「素直な自分が好き」「正直だねと言われる」「自分らしく生きたい!」という人は素敵な長所をたくさん持っていますが、一方で人間関係のトラブルやコミュニケーションの悩みを抱えることも。素直な人が生きづらさを解消するためには、世渡り上手からテクニックを学ぶことが大切です。
- この記事でわかること
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- 素直な人のメリットとデメリット
- 素直な人の性格や特徴
- 素直さゆえの悩みの解決法
素直な人の特徴にいくつ当てはまる?
素直な人は「率直」「わかりやすい」などいろいろな特徴がありますが、下記の項目に当てはまるものが多い人は素直な性格の傾向が高いでしょう。
- 素直な人の特徴
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- 感情が表情や言葉に現れやすい
- 自分の気持ちに正直
- 率直な物言いをする
- 嘘をつけない
- 裏表がなく正直
- 自分の信念やこだわりを持っている
- 自分軸で生きている
- 自己肯定感が高い
わかりやすい
素直な人は、気持ちと表情が連動していることが多く、はたから見ても何を考えているかわかりやすいところがあります。
裏表がない
嘘をつけないタイプ、誰にでも分け隔てなく接するタイプも素直な人に見られる特徴です。意識してそう振る舞っているというよりは、裏表がない性格から来ている特徴といえます。
自己主張できる
素直な人は、自分の意見や考えをしっかりと表現できるのが強みでもあります。周りの目を気にせず、「私はこう思う!」と伝えることができるでしょう。
素直な人は生きづらいこともある?
素直な人は裏表がないなど良いところがたくさんありますが、素直さゆえに生きづらさを抱えることも。たとえば感情が表に出やすいことから、苛立ちや不満を隠せないタイプもいるでしょう。
裏表がなく誰にでも公平なところも魅力的ですが、TPOに応じて振る舞いを変えなくてはいけないこともあります。お世辞や社交辞令が上手ではないタイプもいます。いわゆる、世渡り下手な人ともいえるでしょう。
対人関係についてはさらに、そうした素直さが他人を傷つけたり、自己中心的な言動につながることも少なくありません。何か悪いことをしたという自覚はなくとも、人間関係のトラブルが続く場合は素直さが原因のこともあり得ます。
素直な自分を大切にしながら世渡りするコツ
素直な人が持つ強みや魅力を生かしながら、生きづらさや悩みを解消していくと、自分らしく生きる楽しみが増すでしょう。
そのためにおすすめなのが、世渡り上手のテクニックを学ぶこと。素直な人が持つエネルギーに世渡り上手のテクニックをプラスすることで、人間関係のトラブル回避が期待できます。
礼儀やマナーを学ぶ
素直な人にとって、礼儀やマナーは大げさで嘘っぽく感じられることがあるかもしれません。しかし、礼儀やマナーは相手への敬意を示すという役割があります。
第一印象はもちろんですが、冠婚葬祭や目上の人への接し方など、礼儀やマナーを通して人間性が見えてくることも少なくありません。礼儀やマナーに心配がある人は、「ビジネス実務マナー検定」「秘書検定」などの資格を取得することで知識を身につけられますよ。
▼ ビジネス実務マナー検定の資格を取るとどんなメリットがある?
「やさしい嘘」を知る
素直な人の中には、嘘が嫌いで本音のコミュニケーションを大切にするタイプもいるでしょう。ただし嘘には「やさしい嘘」もあります。「ホワイトライ(white lie)」とも呼ばれ、相手を思いやってつくやさしい嘘を指します。
たとえば、家族や恋人が作ってくれた料理があまりおいしくなくても、本音をそのまま伝えるのではなく「作ってくれて嬉しい。おいしい料理をありがとう!」と感謝に置き換えます。素直な物言いがトラブルを引き起こすことが多いタイプは、やさしい嘘への理解を深めてみてくださいね。
笑顔を意識する
素直な人は、自分で思っているよりも気持ちが表情や言葉に現れている傾向もあります。すると、相手は「一緒にいても楽しくないのかな」「嫌なことを言っちゃったかな」と不安になります。
人の話を聞いているときは、笑顔を意識しましょう。常に笑顔でいる必要はありませんが、ネガティブな表情を避けることがポイントです。眉間にシワを寄せる、口がへの字になる、唇を突き出す、目線を合わせない、などの表情はネガティブな印象を与えますので要注意!
おわりに:長所や魅力を引き出すためにも世渡りテクを身に付けよう
素直な人は飾らない自分らしさが魅力ではありますが、世渡り上手のテクニックを身に付けると生きづらさが改善されるはず。礼儀やマナー、表情を意識してコミュニケーションしてみてくださいね。
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