QOLを上げる買い物で暮らしをアップグレードする方法とおすすめアイテム

生活の質や人生の質を意味するQOL。いつも使っているアイテムを少しアップグレードするだけでもQOLは上がるはず。この記事では、QOLが上がる買い物、高品質な家電・インテリア・日用品でQOLを上げる方法などを解説します。自分にとってのQOLの見つけ方のヒントにもしてくださいね。

この記事でわかること

QOLを上げる高品質なアイテムとは
QOLが下がる買い物の仕方
自分にとってのQOLを上げる方法
QOLが上がる家電・インテリア・日用品

質の高いものを買うとQOLは上がるの？
QOLが下がる買い物って？注意したいポイントとは
QOLが上がるアップグレードアイテムとは
おわりに：後悔しない買い物で自分にとってのQOLを上げよう

質の高いものを買うとQOLは上がるの？

QOLとは「生活の質」や「人生の質」を意味する言葉です。元々は医療や福祉の分野で使用されることが多く、健康寿命の増進や治療の選択においてQOLの観点が注目されていました。

QOLは現在、年代、ライフスタイル、性別を超えて人々の生活の質や人生の質を指す言葉となってきました。QOLが上がると幸福感や満足感も上がると考えられており、身体面だけでなくメンタルにも良い影響を与えます。QOLを上げる方法はさまざまありますが、暮らしの中に便利なアイテムを取り入れたり、自分のお気に入りアイテムをそばに置くことでもQOLは向上します。

また、今まで使用していたアイテムをアップグレードし、より高品質のものや機能性の高いものを選ぶことでもQOL向上は期待できるでしょう。

高品質のアイテムがQOLを上げる理由

日々の悩みを改善する機能が付いている
より満足度の高い結果や効果を得られる
使用されている素材の安全性が高い
耐久性が高く、長く愛用できる
メーカーなどの工夫が凝らされ、付加価値も高い

「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、これは低価格のものは製造の過程でコストカットをしていることが多く、素材やこだわりの面で高品質のものと比較すると劣ることもあるからです。

もちろん、低コストでも満足のいく仕上がりの製品はありますよね。なんでも高品質なものを買えばいいかというと、予算や好み、ライフスタイルによってはそうとも限りません。大切なのは、高品質のものが必要な場合にしっかりと製品を選ぶことです。

QOLが下がる買い物って？注意したいポイントとは

アイテムの購入でQOLを上げることは可能ですが、買い物の仕方を間違えるとQOLは下がってしまいます。

QOLが下がる買い物の特徴

割高であったり必要のないものを衝動買いする
リサーチをしないで購入し、後悔する
流行に振り回されて買ったものの、ほとんど活用しない
身の丈に合わない高価格なものを買う
自分のライフスタイルや好みに合わないものを買う

予算オーバーのアイテムや好みに合わないアイテムは、一見するとQOLが上がるように見えるかもしれません。ただし長い目で見るとQOL低下を招きかねません。

誰かにとってQOLが上がるアイテムだったとしても、自分にとってのQOLが上がるアイテムとは限りません。購入前にレビューやスペックを確認するのは効率的ですが、自分の生活が豊かになるのか、自分にとってのメリットはあるのかなど、自分軸で検討することも忘れないでくださいね。

QOLが上がるアップグレードアイテムとは

QOLが上がるアイテムを購入するとき、どんなものを買えばいいか迷いますよね。そんなときは、身の回りでよく使うものをアップグレードするのもおすすめです。

メーカーや型番ごとに、アイテムの特長や性能は異なります。自分にとってのQOLは何かを考えながら、どんなアイテムをアップグレードするのが良いか考えてみてくださいね。

【QOLが上がる家電】ヘアドライヤー

お風呂上りのヘアケアは、健やかな髪の維持やQOLを左右します。女性だけでなく男性にとっても、ヘアドライヤーは頭皮環境や毛髪の状況に大きな影響を与えます。特にヘアドライヤーの選び方は重要です。

髪を生乾きのまま放置すると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。髪の毛の乾燥も進みますので、髪の毛はできるだけ早く乾かすのが基本です。また、温風で乾かしたあとに冷風を髪に当てると、髪の毛のキューティクルが引き締まってツヤ感がアップすると考えられています。

QOLが上がるヘアドライヤーの選び方

美髪促進機能が付いている
頭皮環境を整える機能が付いている
温風モードと冷風モードの切り替えができる
速乾性を重視するなら、風量が1.6㎥/分以上や2㎥/分以上
ヘアドライヤー本体の重量が重すぎない

【QOLが上がる家電】オーブンレンジ

電子レンジまたはオーブントースターのどちらかのみ持っている人は、オーブンレンジを購入することでQOLアップが期待できます。オーブンレンジは電子レンジとオーブンの機能を兼ね備えたキッチン家電です。

特に最近のオーブンレンジは、パンを焼くための発酵機能や蒸し料理などに役立つスチーム機能、おいしそうな焼き目を付けるグリル機能など、多機能な製品が発売されています。

自炊する人はもちろんですが、お取り寄せグルメやデリバリー食品を味わうときにも、多機能オーブンレンジは役立つでしょう。

QOLが上がるオーブンレンジの選び方

ライフスタイルによってオーブンレンジのサイズを考える（一人暮らしか家族と同居か、一度に何品も温めたいかなど）
どんな調理機能が必要か、あるいは不要かを考える（多機能すぎて使いこなせないこともあり）
掃除を楽にしたい人は、自動お掃除機能付きがおすすめ
レンジとトースターを同時に使うケースが多い場合は、オーブンレンジは不便に感じることもある

