家族や友人、同僚、知人の幸せを喜べないという人はいませんか?人の幸せそうな姿を見ていると、嫉妬心や劣等感、焦り、悔しさが湧いてくることも。この記事では他人の幸せを喜べない人の特徴やネガティブな感情が湧いたときの対処法などを解説します。
- この記事でわかること
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- 人の幸せを喜べない原因や心理状態
- 人の幸せを喜べない自分との向き合い方
- イライラしたときに気持ちを切り替える方法
- 蓄積したストレスを解消する溜めのポイント
他人の幸せを喜べない人セルフチェック
人の幸せを喜べなかったり祝うことができなかったりするときは、次のような心理状態に陥っている可能性があります。
- 他人の幸せを喜べない心理状態
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- 幸せな人と自分とを比較してしまい、劣等感を抱いてしまう
- 競争心が強く、幸せな人を見ると焦る
- 嫉妬心が強く、人が幸せな姿に我慢がならない
- 承認欲求が強く、自分ではなく人が褒められている状況が受け入れられない
- 自分に自信がなく、幸せな人を見ていると卑屈になってしまう
- 現在の自分に満足していない・充実感が小さい
- 完璧主義で、常に心が緊張している
- ストレスが蓄積している
他人の幸せを喜べない人の特徴や性格
「他人の幸せを素直に喜べない」ということは、不自然なことではありません。人の幸せを喜べないからといって、性格が悪いという結論を下すのはやめましょう。年齢や性別を問わず、自分以外の人の幸せを喜べないということはありえます。
たとえば下記のような他人の幸せを聞いても、喜ぶことができないことはあります。
- 素直に喜べない他人の幸せ
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- 友人や同僚の結婚・出産
- 同僚の出世や仕事の成功
- 友人や知人に宝くじ当選など臨時収入があった
- 元・恋人の結婚・出産 など
その人のことを好きであっても、幸せを喜べないことはあります。原因としては、その人への嫉妬が考えられます。あるいは、その人との人間関係が不仲であったり、以前に嫌味なことを言われた経験があったりすると、素直にお祝いすることが難しくなるでしょう。
他人の幸せを喜べないの人の性格って?
負けず嫌いや完璧主義など性格が影響していることもあります。たとえば自分と人を比べたがる比較癖がある人は、劣等感や嫉妬心を抱きやすく、他人の幸せを喜ぶことが難しくなります。
下記のような性格の人は、他人の幸せを喜べないことがあるでしょう。
- 他人の幸せを喜べない人の性格
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- 負けず嫌い
- 比較癖がある
- 嫉妬心が強い
- 劣等感・コンプレックスが強い
- 不安感が強い
- 人を見下して安心することがある
- 注目されるのが好き
- 完璧主義
性格を原因で他人の幸せを喜べない場合、少しずつ性格を変えていくことで、家族や友人、恋人の幸せをお祝いできるようになります。まずは、自分と向き合うことから始めましょう。
ストレスのせいで他人の幸せを喜べなくなることも
ストレスが蓄積していると心がネガティブな状態に傾いてしまい、人の幸せを喜んだりお祝いしたりするためのエネルギーが出てこないこともあります。
「どうして人の幸せをお祝いできないんだろう」と思ったら、趣味や旅行などでストレス解消をしてみたり、ゆっくり休息を取ってくださいね。
好きな人の幸せを喜べないのは当たり前の感情?
人の幸せを喜べないことがあっても不自然ではありません。ただし家族や恋人、友人など好きな人の幸せを喜べない場合はどうでしょう。この場合も、心の底から喜べないことがあっても「自分はおかしい」と思わなくて大丈夫です。
好きな人であっても、考え方や価値観、興味・関心を持つ対象は異なります。100%の共感は難しいものですし、好きな人に対して嫉妬心や競争心を抱くこともありえます。ただし好きな人に幸せなことがあった場合、言葉だけでも「おめでとう」と伝えましょう。
他人の幸せにイライラしたとき心を落ち着かせる対処法は?
人の幸せを喜べないだけでなく、イライラしてしまうという場合、心が疲れている可能性があります。イライラした感情が発生したときは、心を落ち着かせるための次の方法を試してみてください。
- イライラを落ち着かせる方法
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- ゆっくりと深呼吸する
- 心の中で6秒間数える
- ストレッチをして心身をリラックスさせる
- イライラの原因や対象から一旦離れる
- 温かい飲み物を飲む
- イライラの感情をノートに書き出す
- 誰かに話を聞いてもらう
また、相手との人間関係にヒビが生じている場合は、イライラなどネガティブな感情が湧いてくることがあります。イライラを抑えるためには、人間関係の修復が必要となるでしょう。
人の幸せを喜べない自分を変える方法
人の幸せを喜べないのは不自然なことではありませんが、ストレスが蓄積して心がSOSを出している可能性もあります。
人の幸せを喜べない自分を受け入れる
人の幸せを喜べないことに気が付いたら、まずはそのことを受け入れましょう。「人の幸せを喜べないなんて、自分は性格が悪い」と決めつけず、今の自分の心の状態と向き合ってください。どんなとき、どんな相手に対して特にそうした感情が湧くのかがわかってくると、対処法が見つかりやすくなります。
自分をしっかりと労わる
ストレスが原因で人の幸せを喜べなくなっている場合、自分自身を労わってあげることが大切です。
- 自分を労わる方法
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- 好きなものを食べる
- 恋人や友人、家族など好きな人と過ごす
- 仕事で休暇を取り、ゆっくりしたり趣味を楽しむ など
自分を労わって心の余裕を確保できると、人の幸せをすんなりと喜べるようになりますよ。
良質な睡眠をとる
睡眠不足に陥っていると、心のバランスが崩れやすくなります。睡眠時間がいつもより少なくなっている場合は、生活のスケジュールを調整して睡眠時間を確保しましょう。睡眠の質が低下していることも考えられます。寝つきが悪い、何度も目覚めてしまうという人は、寝具を見直したりアロマオイルを活用したりして、睡眠の質を上げてくださいね。
栄養バランスの取れた、おいしいごはんを食べる
好きな食べ物やおいしいごはんを食べると、ストレスが解消されることがありますよね。ただし栄養バランスが偏っていると、心身の不調を招くことがあります。ストレスが溜まっているからといって、好きなものばかり食べるのはおすすめできません。栄養バランスを整えつつ、自分に対していつもより少し甘めにして、好きな食べ物を食べるのが安心です。
「おめでとう!」というお祝いの言葉を笑顔で口にしてみる
「言霊」という言葉がありますよね。言葉には力があり、考え方や行動、物事の結果にも影響を及ぼすと考えられています。人の幸せを喜べないというときも、あえて「おめでとう!」と口にすることで、お祝いの気持ちが後から湧いてくることもあるでしょう。笑顔とセットでお祝いの言葉を口にするうちに、なんだかポジティブな気持ちになるということもありますよ。
おわりに:ストレスが原因で人の幸せを喜べないときは自分を労わろう
最近ストレスが溜まっているという人は、今回の記事を参考に自分を労わってみてくださいね。周囲の人や自分にとって大切な人に幸せが舞い込んだとき、素直に「おめでとう」を言えるように、自分自身を労わることを忘れずに過ごしましょう。
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