は結婚を望む若い兵士の希望を叶え、ひそかに結婚式を行っていたため処刑されたという歴史があるのです。
日本ではそこにチョコレートというアイテムが加わり、恋人同士のイベントとして盛り上がりを見せました。近年は恋人同士に限らず、友人同士や家族同士への感謝の気持ちを伝えるイベント、あるいは自分へのご褒美としておいしいチョコレートを食べるイベントなどへと広がってきました。
チョコレートなど甘いスイーツが好きではない人、恋人向けのイベントに興味がない人にとっては、バレンタインはできれば距離を取りたいイベントといえます。
エイプリルフールが苦手!
エイプリルフールは「毎年4月1日は、罪のない嘘やいたずらで人を笑わせる」というイベントです。「嘘をついてもいい日」と誤解されやすいエイプリルフールですが、あくまで笑って許せる範囲のジョークであることに要注意!かわいいジョークや人を笑わせるサプライズをしたり、近年は企業がSNSを使ってエイプリルフールならではのジョークを投稿してバズることも。
ただしジョークや悪ふざけが苦手な人、サプライズが苦手な人にとってはエイプリルフールはストレスを感じやすいイベントではあるでしょう。
誕生パーティーが苦手!
誕生パーティーは、家族や恋人、友人同士などで誕生日を祝う大切なイベントです。特別な食事やプレゼントを用意したり、旅行に行く人もいるでしょう。誕生日の人を驚かせるために、サプライズでお祝いするケースもあります。
「お祝いされるなんていいことだらけじゃない!」と思うかもしれませんが、お祝いされることそのものが苦手な人もいます。サプライズに関しては「こっそりやられるのが許せない!」「サプライズよりも自分の気持ちを尊重してほしい」という人も。
イベントが苦手な人の心理とは
「イベントは楽しい♪」「思い出ができるイベントが大好き」という人は多いですよね。一方でイベントが苦手な人の心理には、下記のようなものが挙げられます。
- イベントが苦手な人の心理
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- 「イベントは楽しむのが当然!」という雰囲気についていけない
- いつもの日常を過ごすことが好き・落ち着く
- みんなでワイワイするのが苦手
- プレゼントを用意するのが難しい
- お祝いやサプライズにどんなリアクションをすればいいかわからない
- イベントを一緒に楽しむ人が身近におらず、かえって寂しい
- イベントにトラウマがある
- イベントに関心がない
イベント特有のお祭りムードや非日常感がさほど好きではない人もいます。また、イベントのときは人がいつもよりテンションが高めになったり、人が変わったように騒ぐ人もいるため、そうした雰囲気が苦手な人も。
クリスマスや誕生日、バレンタインではプレゼントを用意するのも楽しみのひとつですが、プレゼントを用意するのが面倒に感じられたり、コストがかかるのが気になることもあるでしょう。「お祝いされるのが苦手」「サプライズはしてほしくない」という考え方の人もいますので、イベントに対する温度感や考え方の違いもあります。
クリスマスに一人で過ごすことを「クリぼっち」と言うことがありますよね。独り身の人や忙しい人からすると、イベントの時期に一人きりだったり、疎外感を味わうことが嫌でイベントが苦手になるケースもあるでしょう。「クリスマスに恋人と別れた」など、イベントにトラウマや嫌な思い出がある人にとって、その時期は辛いものになるかもしれません。
そもそもイベントに関心がなく、飾り付けやパーティーに付き合わされるのが億劫だという人もいます。イベントは好きな人にとってはたしかに楽しいものですが、そうではない人もいるということです。
イベントが苦手な人がシーズンを乗り切るためのポイント
イベントが苦手なことは悪いことではありませんが、どちらかというと少数派といえます。クリスマスシーズンに街に出ると、道路にイルミネーションがされていたり、コンビニやショッピングモールに行ってもクリスマスムード一色で、自宅以外はイベントの雰囲気が強く出ていますよね。
イベントが苦手な人が、そのイベントのシーズンを穏やかに乗り切るにはどのような過ごし方がおすすめなのでしょう。
仕事やアルバイトの予定を入れる
「パーティーに参加したくない」「イベント当日、ひとりぼっちで過ごすのが嫌」という人におすすめなのが、仕事やアルバイトの予定を入れてしまうことです。仕事が理由であれば、周囲も「それじゃ仕方ないよね」と納得してくれます。
ただし社内や街中はイベントムードに包まれていることが多いため、イベントからできるだけ距離を取りたい人からすると、ストレスを感じる可能性もあるでしょう。
自宅でマイペースに過ごす
イベントシーズンは、観光スポットやお出かけスポット、飲食店が込み合うことが少なくありません。イベントが苦手な人は、自宅でまったりマイペースに過ごすのもおすすめです。テレビ番組やYouTubeチャンネルは季節を感じるコンテンツが多いため、読書やゲームといった趣味を楽しむことでイベントから距離を取ることができますよ。
イベントに関係ない国や地域に旅行に出かける
イベントによっては、日本国内で独自の盛り上がりを見せているものもあります。たとえばバレンタインが苦手な場合、その時期はバレンタインのイベントを開催していない海外の国に旅行に行くのも楽しいでしょう。
資格取得の試験をスケジュールに組み込む
苦手なイベントが開催される時期に、あえて資格取得のスケジュールを組み込んでみてはいかがでしょう。パーティーに誘われたときも「資格取得の勉強があるから!」と断りやすくなります。
ただしイベントムードに気が散って集中できないというおそれもありますので、しっかりと勉強に臨むことができるように気をつけてくださいね。
思い切ってイベントに参加する!
苦手なイベントごとにあえて参加することで、新しい発見があるかもしれません。たとえばハロウィンは必ずコスプレしなくてはいけないものでもなく、ちょっとしたハロウィンの飾り付けを眺めつつ、秋のおいしい食材を使ったスイーツなどを食べるという楽しみ方もあります。
「イベントは〇〇だから苦手!」と思い込んでいたけれど、自分に合った楽しみ方を発見できると思った以上に素敵に感じられるでしょう。
おわりに:イベントが苦手な人がいるのも自然!マイペースに過ごそう
イベントは楽しまなくてはいけない、という義務感から参加すると辛いもの。イベントが苦手だからといってそのことをコンプレックスに感じる必要はありません。マイペースにご自身の時間を過ごしてくださいね。
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