入社したてや転職直後から時間が経つと、だんだん職場の人から嫌われる人はいませんか? 何も悪いことはしていないつもりでも、深く付き合うと人が離れていく…。この記事では職場の人間関係で悩む人に向けて、嫌われやすい人の特徴や印象をアップのコツなどを解説します。
- この記事でわかること
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- だんだん嫌われる人の特徴や傾向
- 職場で好かれる人・人望が厚い人の特徴
- 悪気はなくても印象ダウンする言動
- 職場で嫌われる人がやりがちなこと
職場の人と深く付き合うと嫌われる理由
職場で「周囲からだんだん嫌われているような…」と不安を感じている人は、下記のような特徴を持っていることがあるでしょう。
- 職場でだんだん嫌われる人の特徴
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- 元気がよく、第一印象は抜群
- 一見すると、爽やかで清潔感がある
- 最初の頃だけ愛想がよい
- 話してみると失言が多い
- 世間知らず・常識知らず
- 仕事の報連相を忘れがち
- 時間にルーズ
- 八方美人
- 人によって態度を変える
- 口が軽い
- 仕事のミスが多い
- 仕事で自立できていない
- 焦りや怒りなど感情のコントロールがきかない
次章からは職場でだんだん嫌われる人の特徴を挙げつつ、職場で好かれる人についても紹介します。これから職場の人間関係を良くしていくためにも、嫌われる人・好かれる人の両方の特徴を理解していきましょう。
だんだん好かれる人の特徴とは
職場でだんだん嫌われる人がいる一方で、人望を集めてどんどん好かれていく人もいますよね。職場で好かれる人には、次のような特徴が見られます。
仕事に誠実で真面目
職場で好かれる人は、仕事や一緒に働く人に対して誠実であることが多いでしょう。仕事を頼まれたときは、締め切りをきちんと守り、クオリティも高い水準で仕事をしてくれます。誠実な仕事ぶりの人は、「この人と一緒に仕事をしたい!」と相手に思われることが多くなるのです。
誰に対しても分け隔てしない
職場の人みんなに挨拶をし、雑談もしている人は周囲から好かれることが多いです。派閥を作ったり、誰かの悪口を言ったりすることはなく、誰に対しても同じように接します。職場のよくある悩みは人間関係ですので、誰に対しても分け隔てなく接する人がいることで、職場環境が良くなるでしょう。
スキルアップを頑張っている
職場で好かれる人は、仕事がデキて頼れる人であったり、仕事のトラブルが発生したときにしっかりと対応できる人であることも。仕事でミスばかりをしている人、責任をなすりつける人は、トラブルメーカーとして距離を置かれてしまうでしょう。
仕事がデキる人はスキルアップを頑張っていることが少なくありません。努力している姿は周囲から尊敬を集めたり、「私も頑張ろう!」と良い刺激になります。
相談に乗ってくれる
仕事に悩んでいるとき、相談に乗ってくれる人がいるとうれしいものですよね。職場の好かれる人は、誰かが悩んでいるときや困っているときにサポートをしてくれることが多いでしょう。
相談内容は決して人にバラさないなど、口の堅い人であることも多いはず。信頼できる、頼れる存在の人は職場で重宝されます。
ハラスメントをしない
セクハラやパワハラをする人は、職場で嫌われたり煙たがられることが多いです。職場で好かれる人は、ハラスメントに対する危機意識がしっかりしています。
反対にハラスメントをしがちな人は、「そんな大げさな…」「ジョークなのに」と、ハラスメントのことを軽く捉えがちです。
「何もしてないのに嫌われる!」と思っても実は…
パワハラやセクハラ、職場いじめなどはしていないし、後輩にも親切なつもりなのに嫌われるのはどうしてだろう…と悩む人もいるかもしれません。注意したいのは、何か大きなトラブルを起こしていなくても人に嫌われる可能性があるということです。
「自分は悪いことをしていない」と信じ込むと、周囲を困らせていても気づくことができません。たとえ周囲がやんわりとたしなめていたとしても、スルーしてしまうことも多いでしょう。
次章では職場でだんだん嫌われる人に見られがちな特徴を紹介します。自分に当てはまるところがないかチェックしてみましょう。
だんだん嫌われる人が見直したい癖や行動
職場で「だんだん嫌われているかも…」と悩んでいる人は、自分の行動を見直してみましょう。
書類の提出や締め切りにルーズ
