社会人になると仕事用の鞄や小物、服を買いそろえることがありますよね。アニメやアイドルなどが好きな人は、キャラクターグッズをビジネスシーンに取り入れて問題ないのでしょうか。この記事ではビジネスシーンでキャラクターグッズを使うメリットとデメリット、注意したいリスクなどを解説します。
- この記事でわかること
-
- キャラクターグッズ好きな大人に対する印象
- 印象ダウンするキャラクターグッズの使い方
- 競合他社のキャラクターグッズを使うべきでない理由
- ビジネスシーンに馴染みやすいキャラクターグッズ
キャラクターグッズが好きな社会人は子どもっぽい?
好きなアニメやアイドル、映画などのキャラクターグッズを身に付けていると、なんだか気分が楽しくなったり、モチベーションが上がったりしますよね。仕事中も身の回り品にキャラクターグッズを取り入れたい人もいるでしょう。
ただし、社会人が仕事中もキャラクターグッズを使っているとどんな印象を抱かれるのでしょう。ポジティブな印象、ネガティブな印象それぞれが考えられます。
- キャラクターグッズを使う大人へのポジティブな印象
-
- そのキャラクターや作品への愛情が深そう
- そのキャラクターや作品に携わる仕事をしているのかな
- クリエイティブな仕事をしているのかな
- お子さんがいる、子ども向けの仕事をしているのかな
ビジネスの場でキャラクターグッズを使うことに対して、違和感や嫌悪感を抱く人もいます。その場合、こんな感情を抱かせているかもしれません。
- キャラクターグッズを使う大人へのネガティブなイメージ
-
- TPOに関する価値観が合わなさそう
- 子どもっぽい
- 社会人としての自覚がない
- こだわりや癖が強そう
キャラクターグッズは、働いている会社の社風や人によって受け取られ方が異なります。キャラクターグッズを使っているかどうか、まったく気にしない人もいるでしょう。
大人がキャラクターグッズを使う理由やメリット
キャラクターグッズといえば、どちらかというと子どもが使うものというイメージも強いですよね。子ども向けの文房具や洋服、マスクなどが多く発売されており、子どももそうしたキャラクターグッズを愛用することが多いです。
だからといって、大人がキャラクターグッズを使ってはいけないわけではありません。大人がキャラクターグッズを使うと、こんなメリットもあるのです。
- 大人がキャラクターグッズを使うメリット
-
- 好きなものを身に付けていると安心感が得られる
- 好きなものを身に付けているとテンション・モチベーションが上がる
- キャラクターグッズを見ることで、仕事中のリフレッシュになる
- キャラクターグッズをきっかけとして、話が弾むことがある
- そのキャラクターや作品に仕事で携わっている場合、宣伝につながる
- 推し活の一環として、推しに貢献できる
キャラクターグッズを使うことで、仕事中のリフレッシュにつながるのは最大のメリットです。アニメやアイドルが好きな大人はたくさんいますので、キャラクターグッズをきっかけにして話が弾んだり、人脈が広がることもあり得ます。好きなアイドルやアニメのグッズの場合、キャラクターグッズを使うことが推しの応援にもつながるでしょう。
社会人がキャラクターグッズを使うデメリットとリスク
ただし、社会人がビジネスシーンでキャラクターグッズを使っているとデメリットを招くこともあります。
- 大人がキャラクターグッズを使うデメリット
-
- 年齢の割に幼い・子どもっぽいと思われる
- 仕事とプライベートのけじめがないと思われる
- 「キャラクターグッズはビジネスシーンにそぐわない」と考える人もいる
- 取引先の競合他社のキャラクターを使っていると、リサーチ不足と受け取られて印象ダウンする
個人に対する印象ダウンはもちろんですが、取引先からの印象ダウンを招いた場合、会社にも損害を与えてしまうかもしれません。社外の人との打ち合わせや商談では、必ず相手の業界や商材に関するリサーチを行い、失礼のないように気配りをするのが社会人のビジネスマナーです。
通勤鞄や仕事アイテムにキャラクターグッズはあり?
