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会社のサークルや部活に参加するとプライベートも仕事も充実!

ボルダリングを楽しむ同僚 人間関係の悩み
この記事は約10分で読めます。

社会人になり仕事が落ち着いてくると、趣味を楽しみたくなりますよね。もしも会社内に部活やサークルがあるのであれば、参加してみるのがおすすめです。

この記事では、社内の部活・サークルを通して得られるメリットを紹介します。スムーズに活動するためのルールの作り方や、福利厚生費として活動費が支給されるための条件例も紹介します。

この記事でわかること
  • 趣味の共有でプライベートと仕事へ良い影響が出る理由
  • 上司や他部署の人と仲良くなる方法
  • 運動系、文科系の部活・サークルの種類
  • 活動方針や費用負担などトラブルを回避するポイント

社内部活・サークルで趣味の充実とリフレッシュを

会社のサークルや部活に参加すると、プライベートと仕事の充実につながります。

趣味にチャレンジしやすくなる

社会人になると仕事で忙しく、趣味を始めるきっかけが欲しくなるものです。働いている会社にサークルや部活があると、趣味を始めるいいきっかけになります。

習い事系の趣味の場合は、どのレッスンに通おうか迷っているうちに始めるのをやめてしまうこともありますよね。しかし会社の人たちの活動に参加するのであれば、気軽に始められるでしょう。

会社によってはプロの講師を招いて活動することもありますので、スキルアップも期待できますよ。

励まし合ってスキルアップできる

趣味として楽しむのはもちろん、仕事のスキルアップのために参加するのもおすすめです。英会話などの語学力アップやプログラミング学習などのサークルは、仕事にも役立つスキルを磨けます。

スキルアップの大きな壁となるのが、途中で挫折してしまうことです。努力を長く続けるためには、仲間と励まし合い支え合うことが助けになります。社員同士でスキルアップに取り組めば、目標や達成感をシェアできるでしょう。

気分転換ができてリフレッシュになる

仕事では知らず知らずのうちにストレスが溜まっていきます。仕事以外の時間を楽しく過ごせば、ストレス解消につながります。

疲れていると予定を入れるのも面倒になりがちですが、部活やサークルに入っていると社内の人がお誘いしてくれますよ。

運動不足が解消できる

体を動かすスポーツの部活やサークルに参加すると、運動不足を解消できます。特に、仕事でデスクワークが多い人は肩こりや腰痛に悩まされていることもあるでしょう。こうした体の痛みには、適度な運動がよいとされています。

また、外食や飲酒が増え、肥満気味になったという人にも運動は必要です。肥満を放置すると糖尿病や高血圧につながり、重大な疾患を引き起こすおそれもあります。

体の不調が気になる人は、運動の習慣化がおすすめです。

他部署の人とのコミュニケーションが図れるのもメリット

会社の部活やサークルは、社内のコミュニケーションを活性化します。部活やサークルに参加すると、社内コミュニケーションの面で以下のようなメリットがあります。

  • 部署の枠を超えたコミュニケーションが取れる
  • 仕事では関わらない他部署の人と交流できる
  • 趣味をきっかけに話が弾み、親睦が深まる
  • 仕事の悩みを相談しやすくなる
  • 社員同士の信頼関係が深まる

会社の規模がある程度大きくなると、自分が所属する部署以外の人と会話をする機会があまり取れません。

お互いのことを良く知らないままでは、仕事で依頼や相談したいことがあっても、思い違いが起きたり遠慮してしまうことがあります。他部署の人と円滑に仕事をしたい人は、部活やサークルを通して社内の人と交流を深めるのがおすすめです。

また、同じ部署同士の人であっても仕事では見れない一面を知るきっかけになります。仕事から離れ、上司と部下の距離感が縮まることもあるでしょう。

コミュニケーションが活性化すると、仕事に対する不安や愚痴、これからチャレンジしたい仕事などについても、気軽に話せるようになります。社員同士でアドバイスし合ったり、新しいアイデアが生まれるきっかけにもなるでしょう。

部活・サークルが社外への自社アピールになる?!

