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アンチ活動は時間の無駄!やめたいのにやめられない人が変わる方法

アンチ活動のデメリット こころの不調
この記事は約8分で読めます。

「推し活」で人生が充実する人がいる一方で、「アンチ活動」にエネルギーを注ぐ人も。中には「アンチ活動をやめたいのにやめられない!」「アンチ活動は時間の無駄」と悩んでいる人もいるはず。この記事では、アンチ活動のデメリットとアンチ活動にハマる人の特徴、脱・アンチ活動のポイントを紹介します。

この記事でわかること
  • アンチ活動の具体例やハマる人の特徴
  • アンチ活動が心・体・人間関係にもたらすデメリット
  • 推し活が原因でアンチ活動にハマる理由
  • アンチ活動をやめるためにすべきこと

アンチ活動とは?

推し活と対になる言葉でもあるアンチ活動。一般的にアンチ活動とは、下記のことを指します。

アンチ活動とは
有名人や芸能人、ブランドやお店、団体などに対して、その人を貶める言葉や行為をすること。アンチ活動が誹謗中傷や迷惑行為に発展することもある。

下記のような行動は、アンチ活動をしていると見なされるでしょう。

アンチ活動の例
  • インターネット掲示板やSNSで、芸能人を強く批判するコメントを投稿する
  • 有名人のSNSに、相手の活動や人格を否定するコメントを投稿する
  • 芸能人のファンやそのコミュニティに対して、「あんなパフォーマンスで喜べるの?」など上から目線の言動をする
  • ブランドやお店のレビューで、暴言や中傷を投稿する など

アンチ活動はインターネットやSNSで行われることが多いですが、ネットではないリアルな世界でも起こります。意識的にアンチ活動をしている人もいますが、感情のままに行動した結果、アンチ活動に陥っていることも少なくありません。

アンチ活動のデメリットは心と体の両方に及ぶ!

アンチ活動はデメリットの多い行動といえます。アンチ活動をしていると、心と体、人間関係に次のようなデメリットを及ぼします。

【心・メンタル】アンチ活動のデメリット
  • イライラしやすくなる
  • 他人に対する不満をそのままぶつけてしまう
  • 他人の幸せを喜べなくなる
  • 心が不安定な状態が続くあまり、メンタルの不調を招く
  • アンチ活動に時間を取られ、趣味やリフレッシュをする余裕がなくなる
【体】アンチ活動のデメリット
  • アンチ活動に時間を費やし、睡眠不足になる
  • ストレスを原因とする不調や疾患を招く
  • スマホやパソコンを使ったアンチ活動で、眼精疲労や頭痛、姿勢の悪化を引き起こす
【人間関係】アンチ活動のデメリット
  • 人に堂々と言える行いではないため、孤独になりやすい
  • 推し活とは異なり、アンチ活動を一緒に楽しむ人がいない
  • アンチ活動にハマった結果、周囲の人からの印象がダウンする
  • 悪口や噂話を言うことが増え、人から敬遠される
  • 人を貶めるアンチ活動に対して、拒否反応を起こす人もいる
  • アンチ活動によって、傷つく人や怒る人がいる

アンチ活動は心と体、そして人間活動にも悪影響を及ぼしかねません。アンチ活動にハマる人には、どのような特徴や傾向があるのでしょう。

アンチ活動にハマる人の特徴セルフチェック

アンチ活動にハマる人に見られる特徴や傾向を紹介します。当てはまる項目が多い人はアンチ活動にハマる可能性が高いでしょう。

アンチ活動にハマる人の特徴・傾向
  • 他人に対して厳しく、寛容になれない
  • 理想が高すぎる
  • 他人に対する期待が大きすぎる
  • 思い込みが強い
  • 他人と自分との境界線が曖昧
  • 感情のコントロールができない
  • 怒りや悲しみをよく感じる
  • 幸せだと感じることが少ない
  • ストレスが溜まっている
  • 耐えがたい苦痛や悲しい出来事を経験した
  • 自分を強く見せがち、強めの言葉を使いがち
  • スマホ依存またはSNS依存
  • SNSでは裏アカを持っているのが普通
  • ネットリテラシーにうとい
  • 好きなものにも嫌いなものにも執着しやすい、ネットストーキングに陥りやすい
  • 推し活疲れをしている

アンチ活動をする人は「アンチ活動されるその人が悪い」「有名人なら○○すべき」「その人が裏切った」と考えている人も少なくありません。他人に対して厳しい人や思い込みでルールを課する人は、アンチ活動に陥りやすいでしょう。自分が設定した理想やイメージを裏切られたと感じたときに、怒りや不満が湧いてくる人も要注意です。

またストレスフルな日々を送っていると、そのはけ口としてアンチ活動にハマる人もいます。リアルの知人には直接言えないことでも、有名人などに対する悪口をSNSでなら遠慮せず言える人は、アンチ活動にハマりやすいです。

スマホやSNSに依存している人も、アンチ活動が身近になっています。元々は推し活を楽しんでいたのに、推しの行動や言動に疑問や不満を抱いたことをきっかけに、アンチへと変化することも見られます。