通勤鞄や名刺入れ、ネクタイなどにキャラクターグッズを使っても支障はないのでしょうか。これは、所属している会社や部署によって異なると考えられます。
服装や持ち物に関しては、まずは会社の服務規程を確認しますよね。ただし一般的な服務規程では、「華美にならない程度のものにすること」などが明言されていても、キャラクターグッズは使ってはいけないとはあまり記載されていないでしょう。
会社や部署によっては、どんなデザインの服や鞄でも問題ないこともあります。ただし、取引先との打ち合わせが多い職種や営業職の場合は、キャラクターグッズが目立ちすぎていると違和感を与える可能性もあることを理解しておくと安心ですよ。
職場でキャラクターグッズを使っていたら注意される?
どの程度のキャラクターグッズであれば職場で許容されるのかはなかなかわかりづらいものです。先輩や上司、人事部などに質問するのが最も安心ではありますが、服務規程に明言されていない場合、人によって感覚が変わります。
直属の上司から「キャラクターグッズを使っても構わない」と言われても、他部署の上司や社長から「キャラクターグッズ以外のものは持っていないのか?」と聞かれる可能性はあります。
もしも注意されたら、ふてくされたり不満げな様子をあらわにするのは避けましょう。その機会にキャラクターグッズの使用について禁止されているのか、やんわりと確認しておくのがおすすめです。ただし、競合他社が採用しているキャラクターグッズの場合は注意される可能性が高くなるでしょう。
職場でも安心!社会人でも使いやすいキャラクターグッズ
社会人が職場でも使いやすいキャラクターグッズにはどのようなものがあるのでしょう。ビジネスシーンでも比較的使いやすいキャラクターグッズを見ていきましょう。
- 仕事で使いやすいキャラクターグッズ
-
- ペン・ペンケース
- 手帳
- マウスパッド
- マグカップ・水筒
- お弁当箱
- ハンカチ
- ネクタイ(ワンポイントだとさらに安心)
- メガネ(さりげないデザインだとさらに安心)
文房具など小物類は使いやすいキャラクターグッズといえるでしょう。マウスパッドも好きなものを使ってよいようであれば、注意される可能性は低いはず。
マグカップや水筒、お弁当箱に注意されることは非常にまれです。キャラクターグッズを使いたい人は、休憩のときに使うものであれば安心ですよ。ハンカチも同様で、自由度が高い小物でしょう。
キャラクターもののネクタイやメガネも発売されていますよね。これらのアイテムの場合はさりげないデザインだとビジネスシーンにも馴染むでしょう。たとえばワンポイントの柄であったり、デザインがスッキリしていると注意されにくいものです。
悪目立ち覚悟で使いたいキャラクターグッズ
職場の雰囲気や社風によっては、目立ってしまうキャラクターグッズもあります。たとえば次のようなキャラクターグッズは悪目立ちし、注意されることもありえます。
- 目立ちやすいキャラクターグッズ
-
- 名刺入れ
- ネイル
- メモ帳
- ネクタイ(柄が大きいもの・色が強いもの)
- 鞄
- 靴 など
名刺入れは社外の人にも見られるビジネスアイテムです。また、買い替えたり、日々使い分けたりするものでもありませんよね。そのため、うっかり取引先の競合他社のキャラクターグッズを使っていたときにごまかすことができません。上司や先輩も同席している打ち合わせの場合、非常に気まずくなるでしょう。
ネイルがOKの会社でも、キャラクターデザインのネイルは賛否が分かれる可能性が高いでしょう。手元は人の目線が集まりやすい部位ですので、目立つ可能性が高いといえます。どうしてもキャラクターデザインのネイルをしたいときは、事前に先輩や上司に確認しておくと安心です。
メモ帳はキャラクターグッズでも問題ない場合もありますが、注意が必要なアイテムです。先輩や上司からの指導やアドバイスをメモするとき、キャラクターグッズを使っていると「真面目に聞いているのかな」と受け取られるおそれがあります。
鞄や靴にキャラクターグッズを取り入れたい場合も、柄の主張が激しいものは「それはどうなの?」と違和感を与えてしまうかもしれません。
おわりに:大人だってキャラクターグッズが好きで大丈夫!ただし注意も必要
大人でも仕事中にキャラクターグッズを使って大丈夫なケースもあれば、問題を招くケースがあります。取引先との打ち合わせや会社の社風などによっては注意が必要なことを忘れずに、やりすぎない範囲でキャラクターグッズを楽しんでくださいね。
コメント