スキルアップや習い事を努力しているのに、思うように成果や手応えを得られないことがありますよね。頑張っているのに報われないのには理由があります。この記事では努力を実らせるためのコツなどを紹介します。
- この記事でわかること
-
- 頑張っているのに報われない人の特徴
- 長く続ければいいとは限らない理由
- 目標や期間の設定をするポイント
- 楽しく頑張り続けるためのコツ
努力が無駄に終わりやすい人の特徴とは?
時間やコストも費やして、スキルアップや自分磨きを頑張っている社会人は多いものですよね。ところが、努力の割には成果や手応えが得られない人も。頑張っているのに報われない、努力が実らないタイプの人には、次のような特徴が見られます。
- 努力が無駄に終わりやすい人の特徴
-
- すぐに結果を欲しがる
- やる気にむらがある
- なんとなく始めたり、なんとなく続けている
- 周囲の人がやっているのを真似している
- やりたいことがなくて焦っている
- 計画を立てるのが苦手
- 少しやっただけで満足する
- 熱しやすく冷めやすい
- 辛いことや思い通りにいかないとやる気がダウンする
- 人と自分を比べてしまう
- 自分のことを客観的に見ることが少ない
石の上にも三年を守れば報われるとは限らない!
日本のことわざに「石の上にも三年」という言葉があります。どんなに辛くても、辛抱して継続していると変化が起こる、という意味です。辛いからといって途中で諦めないことで努力が実る、という意味合いで使われることも多い言葉でしょう。
たしかに続けることで得られる経験や信頼もありますが、適材適所という考え方からすると、不向きなことなのに努力し続けても報われないこともあるでしょう。
特に習い事など義務でやっているわけではないものに関しては、楽しみが少なかったりストレスを感じたりしながら続けるよりは、もっと自分に合う何かや方法を探した方が良いことも。継続は確かに大切なことですが、そこにこだわり続けることが自分にとってどんな意味を持つのか考えることをおすすめします。
かといって三日坊主では得るものが少ない…
続けていさえすれば良いというわけではありませんが、かといって三日坊主ですぐに投げ出すのも考えもの。いわゆる飽きっぽい人や逃げ癖のある人は、物事の楽しみや達成感を味わうチャンスを逃しているかもしれません。
あれもこれもと手を出してみるものの何も続かない場合、初期投資のコストばかりがかかって努力が何も実らないという可能性があります。
努力を実らせるためにやるべきこと
スキルアップや習い事を頑張るならば、成果や達成感、「やってよかった」という満足感がほしいものですよね。努力を実らせるためにやるべきことを紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。
目標を設定する
スキルアップでも習い事でも、目標を設定するとメリハリが生まれ、練習にも身が入ります。英語のスキルアップなら「TOEIC700超え」、ダンスの習い事なら「ダンスの発表会に参加する!」などの目標を設定しましょう。
目標がないと、なんとなく続けているものの学んだことをすぐ忘れてしまったり、優先順位がどんどん下がっていったりすることがあります。
期間を設定する
自分が集中して頑張る期間を設定してみましょう。結果や成果を得るための期間である必要はありません。たとえば「三ヶ月頑張ってみて、どんな変化が生まれたか振り返る」など、ご自身のビフォーアフターを確認することで、目標の軌道修正もしやすくなります。
期間を定めることで、スキルアップや習い事が自分のやりたいことににマッチしているか振り返るきっかけにもなります。今後も継続するか、他のことにも目を向けてみるかを考えることも大切です。
スモールステップで目標に向かって頑張る
目標と期間を設定することの大切さをお伝えしました。長く努力を続けるポイントは、スモールステップで成長していくことです。難易度が高すぎる目標は挫折の原因となりますし、長すぎる期間設定では集中力が続きません。
大きな目標を設定したら、そこにたどり着くまでのプロセスに小さな目標をいくつも設定するイメージを持ちましょう。そうすることで、ご自身の変化や成長を実感しながら頑張り続けることができます。
思い切って休むことも大切
努力の継続は楽しいことばかりではありませんよね。モチベーションが下がっているのに無理して頑張ると、心身に負担を与えてしまいます。そうしたときはしっかりと休息を取ることも大切。
努力の継続は休息なしを意味するものではありません。こまめに心と体に取り入れていきましょう。
費用対効果を考えてみる
スキルアップや習い事にはお金や時間がかかります。コスト意識を高めることで、より効率的に計画を進める意義を自覚できます。「こんなにお金をかけていたのか…」「もっと時間を短縮すれば、他にもできることが増える」など、お金のかけ方、時間の組み立て方を見直すきっかけになりますよ。
仲間を作る
一人ではつい集中力散漫になってしまうという人は、仲間を作ると良い効果が生まれます。頑張る仲間に刺激され「自分も努力しよう!」と身が引き締まったり、「そういう勉強法もあるのか」など新しい気づきを得られます。
得たスキルや経験は活用する
努力がなかなか実らないのは、せっかく得たスキルを使わずにいるのが原因かもしれません。たとえば英語を習得しても、特に活用することがなければ努力が実った手応えを感じづらくなります。
おわりに:努力を実らせるために目標や計画を明確にしよう
頑張った分の手応えを感じたいなら、目標設定やコストの見直しなどをしてみるのがおすすめ。かといって高すぎる目標は禁物。スモールステップでこまめに振り返りをしていきましょう。
コメント