職場の同僚や後輩のサボり癖に困っている人はいませんか? この記事ではサボり癖がある人の特徴や上手な接し方、やる気を出してもらうためのコツなどを解説します。職場のチームワークを発揮するためにできることをチェックしていきましょう。
- この記事でわかること
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- サボり癖がある人の特徴や仕事の価値観
- 仕事のやる気を出してもらうポイント
- サボり癖がある人が抱えがちな悩み
- 職場の人間関係を良好に保つコツ
職場にいるサボり癖のある人の特徴
職場の同僚や後輩について、「あの人は仕事をサボっているかも…..」と感じることがあるかもしれません。働き方が多様化してきた昨今ではありますが、サボり癖のある人が身近にいると、モヤっとしたり怒りが湧いてくることも。
サボり癖がある人には、下記のような特徴が見られることがあります。
- サボり癖のある人の特徴
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- 集中力が続かない
- 飽きっぽい
- やりたくないことや難しいことは後回しにする
- モチベーションが下がっている
- 責任感が強くない
- 遅刻や欠勤が多い
- 一人で抱えている仕事が多い(周りと共有されていない)
- 仕事中にスマホをよくいじっている
- 仕事や職場への不満が多い
- 仕事のクオリティアップに関する意識が低い
- 仕事内容を理解できていない
- 締切を守ったり指示通りに動くのが苦手
- タイムマネジメント意識が低い
- 「自分は効率的に働いているだけ」と思っている
- 憎めないキャラをしている
- 「忘れていた」「間に合わなかった」ということが多い
- 言い訳がうまい
感情のコントロールができずに仕事をサボっている人もいれば、業務内容が会社に対する疑問や不満が原因となってサボり気味になっている人もいるでしょう。仕事中にスマホをいじることが多い人は、スマホ依存が原因かもしれません。
また、サボっているように見えて実は、仕事内容を理解できておらず悩んでいる可能性も考えられます。サボり癖があるように思われる人でも、その原因はさまざまなのです。
サボり癖のある人が引き起こす職場トラブル
サボり癖のある人の中でも、手を抜いて仕事をする人、遅刻や休憩時間を取りすぎの人、タイムマネジメントが苦手な人は、周囲に迷惑をかけることが多いです。というのも仕事を終わらせることができず、結局誰かのフォローが必要になるからです。フォローをしようと思っても間に合わず、トラブルを引き起こすこともあります。
- サボり癖のある人が原因で起きる職場トラブル
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- 仕事の不備やチェック漏れが起こる
- チーム内の他の人にシワ寄せがくる
- 周囲に不公平感を与え、職場の雰囲気が悪くなる
- その人自身のスキルアップにつながらない
- 会社の信頼度低下を招く
サボり癖のある人に仕事をしてもらうコツ
サボり癖のある同僚や後輩に仕事をしてもらうためにはコツがあります。サボり癖のある人に困っている場合は、下記のことを試してみましょう。
こまめに褒める・感謝する
サボり癖のある人は、自信を失っているせいで仕事と向き合えなくなっているケースがあります。モチベーションが下がっているために、サボりがちになっていることも。そうした場合は、周囲からのポジティブなリアクションがきっかけとなってサボり癖をやめられるケースがあります。
一度だけ褒めて終わりではなく、ちょっとしたことでもこまめに褒めたり、「ありがとう。あなたのおかげで仕事が助かる」など感謝の言葉を伝えてください。
会社や仕事について相談に乗る
会社や仕事に悩みや不満があることが原因でやる気が失われているケースもあります。こうしたときに誰にも話を聞いてもらえない状態が続くと、その人が社内で孤立するというおそれもあるため、相談に乗ることが大切です。
たとえば就業時間が体質と合わないことが原因で遅刻が多い場合、会社が裁量労働制などを採用しているケースでは、その人に合った働き方を発見できることがあります。あるいは業務内容がその人の適性と合っていないことが原因ということも考えられるでしょう。話を聞くことで、サボり癖のある人が抱えている悩みを解消できるかもしれません。
キャリアプランについて話し合う
サボり癖のある人は、仕事の目標設定がうまく行かずに仕事のやりがいが見つからないことが原因なこともあります。そうしたケースでは、キャリアプランや目標設定をサポートするという方法がおすすめです。
ただし目標が高すぎると挫折しやすくなるリスクがありますので、小さな目標をクリアしながら大きな目標に近づいていくようなプランを提案してみましょう。
契約内容や仕事内容を確認する
サボり癖がある人は、自分の契約内容や仕事内容をきちんと把握できていない可能性もあります。特に新人や若手社員、他業界から中途採用で入社してきた人などは、不慣れな環境に戸惑っていることも。
サボっていると決めつけるのではなく、困っていることがないか寄り添いつつ、不明点を一緒に確認していくのが安心ですよ。
業務の見える化を進める
サボっているように見える人は、その人がどんな仕事をしているのか周囲からよく見えていないことが原因のことがあります。仕事を一人で抱えがちな人、なんでも仕事を引き受けがちな人などは、一見すると仕事をきちんとしていないように見えるかもしれません。その場合は、その人の仕事を見える化するなどできるだけコミュニケーションを取っていきましょう。
サボっている人を上司にチクるのは悪いこと?
サボり癖のある人に困っている場合、仕事が捗らなかったり、フォローしなくてはいけなかったりすることも少なくありません。同僚や後輩が仕事をサボっている場合、上司にどのように相談するのがよいのでしょう。
サボり癖のある人が上司の仲が良い場合、チクったことであなたに対する評価が下がるおそれに注意が必要です。そのため「〇〇さんがサボっている!最低だ!!」というような、感情的な言い方は避けましょう。
「チームとしての仕事に影響するので、〇〇さんに仕事のスピードを上げてほしい」「クライアントからの信頼を高めたいので、〇〇さんにもっと仕事の質を上げてもらいたい」など、業務に影響があるため対策が必要だというような説明ができると安心です。
おわりに:サボり癖がある人は悩みを抱えているのかも!
職場のサボり癖がある人に悩んでいるときこそ、その人に寄り添ってみるのもおすすめ。一緒に仕事をする仲間とコミュニケーションを取りながら、良い人間関係を築いていきましょう。
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