会社の部活やサークルが、社内のコミュニケーションや情報共有に有意義であることがわかってきました。

さらに、部活やサークルは社外への自社アピールにもつながります

こうした活動が活発にされており、社員同士の風通しがいいということは、会社のイメージアップに役立ちます。たとえば会社HPの採用情報に活動内容を掲載すれば、人間関係の良さや働きやすさをアピールできます。就職活動で会社の雰囲気を重視する人にとっては魅力的に映るでしょう。

次章からは、社内部活・サークルの種類を紹介します。

アウトドア系やインドア系、eスポーツも!社内部活・サークルの活動

人気のある活動の例を紹介しますので、どの社内部活・サークルに参加しようか迷っている人や、これから会社に部活・サークル設立を予定している人は参考にしてください。

フットサル部

幅広い年代に人気があり、男性だけでなく女性のプレイヤーもいるスポーツです。チームプレーが求められますので、協力し合ったり喜びを分かち合う楽しみがあります。部署、年齢、性別を超えてコミュニケーションが図れるでしょう。

ゴルフ部

社会人になってから始めたという人が多いスポーツです。年代や性別を問わず楽しめるほか、社外の人との交流にも役立ちます。コースに出たときにはついでに温泉に立ち寄るなど、ちょっとした遠出を一緒に楽しむのもおすすめです。

ボルダリング部

クライミングの一種で、人工的に作られた岩や壁を登るスポーツです。仕事終わりに屋内のボルダリングジムに集まる社会人の姿は少なくありません。一見するとハードですが、柔軟性やバランス感覚が大切なスポーツで女性にも人気です。ジムによっては手ぶらでボルダリングで遊べますよ。

ダンス部

音楽に合わせて体を動かすダンスは、社会人の習い事としても人気が高まっています。日本のアイドルからK-POP、社交ダンスなどジャンルはさまざまですので、好みの合う人で集まって練習に励むのがおすすめですよ。

ボウリング部

運動には苦手意識があるけれどスポーツをしてみたい人は、ボウリング部はいかがでしょう。会社によってはボウリング大会が開催されるなど、みんなでチャレンジするのにぴったりです。息が上がるような運動ではありませんので、是非リラックスして楽しんでください。

映画部

映画好きの人であれば、映画部もおすすめです。映画館での上映を一緒に鑑賞したり、おすすめの映画を教え合ったりしましょう。社内のスペースを活用した映画会を開き食事も楽しむなど、工夫次第では活動のバリエーションが豊かになりますよ。

料理部

レンタルキッチンなどを利用して、みんなで料理するのもコミュニケーション活性化につながります。旬の食材を使った料理やイベントに合わせたパーティー料理など、一年を通じて活動の機会があります。料理もチームワークが必要ですので、食事をとる頃には親睦が深まりそうですね。

ボードゲーム・カードゲーム部

ボードゲームやカードゲームなど、バラエティゲームを楽しむ部活です。これらのゲームは大人数で遊ぶと盛り上がることがあります。会社の会議室などを使えば、仕事終わりにすぐ開催できますのでとても手軽です。近年はこうしたバラエティゲームが数多く開発されていますので、いろいろな種類にチャレンジしてみてください。

音楽部

音楽が好きな人たちが活動する部活・サークルです。合唱、楽器演奏、バンドなど方針によって部の活動内容は変わってくるでしょう。ハーモニーを奏でるためには、信頼関係が求められます。忘年会などの社内イベントで活動の成果を発表するのも素敵ですよ。

華道部・茶道部

日本の伝統を学びたい人におすすめなのが華道・茶道です。お客様のおもてなしや思いやりの心を磨くこともできるでしょう。お寺が好き、日本文化が好き、センスを磨きたちという人も楽しめる活動です。

eスポーツ部

eスポーツ(エレクトロ二ックスポーツの略)は、コンピュータゲームやデジタルゲームの対戦によるスポーツ競技です。プロゲーマーと呼ばれるプレイヤーが世界的な大会で活躍していますが、eスポーツは一般の人からも愛されています。ゲーム好きが多い会社であればeスポーツ部を設立し、対戦を通して社員の絆を深めるのも楽しいでしょう。

仕事とのオンオフなど社内部活・サークルのデメリットは?

