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【職場の困った人】最後まで話を聞かない人とのコミュニケーションの取り方

職場のコミュニケーション 人間関係の悩み
この記事は約5分で読めます。

仕事を円滑に進めたいのに、最後まで話を聞いてくれない人の対応に困っている人はいませんか? 時間を確保してもらえない、話を遮られるなど、会話が進まないときどのように接すればいいのでしょう。話を最後まで聞かない人の特徴やコミュニケーションのコツを紹介します。

この記事でわかること
  • 職場の人とのコミュニケーション改善のポイント
  • 仕事において意思疎通が重要な理由
  • 話を最後まで聞かない人への対処法
  • 「合理的配慮」が必要なケース

話を最後まで聞かない人の特徴や心理

仕事の大切な話をしたいのに、最後まで話を聞いてくれない人はいますよね。話を最後まで聞かない人には、次のような特徴が見られます。

話を最後まで聞かない人の特徴
  • せっかち
  • 多忙で余裕がない
  • 集中力が持続しない
  • 話を遮る
  • 勝手に話を要約し始める
  • 思い込みが強い
  • プライドが高い
  • 自分のペースを崩されたくない

せっかち or 忙しい

せっかちな性格の人は、人の話を最後まで聞くのが苦手なタイプも少なくありません。特に結論が見えない話、とりとめもない話を聞いていると、話を切り上げたい考える傾向が強くなるでしょう。

性格問わず、忙しいときは話を最後まで聞く余裕がないこともあります。仕事の締め切りが迫っている、育児のため帰る時間が決まっているなど、1分1秒でも惜しいと感じているタイミングです。

会話泥棒しがち

聞き役になるよりも、自分が話し手でい続けたいタイプも話を最後まで聞くのが苦手です。人が話をしていても、途中で会話を奪う「会話泥棒」になりやすいでしょう。

話を横取りする癖を直したい!会話泥棒を直すポイントとは
会話では聞き役よりも話し役になることが多い人は、もしかすると会話泥棒になっていませんか? この記事では会話泥棒の特徴や原因、人の話を聞けないことのデメリット、聞き上手になるためのポイントなどを紹介します。

イニシアチブを握りたい

会話の主導権は自分が握りたいというタイプも、会話のイニシアチブを渡しませんので、人の話を最後まで聞かない傾向が見られます。このタイプはプライドが高く、自分のペースを崩されるのを嫌います。仕事がデキるタイプ、効率を重視するタイプ、警戒心の強いタイプはこの傾向が強いといえます。

意思疎通がうまく行かないとこんなリスクが……!

話を最後まで聞かない人相手だと、意思疎通が捗りません。情報伝達のミスやコミュニケーションのトラブルが起こりやすくなるのが問題です。会話の途中で早とちりや誤解が生じ、「え?急ぎの仕事じゃないんでしょ?」「そんなこと言っていなかったじゃないか!」など、お互いの認識にズレが発生しがち。

特に、期日や金額に関する話はちょっとのズレが大きな問題を引き起こすことも。会社の損害や信頼問題にまで発展することがありますので、話を最後まで聞いてもらうことはとても重要です。

話を最後まで聞かない人と仕事をするときのコツ

話を最後まで聞かない人とコミュニケーションするときは、伝え方の工夫や準備をしておくと安心です。話を最後まで聞いてもらいたい、ポイントをしっかりと理解してほしい、という悩みを抱えている人は下記のことを試してみてくださいね。

話のトピックと結論を先に伝える

結論が見えない話し方をすると、相手は「何を言いたいんだろう」「優先順位が高くないのかも」と考え始めます。最後まで集中して話を聞いてもらうためにも、「何について話をする必要があるのか」「何をしてほしいのか」を先に伝えましょう

たとえば、「来週、〇〇についてのミーティングを開催することについて、あなたに担当してほしい業務があって、今から説明します」など、手短にこれから話す内容を要約して伝えます。このように導入部を設けてから詳細の説明に入ることで、相手が話を聞く心の準備を整えることができるでしょう。

「大切な話なので〇分ください!」と時間を伝える

忙しい人、話を遮る人、イニシアチブを握りたい人には、話の所要時間を伝えること、時間を作ってほしいとお願いをすることを意識してみてください。「これからの〇分を私に割いてくださいね」と交渉するイメージです。

もしも相手が忙しくて時間を確保できない場合は、スケジュールを聞いて話をするための時間を確保してもらったり、「メッセージやメールで説明する」と方法を変えたりするのもおすすめです。仕事上、話をする必要があることを伝えるのがポイントです。

メッセージやメモでも伝える

話を最後まで聞かない人は、対面でのコミュニケーションが苦手なタイプもいます。話を遮る人、プライドが高い人、自分のペースを崩されたくない人は、対面のコミュニケーションにおいて感情や行動をコントロールできず、相手への配慮に欠けることがあります。

一方で、メッセージやメモなど書面の連絡や情報共有であれば、落ち着いて情報をチェックすることができます。特にお金や期日の話は口頭だけの連絡では不安がつきもの。メッセージやメモにも残して、「言った・言わない」の水掛け論を避けましょう

2人だけで話をしない

話を最後まで聞かない人に重要な情報伝達をするときは、2人だけで話をするのではなく、冷静な第三者またはフォロー上手な第三者にも入ってもらいましょう。「そんな話、聞いた覚えがない!」と主張されたとしても、「〇〇さんがこの間説明してくれていましたよ」と味方になってくれるはず。リマインドなどで協力してもらえるように、根回しをしておくとさらに安心です。

発達障害が原因の場合は「合理的配慮」の工夫をしてみよう

話を最後まで聞かない人の中には、発達障害の特性が影響していることもあります。発達障害の特性は人それぞれではありますが、「職場の雑音が気になって話に集中できない」「光がまぶしくて疲れ切っている」など、感覚過敏が原因の人もいるでしょう。

その場合は、静かな会議室に場所を移してから会話をする、職場の明るさを調節するなどで解決に向かうケースも考えられます。特性について話し合いをしながら、適切な合理的配慮ができるかどうか会社で取り組んでいくことが求められますので、一人で背負い過ぎず職場全体でどんな工夫ができるか考えてくださいね。

おわりに:工夫を実践して職場の意思疎通を促そう!

最後まで話を聞かない人への接し方はいかがでしたか? 仕事では意思疎通がとても大切ですので、今回紹介した工夫を試してみてくださいね。

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