彼氏・彼女に対して「〇〇してあげたのに!」「私ばかり尽くしている!」と不満を抱えている人はいませんか? 恋愛で見返りを求めている人は、なぜか相手が離れていくことも。この記事では恋愛で見返りを求める人・求めない人の特徴、恋愛を長続きさせるためのコツなどを解説します。
- この記事でわかること
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- 見返りを求める人の恋愛がうまくいかない原因
- 恋愛で見返りを求める人の口癖
- 恋愛で見返りを求めない人の特徴・考え方
- 見返りを求めない人になるための意識改革
見返りばかり求める人が恋愛で失敗するのはなぜ?
恋愛で見返りを求めることは、「〇〇してあげたから、私にも見返り(リターン・報酬)が欲しい」という気持ちを指します。恋愛で見返りを求める人は、「いつも振られてしまう」「なんだか恋がうまくいかない」ということがあるのではないでしょうか。
見返りを求める恋愛がうまくいかないのは、次のような原因が考えられます。
期待するからがっかりする!
見返りを求める人は、「私が〇〇してあげたなら、相手も何か与えてくれる」と思い込んでいます。相手が期待通りのことをしてくれなかった場合、期待が大きければ大きいほどがっかりしたり、怒りを覚えてしまいます。
ですが、相手からすると「そんな風に考えていたなんてわからなかった」と戸惑うどころか、「見返りが欲しくてやさしくしてくれていたのか」などショックを受けてしまうことも。
見返りを求めると相手の負担になる
見返りを求めてばかりいると、相手を疲れさせてしまいます。ギブアンドテイクの関係では、相手が何かしてくれたらそれ相応の見返りをしなくてはいけません。常にお互いの行動を比べるのは疲れてしまいます。
辛いときに支え合うことができない
恋愛で見返りを求めるということは、無償のやさしさや愛が当たり前ではないということです。落ち込んでいるときや辛いときこそ、恋人同士は支え合いたいものですが、ギブアンドテイクが当たり前になっていると、「面倒なことに巻き込まれなくない」「今は見返りが期待できない」と、ドライな関係になってしまうでしょう。
承認欲求を見返りで満たそうとしている
「認めてほしい」「褒めてほしい」という気持ちを承認欲求といいます。恋愛で見返りを求める人は、承認欲求が高いことが原因かもしれません。特に承認欲求に飢えている人は、過剰な賞賛を求めることもありますので、相手に求め過ぎることもあります。
見返りを求める恋愛で言いがちな口癖
見返りを求める恋愛をしていると、ご自身も相手も疲れてしまうことがあります。たとえば、見返りを求める人は次のような口癖で相手を責めてはいませんか?
- 恋愛で見返りを求める人の口癖
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- 「どうして〇〇してくれないの?」
- 「私の方がいつも大変なのに」
- 「こんなにあなたのためにしてあげてるのに」
このように自分の気持ちを押し付けて、相手からの見返りを無理に引き出そうとしていると、どちらも気持ちが辛くなってしまいます。心当たりがある人は、こうした口癖を控えるように意識してみてください。
恋愛で見返りを求めない人の特徴とは
それでは恋愛で見返りを求めない人には、どのような特徴があるのでしょう。見返りを求めない人には次のような特徴が見られます。
- 見返りを求めない人の特徴
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- 損得勘定で物事を考えない
- 愛情を測ろうとしない
- 「ありがとう」など感謝の気持ちを伝えてくれる
- 程よい距離感で人と接する
- 困っているとき、落ち込んでいるときそばにいてくれる
- 相手のダメなところも受け入れる
- 時には厳しくアドバイスしてくれる
- 短期目線でなく、長期的思考を持っている
見返りを求めない人は、物事や愛情をいちいち測ろうとはしません。相手がしてくれたことに対して、感謝の気持ちを持っている人が多いでしょう。程よい距離感を保つ傾向もあり、恋愛が長続きしやすいのも特徴です。
相手が困っているときや落ち込んでいるときこそ、そばにいて支えようとします。仕事がうまくいっていない恋人を見放したりすることも少ないでしょう。かといって、相手のことを何でも肯定するわけではなく、悪いことやダメなことには厳しくアドバイスしてくれることも。短期目線で物事を考えず、お互いによってより良いことを選択しようとするからです。
見返りを求めない人がモテるのはなぜ?
