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素の自分の出し方がわからない! ポジティブに自分を表現する方法とは

自分らしさ こころの悩み
この記事は約6分で読めます。

友人との会話や恋人とのデート、仕事のコミュニケーションで「素の自分を出したいのに出せない」と悩んでいる人はいませんか? この記事では素の自分を出せずにストレスを抱えている人向けに、ありのままの自分を出すための意識改革のコツを紹介します。

この記事でわかること
  • 素の自分を出せない人の特徴や傾向
  • 素の自分を隠している人が辛くなる理由
  • 素の自分を出すための意識改革
  • 社会人が注意したい素の自分の出し方

素の自分を出せないのはどうして?原因や理由とは

素の自分を出せずにいつも我慢をしていたり、偽りの自分を演じてしまうことはありますよね。素の自分を出せない原因や理由としては、下記のことなどが当てはまるのではないでしょうか。

素の自分を出せない原因・理由
  • 自信がない
  • 自分のことが嫌い
  • 素の自分を出したら嫌われると思ってしまう
  • 相手の期待通りの自分を演じる癖がついている
  • 人に弱みを見せたくない気持ちが強い
  • 人間関係のトラウマがある

素の自分は「人から好かれるはずがない」「素の自分を見せたらがっかりされる」など、自信のなさや不安を原因として、素の自分を出せなくなっている人は少なくありません。

責任感が強いタイプや周囲の目が気になるタイプの場合、相手の顔色を読んで期待通りの振る舞いをする癖がついていることも。

「素の自分=他人には見せたくない弱い部分」と考えている人は、強がるあまりに素の自分をさらけだせなくなっているのかもしれません。

過去の人間関係で「人格を否定された」などのトラウマがある場合、素の自分を見せることに抵抗を感じてしまうこともあるでしょう。

そもそも「素の自分」「ありのままの自分」って何?

素の自分を出せないことに悩んでいると、「素の自分ってどんな人だろう」「ありのままの自分って何だろう」と疑問が浮かぶことはありませんか? 素の自分というと、「素直に感情を表現すること」と思うかもしれません。

ですが、素の自分というものは人それぞれ違って当たり前です。本当は寡黙な人が、周囲を盛り上げるために無理をして感情豊かなフリをしていることもあり得ます。仕事でズバリと意見を言う人は、実は人前で意見を言いたくはないけれど「誰かが言わなきゃいけないから」と勇気を出して発言しているかもしれません。

もしも「人とコミュニケーションをしているとなんだか疲れる」「みんなのためだから〇〇しなきゃ」という気持ちを感じていたら、素の自分を隠している可能性があるでしょう。

素の自分を出すメリット・素の自分を隠すデメリット

人前では素の自分を出せないことは、必ずしも悪いことではありません。素の自分を出せる瞬間はあまりないという人もいます。ただし、素の自分を出すことにはメリットがあり、素の自分を隠すことでデメリットが生じることもあります。

素の自分を出すメリット
  • 本音を話せる友人を作りやすくなる
  • 悩んだときに、気持ちを吐き出しやすくなる
  • 自分自身を受け入れやすくなる
  • 無理をして自分を抑圧しなくて済む
  • 他人に振り回されにくくなる
  • 人への気遣いで疲れることが減る
素の自分を隠すデメリット
  • 人間関係を深めることが難しい
  • 人の顔色や評価ばかりが気になる
  • 緊張状態が続き、ストレスが溜まる
  • 近寄りがたいと思われる
  • 本音を言える友人が作れない
  • 困ったときに頼れる友人がいない
  • 恋愛が長続きしない

素の自分を出すことで、人との信頼関係や絆が深まることがあります。過度に自分を抑圧したり、他人の顔色や評価に振り回されることも減るでしょう。

素の自分を隠していると、周囲のことが気になって心が休まる時間が少なくなってしまいます。悩みを誰かに相談したくても、相手の反応が怖くてなかなか打ち明けられません。恋愛においては、「壁を感じる」「何を考えているかわからない」などと言われてしまうケースもあるでしょう。

