「男性が苦手」「男の人と仲良くなれない」という悩みを抱えている女性は多いもの。この記事では男性が苦手な女子が苦手意識を克服するためのコツ、意識を変えるときのポイントなどを解説します。進学や就職で男性とコミュニケーションを取る機会が増えた人などは、チェックしてみてくださいね。
- この記事でわかること
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- 男性のことが苦手な女子の心理
- 男性に対する苦手意識を克服するコツ
- 女性→男性のセクハラ・性差別の注意点
- 男性に関するトラウマへの対処法
男性が苦手な女子の特徴と困りごと
男性に対して苦手意識がある女子は意外と少なくありません。事情や原因はさまざまですが、男性のことが苦手になる女性には、次のような特徴が見られることがあります。
- 男性が苦手な女子の特徴
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- 男性と話すのが恥ずかしい・緊張する
- 男性を怖いと感じる
- 潔癖症でスキンシップが苦手
- 男性の体臭に敏感
- 低い声や大きな声が苦手
- 男友達がいない・少ない
- 女子同士が一番落ち着く
- 恋愛経験ゼロ・恋愛に興味がない
- 男性に求める理想が高すぎる
- 負けず嫌いで、男性に対してライバル心を燃やしがち
男性が苦手だと恋愛や結婚のチャンスを逃す?
男性が苦手な女子の中には、「だけど恋愛はしてみたい」「将来は結婚して子どもが欲しい」と考える人もいますよね。
ところが男性が苦手なあまりに目を合わせられなかったり会話ができなかったりすると、恋愛のきっかけを掴むことができません。せっかく相手がアプローチしてくれても、逃げ腰でなかなか恋が上手くいかないことがあります。
恋愛経験が少ないと理想ばかりが膨らみ、結婚相手を見つけるのに苦労することも。結婚は二人が互いに尊重し合い、協力しながら生活を営むものですので、少なくとも相手の団席への苦手意識は克服しないと難しいでしょう。
男性が苦手なことが仕事にも悪影響を!
男性のことが苦手で会話もままならない場合、社会人になってから悩みやストレスが増すおそれが考えられます。
職場では男性の同僚や上司、顧客がいるのが自然です。近年はジェンダーフリーが進んでいますので、女性が多い職場であっても男性と働く可能性は必ずといっていいほどあります。「この職種なら男性はいない!」とは限らないのです。
男性が苦手な女性の中には、男性に対するライバル意識や「女だからって馬鹿にされたくない!」という向上心が強すぎるケースもあります。
男性が苦手だからといって報連相ができなかったり、大切な顧客なのに「男性だから無理」と諦めていると、会社にも自分のキャリアにもデメリットをもたらしてしまいます。
行き過ぎた男嫌いはセクハラや性差別になるかも!
男性が苦手な女性に注意してもらいたいのが、過剰な拒否反応はトラブルを招くことです。「男性が近くにいるだけでストレス!」と感じていたとしても、正当な理由なく相手を悪く言ったり、性別で態度を変えることは失礼に当たります。言動や振る舞いによっては、相手の男性からセクハラや性差別だと訴えられる可能性もあるでしょう。
男性のことが苦手になった原因や背景には、さまざまな事情があるはずです。だからといって、周囲の男性すべてが悪いことにはなりません。「私は男性が苦手だから」「だって男の人は怖いから」という理由で、男性を傷つけるような言動をするのは控えましょう。
学校や職場でどうしても男性とコミュニケーションを取るのが辛い場合は、教師や上司、先輩などに相談してみてください。専門の窓口がある場合、そちらに相談するとより安心です。未成年の場合は保護者にも相談し、理解してもらっておくとスムーズでしょう。
男性が苦手な女子がコミュニケーションを取るためのポイント
男性が苦手だという女子も、進学や就職を機に男性とコミュニケーションを取らなくてはいけなくなるはず。苦手意識を克服し、男性と自然なコミュニケーションを取るために意識したいことを紹介します。
「男性だから〇〇」という思い込みをほぐす
「男性だからデリカシーがない」「男性は女性より清潔感がない」「男は女の気持ちを理解できっこない」など、男性全体に対して先入観や偏見を持っている、ということはありませんか?