メリットが多い社内部活・サークルですが、デメリットも発生しうることを理解しましょう。デメリットには下記のようなものがあります。

  • 活動の目的や目標にズレがあり、温度差が発生する
  • 参加している分、プライベートの時間が削られる
  • 活動内容によってはお金がかかる

部活やサークルに求めるものは人によって異なります。たとえばスポーツ系の活動でも、リフレッシュが目的の人もいれば、真面目に練習して大会参加を目指す人もいます。大会を目指す人からすると、リフレッシュ重視の人は物足りなく感じられるかもしれません。

また、活動に積極的になるほど時間とお金の負担が大きくなるでしょう。仕事とプライベートとの切り替えがなかなかできず、楽しかったはずの活動に疲れを感じるようになっては本末転倒です。

活動に必要な道具の準備や場所のレンタル費もかかります。そのほか打ち上げの参加費など、個人で趣味をする以上にお金がかさむ可能性もあります。

ただし金銭面の負担については、会社によっては福利厚生費として部活・サークルの活動費が支給されることがあります

出費が気になるなら会社の福利厚生費として使えるか確認

社内部活とサークルの活動費として、会社から福利厚生費が支給されることがあります。福利厚生費は、法定福利厚生と法定外福利厚生の2種類に大きく分かれています。

法定福利厚生
法律で会社に義務づけられている福利厚生で、どの企業にも存在しています。健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険、労災保険などに関する福利厚生です。
法定外福利厚生
企業が自由に導入することができる福利厚生です。住宅補助や施設利用補助、ユニークな休暇制度、スキルアップ支援制度、カフェテリアの設置などは法定外福利厚生と考えられます。

部活・サークルの活動費は、法定外福利厚生に含まれます。企業ごとに支給の条件は異なりますので、条件の例を紹介します

  • 「メンバーは〇人以上」と、人数の規定がされている
  • 複数の部署からの参加者がいることが条件となる
  • 原則、活動は業務時間外とされる
  • 活動実態を報告するレポートを提出する
  • 支給された活動費の内訳を記録し、提出する など

支給される金額も企業ごとに決められています。活動費の支給を希望する場合は、ご自身が所属する企業の規定を確認してみてくださいね。

予算や活動頻度など社内サークル・部活のルールの決め方

社内で部活・サークルの活動を始めるときは、メンバー内の人間関係を良好に保つため、みんなから集めたお金で適正に運営するルールを決めるようにしましょう

  • 活動の目的を話し合い、方向性を決めておく
  • 活動頻度や主な活動場所を決める
  • 楽しく活動するための決まり事を設定する
  • 活動に伴い必要となる主な経費は、あらかじめ計算して発表する
  • 保険の加入の有無を決める

活動に対するモチベーションに差があると、喧嘩や軋轢の原因となります。その部活・サークルの活動目的や目標が何か、メンバーで話し合うとスムーズですよ。

活動はあくまで業務時間外に行うものですので、プライベートな時間を割くようになります。メンバーから活動頻度や活動場所の要望を聞いておくと、予定の調整がしやすくなりますよ。

部活・サークルの規模によっては、部長や副部長、経費のまとめ役など役職が不可欠になります。人が集まればトラブルが起きる可能性がありますので、準備や後片付けの方法などで決まりを作るのもおすすめです。

活動に伴う金銭的な負担に偏りが発生しないように、活動費はみんなで折半するのが一般的です。そのため、活動費の使い道は明らかにしておかなくてはいけません。活動に必要となる道具や場所代はあらかじめ想定し、経費の計算をしましょう。

運動系の場合は特にですが、活動にはケガのリスクを伴います。スポーツ安全保険やレクリエーション傷害保険への加入を検討しましょう。

おわりに:楽しい部活・サークル活動で、社会人ライフの充実を!

会社の部活・サークルに参加すると、趣味として楽しめるだけでなく、社内の人とのコミュニケーション活性化など仕事上のメリットも得られます。お互いが気持ちよく活動に参加するためには、ルール作りなどが必要となります。会社の規定を確認しながら、活動をエンジョイしましょう。

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