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子どもが「整形したい」と言い出したとき親はどう接すればいい?

子どもの美容整形 脱毛 からだの悩み
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「プチ整形」「キッズ脱毛」など、美容整形や脱毛施術を子どもが受けることが徐々に増えていますよね。ですが子どもの施術には健康上のリスクが生じるため、親としては簡単に賛成しづらいことも。美容整形や脱毛に子どもが興味を持っているとき、親子でどんなコミュニケーションを取るのが安心なのでしょう。

この記事でわかること
  • 子どもの美容整形や脱毛の問題点
  • 見た目を気にする子どもが悩んでいること
  • 親子で考えたい美容整形や脱毛のリスク

小学生も!子どもの美容整形や脱毛が増えている?

低コストで受けられる「プチ整形」、大手脱毛サロンなども提案している「キッズ脱毛」など、子どもが美容整形や脱毛を受けやすい時代になりました。美容整形外科などで10代の子どもの施術例が増えている、ともいわれています。

「毎日アイプチして二重にするより、美容整形する方が楽!」「アイドルみたいにかわいくなりたい」「脱毛でコンプレックスを解消したい」など、さまざまな理由で、子どもたちが美容整形や脱毛に興味を持ち、クリニックやサロンを訪れています。

子どもが美容整形や脱毛に興味を持つきっかけ

子どもたちが美容整形や脱毛に興味を持つのには、次のような影響が考えられるでしょう。

SNSやYouTube

SNSは子どもたちにとって重要なコミュニケーションツール。同年代のインフルエンサーの動画などを見て、「私もこんな風にかわいくなりたい!」とメイクを真似する子どもは多いもの。メイクを真似するうちに、「美容整形したい」という考えを抱く子どもは少なくありません。

電車など街の広告

近年問題視されているのが、電車などで子ども向けの美容整形の広告が数多く展開されていることです。まるで子どもの美容整形を推進しているようだと非難する意見も出ていますよね。通学中やお出かけ中にこうした広告を目にするうちに、子どもは美容整形や脱毛を身近に感じるようになっているかもしれません。こした広告のモラルを疑問視する声も上がっています。

周囲の友だちが美容整形や脱毛をした

子どもの美容整形や脱毛が増えており、仲の良い友だちが施術を受けていて影響を受けるケースもあります。友だちからすすめられると、美容整形や脱毛がとても身近に感じられるでしょう。

憧れ・推しに近づきたい

近年はアイドルが低年齢化しており、同年代の子どもがキラキラと輝いている姿を見て「私も!」と、美容整形や脱毛を希望する子どももいます。

見た目のコンプレックス

見た目にコンプレックスを抱いている、見た目を原因にいじめや嫌がらせを受けた、などの理由で美容整形や脱毛を考えるケースもあります。

子どもが美容整形や脱毛をするデメリットはあるの?

小学生や中学生、高校生の子どもが美容整形や脱毛をする場合、どのようなデメリットがあるのでしょう。

体が成長期の途上にある

子どもは大人と比べるとまだまだ身体が変わる段階にいます。骨が成長していけば、顔つきも変わってくるでしょう。本人が美容整形を希望していても、「まだ成長期で骨格への影響がある」と、病院から断られることもあります。脱毛も、子どもの肌は薄く敏感であることが多いことから、施術による肌トラブルのリスクが挙げられます。

本心とは限らない

子ども本人が「整形したい」と言ったとしても、それが心の底からの希望とは限りません。友だちに合わせていたり、流行に流されて一時的な感情で整形に興味を持っている場合も考えられます

子どもの美容整形や脱毛では、親の強いすすめから施術を受けるケースも。子ども本人が望んでいるとは限らず、後々に本人が強い後悔を抱いたり、親への不信感に悩まされることがあります。

美容整形や脱毛に興味を持つ子どもへの接し方

子どもが美容整形や脱毛に興味を持っているとき、親はどのように接するのがよいのでしょう。親子の関係性や子ども本人の個性もありますので唯一の正解はありませんが、下記のポイントを参考にしてみてくださいね。

理由を聞く

「子どもが美容整形なんてダメに決まってる!」と拒否反応を示したり、頭ごなしに叱るのはおすすめできません。子どもなりに理由があって親に相談しています。まずは子どもが何を考えているのかを理解するために、話を遮らずに聞きましょう

悩みに寄り添う

子どもの「美容整形を受けたい」「脱毛したい」という希望には、実は深い悩みが隠れていることもあります。その悩みに寄り添って力になるためには、理由を聞くことが大切です。

たとえば、見た目について揶揄されたことをきっかけに美容整形や脱毛を考えるようになった場合、根本的な原因が施術によって解決されるとは限りません。美容整形や脱毛の話を「良い or 悪い」だけで終わらせるのではなく、子どもに寄り添ってくださいね。

愛情を伝える

美容整形や脱毛を希望する子どもの中には、コンプレックスに苦しんでいることが少なくありません。あるいは、アイデンティティがまだしっかりと確立しておらず、友だちや流行の影響で揺らいでいる状態なのかもしれません。

そうした不安定な状態にいる子どもには、「今のあなたのことが大好きだよ」「〇〇はそう思っているんだね。でもママは〇〇の顔がすごく好き!」など、子どもへの愛情をぜひ伝えてください

手術・施術のリスクを教える

子どもの場合、美容整形や脱毛に関するリスクを十分に理解していないことも。「周りの友だちはやってるもん」「広告でよく見るけど、難しくなさそう」など、手術や施術をカジュアルに捉えすぎな傾向も少なくありません。そのまま希望を叶えて施術を受けさせても、後悔や健康上のリスクを招く可能性が高いため要注意。大人として、正しい情報を冷静に教えるのが安心です。

強い希望がある場合、一緒に受診する

美容整形や脱毛をしたいという子どもの希望と親の考えが一致しないこともあるでしょう。話が平行線になって親子関係にもヒビが入りそうな場合、美容整形外科でカウンセリングを受けるのもおすすめです。専門医の視点から、子どもが施術を受けるリスクを説明してもらいつつ、子ども本人にも改めてしっかりと考える時間を与えましょう。

なお、カウンセリングは無料で受けられることが多いです。また、複数の医院でカウンセリングを受けることで、多角的な意見を聞くことができるでしょう。

おわりに:親子で美容整形や脱毛について話し合うなら、子どもに寄り添おう

美容整形や脱毛は子どもが施術を受けることにリスクが伴うことを、親子で理解するのが安心。子どもなりに悩みを抱えていることもありますので、寄り添って話を聞いてくださいね。

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