現実では、男性にも細やかな気配りが得意な人もいれば、共感席が高い人もいます。性別で考え方や仕事のやり方が決まりきってしまうことはほぼありません。性別で人をジャッジせず、その人の人柄に目を向けることが大切です。
決めつけは、男性のみならず他の女性の心も傷つけているかもしれません。「女同士でも仲違いすることがあるのに…」「男女で協力していきたい」と考えている女性はたくさんいます。「男性だから」「女性だから」と一括りにすることは、性別を問わずたくさんの人を傷つける可能性があることを理解しましょう。
SNSで気の合う男性と会話をしてみる
男性の見た目や声が苦手な場合はSNSを通して男性の友達をつくるという克服法もあります。
趣味仲間や推し活仲間を探してみると、同性だけでなく異性の仲間が見つかることもあるでしょう。似た価値観を持った人もいれば、自分にはなかった発想で趣味を楽しんでいる人から刺激を受けることも。
ただし注意してほしいのは、マッチングアプリなどで頻発しているように、下心があって女性に近づく人もいることです。男女関係なく、SNSでは詐欺などの犯罪が発生することがあります。簡単に個人情報を教えない、などのネットリテラシーを徹底しつつ、安全な範囲で友達付き合いすることを肝に銘じてください。
グループ型のサークルや習い事に参加する
対面での男性とのコミュニケーションを増やしてみたい人は、男女参加可能のサークルや習い事にチャレンジするのもおすすめです。料理や音楽のグループレッスンは、適度に会話をしつつ、作業に集中する時間も必要ですので男性を過剰に意識する暇がありません。
仲間意識が芽生えることで、「男性だから〇〇」という先入観が自然と消えていくことも期待できます。
自分に自信を持つ
男性が苦手な理由は、自分に自信がないことが原因かもしれません。あるいは、他の女性と自分を比較して「どうせ自分はモテない」「男性に相手されるはずがない」と卑屈になってはいませんか?
このケースの女性は、相手がそんなことを思っていようがいまいが、どんどん頭の中で負のスパイラルが大きくなってしまいます。まずは自分に自信を持てるよう意識改革や行動改革をしてみましょう。
ちょっとしたことでも自分を褒める、外見の気になるところを変えてみる、憧れの人を真似してみるなど、自分のことを好きになるアクションを起こしてみてくださいね。
女子校・女子大出身者が気をつけたいこと
女子校や女子大出身者の中には、「今まで男性と会話したことがない!」「お父さん以外の男性とどう接すればいいかわからない」という人もいます。進学や就職で男性と接する機会が増えると、緊張と不安でいっぱいになるかもしれません。
ですが、環境の変化では男性だって緊張と不安を抱えています。つまり、男性も女性も同じひとりの人間なのです。男性に対して先入観を持ちすぎないよう、相手の人柄に意識を向けてください。先入観を持ってしまったとしても、「自分の中にある男性像は、これから実際に男性とコミュニケーションして変わっていくものだ!」と知っておくことで、柔軟に考えを変えていけるでしょう。
また意外にも、女子校や女子大では異性の目を意識する必要がなかったため、スカートを着ているのに足を開く、言葉遣いがガサツ、という習慣がついている人も。
そうした特徴が悪いわけではありませんが、人を驚かせる可能性もあることを理解しておきましょう。特に社会人の場合、性別だけでなくさまざまなバックグラウンドを持つ人が集まって仕事をしますので、基本的なマナーや人との距離感の取り方には気をつけましょう。
異性にトラウマがあるならカウンセリングに相談も
過去に恋愛で男性から辛い仕打ちを受けたり、痴漢被害にあったことがあると、男性が苦手になることもあるでしょう。無理は禁物ですが、トラウマを解消していきたいと感がテイル場合はカウンセリングで相談することで、トラウマと向き合うサポートを受けられます。
父親との不仲が男嫌いに関連しているかも…?
男性が苦手な女性は、原因をたどっていくと父親との不仲が影響していることも。父親とその他の男性は別の人間であることを意識し、周囲の男性の良いところに目を向けてみることから始めてみてください。
親との確執や不仲も、カウンセリングが効果的なこともあります。誰かに話しを聞いてもらうことで、気持ちが楽になるからです。
おわりに:男性への苦手意識を克服するポイントは人として接すること
男性だからといって相手のことを遠ざけるのはもったいないことですよね。ご自身の心の無理がない範囲から、会話を増やすなどコミュニケーションを取っていきましょう。
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