素の自分を出せないでいると、人間関係やストレスとの付き合い方でトラブルや悩みが発生することが増える可能性があるのです。

素の自分を出すための意識改革の方法

「もっと素の自分を出していきたい!」という人は、意識改革をしてみましょう。少しずつ意識を変えていくことで、素の自分を出せるようになっていきます。

「私は〇〇が好き」など気持ちを正直に表現する

素の自分を出す習慣を付けるために、まずは「私は〇〇が好き」「△△に感動した」など、ポジティブな気持ちをどんどん口にしていきましょう。

「私は〇〇が嫌い」という気持ちをオープンにすることも、誰かの共感を呼ぶことがあります。ただし誰かにとっての好きなものや大事なものを「嫌い」と言ってしまうと、人間関係にヒビが入ることもあります。そのため、素の自分を出すことに不慣れな人は、まずはポジティブな気持ちを表に出すことから始めるのが安心です。

自分の失敗談を打ち明けてみる

素の自分を出せない人は、周囲の期待通りに振る舞おうとしていたり、完璧主義であることも。そのため、自分の失敗談やうっかりミスを打ち明けることで、素の自分を少しずつ出せるようになっていきます。

人との価値観の違いを楽しむ

素の自分を出せない人は、「みんなと同じなら大丈夫」と考えているかもしれません。服装や髪型、メイク、SNSの頻度など、周囲に合わせることを優先してはいませんか? 自分がそうしたくてしているのならば問題はありません。ですが、「本当は違う服を着たい」「SNSには実は興味がない」という気持ちを抱いているのならば、自分の気持ちを優先してみましょう。

自分で思っているよりも、周囲の人はあなたの個性や価値観を歓迎してくれるかもしれません。もし否定的な言葉を言われたら、「そういう考え方もあるか。人それぞれだなぁ」と冷静に受け流すのがおすすめですよ。

「嫌われても大丈夫!」と思えるよう、居場所を作る

素の自分を出せない人は、人間関係が狭いことが原因かもしれません。「この人たちに嫌われたら、もう自分は一人ぼっちになる」と思ってしまうと、無理をして自分を抑圧してしまいがちです。

従来の人間関係だけでなく、新しい居場所作り・コミュニティ発掘をしてみましょう。たとえば習い事を始めてみたり、推し活を楽しんだりしてみると自分の居場所を増やすことにつながります。

自分軸が何か考える

素の自分を出すためには、自分自身を受け入れることも大切です。このとき、「自分軸とは何か」を考えてみましょう。自分軸とは、何かを考えたり決めるときに、他人の意見や考えよりも自分自身の価値観を基に考えていくことです。

人の顔色が気になって素の自分を出せなくなっている人は、特に自分軸が何か考えてみてください。「自分にとってかけがえのないものは何か」「幸せだと感じることは何か」など、自分の気持ちと向き合いましょう。

自分軸と他人軸の違いとは?

自分軸と他人軸の違いとは一体どんなものなのでしょう。こちらの記事では自分軸で生きることのメリットを解説しています。

社会人なら素の自分を出さない方がいいときもある!

素の自分を出すことのメリットを説明してきましたが、素の自分を出すことが、常に良いことともいえません。特に社会人は、仕事ではビジネスパーソンとしての振る舞いが求められます。時には自分に非があるとはいい切れないときでも、やむをえず謝罪をしなければいけないことも……。

「素の自分を出すのが一番!」という思いが強すぎると、かえって仕事のトラブルを招くケースもあるのです。仕事では、怒りや嫉妬、過度にネガティブな態度をさらけ出すのは要注意。感情をコントロールするのが難しい場合は、まずは一旦その場から離れたり、客観的に状況を分析したり、スイッチの切り替えが必要です。

おわりに:素の自分を出したい人は少しずつの意識改革がおすすめ♪

いつも頑張っている人ほど素の自分を隠してしまっているかも! 少し肩の力を抜いて、素の自分を出してみてくださいね。

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