大好きな彼氏・彼女と一緒に住む同棲は、楽しそうなイメージがありますよね。一方で同棲したら喧嘩が増えるのでは、と心配に思う人も。この記事では同棲を始めたいカップルに向けて、物件探しで話し合っておきたいこと、同棲後も仲良く暮らすためのコツを解説します。
- この記事でわかること
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- カップルが同棲を意識するタイミングやきっかけ
- カップルが同棲を始めるときに抑えておきたいこと
- 同棲カップルの喧嘩の原因になりやすいこと
- 同棲カップルがお互いを思いやるためのポイント
カップルが同棲を始めるタイミングはどんなとき?
カップルが同棲をしようと思うタイミングはさまざまです。たとえば下記のようなタイミングやきっかけで同棲を始めるカップルもあります。
- 同棲をするタイミング・きっかけ
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- 結婚を意識し始めたから
- 相手のことをもっと深く知りたいと思ったから
- 仕事が忙しく、デート以外でも会える時間を増やすため
- どちらかの賃貸契約が更新の時期を迎えたから
- 2人で住む方が経済的で節約につながる
- 特に理由はない
将来のことを考えて同棲を始めるカップルもあれば、お互いのことが好きだから一緒に住みたいと思うカップルも。さらに、一人暮らしよりも二人暮らしの方が低コストで設備の整った物件に住むことができるなど、メリットを考えて同棲するケースもあるでしょう。
このように、カップルが同棲を始める理由はさまざまです。だからこそ自分たちで同棲についてのイメージを固めること、お互いを思いやって同棲をすることが大切になってきます。
同棲を始める手順や流れ
カップルが同棲を始める場合、どのような手順で進めていくのが安心なのでしょう。
- 同棲を始める手順
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- 彼氏・彼女と同棲することを決める
- 双方の親の了承を得る
- 2人が住みたい家のイメージを話し合う
- 2人入居可の物件を探す
- 内見
- 賃貸契約(入居中の物件の解約は済ませておくこと!)
- 引っ越し業者の契約
- 引っ越し前の各種手続き(電気・水道・ガス・Wi-Fiなど)
- 引っ越し後の各種手続き(転入届・会社への住所変更など)
- 入居・同棲スタート
上記の流れで進めていくと、お互いの価値観のすり合わせのための時間を確保できておすすめです。同棲開始までは早くても1~2か月はかかります。それほど急いでいないケースや住まいに妥協したくない場合は、ゆっくりと進めることもできるでしょう。
同棲開始に彼氏・彼女の親の了承は必須?
家賃の保証人が必須の物件の場合、親に頼むケースも多いはず。そのときに親の了承を得ないまま勝手に話を進めていたとしたら、親からの印象ダウンにつながりかねません。親に挨拶に行っておいた方が、何かとスムーズに進むでしょう。
親に内緒で同棲を始めたけれど、親がアポなしで訪問してきてバレるという事態が起こることも。彼氏・彼女がケガや病気になったときも、同棲のことを親に知っておいてもらうと助け合うことができます。
同棲の物件探しで話し合うべきこと
2人の同棲を始めるときは、物件探しについてよく話し合うようにしましょう。話し合いが不十分なままでは、2人の意見がぶつかってばかりだったり、実際に同棲を始めてから喧嘩ばかりになることも。
たとえば、下記の項目について話し合い、理想の物件のイメージをすり合わせましょう。
- 同棲の物件探しで話し合うことリスト
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- 家賃の予算
- 初期費用の予算
- 間取り
- 物件の設備で必須のもの(エアコン、キッチンのガスコンロ、独立洗面台など)
- 築年数
- 周辺環境の治安
- お互いの通勤時間
- 周辺環境に必要なスポット(スーパー、コンビニなど)
- 実家から近い方がいいかどうか
- 一人のスペースは必須か
- 在宅ワークの有無・頻度
- 家電は新規購入かどうか
同棲カップルがうまくやるための話し合いリスト
同棲は楽しい時間もたくさんありますが、喧嘩やすれ違いが起こることも十分あり得ます。ただし同棲カップルの喧嘩やトラブルは、事前の話し合いでいくらか回避することもできます。
お金の支払い・管理方法を決める
金銭面に関する話し合いは、同棲カップルにとってとても重要です。これは結婚を意識しているか、していないかを問わず必要不可欠といえるでしょう。家賃や光熱費、食費は完全に折半なのかなど、2人で一緒に使うものに関して話し合ってみてください。
「すべてのカップルに通用する正解はない」ことを前提に、お互いのライフスタイルについて話し合うところから始めましょう。たとえば「食費は折半がいい」という人もいれば、「食事の時間が合わないし、別々がいい」「外食だけ割り勘がいい」など考え方はさまざまです。
結婚を意識しているカップルだと、結婚式費用や新婚旅行資金を共同口座で貯めておきたいということもあります。月にいくら口座に入れるのかなど、事前に話し合っておくと安心です。
家事の分担を決める
家事の分担の不平等は、同棲中のカップルの喧嘩の原因になりやすいものです。家事は、頻度やこだわり、得意・不得意が人によって異なります。残業の有無や通勤時間の長さによっては、家事にかけられる時間も異なるでしょう。
同棲を始めるときに家事の分担について話し合うことで、トラブル回避につながります。ただし、一緒に住んでみてからわかるお互いの習慣やこだわりもありますので、同棲を進めながら柔軟に分担について調整していくのがおすすめですよ。
友人を家に呼ぶときのルール
友人や会社の同僚を家に招くのが好きな人がいますよね。一方で他人を家に入れること自体が苦手な人もいます。特に予告も相談もなく他人を家に招くと、喧嘩の原因になってしまうでしょう。
「人を招くときは事前に相談」「夜〇時以降は家に人を呼ばない」など、お互いの考え方をしっかりとすり合わせるようにしてみてください。
同棲の期間を決める
だらだらと同棲を続けたくないという人は、同棲期間をあらかじめ決めておくという方法がおすすめです。「まずは更新までの2年」など、期間を設けることで同棲の目的がはっきりします。
期間を迎えたからといって同棲を終了しなければいけない、というわけではありません。互いがこれからも同棲を続けたい場合は、継続して一緒に住むことができるように話し合っておきましょう。
結婚への価値観のすり合わせ
「同棲=結婚」というイメージを持っている人もいれば、同棲には興味はあるけれど結婚願望はゼロという人もいます。結婚への価値観について話し合わないまま同棲を始めると、大事なところで気持ちがすれ違ってしまうでしょう。
「〇歳までに結婚したい」「〇歳には子どもがほしい」など、具体的なライフプランがある場合は、いい機会ですので相談してみてはいかがでしょう。
おわりに:同棲前に物件やライフプランについて価値観のすり合わせを!
同棲を楽しむためには、彼氏・彼女としっかり話し合うことが大切です。住みたい物件のイメージはもちろんですが、お金の話や将来のライフプランについても話し合ってくださいね。
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