見返りを求めない人は恋愛でモテることが少なくありません。なぜならば、見返りを求めない人と一緒にいるとリラックスでき、自然体でいられるからです。無理をしていると、遅かれ早かれ心も体も辛くなってしまいます。
見返りを求めない人は、ちょっとしたことでも「ありがとう」「そばにいてくれて幸せ」など、感謝の気持ちや愛情を表現してくれます。表現方法は言葉のこともあれば態度のこともあるでしょう。
長期的に物事を考える傾向もありますので、一緒にいればいるほどお互い成長できる関係になります。ギブアンドテイクではなく、しっかりとした信頼関係を構築できるでしょう。
見返りを求めない恋愛のポイント
うまくいかない恋愛に悩んでいる人や長続きする恋愛をしたい人は、見返りを求めない人になるよう意識してみてください。具体的には下記のことを試してみましょう。
いい意味で相手に期待しない
相手に期待しすぎると、期待通りにいかなかったときのダメージや相手への不満が大きくなります。そのため、いい意味で相手に期待しないように意識しましょう。
相手のことを過小評価するというわけではありません。自分が勝手に思い描いている理想を押し付けないことが大切です。
「〇〇すべき」という考え方をやめる
見返りを求める人は、「〇〇すべき」思考に陥りやすいのではないでしょうか。見返りとして「〇〇すべき」と考えてばかりいると、相手の気持ちを優先しにくくなってしまいます。すると相手の気持ちも離れていってしまいます。
相手を束縛しない・コントロールしようとしない
見返りを求めがちな人は、相手を束縛したりコントロールしたりする傾向があります。「私はこんなに好きなんだから、LINEの返事はすぐにして!」「あんなに尽くしてあげたんだから、私のために時間を使って!」など、見返りとして相手の時間を消費させたり、行動をコントロールしようとすることも。恋人だからといって、相手のことを束縛したりコントロールしていいわけではありません。
相手に依存しない
恋愛で見返りを求める人は、相手に依存していることがあります。相手のリアクションに一喜一憂しているからこそ、見返りを求めてしまうわけです。相手への依存をやめるためには、自分の時間を大切にすることから始めましょう。
仕事のスキルアップや習い事を始めると、エネルギーを注ぐ対象ができて依存から抜け出しやすくなりますよ。気持ちをリフレッシュさせるために、ヨガや瞑想などのマインドフルネスにチャレンジしてみるのもおすすめです。
相手の気持ちを疑わない・自分と比べない
相手の気持ちを疑ったり、自分の気持ちの大きさと比べたりするのもおすすめできません。愛情は目に見えないものですし、人によって愛情表現の豊かさは異なります。それなのに「私の愛情に対して、相手の行動や態度が見合わない!」と不満を抱いても、なかなか理解してもらえません。
長い目で見て考える
短期的な考えばかりしていると、見返りが欲しくなってしまいがちです。「昨日、食事を作ってあげたのに」と見返りを求めてばかりいると、毎日毎日何か不満を抱えるようになるでしょう。
当たり前の中に幸せを見つける
見返りを求めがちな人は「もっとやさしくしてほしい」「もっと愛情がほしい」など、要求が際限なく膨らむこともあります。すると自分も満たされず、相手にとっても負担が大きくなってしまうでしょう。
日々の当たり前の中には、自分では気づかなかった幸せがあるものです。少し目線を変えて、小さな幸せを見つけることを目標にしてみましょう。
おわりに:ギブアンドテイクの恋愛から抜け出して幸せをつかもう
恋愛で見返りを求めることをやめるためには、ちょっとした意識改革の積み重ねが必要です。お互いが心地良い関係を築くためにも、ギブアンドテイクの考え方から抜け出してみてはいかがでしょう。
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