書類の提出期限にいつも間に合わない、仕事の締め切りを忘れがち、という人は、周囲に迷惑をかけていることが多いはず。「たかが一日」と思っていても、書類の提出期限を守らないでいると会社の経費精算などに大きな影響を与えます。
社会人は期限や時間を守るのが基本と考え、ルーズな自分を変えていくように行動を変えましょう。
返事はいいけれど、行動が伴わない
第一印象がいい人は、ハキハキとして明るい人が多いですよね。ところが「返事はしたのに、言われたことをしていない」という事態が続くと、仕事をサボっている、人の話を聞いていないと思われてしまいます。
「とりあえず返事をしておこう」「よくわからないけど、ハイ!と言わなきゃ」という考えをやめるところから始めてください。わからないことがあったら質問をする、話を聞いた最後には何をすべきか確認をするという習慣をつけましょう。
悪気はないけれど、結果的に嘘になる
返事だけはいい人にもありがちなのですが、その場しのぎで人当たりのよいことを言ったものの、実現できずに相手の期待を裏切ってばかりはいませんか? つまり「できもしないことをできると言う人」とガッカリされてしまうのです。
たとえば「この仕事なら明日までにできますよ!」と言ったのに全然終わらない、「その企画いいですね!応援します」と言ったのに、いざ企画会議を開いてみたらリアクションも薄く、むしろ批判的なことを言うなど、言動が一貫していない人は信頼されません。
人によって態度を変える
人によって態度を変える人も要注意です。社内で権力を握っている人、人気のある人にだけ愛想がいいのに、自分にとってメリットがないと判断した人に対しては素っ気ないような場合、周囲から嫌われやすくなるでしょう。
人によって態度を変える人は、自分で思っている以上にそのことがバレています。自分ではうまくやっているつもりでも、思いがけないタイミングで総スカンを食らうこともあるでしょう。
優しいけれど八方美人
優しい人ほど嫌われる、ということも起こり得ます。人によって態度を変える人が嫌われると説明しましたが、一方で誰にでも良い顔をする八方美人が嫌われることも。みんなに好かれようとするあまり、中途半端な態度をしたり本心を見せなかったりしているうちに、「何を考えているかわからない」「他の人にも良い顔をしている」と不信感を抱かれてしまいがちです。
仕事で成長が見られない
職場でだんだん嫌われる人は、仕事の成長が見られないことが原因のケースもあります。何度も同じミスをしたり、みんなも忙しいのに人に頼ってばかりいるなど、自立できていない人は要注意です。
よく見ると服装の乱れなど清潔感がない
だんだん嫌われる人の第一印象は良いケースが多いものです。パッと見の印象は見た目もとても良いのですが、よく見てみるとどこか不潔であることも。たとえばシャツの背中側がシワシワだったり、靴を履きつぶしていたり、ある程度の時間を一緒に過ごしていると気づく違和感を持っています。
非常識なところがある
初対面で重視されるのは、挨拶や服装、敬語などビジネスマナーの基本ですよね。ところが長期的に同じ職場で働いていると、基本だけでは不十分なことも。社会人としてのマナーや常識が身に付いていないことについて、どんどんボロが出てしまいます。
「基本だけ抑えればOK!」というものではなく、日々の業務で先輩や上司がどんなことに気をつけているかを意識して学び取るようにしてみましょう。
周囲に問題があることも!過度に自分を責めないで
職場でだんだん嫌われている人に向けて、自分に問題があるケースについて説明してきました。ただし、ご自身が悪いとは限りません。退職や転職をする人の理由で最も多いのは、職場の人間関係の悩みです。
周囲の人が不当な理由であなたに対して冷たい態度を取っている可能性もあります。また、お互いに決定的な悪いところがあるわけではないけれど、相性が良くないがために雰囲気が悪いのかもしれません。
職場に信頼できる人、本音で話せる人がいる場合、「職場で浮いている気がする」「人間関係に悩んでいる」と相談し、客観的な意見を聞いてみましょう。
おわりに:職場で好かれている人をお手本に自分を少し変えてみよう
職場の人間関係はとても重要! もしも「自分は嫌われているかも」と感じることがあったら、職場で好かれている人や人望が厚い人をお手本にして、よいところを真似していくのもおすすめですよ。
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