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【後編】初めての生命保険の選び方って?持病がある人が加入するときのポイント

生命保険の選び方のポイント お金の悩み
この記事は約7分で読めます。

生命保険に入るときに悩みとなるのが、持病や手術など既往歴があること。将来や万が一のときのために生命保険に加入したい場合、「引受基準緩和型」や「無選択型」に加入する方法もあります。

安心して生命保険を始めるためにも、保険選びのポイントや困ったときの相談先を知っておきましょう。

この記事でわかること
  • 持病がある人の保険の選び方
  • 引受基準緩和型や無選択型のメリット・デメリット
  • オンライン相談も!保険選びのための情報収集

持病がある人の保険の選び方は?

もともと持病を持っている方には、通常の保険よりも加入条件が緩やかな「引受基準緩和型」、健康状態の告知や医師の診査なしで加入できる「無選択型」などの保険があります。持病や健康上の理由で加入を諦めていたという人は、一度検討してみてはいかがでしょうか。ただし、こうした保険は「一定期間保障が削減される」「通常の保険と比べて保険料が割高になる」という点に注意が必要です。

引受基準緩和型や無選択型のメリットとデメリットは、具体的に以下のようになっています。

メリット
  • 持病や健康状態に不安がある人でも加入しやすい
  • 通常の保険と比べ、健康状態に関する条件が緩やか
  • 持病が悪化した場合や、過去の疾患が再発した場合にも保障される(※ただし、加入時点で医師に入院や手術を勧められていた場合は保障の対象外)
デメリット
  • 通常の保険と比べ、保険料が割高になる
  • 加入してから一定期間は保障が削減される(※保障の削減期間は1年間、その間の保障額は通常の50%となる商品が多い)

生命保険の相談は電話やオンラインでも可能!相談サービスの種類は?

保険の相談をするには、来店相談・訪問相談・電話相談・オンライン相談・インターネットでの資料請求などの方法があります。それぞれの特徴について、大まかに見ていきましょう。

生命保険の相談方法①:来店相談

まず、一般的に「保険ショップ」と呼ばれるタイプの来店型保険相談窓口があります。通常、「保険ショップ」と呼ばれているのは保険会社が直接管轄している支店や営業所ではなく、複数の保険会社の商品を取り扱っている保険代理店の店舗のことを指します。また、一見するとお店の外観ではなくとも、「◯◯支店」「◯◯営業所」といった名前で、一般のオフィスビル内に保険相談ができるブースなどを設けている会社もあります。

都市部の場合、駅前の繁華街や商店街の一角、ショッピングモール内などにこうした店舗があることが多いですから、買い物のついでに立ち寄ってみるのも良いでしょう。しかし、曜日や時間帯によっては相談希望者が多くて担当者がふさがっていることもありますので、インターネットなどを利用して訪問予約を入れておくとスムーズです。

知っている特定のお店に予約を入れたい場合はピンポイントで検索するのも良いですが、数多くの保険ショップが掲載されていて、条件に合わせて検索できる保険相談サイトを使うとよりニーズに合った店舗に予約を入れられます。小さい子どもがいる場合は、キッズルームがあるお店を選ぶといった探し方もできます。

来店したら、いきなり保険の話をしなくても自分のライフプランなどから相談し、さまざまなアドバイスをしてもらうのもおすすめです。むしろ、自分の目標や夢などのニーズにより合った保険商品のプランを提案してもらうためには、自分の状況や今後思い描いているライフプランをしっかり話しておくことが大切です。

担当者の提案が気に入ればその場で契約することもできますし、いったん持ち帰って家でじっくり検討することもできます。ショップにはたくさんの保険会社のさまざまなパンフレットが置いてありますので、提案された以外の商品のパンフレットを持ち帰って比較検討するのも良いでしょう。

生命保険の相談方法②:訪問相談

地域によっては近くに保険ショップがないという場合や、希望のお店へのアクセスが遠い、訪問時間が捻出できないといったケースもあるでしょう。そんなときには、相談者が希望する場所まで保険コンサルタントが訪問してくれ、相談に応じてくれる「訪問相談サービス」がおすすめです。保険ショップの中には、実店舗がなく訪問相談専門の会社もあるほどです。

