男女の友情は成立するのか。このテーマについては「成立する」「成立しない」と意見が対立することもしばしば。特に恋人との価値観が合わない場合、ケンカや別れ話のリスクが高まります。異性との友情を壊さずに、恋人からの浮気の疑いをなくすにはどんなことに気をつけるとよいのでしょう。
- この記事でわかること
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- 男女の友情は成立するかどうか
- 恋人から浮気を疑われやすい行動
- 恋人からの信頼を得るための工夫
男女の友情は成立するのか?
永遠のテーマとも言える「男女の友情が成立するかどうか」。心理学や脳科学の分野でも、このテーマについてさまざまな研究がされていますが、明確な答えは出ていません。一部の研究では、男女間には潜在的な恋愛感情が存在しやすいという結果もありますが、他方で異性間の友情が深く、持続的に成立している例も数多く報告されています。
男女間に友情が成立するかどうかは、その人たちの関係性や価値観、環境に依存するといえます。一方で、「男女には友情は絶対に成立しない!」という考えの人もいます。
男女の友情が絶対に成立しないという考え方
「男女の友情は成立しない」と主張する人々の意見も少なくありません。その主な理由は以下の通りです。
恋愛感情が芽生えやすい
異性同士で時間を共有し、親密になることで、どちらか一方または両方が恋愛感情を抱くリスクがある、と考える人も少なくありません。「そんなつもりはない」と言っていても、恋愛感情が芽生える可能性は高いという考え方です。
異性特有の魅力を無視できない
異性が恋愛対象の場合、見た目などに違いを認識することから、友情の枠を超えた感情を持たないとは断言できないという考えもあります。
本人同士だけの問題ではない
たとえ本人たちが友情と思っていても、他人や恋人からはそうではないという点も重要です。「恋愛感情の有無」は、外見からではなかなかわかりません。男女で親密そうにしている様子から、周囲が恋愛関係にあるとジャッジすることもありえます。
男女の友情問題は恋人との平穏を脅かす?
男女の友情が成立するかが問題となるのは、恋人から浮気を疑われることがほとんどですよね。たとえ本人が「ただの友達」と主張しても、恋人が「そんなはずはない!」と疑い始めた場合、話は平行線をたどりがち。時にはケンカや別れ話にまで発展します。
いわば、男女間の友情や恋愛観という価値観のすれ違いが発生している状態です。こうしたトラブルの解消には、価値観のすり合わせが欠かせません。
どこからが浮気のラインか?
浮気のラインは人によって異なりますが、一般的には次のようなポイントで考えられることが多いです。
秘密にする関係
恋人に異性の友人との付き合いを隠している場合、それは浮気と見なされやすいです。共通の友人などを通して、意外とバレやすいものですよ。
恋人よりも優先する行動
異性の友人との約束を恋人よりも優先してしまう場合、恋人に不安を与えやすくなります。「どっちが大切なのか」と、二択を迫られる可能性も。
二人きりで会う
二人きりで会う、買い物に行くなどは、疑われるリスクが高まるでしょう。ただし恋人の価値観によっては「恋人に事前報告すればセーフ」「出かけるだけなら気にしない」など線引きはさまざまです。
ボディタッチ
ボディタッチが頻繁だと「友情を超えた関係があるのでは?」と不安や疑念が生まれやすくなるでしょう。
浮気と誤解されないための予防法
異性の友人と良好な関係を保ちつつ、恋人に浮気と誤解されないためにはどうすればいいのでしょうか?具体的な予防法を考えていきましょう。
1. 恋人にオープンにする
異性の友人がいることや、どのような関係性なのかを恋人にきちんと伝えましょう。隠しているとと「何かやましいことがあるのでは」と疑われてしまいます。たとえば次のような工夫をしてみてください。
- 友人を恋人に紹介する
- 友人の人柄を知ってもらうことで、不安が軽減されやすくなります
- 友人と会う予定を事前に伝える
- 異性の友人と会うことを事前に伝えます。帰宅予定時間も伝えておくと安心感が増すはずです
2. 恋人の不安を理解する
恋人が異性の友人との関係に不安を抱くのは自然なことです。その気持ちを真っ向から否定してはいけません。男女間に友情は成立するかは、永遠のテーマともいえる正解のない事柄です。価値観が異なったとしても共感を示しつつ、安心できるように寄り添いましょう。
たとえば、次のような接し方をしてみてください。
- 定期的に連絡を入れる
- 友人と会っているとき、恋人が望む場合は短いメッセージを送るなどして、恋人に安心感を与えましょう
- 恋人の意見に耳を傾ける
- 恋人が抱いている不安に耳を傾け、できることがないか考えましょう
3. 友人に事情を話す
友人にも事情を話しておきましょう。その際、恋人を悪者扱いするのは控えるのが賢明です。「いろいろな考えがあるから、お互いを尊重するために今は距離感を考えている」というように、相談してみましょう。複数で遊ぶことを提案したり、恋人と会ってみる気はあるか聞いてみてください。
4. 二人きりで異性の友人と会わない
異性の友人と二人きりで会うことは、誤解を招きやすい行動です。恋人が不安を感じている場合は、できるだけ複数人で会うことを心がけるとよいでしょう。
- グループで遊ぶ
- 異性の友人と全く会わないわけではありません。恋人によっては「やましいことがあったから会わなくなったんだ!」と誤解します
- 恋人を同席させる
- 友人と恋人の間に信頼関係が生まれるきっかけになる可能性があります
おわりに:男女の友情と恋人との信頼を両立できるかは歩み寄り次第!
男女の友情が成立するかどうかはそれぞれの価値観によるところが大きいもの。恋人とお互いの考え方について、オープンに話し合い、恋人の気持ちに寄り添うことが大切です。友情も恋愛もどちらも大切にできる関係を築くために、歩み寄りを目指していきましょう♪
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