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【職場の迷惑な人】酒癖が悪い人への対処法!自衛のためのポイントとは

酒癖の悪い人 人間関係の悩み
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職場の飲み会で酒癖の悪い人がいると、アルハラやセクハラなど困ってしまうことはありませんか? この記事では酒癖の悪い人や悪酔いした人への対処法、身を守るための自衛策、飲み会中のハラスメントを訴えられるのかどうかなどについて解説します。

この記事でわかること
  • 酒癖が悪い人のあるある・特徴
  • お酒の席で注意したいハラスメント
  • 酒癖の悪い人から身を守る方法
  • 飲み会中のハラスメントを訴えることはできるか
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職場の酒癖が悪い人の特徴

お酒はほどほどの量ならばその場を楽しくしたり、お互いの心の距離を縮めてくれるものですが、お酒を飲みすぎると周囲の人に迷惑をかけることも。いわゆる酒癖が悪い人には、次のような特徴が見られます。

酒癖が悪い人の特徴
  • 自分に適した酒量をわかっていない
  • お酒が好きで、飲みすぎてしまう
  • お酒をすすめられると断れない
  • お酒に関する自制心が弱い
  • 飲酒をストレス発散にしている
  • 素面のときに自分自身を抑圧している
  • お酒を飲まないと自分をさらけ出せない

酒癖が悪い人がお酒に酔っぱらった場合、下記のような迷惑行為をすることがあります。

酒癖が悪い人が酔っぱらったときのあるある
  • 声が大きくなる
  • 悪態をつく・暴言を吐く
  • 人に喧嘩を売る
  • 愚痴っぽくなる
  • 泣き上戸になる
  • 服を脱ぎだす
  • スキンシップが増える
  • セクハラをする
  • お酒を強要する
  • 自慢話が多くなる
  • 説教くさくなる
  • 構ってほしがる
  • 話が長い
  • 帰りたがらない
  • 道路や道端で寝る
  • 飲みすぎで吐く
  • 物を壊す
  • 記憶をなくす

上記に当てはまる項目が多い場合、その人は酒癖が悪い可能性が高いでしょう。

酒癖が悪い人がやりがちなハラスメント

酒癖が悪い人と一緒に飲んでいると、ハラスメントの被害に遭うこともありえます。アルハラ、セクハラ、パワハラについて解説しますので参考にしてくださいね。

【アルハラ】無理やりお酒に付き合わされる!

近年は「アルハラ(アルコール・ハラスメント)」の危険性が喚起され、企業も個人もアルハラをなくそうという動きをするようになりました。アルハラとは、無理やりお酒を飲ませようとする強要、イッキ飲みや早飲み、飲みつぶそうとすること、アルコールを摂取できない体質の人への配慮のない言動など、お酒に関連したハラスメントを指します。

酒癖が悪い人の中には、酔いが回るにつれてアルハラをしてしまう人もいます。アルハラは健康リスクを上昇させたり、時には命に関わる状況を招くことを忘れてはいけません。

【セクハラ】性的な話やボディタッチの被害に!

お酒が入ると、セクハラ(セクシャル・ハラスメント)をする人もいますよね。セクハラには大きく分けると「性的な内容の発言をするセクハラ」と「性的な行動をするセクハラ」があります。

性的な発言には、「今度は2人きりで飲みに来ようよ」と執拗に誘うことのほか、性的な事実関係を聞き出そうとする、個人的な性的体験談を話すなどが含まれます。性的な行動には、性的な関係の強要、ボディタッチやスキンシップ、性的な画像を見せることなどが当たります。

【パワハラ】お酒で気が大きくなる人も……

普段はやさしい人なのに、お酒を飲んだとたんに気が大きくなる人、乱暴になる人もいます。こうした酒癖の悪い人は、飲み会でパワハラ行為をしてしまうことも。

飲み会の席で部下や後輩を罵倒・人格否定したり、長時間の叱責をしたりすることはパワハラに該当する可能性があります。人を小突く、蹴るなどの暴行に発展するケースもあるでしょう。

悪酔いさせないための予防法

酒癖が悪い人と一緒に飲む状況になった場合、悪酔いさせないためにも自衛のためにも、次のことを試してみましょう。

空腹の状態で飲ませない

空腹の状態でお酒を飲むと、悪酔いしやすくなると考えられています。アルコールは胃に届くとゆっくりと吸収され、小腸に入ると速やかに吸収されます。胃から小腸へアルコールが排出される時間が速いと、血中アルコール濃度が高くなるというわけです。

食事を摂取することで、空腹時よりもアルコールが比較的ゆっくり吸収されるようになります。アルコールの刺激から胃の粘膜を守るために、チーズなどの脂肪分を一緒に摂ると安心です。枝豆や豆腐などのおつまみ、魚や肉などのメインディッシュにはタンパク質が豊富に含まれており、アルコール代謝酵素の活性を高めると考えられています。