訪問相談の申込みも来店型の保険ショップと同様、保険相談サイトからできることが多いです。予約フォームなどで相談を申し込むと、そのサイトのコールセンターなどから連絡がありますので、訪問日時や面談場所を決めていきましょう。面談場所は自宅以外にも近所のファミレス、職場、職場近くの喫茶店などが多いようです。落ち着いて話ができるよう、うるさすぎる場所は避けましょう。

また、訪問相談の場合はコンサルタントが自分に合いそうかどうかも重要なポイントです。具体的には、以下の2つの点に注意しながら選びましょう。

自分が考えている保険について、詳しい知識を持っているかどうか
  • 医療保険の相談をしたいなら、医療系の保険が得意分野なコンサルタントなど
  • 自分の申し込みたい保険とコンサルタントの得意分野が噛み合わないと、適切なアドバイスや提案につながりにくい
  • 保険相談サイトには各コンサルタントの得意分野が掲載されていることが多いので、内容に合わせて選ぶ
自分と性別・年齢・ライフステージなどが近いかどうか
  • コンサルタントの性別や年令、ライフステージが自分と近いと、似たような保障に詳しかったり、保険についての考え方が似ていたりする可能性が高い
  • 子どもの教育費、リタイヤが近いなら老後資金、女性特有の疾患に関する医療保険、など
  • コンサルタントのコメントや保有資格などを見て判断するのも良い

生命保険の相談方法③:電話相談

来店型の保険ショップや訪問相談のエリア範囲外だった、というときには電話で相談する方法もあります。保険ショップや訪問相談のコールセンターに電話をかけて相談すれば、電話による相談を担当している部署につないでくれたり、電話相談専用の番号を教えてくれたりすることが多いです。担当者が出たら、「保険について電話で相談したい」と伝えてみましょう。

生命保険の相談方法④:オンライン相談

近年では新型コロナウイルスなどの影響により、保険ショップや訪問での対面相談に不安を感じる方も多いでしょう。そこで、直接合わなくてもインターネット回線を利用してオンラインで保険相談できる「オンライン相談」という方法があります。担当者に直接合わなくても良いため、移動時間や交通費がかからないのはもちろん、資料を画面に表示しながら双方で確認できるなど、電話相談よりもメリットが多いと言えます。

オンライン保険相談を開始するまでの流れは、概ね以下のようになっています。

  1. 保険相談サイトから申込む際に、「オンライン相談」を選択
  2. 担当スタッフからメールや電話で連絡が入り、相談日時調整とともに接続機器やネット環境の確認をする
  3. 接続方法・アドレス・パスワードなど、必要な情報が提供される
  4. 当日、スタッフから連絡が入り、接続されたら相談開始

ただし、オンライン相談ではその場での契約ができず、実際の契約には文書のやり取りや書面が必要となります。そのため、契約のためには後日ショップへ来店する、担当スタッフに訪問してもらう、郵送などの対応が必要です。

生命保険の相談方法⑤:インターネットでの資料請求

インターネットで資料請求をし、各種パンフレットを送ってもらってじっくり検討してみる方法もあります。オンライン保険相談でも画面を通じて資料を見られることが多いのですが、スマホでは画面が小さくなってしまったり、パソコンの回線状況によってはクリアに見えなかったりすることもあります。

そこで、オンライン相談や電話相談のために事前に商品パンフレットを取り寄せておいたり、相談の日程を決める前にじっくり自分で検討しておいたりするために、あらかじめ資料請求しておくと良いでしょう。たいていの保険商品はコールセンターに電話したり、インターネットから簡単に資料請求できたりします。

前編はこちら

【前編】初めての生命保険の選び方って?リスクや損を抑えるポイントとは
生命保険は、いざというときの備えに重要です。貯蓄が十分にあれば良いのですが、若い世代や子育て世代ではなかなか十分な貯蓄があるとは限りません。 また、保障に貯蓄を合わせた保険や、子どもの学資金にできる保険など、ライフプランに合わせてさまざまな生命保険があります。自分や家族に合った保険の選び方を考えてみましょう。

おわりに:持病があっても生命保険には加入できる!悩んだら相談しよう

持病がある人でも生命保険に加入することができ、もしものときに備えられます。ただし加入できる生命保険のメリットとデメリットはきちんと理解しておきましょう。保険コンサルタントに相談すると、ライフプランに沿った商品をおすすめしてくれますよ。

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