他人の恋人を略奪する、プロジェクトの手柄を奪うなど、他人の幸せや成功、素敵なところを欲しがっては奪う人もいますよね。他人のものを欲しがるトラブルメーカーが身近にいた場合、大切な人やものを守るためにどんな接し方をするのがよいのでしょう。
- この記事でわかること
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- 他人のものが良く見える人の危険性
- 略奪愛をしがちな人の特徴
- 欲しがりな人への上手な接し方
人のものを欲しがるタイプの特徴
他人の持ち物が良く見えたり、生き方をうらやましいと感じたりすることは不自然ではありません。ところが「私もそれが欲しい!」と、何かと人のものを欲しがるタイプの人もいます。
人のものを欲しがるタイプには、次のような特徴が見られます。
- 人のものを欲しがるタイプの特徴
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- 嫉妬しやすい
- 口癖は「うらやましい」「いいなぁ」「ズルいよ」
- 現状に満足していない
- 人の真似をしたがる
- 承認欲求が強い
- 比較癖がある
- マウンティングしがち
- 自分軸で生きていない
- 自己肯定感が低い
嫉妬心が強い
満たされている気持ちが小さく、嫉妬心が強いタイプは人のものが欲しくなる傾向が見られます。会話をしているとき、「うらやましい」「いいなぁ」「ズルいよ」という発言が多いタイプには要注意です。
負けたくないけど努力したくない
他人と自分を比較しがちなタイプ、マウンティングしがちなタイプも、人のものを欲しがるケースがあります。特に、「他人に負けたくないけど努力したくない」というタイプは、ライバルとみなした相手から何かを奪おうとすることも。
ゼロから努力することの大変さを知っているので、ライバルが手に入れたものを奪って楽をしようとする目論みです。
自分より他人が幸せに見える
自己肯定感が高く自分軸で生きている人は、むやみに他人のものや人生を欲しがりません。現状から幸せを見つけることが得意で、感謝の気持ちを忘れないのも特徴です。
つまり人のものを欲しがる人は、自己肯定感が低い、他人軸で生きている、という特徴が見られます。「本当に自分が欲しいものは何か」「自分が幸せになるために必要なものは何か」を見つけられていない可能性が高いでしょう。
【職場】評価を欲しがる人
人のものを欲しがる人は、仕事でもその特徴が出ることがあります。他人の成果や抜擢をうらやましがり、手柄を横取りしようとすることも……。
承認欲求が強いため褒め言葉は大歓迎ですが、他人からのフィードバックや助言、忠告には「どうして責めるような言葉を言うの?!」と過剰な反応を見せるタイプも少なくありません。
【恋愛】愛情やモテを欲しがる人
人のものを欲しがる人の中でもトラブルメーカーになりやすいのが、他人の恋人やパートナーを奪うタイプです。恋人略奪や不倫に陥りやすい人、サークルクラッシャーなどに多いでしょう。
シングルの人よりも、誰かに選ばれている人が魅力的に見えるタイプです。あるいは「あんなに大切にされてズルい!」と妬んだり、「私の方が魅力的なのに」とマウンティングすることも原因です。
【その他】SNSのいいねを欲しがる人
人のものを欲しがるタイプは、目に見える差に弱い傾向もあります。代表的なものがSNSの「いいね」や「フォロワー」の数です。自分よりも友人や同僚のいいねやフォロワーが多いと、ファッションや持ち物、メイク、お出かけの場所、交友関係を真似しようとします。
他人のものを欲しがる人への対処法と身の守り方
他人のものを欲しがる人が身近にいると、仕事面や恋愛面、さまざまなシーンでトラブルが起こりやすいのが悩みですよね。ターゲットにならないように、下記のことを意識してみるのが安心です。
プライベートなことは教えない
他人のものを欲しがる人にとって、何でも話してくれる人は格好のターゲットです。恋人を略奪するにしろ、持ち物を真似するにしろ、情報を与えすぎると隙を与えることになります。人をうらやましがる発言やマウンティング癖など、「あれ……?」と思う行動が見られる人にはプライベートなことを話し過ぎないように気をつけましょう。
SNSのアカウントは教えない
SNSを通して、あなたがどんな人間でどんなことをしている人なのかが筒抜けになってしまうことが少なくありません。人のものを欲しがるタイプは、ターゲットのSNSをチェックしていることが多いはず。違和感を覚える相手には、簡単にSNSのアカウントを教えないのが安心です。
自慢話をしない
自慢話は、人のものをほしがるタイプを刺激します。「そんなに素敵な恋人なんだ。私も欲しい」など、悪気のない自慢話が相手の欲望に火をつけることも……。特に、幸せな気分のときやテンションが上がっているときは話し過ぎに要注意です。
欲しがりな人を適度に褒める
欲しがりな人が同僚や友人の場合、上手にあしらうことも大切。人のものを欲しがるタイプの中には、承認欲求が強く自己肯定感が低い人がいます。または負けず嫌いが原因のケースもあるでしょう。こうしたタイプは、「認められたい」「褒められたい」「下に見られたくない」という欲求が根底にあるケースが少なくありません。そのため、適度に褒めながらコミュニケーションするのがおすすめですよ。
おわりに:大切な人やものを奪われないように予防線を張っておくと安心
嫉妬心や自己肯定感の低下など、他人のものが良く見える理由はさまざまです。ターゲットにされると大切な人やものが奪われてしまいますので、上手に距離感を保ってコミュニケーションするのが安心ですよ。
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