打たれ弱い自分を変えたい！ネガティブ思考を上手にコントロールするコツとは

人生は落ち込むことがあって当然ですが、ネガティブな気持ちを引きずってしまう「打たれ弱い」ことに悩んでいる人はいませんか？この記事では打たれ弱い自分を変えたい人に向けて、ネガティブ思考のデメリット、ポジティブ思考に切り替えるためのスモールステップとは何かを説明します。

この記事でわかること

打たれ弱い人の性格や傾向
ネガティブ思考が与える悪影響
気持ちを上手に切り替えるコツ
前向きになるためのスモールステップ

打たれ弱い人の特徴って？
ネガティブな気持ちをポジティブに切り替えるコツ
打たれ弱い自分を変えるポイント
おわりに：スモールステップで成功体験を積み重ねるのがポイント♪

打たれ弱い人の特徴って？

仕事のミスやトラブルが起きたとき、強く自分を責めてつらくなるタイプの人がいます。いわゆる「打たれ弱い」性質で、次のような特徴を持つ傾向が見られます。

打たれ弱い人の特徴

気が弱い
落ち込みやすい
気持ちの切り替えが苦手
期待値が高い
真面目すぎる・完璧主義
プライドが高い
承認欲求が強い
自信がない
比較癖がある

ネガティブな状態を引きずる

打たれ弱い人は、ネガティブな気持ちを切り替えるのが苦手な傾向があります。自分を責める、心が重い、落ち込む、などのネガティブな気持ちが湧いてから浮上するまでに時間がかかるでしょう。

理想が高すぎる

仕事を完璧にこなす自分、大成功するプロジェクト……など、事前に思い描く理想像が高すぎる傾向も見られます。期待を裏切るような結果に終わると、達成感や納得が得られず、悔しさや悲しみにさいなまれることに。

自信がなくて自分に厳しい

打たれ弱い人は、自信がないタイプのことも多いです。「次頑張ればいいさ！」と考えることができず、「自分は次もきっとダメだ」と自分を責める傾向も。自分に厳しいタイプは自己肯定感が低くなりがち。頑張りや成長に目が行かず、自分自身に対して減点法になりやすいタイプです。

ネガティブな気持ちをポジティブに切り替えるコツ

打たれ弱い人はネガティブな気持ちを抱きやすく、かつネガティブな気持ちを引きずる傾向が多く見られます。仕事をしていると、落ち込むことや悔しいことに直面するのは避けられないといっても過言ではありません。ストレスフルな状態やネガティブな気持ちにさいなまれたときは、次のことを意識してみてください。

愚痴を吐き出す

落ち込んだときやモヤモヤしたときは、その気持ちを外に出すのがおすすめです。信頼できる人に愚痴を聞いてもらう、ノートに書き出すなど、さまざまな方法があります。自分の心の中にネガティブな気持ちをしまっておくと、いつまでもスッキリできなかったり、自分を責める原因になることも。ネガティブな気持ちを外に出すことをひとつの区切りとして、スイッチを切り替えていきましょう。

運動や趣味でリフレッシュ

落ち込んだときは、悩みの原因から意識を逸らすことも大切です。体を動かしたり、大好きな趣味を思い切り楽しんでいるときは、考え込む余裕もなくなるはず。
運動や好きなことをしていると、快楽物質のドーパミンや幸せホルモンのセロトニンが分泌されやすくなりますので、気持ちの切り替えにもぴったりですよ。

寝る前に考えすぎない

打たれ弱い人は、寝る前にその日あった嫌なことや辛いことを考えてはいませんか？ 寝る前に考え込んでしまうと、睡眠の質が低下してメンタルに悪影響が出やすくなりますので要注意。

嫌なことがあった日こそ、入浴をしたりベッドのシーツを換えたりして、睡眠環境を整えましょう。ラベンダーなど睡眠を誘うアロマやお香をたく、アイマスクを使うなど、良質な睡眠を心がけましょう。

打たれ弱い自分を変えるポイント

打たれ弱い人は、メンタルが不安定になりやすいこともあるでしょう。ネガティブな気持ちをポジティブに切り替えるほか、仕事のモチベーションを保つことも大切です。打たれ弱い自分を変えて、前向きに仕事と向き合うポイントを紹介します。

長期的なキャリアプランを立てる

将来はどんなビジネスパーソンになっていたいか、キャリアプランを立ててみましょう。5年後、10年後、20年後など、長期的にイメージをしてください。打たれ弱い人は、ひとつのミスやトラブルにも打ちひしがれてしまいますが、本当に大切なのはどんな人生を送りたいか長期的に考えることです。将来に向かって進んでいきたくなるような目標を考えてみましょう。

スモールステップで考える

長期的なキャリアプランと一緒に考えてほしいのが、スモールステップです。スモールステップとは、大きな目標達成に向けたプロセスにおける、小さな目標です。たとえば「5年後には海外で働きたい」という大きな目標を設定した場合、「語学力を上げる」「海外の生活情報を集める」「〇〇の国で暮らす友人をつくる」など、たくさんのスモールステップもできるはず。

大きな目標だけを設定すると、理想ばかりが高くなり挫折のリスクも上がります。スモールステップで手応えを感じたり軌道修正をしたりしながら、一歩一歩進んでいきましょう。

自分を褒める

自分自身に対して減点法で評価を下しやすいタイプは、もっと自分を褒めてあげましょう。スモールステップの小さな目標をクリアできたときは、しっかりと自分を褒めてくださいね。

比較対象は「過去の自分」！

打たれ弱い人は、他人と自分を比較しがち。「同期と比べて自分はまだまだだ」「あいつには絶対負けたくなかったのに」と、他人と自分をジャッジする癖もついてきます。比較癖は、勝ち負けにこだわってしまう原因になります。さらにマウンティングの原因にもなりやすいでしょう。それでは自分の成長にはなかなかつながりません。

ビジネスパーソンとして成長したいならば、比較対象は過去の自分自身にするのがおすすめ。そのためにも、何かチャレンジしたいものがあるなら記録を取りましょう。資格取得や健康管理など、何かに頑張って取り組むときはアプリなどを活用し、成長の記録を取ります。すると「〇か月前の自分」「〇年前の自分」からの変化や成長をしっかりと認識できるはず。

しっかりと目標を達成できていたら自分を褒めましょう。思うようにプランが進まなかったなら、分析と軌道修正のチャンスです。落ち込みすぎず、ここから何ができるかを考えてくださいね。