▼ 厚生労働省「アルコールの吸収と分解」

飲み放題には行かない

飲み会のお店選びでは、飲み放題のプランを選ばないようにしましょう。飲み放題に行くと「元を取ってやろう」「たくさん飲まないと損」と考える人も少なくありません。すると酒量が増え、悪酔いしやすくなります。

「今日は予算三千円にしましょう」「お酒は2杯まで」など、あらかじめ予算や酒量を決めておくのもおすすめですよ。注文ではアルコールだけでなく、食事もしっかりと頼みましょう。

水も飲ませる

お酒を飲んでいるとき、水分はアルコールだけにするという人もいますよね。ところが飲酒時の水分補給は大切で、意識的に水分摂取することが推奨されます。お酒を飲むと発生するアセトアルデヒドは、体内で酢酸に分解されます。酢酸は全身に送られていき、さらに二酸化炭素と水になり、尿や汗などになって体外へ排出されていきます。

こうしたアルコールの分解過程では、酵素が働いています。酵素が働くために水が必要となりますので、飲酒時は水分補給が大切なのです。

また飲酒中や飲酒後は、体が水分不足になっていることもあります。お酒の種類によっては高い利尿作用を持ちますので、体内から水分が失われやすくなっているためです。水分が不足した状態では、アルコールの分解がスムーズに進みません。本人はもちろんですが、周囲も水分摂取を意識しましょう。

悪酔いしているときの様子を動画で残す

酒癖が悪い人に次からは気をつけてもらうために、悪酔いしている様子を録画しておくという方法もあります。特にお酒を飲むと記憶をなくす人や聞く耳を持たない人に対して効果的です。

素面のときに自分の失態を知ることで、「こんなにひどい状態なのか」「みんなに迷惑をかけていたなんて」と客観的に自分自身を見つめることができるでしょう。

ただし、人によっては「録画しているなんて失礼だ!」と怒り出すこともありえます。動画を見せるときは、相手を馬鹿にしたり責める言い方は避けましょう。「あなたの酒癖の悪さに困っている」など、言葉を選ぶことを忘れずに!

お酒のお誘いを上手に断るためのポイント

酒癖が悪い人に振り回されないためには、一緒にお酒を飲みに行かないという方法もあります。忘年会や歓迎会など、会社の行事ではそうもいかないこともありますが、個人的な飲みの場合は、できるだけお酒のお誘いを断ることが自衛につながることも。

とはいえお酒のお誘いを断るときは、穏便に済ませたいですよね。特に上司や先輩、仲の良い同僚からのお誘いは、無下に断るわけにはいきません。そんなときは次の断り文句を使ってみましょう。

お酒のお誘いをかわす断り文句
  • 「今月は金欠なのでまた今度」
  • 「健康診断の結果がよくなかったから、お酒を控えることにしたんです」
  • 「ダイエット中なので禁酒しています」
  • 「家飲みにハマっているので、しばらくお店は遠慮しておきます」
  • 「オンライン飲みはどうですか?」

注意したいのは、お酒のお誘いを断っておきながら他の人と飲んだときです。「あのとき言っていた禁酒は嘘だったのだろうか」など不信感を抱かれます。嘘も方便ではありますが、嘘を使ってお誘いを断るときはその後の身の振り方に気をつけましょう。

アルハラなどの相談窓口はどこ?

飲み会などで酒癖が悪い人からアルハラやセクハラ、パワハラを受けた場合、ハラスメントを訴えることはできるのでしょうか?法律で規制されているハラスメントは、基本的には「職場」において行われることが要件となっています。つまり、飲み会の場が「職場」と評価されるかどうかが、ハラスメント被害としてみなされるかを分けるのです。

飲み会が飲食店で行われていたり、勤務時間が終わった後に行われている場合などは、その飲み会は「職場」において行われたとはいえないようにも思えるでしょう。

ところが判例では、飲み会で発生したアルハラやセクハラ、パワハラに対して損害賠償請求が認められたケースがあります。飲み会の開催目的や企画者など飲み会の内容が考慮されますので、飲み会が「職場」と評価される可能性もあるのです。

飲み会でハラスメント被害を受けた場合、「出勤する職場で起こったものではないから……」と思う前に、会社の人事部や弁護士などに相談してみましょう。

おわりに:酒癖が悪い人に困ったときは相談するのが安心!

酒癖が悪い人が悪酔いすると、アルハラやセクハラなどハラスメントが発生することも。そうした被害に遭ったときは、人事部や各種相談窓口、弁護士に相談してみてくださいね。

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