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30代から始める老後資産形成!老後破産予防のポイント5選

老後資産形成 お金の悩み
この記事は約6分で読めます。

物価高や株価の変動を受けて、資産形成に興味と不安を抱いている人も増えているのではないでしょうか? 特に先行きの見えない将来のために、老後資産を確保することは重要です。この記事では30代から始める老後の資産形成のポイント、老後破産を予防するために見直したいことを説明します。

この記事でわかること
  • 老後破産を避けるための資産形成
  • 30代から始める老後資産の作り方
  • リスクを抑えた投資や資産運用の方法
  • 無理なく資産形成を進めるプラン

まずはここから!老後資産形成の基本ステップ

30代はまだまだ若く、仕事盛りの時期ですよね。お金の使い方が変わってくるタイミングでもありますが、老後に備えた資産形成を始める絶好のタイミング。まず取り組むべきは、将来の生活費を見積もり、そのために必要な金額を把握することです。具体的には、老後に必要な資金は下記の項目に分けられます。

老後のコスト
  • 生活費(食費、衣類費、光熱費など)
  • 住居費(ローンまたは家賃)
  • 医療費
  • 介護費
  • 余裕資金(使い道の決まっていない資金→娯楽費など)

ライフスタイルやどんな老後を送りたいかは人それぞれですよね。上記を基本に、個人の活動を考慮したトータルコストを見積りましょう。余裕資金はもしものときの備えとしても使えますし、趣味・旅行などに充てることもできます。

収入と支出を把握する

30代は、キャリアアップや収入アップしている人もいれば、なかなか収入が上がらない人もいます。現在の生活のためにやりくりすることも大切ですが、早いうちから将来のための資金形成を始めるのが安心です。貯金も投資も、始めるのが早いほどメリットを感じやすくなります

まずは自分の収入と支出を見直し、貯蓄計画を立てましょう。無駄な支出がないか、貯蓄や投資を始めるならいくらからが無理がないか、具体的に考えることが大切です。家族と一緒に老後資金を貯める場合、お互いの収入や今後の資産形成について話し合うのもおすすめです。家計簿や支出管理アプリを活用して、日々の支出を可視化すると進めやすいですよ。

無理なくできる!老後のための貯蓄プラン

老後資産を確保するためには、計画的な貯蓄が欠かせません。特に30代は現役で収入があるため、貯蓄を始めるチャンスです。目安としては、手取り収入の20%を貯蓄に回すことが推奨されます。例えば、月の手取りが30万円なら、6万円を貯蓄として確保しましょう。

貯蓄では、積立預金や定期預金がおすすめです。毎月決まった額を自動的に積み立てることで、手間なく確実に貯めることができます。自動送金でメイン口座から貯蓄用口座にお金を移す場合、手数料もチェックしましょう。一回一回は数百円でも、年間では数千円になります。つまり長期的にみると数万円以上の手数料コストになっているかもしれません。

余った分を貯蓄にまわす、という人もいますがおすすめはできません。「欲しいものがあるから」「推し活に使いたいから」と、通帳にある分を使い切る癖がついてしまいがちです。

個人型確定拠出年金(iDeCo)や積立型の保険商品は、税制優遇を活用しながら老後資金を準備できる手段です。会社で財形貯蓄の制度がある場合は利用を検討してみましょう。

貯蓄ゼロの人が見直すべき支出とは

意外にも、30代で貯蓄ゼロまたは貯蓄が数十万程度の人もいます。さまざまな事情があって貯蓄が少ないことがあっても珍しくありません。収入を増やすのが難しい、事故や病気などで支出がかさむ、ということもあるでしょう。貯蓄の習慣を始めるために、まずは節約できるところがないか見直すのが第一歩です

見落とされがちなのが、家賃や通信料など月額一定の固定費です。固定費を低くできると、浮いたお金を貯蓄や資産運用に回しやすくなります。そのためには家賃の安い物件を探す、エリアを見直すなどの行動や初期費用はかかりますが、長い目で見てどちらがお得かを考えましょう。

食費や趣味などにかかる変動費は、実は調整しやすい支出です。安いスーパーを探す、ポイ活に励む、フリマアプリを活用するなど、節約できるポイントを見逃さないようにしてみてくださいね。

小さいリスクで長期運用!資産運用術のコツ

貯蓄だけでなく、資産運用も老後資産形成には有効です。ただし投資にはリスクが伴うため、無理のない範囲で少額から始めるのがポイントです。30代での運用なら、長期目線でリスクを分散させる「積立投資」や「インデックスファンド」などが適しています。

初心者には、つみたてNISAがおすすめです。少額で始められ、リスクが低いのもメリットです。リスクを分散するために、複数の金融商品に少しずつ投資する「分散投資」も検討してみましょう

資産運用は長期的に取り組むことで、複利効果を最大限に活用できます。無理なくコツコツ積み立てることが、リスクを抑えつつ資産を増やすコツです。

今からでも老後に間に合う!老後のための資金計画

「老後にどれくらいの資金が必要なの?」という疑問は多くの人が抱える悩み。一般的には、夫婦二人で老後に必要な生活費は月額25万円ほどと言われています(参考:厚生労働省)。年間では300万円という計算になります。

▼ 厚生労働省「国民年金ってホントに必要なの!講座」

この金額は、食費、住居費、光熱費、衣類、保険・医療、通信・交通費、教育・教養娯楽、その他の合計金額です。あくまで目安ですので、医療費や介護費は本人や家族によって変わりますし、娯楽費なども変わってきます。

そのため、老後に向けて最低でも2,000万円程度を目標に資産形成することが推奨されています。この金額は大きく感じるかもしれませんが、30代から計画的に貯蓄や投資を続ければ、無理なく達成できる範囲です。たとえば年間50万円ずつ資産を確保すると、10年で500万、60代となる30年後には1500万になります。順調に投資を続けていた場合、複利の効果でさらに資産が増えている可能性も。

まずは自分の収入と支出を見直し、現実的に貯められる金額を設定しましょう。無理をして毎月の貯蓄額や投資額を大きくしてしまうと、挫折や赤字のもとになります。現実的な目線で毎月の積立額を決めて、無理なくコツコツと続けることが重要です。

日々の楽しみも欲しい人は賢くお金を使う方法をマスターしよう

資産形成は重要ですが、現在の生活を犠牲にする必要はありません。お金を貯めることだけに集中するのではなく、今を楽しみながらも将来に備える「バランス感覚」が大切です。

たとえば、日々の楽しみを減らさず、支出を賢くコントロールする方法として、予算を決めてその中で楽しむ「節度ある支出管理」があります。また、簡単にできる節約法や家計の見直しをすぐに実施することもおすすめです。

簡単節約&家計の見直し
  • 不要なサブスクリプションを解約する
  • 外食を減らして手作りの食事を楽しむ
  • 税の仕組みを勉強し、確定申告で節税をする

老後資産形成は長期的な取り組みで、無理や背伸びは禁物です。自分のペースで計画を進めながら、現在の生活も楽しむことが成功の鍵です。

おわりに:老後の資金形成は早めにスタートさせると心の余裕も増える♪

30代から始める老後破産予防に向けた賢い資産形成のポイントを紹介しました。今からしっかりと準備を始めることで、安心して将来を迎えましょう♪

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