【QOLが上がる家電】ほったらかし系調理家電

忙しいけれど自炊はしたい、料理が趣味だけど時間がないという人のQOL向上におすすめなのが、ほったらかし系調理家電です。ほったらかし系調理家電はマルチクッカーとも呼ばれ、材料を入れてスイッチを押せば、あとはクッカーがほとんどの調理工程を進めてくれます。

ただしマルチクッカーといっても、用量や搭載されている調理メニュー、火を使うかどうかなど、性能は実にさまざまです。スマホアプリと連動したマルチクッカーも発売されており、今後もさらなる進化が期待できます。

ほったらかし系調理家電といっても、食材のかき混ぜは人の手でしなくてはいけないことがあるなど、製品ごとにお任せできる範囲が異なることにも注意してください。

QOLが上がるほったらかし系調理家電の選び方

製品によって、どこまで人の手による下ごしらえや途中の調理が必要かチェックする
メーカーや商品に搭載されている調理メニューで満足できるか
ライフスタイルに合った用量のものを選ぶ（ひとり暮らしでもつくりおきしたいのであれば、大きな用量が必要）
予約機能が欲しいかどうか
遠隔操作をしたいのであれば、無線LAN機能付きがおすすめ

【QOLが上がるインテリア】遮光・防音カーテン

現在使っているカーテンを購入したのはいつ頃でしょう？カーテンの買い替えでQOLが爆上がりすることもあります。カーテンを買い替えるときはデザインも大切ですが、遮光性や防音性も考慮するのがおすすめです。

遮光カーテンは光を遮る機能の付いたカーテンです。完全遮光のカーテンは1級遮光カーテンと表現されます。遮光カーテンのメリットは、断熱性が高く冷房・暖房の効率性が上がること、光を遮り快適な安眠空間を作りやすくなることなど。やわらかな光を通すカーテンが好みの場合、2級遮光カーテンを検討してみましょう。

防音カーテンの場合、「3重構造」「4重構造」といったように何層にも加工が施されているものは防音性も高くなっていきます。ただし防音性が上がると、カーテンの生地の重量も重くなります。

QOLが上がる遮光・防音カーテンの選び方

完全遮光が欲しい場合は、1級遮光カーテンがおすすめ
防音性が高いカーテンが欲しい場合は、「3重構造」「4重構造」が安心
丸洗い可能だとお手入れがしやすい
UVカット機能もあると、室内の日焼け予防効果が期待できる

【QOLが上がるインテリア】ビーズクッション・ビーズソファ

クッションやソファを部屋に置いている人は多いはずですが、体にフィットするビーズクッションやビーズソファは満足度や快適度が高いことで有名ですよね。たとえば「ヨギボー」や無印の「体にフィットするソファ」などは、中に入った微粒子ビーズが体の動きに合わせて変化し、フィット感を与えてくれます。

ただし体に合わせてフィットするタイプのクッションやソファは、腰痛持ちの人は使い方に注意が必要です。低反発のクッションやソファは、体の重みや動きに合わせて沈み込んでいく性質を持っているため、姿勢を保つ性能は高くありません。腰痛持ちの人や姿勢に不安がある人は、ビーズクッション・ソファに長時間座っていると痛みを感じるおそれがあるでしょう。

QOLが上がるビーズクッション・ビーズソファの選び方

部屋の大きさや用途（寝ころびたいかなど）によって、サイズを検討する
洗濯をしたい場合は、カバー取り外し可能な製品を選ぶ
使用期間が長くなると、中身のビーズの交換が必要になる（ビーズ補充型製品もある）
腰痛持ちの人は長時間の使用を避ける

【QOLが上がるインテリア】間接照明

あらかじめ天井などに備え付けられている直接照明がありますが、間接照明を購入することでQOLがぐっと上がることがあります。間接照明とは、壁や床、天井などに光を照射して、被照射面が発光しているように演出する照明を指します。

直接照明だとまぶしさを感じる人は、間接照明を活用することでやわらかい光の中で生活することができます。室内の他のインテリアを際立たせたり、部屋に奥行き感が出るなどのメリットもあります。

ただし間接照明で部屋全体を明るく照らすことは難しいです。購入の際には店頭で感じた明るさと自分の部屋に設置したときの明るさにギャップを感じることもあります。

QOLが上がる間接照明の選び方

調光機能が付いた間接照明を選ぶ
用途によって、テーブルランプ、スタンドランプ、スポットライトなど間接照明のタイプを使い分ける
省エネを求めるならば、LEDの間接照明を選ぶ
部屋のサイズや雰囲気によって、直接照明と間接照明を使い分ける

【QOLが上がる日用品】電動自転車・電動アシスト自転車

自転車があると、自動車を持っていなくても行動範囲が広がります。得られる体験の幅も広がり、QOLが上がりますよね。スペックの高い自転車で十分ということもありますが、電動自転車・電動アシスト自転車のメリットもとても大きいです。

「電動自転車」と「電動アシスト自転車」には大きな違いがあります。電動自転車はモーターの力だけで走行する電動バイクであるのに対し、電動アシスト自転車はペダルをこぐことでモーターが駆動します。なお、電動自転車（電動バイク）は道路交通法により原動機付き自転車として扱われるため、原付き免許やヘルメットの着用、自賠責保険の加入が義務付けられています。

QOLが上がる電動自転車・電動アシスト自転車の選び方