アンチ活動をやめたい人が今すぐすべきこと

アンチ活動を続けていると、メンタルの疾患や体の不調、さらには孤独など人間関係のトラブルを招きます。アンチ活動に費やす時間とエネルギーは、とてももったいないともいえますので、できるだけ早くアンチ活動から抜け出すのがおすすめです。

アンチ活動をやめたい人は、下記のことを試してみましょう。

SNSをお休みする、裏アカを停止・削除する

アンチ活動はSNS上で行われることが少なくありません。直接顔を合わせる必要のないやり取りだと、普段は言えないようなキツい言葉をぶつけることができたりします。アンチ活動をやめたい人は、SNSをお休みするのがおすすめです。

アンチ活動用の裏アカを作っていたり、複数のアカウントを使い分けている人は、アンチ活動をしているアカウントを停止・削除しましょう。

デジタルデトックスをする

インターネットが身近になったことから、気になったことはすぐに調べることができるようになりました。アンチ活動をしている人は、インターネットに依存し、アンチの対象について常に情報をチェックしてはいませんか?

自分と同意見の人がいないかインターネットで検索して安心したり、反対意見を持つ人を見つけては攻撃的なコメントをしているようなら、インターネットから距離を置く必要があるでしょう。

デジタルデトックスは、スマホやパソコンに依存している状態を解消することです。自然豊かな環境でホテルステイやアクティビティをしたり、キャンプを楽しむこともデジタルデトックスにつながりますよ。

情報リテラシー・ネットリテラシーを磨く

アンチ活動をしている人は、情報リテラシーとネットリテラシーについて理解しましょう。情報リテラシーとは、世の中にあふれる情報の中から正しいものを取捨選択する能力です。情報リテラシーが低いと、誤った情報を鵜呑みにして、誰かを憎んだり貶めたりする可能性が高まります

ネットリテラシーとは、情報のインプットだけでなく、自身が情報を発信する側となったときにやっていいこと・やってはいけないことを正確に判断する能力です。ネット上のルールやマナー、プライバシー保護やセキュリティなどの観点も必要です。

推し活疲れを原因とする場合、推し活をお休みする

アンチ活動は、推し活と関連があるケースも見られます。推し活にエネルギーを注いでいたのに、推しが自分の期待を裏切るような行動をしていたりすると、その反動でアンチ活動へと変化するためです。

また、推し活をしているとそのコミュニティに参加するようになる人も多いです。しかし推し活コミュニティ内でトラブルが発生し、アンチ活動に踏み切る人もいます。

推し活を原因とするアンチ活動の場合、推し活から距離を取りましょう。かつては応援していた推しだとしても、情報チェックはやめるのがおすすめです。

睡眠の質を上げる

アンチ活動はストレスが原因の場合も考えられます。ストレスを発散することも大切ですが、睡眠不足や睡眠の質の低下にも要注意。睡眠時間が足りなかったり眠りが浅かったりすると、ホルモンが乱れたり自律神経の乱れを招き、ストレスに対処しにくくなるのです。

アンチ活動のためにスマホやパソコンばかり見ていると睡眠不足に陥りやすくなりますので、安眠・快眠を目指して生活リズムや就寝環境を整えてくださいね。

栄養バランスの偏りを解消する

栄養不足やエネルギー不足はイライラを引き起こすと考えられています。ビタミンB群カルシウム、セロトニン分泌に関わるトリプトファンが不足すると、心が不安定になる可能性が高まります。

イライラしたときは緑茶などに含まれるテアニンもリラックスにおすすめです。また、ダイエット中で食事制限をしていると、栄養不足、エネルギー不足に陥りやすいため、アンチ活動に陥らないように気をつけましょう。

日光を浴びて運動する

日光を浴びる時間が少ないと概日リズム睡眠障害を引き起こし、睡眠不足や日中の眠気、頭痛、だるさなどの不調を招くおそれがあります。

朝起きたらまずはカーテンを開けて日光を浴びる、太陽が出ているうちに散歩するなど試してみてください。適度な運動は血行促進やリラックス効果が期待できます。

アンチ活動が法律トラブルに発展する可能性はある?

アンチ活動は、侮辱罪や名誉毀損罪、信用毀損罪や業務妨害罪に該当する可能性があります。アンチ活動のターゲットが個人であろうと法人であろうとも、罪が成立するケースはあります。著名人でも一般人でも、要件が成立すれば罪になる可能性は十分あるのです。

アンチ活動は心と体、人間関係にデメリットを及ぼすと説明してきましたが、犯罪歴やその後の将来にも関わるほどの行為といえるでしょう。

インターネットに投稿したコメントは、削除したつもりでも完全に消えないこともあります。閲覧者がスクリーンショットすれば証拠として残りますし、起訴されて警察が捜査をすれば、アンチ活動は追及されていくでしょう。

アンチ活動をしてしまいそうな状態になったら、SNSを休んだりデジタルデトックスをするのが安心です。ストレス解消や睡眠時間確保も忘れずに。アンチ活動にハマっている人も、今すぐ対策を取って悪循環から抜け出してくださいね。

おわりに:アンチ活動は早めにやめるのが絶対!陥る前にストレスや感情のコントロールを

アンチ活動のやめ方を解説してきました。「無理!」と思わずにすぐにできることから始め、アンチ活動から抜け出してくださいね。

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